※この作品はR-18です。

Lily EP3 ~戦慄のエルスタイン~   作:YU-GO

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ここから先は、各視点での話となります。

Side”H”は日菜。

Side”L”はリリィ。

Side”A”はガレオン達アカシック。

そして、Side”J”はジュウソルジャー

と、なっています。

日菜がクソデカい程の思いが香奈子を救うッ!!!


魔空間での死闘
第二十一話-side”H” ~姉妹喧嘩~


日菜とドリータ、そして香奈子がいる魔空間では、エクセレント女学園の運動場と酷似した魔空間で、熾烈なスタンド使い同士の戦闘が繰り広げていた。

 

『ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴッ!!』

 

日菜「いやあぁ!!」

 

日菜はギア・ブレイカーのラッシュ攻撃を受け、転がった。

 

香奈子「どうした?私を殺すんじゃなかったか?」

 

日菜「お姉ちゃん…目を覚まして!!」

 

日菜はギア・グラップラーを具現化させ、香奈子を殴りつけようとするが、ギア・ブレイカーがその攻撃を防ぎ、裏拳でギア・グラップラーの顔面にヒットした。

 

『バキッ!!』

 

日菜「ごふっ!」

 

ドリータ「日菜!!じゃが!肉弾戦はこっちもおる!!」

 

ドリータが怒涛のラッシュ攻撃でギア・ブレイカーを攻撃した。

 

香奈子「目障りな者だな。散れッ!!」

 

ブレイカー「オラァ!!」

 

『ドゴッ!!!』

 

ドリータ「ごふぁ!?」

 

ギア・ブレイカーのストレートパンチを受けたドリータは吹き飛ばされ、場外から吹き飛ばされたその時だった。

 

『バリバリバリバリッ!!!』

 

ドリータ/ルー「ぎゃあああああっ!!?」

 

ドリータはこのエクセレント女学園内に貼られた感電フェンスによって感電ダメージを負った。

 

日菜「ドリータさん!!今のは一体!?」

 

学園長(?)「おっと、どうやら場外アウトは許されないデスマッチだった事を忘れていたな。」

 

日菜「それって…!!」

 

日菜はドリータが感電フェンスによって感電ダメージを受けた事に関して理解した。このエクセレント女学園内では感電ダメージのあるドーム状の感電フェンスが貼られており、この学園から逃げ出す事は出来ないという。つまり、どちらかくたばるまでの完全デスマッチである。

 

日菜「今吹き飛ばされて、あのフェンスに当たったら…!」

 

ブレイカー「オラオラオラァ!!」

 

『ドゴドゴドゴッ!!』

 

日菜(いや、今は目の前の戦闘へ集中するだけ…!!)

 

日菜はギア・ブレイカーの攻撃を瞬時に躱し、ギア・グラップラーの回し蹴りがギア・ブレイカーの腹部にヒットする。

 

香奈子「ぐっ!!舐めるなぁ!!!」

 

ギア・ブレイカー「オラオラオラオラオラオラオラオラッ!!!」

 

ギア・グラップラー「ドララララララララララララララララッ!!!」

 

『ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴッ!!!!』

 

ギア・ブレイカーとギア・グラップラーのラッシュ戦が繰り広げ、日菜はそのラッシュ戦に掻い潜り、香奈子の胸元を掴んだ。

 

香奈子「は、離せ!!小娘ッ!!!」

 

香奈子は日菜を振り解こうとした。

 

日菜「離さないッ!!お姉ちゃんの中にいる悪い奴を取り払いたいのっ!!!」

 

香奈子「貴様が知る姉はもうとっくに死んだ!!今の私の中でな!!」

 

日菜「五月蝿いッ!!そんなの嘘だっ!!!!お姉ちゃんは今でも助けを呼んでいるの!!『私を助けて』って!!!」

 

ブレイカー「オラァ!!」

 

『ドゴォ!!!』

 

グラップラー「グアアッ!!」

 

日菜「ごおっ!!!」

 

ギア・ブレイカーの拳がギア・グラップラーの頬を殴りつけ、それと同時に日菜も頬に殴りつけられた。だが日菜は香奈子の胸元を強く握り、ギア・グラップラーも日菜と同じ様にギア・ブレイカーの胸元を強く握った。

 

香奈子「離せと言っている!!それすらも知らないのか!?この戯けッ!!!」

 

日菜「知らない!!!こうやってするのよっ!!!!」

 

『ガツゥゥゥゥゥン!!!!』

 

日菜は香奈子の額を頭突きでかました。

 

香奈子「ぐうっ!!!!」

 

日菜の頭突きによって香奈子は怯んだ。そしてギア・グラップラーはギア・ブレイカーを怒涛の連続突きでお見舞いした。

 

