※この作品はR-18です。

Lily EP3 ~戦慄のエルスタイン~   作:YU-GO

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第二十二話~Side”A” Side”J” ~波瀾万丈のすごろく魔空間・隠された真実~

ニャルラトポテプ「君達にはね、この魔空間の中ですごろくを挑戦してくれないかな?」

 

一同「はぁ?????」

 

ニャルラトポテプの提案を聞いたガレオン達は、思わず「はぁ?」と言い返した。

 

カレン「すごろくって…今目の前にあるマス目をこのサイコロで進めって事?」

 

ニャルラトポテプ「すごろくのルールを知っていたよろしいっ!!特に緑色のマスはミニゲームマスで、何が出るかはお・た・の・し・みっ❤️」

 

ニャルラトポテプは指を鳴らす同時にウィンクしたが、空洞の顔ではウィンクしてるのかは分からなかった。

 

ガレオン「ちょい待ちやニャルラトさんよぉ。まさか碌でもあらへん理不尽な物でも仕組まれているんちゃうかーーーー。」

 

カレン「それっ!!」

 

カレンは思い切りサイコロを投げた。

 

ガレオン「って、ちょい待ちやカレンはん!!何呑気にやっとんねん!?」

 

カレン「え?あ、ごめんね。つい…。」

 

ガレオン「『つい』ちゃうやろ!?」

 

しかしサイコロの目は6目だった。

 

クラリス「凄いよカレンお姉ちゃん!!6が出たよ!」

 

メノウ「『凄いよ』じゃねえだろッ!?」

 

ニャルラトポテプ「では、楽しんじゃってね〜♪」

 

ニャルラトポテプはそう言うとワープした。

 

メノウ「おいっ!!待ちやがれ!!!」

 

するとメノウ達は光のボールに包まれ、ボールはポヨンポヨンとマスの上を跳ねながら進んだ。

 

クラリス「1、2、3、4、5、6ッ!!」

 

メノウ「ク、クラリスッ!!遊んでる場合かッ!!」

 

6マス進み、止まったマスはミニゲームマスだった。すると上のモニターが映し出された。

 

アイリス「『ボコボコゴブリンバスター』…『1000体撃破でクリア』?」

 

ガレオン達は転送され、彼らは手元に何かを持っていた。

 

 

ガレオン「……………って、これなんやぁ!?でっかいハンマーかいなぁ!!つうか、ここどこやねん!?この広い空洞はぁ!?」

 

ガレオン達がいたのは、余りにも広すぎる空洞の中だった。

 

ニャルラトポテプ「『ボコボコゴブリンバスター』!!1000体倒せばクリアだよん♪特に、お嬢ちゃんらは気をつけてね♪」

 

メノウ「お嬢ちゃんらって、クラリス達を犯す気満々だろ!?」

 

ニャルラトポテプ「ではゲームスタートッ!!!」

 

一同「ッ!!!!」

 

空洞にある穴から、無数のゴブリンやオーク達が現れた。奴らはクラリスやルカ、アイリスにカレンを犯す気満々の発情中の最悪な状態だった。

 

カレン「ゴブリンの他にオークまでも混じってるわよっ!!」

 

ガレオン「お嬢ちゃんら!!俺らから離れんなッ!!」

 

クラリス「ひいいいっ!!」

 

バルト「……………。」

 

バルトとルカは手に持っていたハンマーでゴブリン共やオークどもを撲殺した。

 

『バキッ!ボカッ!!ドゴォ!!!』

 

ルカ「とにかく倒せ!!あの時みたいにやられる前に、やってしまえば、身の安全よ!!」

 

メノウ「要するにやられる前にやる…!!」

 

クラリス「よぉ〜し!私も!!」

 

ガレオン「ほなこっちも行きまっせ!!出てこいやぁ!!変態どもがっ!!!」

 

テオ「……………!!」

 

ヴァンクラッド『前方から来る様だぜ!!』

 

