とある世界にて、一つのキャンプ地があった。そこには、同盟国『セイリア』の戦士達が次の戦闘に備えていた。
「小依殿!」
小依「何?またエルスタインの奴らの襲撃なの!?」
「いえ!もう間も無く、アカシックの戦士達がこのキャンプ地に辿り着くそうです!」
報告するセイリアの兵士の目の前には、天宮小依という巫女戦士がいた。彼女が元いた世界で黒の国による襲撃によって滅ぼされており、セイリアの騎士団に救出されて以降、巫女戦士として、そしてセイリアの戦士として、この同盟国に所属していた。
小依「アカシックの戦士…あまり聞いた事ないけど、どんな奴なのかはわからないわ…」
「報告によれば、奉仕国家の真の黒幕であり、闇の化身であるデュランや、ヴァンクラッドを裏から操ったダゴンの奴を倒したっていうらしいぜ。」
小依「デュランにダゴンを倒したって事は、期待出来そうね。」
小依はアカシックの戦士達を期待と不安を胸に抱く中、セイリア兵士が小依がいるキャンプ地に駆け込んで来た。
「小依殿!!またエルスタインの奴らが攻めて来ました!!」
小依「くっ!!こんな時に!現状は!?」
「ただいま、ジュウソルジャーが応戦しています!」
◇◆◇
キャンプ地より離れた場所では………!!
ジュウピンク「たああっ!!」
『バキ!!』
巫女兵「ぐああっ!!」
エルスタインの巫女兵を倒す桃色の戦士『ジュウピンク』。彼女もセイリア所属の戦士で、彼女の周りはジュウブルー、ジュウイエロー、そして新たにジュウブラックとジュウブラッドを加えた新生ジュウソルジャー達が、エルスタインの兵士達を撃退していた。
ジュウブラック「うぉらああああああッ!!!」
大剣で襲い来る巫女兵を一掃するジュウブラック。その背後には、新しくジュウソルジャーの戦士となったジュウブラッドがいた。
ジュウブラッド「腕がギッチリ上がっているな。ブラック。」
ジュウブラック「んな事言われなくてもわかってるよブラッド。それよりも…!!」
ジュウブラックとブラッドにはピンク、ブルー、そしてイエローが集い、ジュウソルジャーの周りには、エルスタインの兵士達やシスター達や巫女達に包囲されていた。
ジュウブラッド「コイツは流石のオレでも無理があるぜ…!!」
ジュウイエロー「マジで疲れるんだけど…!!」
窮地に立たれたジュウソルジャー。だが次の瞬間!!
ガレオン「どっせぇぇぇぇぇぇいッ!!!!!!!」
『ズッドォォォォォォォォォォンッ!!!!!!!』
上空にガレオンが戦鎚で地面へ叩きつけ、その衝撃でエルスタインの兵士達を吹き飛ばした。
ジュウピンク「あっ…え…う…」
ジュウピンクは、突然起きた事を見て硬直していた。
ジュウブルー「さっきの攻撃で…大勢の敵が…!」
ガレオン「何固まっとるねんお嬢ちゃんやら!!まだ敵が来るで!!」
ガレオンの掛け声によって、ジュウソルジャー達は我に帰り、再び戦闘態勢を取り、彼らの側や周りにリリィ達が現れた。
ジュウピンク「彼らがアカシックの戦士達!?」
ジュウイエロー「姫騎士にロボットに、更には海賊…なんでもアリなの!?」
ジュウブラッド「援軍の到来か…コイツは激アツな展開だな!!行くぜ!!お前ら!!!」
ジュウソルジャー「ああっ!!」
ジュウブラッドの掛け声により、ジュウソルジャーはリリィ達と共にエルスタインの軍隊に立ち向かった。エルスタインの軍隊に立ち向かうジュウソルジャー達は、正に襲い来る獲物に立ち向かうビーストの姿の様だった。