日菜「お姉ちゃん!!!かなり痛いけど!お姉ちゃんの中にいる悪い奴が、お姉ちゃんから出て行くまで!!私はッ!!!殴るのを辞めないッ!!!!!」

 

香奈子「こ、こんなクソガキにぃぃぃ!!!」

 

◇◆◇

 

ルー「ドリータ…大丈夫?」

 

ドリータ「た、多少は大丈夫…じゃが、身体が痺れる…!!」

 

ドリータは先程の感電フェンスによる感電ダメージにより、身体が痺れて言う事が聞かなくなっていた。なんとか根性で踏ん張ろうとするも、足腰はガクガクと震えており、身体は痺れて思うがままに動きづらかった。

 

ドリータ「じゃが…日菜の奴…香奈子とやらを取り戻そうとしておる…!!」

 

ルー『ボクたちはその様子を見据えるしか出来ないのかな…?』

 

◇◆◇

 

香奈子「ぜぇ…ぜぇ…!!」

 

日菜「はぁ…はぁ…!!」

 

二人の制服はボロボロで、傷が酷く目立っていた。

 

日菜「お姉ちゃん…もう観念して元に戻って…!!」

 

香奈子「またそんな事を…いちいち聞き飽きたわ…!!」

 

香奈子はギア・ブレイカーを具現化させ、日菜にとどめを刺そうとしたが、日菜はその攻撃をギア・グラップラーで弾き返し、香奈子を全力で抱きついた。

 

すると日菜の首元に飾っていた首飾りが強く輝き出し、その光は香奈子を巻き込んだ。

 

◇◆◇

 

日菜「はっ!!」

 

眩い光に包まれた日菜が目を開けると、そこは教室だった。そして目の前には、全裸の状態で荊に拘束された香奈子の姿があった。

 

日菜「お姉ちゃん…今、助けるから…!!」

 

日菜は香奈子を解放しようとするが、そこに謎の女が現れる。

 

「しぶといクソガキがっ!!」

 

『ドゴッ!!』

 

日菜「がふっ!!」

 

女が日菜を殴り倒し、日菜の首を掴んだ。

 

「あたしはコイツ無しでは生きられないの!!ここであんたの様な女狐は今すぐに殺してやるっ!!」

 

日菜「ぐっ、がっ、あぁ…!!」

 

日菜は謎の女によって首を絞められていた。だが謎の女の背後にいた香奈子が覚醒し、ギア・ブレイカーを具現化させ、日菜を締め殺そうとした女を殴りつけた。

 

「ぐはっ!?何故だッ!?」

 

香奈子「私の妹に…手を出すんじゃ無いわよッ!!!」

 

ギア・ブレイカー「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!!!」

 

『ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴッ!!!!!』

 

「ギャアアアアアアアアアッ!!!!!」

 

◇◆◇

 

「な…無事か…!!」

 

日菜「うっ…うぅ?」

 

日菜はゆっくりと目を開けると、ドリータがいた。

 

ドリータ「おぉ!!心配したぞ!!香奈子も無事じゃ!!」

 

日菜は上半身を起こすと、香奈子も上半身を起こした。

 

香奈子「痛っっったぁ…!」

 

日菜「あ、ああ…お姉ちゃん…!!」

 

『だきっ!!』

 

香奈子「うぎゃあああっ!!?痛たたたたッ!!?」

 

日菜「お姉ちゃんっ!!良かった!!戻ってきて!!!」

 

日菜はワンワンと号泣しながら香奈子を強く抱きしめた。

 

香奈子「ひ、日菜ッ!!ギブ!ギブ!!一旦離して!!!」

 

ドリータ「お主ら傷だらけで再開したのは良いが、後はお主の始末じゃな。」

 

ドリータはモニターに映る学園長を強く睨み、それと同時に日菜と香奈子も学園長を睨んだ。

 

学園長「ど、どう言う事だぁ!!?本日のメインディッシュである姉妹喧嘩が、こんなくだらない奇跡で両者が生きているとは、何かの間違いだぁ!!本来シナリオ通りにどっちかの姉妹がくたばるはずだぁ!!!」

 

ドリータ「五月蝿いのう…とっととアイツをぶちのめすぞ!!」

 

学園長「……………(ニヤリ)」

 

取り乱していた学園長は不適な笑みを浮かべ、モニターがブツリと切れ、エクセレント女学園に崩壊が始まった。

 

ドリータ「って、コラァァァァァァッ!!!逃げるんじゃないぞぉぉぉぉぉ!!!この、卑怯者ッ!!!!!!!」

 

香奈子「急いで…早くここから出ないと…!!」

 

???「テレポート!!」

 

するとどこから何者かの声により、日菜達はテレポートされ、魔空間は崩壊していった。




次回、カオスまみれのすごろく!!?
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