ヴァンクラッドが言った通り、前方の穴から無数のゴブリンやオーク達が一斉に飛び掛かってきた。

 

カレン/アイリス「多すぎッ!!!!!」

 

ガレオン「おっしゃあ!!!血祭りじゃああああッ!!!」

 

ガレオン達は巨大ハンマーでゴブリンやオークの大群に立ち向かった。

 

◇◆◇

 

時と同じくして、ジュウソルジャー達は、何も変哲の無い魔空間の中にいた。

 

ブラック「この魔空間はなんだ?」

 

ピンク「無機質な背景…。」

 

ブラッド「何が来るらしいなぁ…!!」

 

ジュウソルジャー達は警戒しながら魔空間の中へ進んでいくと、目の前に謎の人が現れた。

 

???「よくここまで来てくれたね。ジュウソルジャーのみんな。」

 

ブルー「貴様は誰だ!?」

 

イエロー「エリーゼの仲間なの!?」

 

???「おっと、武器を締まってくれよ失礼なレディ達よ。自己紹介がまだだろう?」

 

ブラッド「じゃあテメェは誰なんだ!?」

 

???「前よりも随分荒っぽくなったねぇ。『別世界の『朝陽君』。」

 

ブラック「『別世界の朝陽君』…!?」

 

ジュウブラックは謎の少年から発した『別世界の朝陽』の言葉に突っかかった。

 

ブラック「おい、今さっき、ブラッドの事を『別世界のオレ』って言ったよな?どう言う意味だ?」

 

???「だからぁ!!自己紹介するから待ってくれないか???僕は赤尾健太。あの赤尾斗馬の弟なんだ。」

 

ブラッド「はっ???あのクソ赤の弟だぁ?」

 

イエロー「アイツ、弟がいたのね…!」

 

健太「まぁ要するに、僕は兄よりも優れる弟で、ジュウレッド候補にもなり得た存在さ。まぁ、あのクソ兄の様に絶倫では無いけどねぇ。」

 

健太は余裕のある態度を取りながら指を振った。

 

健太「僕はクソ兄の斗馬の様には甘く無い。それに、斗馬の方が生ぬるい程甘いよ。」

 

ブラッド「なんだよコイツ…やけにムカつくぜ…!!」

 

ピンク「…………………。」

 

ブルー「ピンク、どうしたんだ?言いたそうで言えない顔をして、何か隠してるのか?」

 

ピンク「い、いえ…ブラック…。」

 

ブラック「なんだ?ピンク。」

 

ピンク「健太っていう奴が言った事は正しいの…ブラッド君…『別の世界線の蒼宮朝陽くん』なの…。」

 

ブラック「え………今、なんで言ったんだ…?」

 

ピンク「ブラッド…もしかすると………『私達が斗馬や安治くんなどに寝取られて、全てを奪われて、ブリードの最強幹部となった朝陽くん』…………なの………。」

 

ブラック「ブラッドが、もう一人のオレ!?」

 

イエロー「ブラック!!騙されんな!!そんなの存在しなーーー」

 

ブラッド「そうだ。オレが、もう一人の蒼宮朝陽で、基本世界の蒼宮朝陽なんだ。」

 

イエロー/ブルー「なっ!!!?」

 

健太「あーあ。僕が余計な事を言っちゃったから、ここで本当の事を言っちゃったか。ま、良いけどね♪」

 

ジュウピンクとジュウブラッドが言った言葉により、この魔空間の空気が一気に寒気が走った。




赤尾健太
赤尾斗馬の弟。兄である斗馬と比べると、絶倫に関しては全く興味が無く、ただ己の野心の為に行動する野心家。本来はジュウレッド候補の戦士であったが、兄がジュウレッドに選ばれた時からプランを変更し、エリーゼとの出会いにより彼女と強力する。

生物兵器達を生み出した張本人で、天才故に傲慢な心を持っている。そのタチ悪さは、兄よりもタチ悪い(本人曰く、『兄よりも優れる弟』)。

次回、ブラッドの過去。
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