※この作品はR-18です。

Lily EP3 ~戦慄のエルスタイン~   作:YU-GO

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日菜、キレた!!


第二十七話-Side”H” ~鉄拳連裁!!~

エクセレント女学園型の魔空間にて、香奈子を取り戻した日菜とドリータは、崩れ落ちてゆく魔空間の中で、何者かの手によってテレポートされ、脱出した。

 

ドリータ「まさか…お主がテレポートを持っておったとは…(汗)」

 

ドロシー「全くよ。それに、日菜ちゃんと香奈子ちゃん、貴方あの魔空間の中で壮絶な姉妹喧嘩を起こした模様ね…。」

 

日菜「だ、だって…あのモニターに映っていた彼奴が…。」

 

香奈子「日菜をボロボロにしたのは私の方よ。ごめんなさい…。」

 

日菜と香奈子はドロシーによって回復魔法で治療されており、姉妹の傷はみるみると治っていった。

 

日菜「ありがとうございます…。」

 

ドロシー「どういたしまして。そ・れ・に。私はコイツを何としても捉えたわ。」

 

ドロシーはある方角へ親指で指差すと、そこに魔法の鎖でぐるぐる巻きにされた男がいた。

 

ドリータ「あ、彼奴ッ!!日菜と香奈子の父親じゃ!!」

 

香奈子「何故アイツが…ドロシーさんでしたっけ…?どうやって捕えたのですか?(汗)」

 

ドロシー「そうね。簡易的に言うとね…。」

 

◇◆◇

 

ドロシー「なんとかあのエリーゼっていう闇の化身から掻い潜れたようね。」

 

ドロシーは単独でエルスタイン王国の中へ潜入し、城内を探索していた。

 

ドロシー「ドリータちゃんや日菜ちゃん、それにリリィ達もこの城の中に潜入出来たのかしら…心配だわ。」

 

ドロシーはリリィ達の行方を心配しながらも感知力を生かしてトラップや魔法陣トラップなどを回避していた。

 

ドロシー「罠塗れね…あら?」

 

ドロシーの目の前に逃げている男を見つけた。

 

ドロシー「エルスタインでのまともな人…いや、どう見ても敵意や悪意が感じるわね…。」

 

◇◆◇

 

ドロシー「それで、私の魔術でコテンパンにして、後は鎖でぐるぐる巻きにしたのよ。」

 

ドリータ「呆気ないのう…(汗)」

 

学園長(?)「おいコラてめぇ!!さっさとコイツを解いてくれっ!!」

 

ドロシー「それより私はね、あの男について色々と調べておいたわよ。」

 

香奈子「ど、どんな物が…!?」

 

ドロシー「調べた所、この人、Dr.スタンドっていう奴なの。香奈子ちゃん達を犯したあの少年から授けた謎の人物とは関係があってね。彼はその人物と共に時止めとスタンド使いを生み出す『スタンドの元』を利用し、かのスタンド『スタープラチナ』、或いは『ザ・ワールド』を人工的に生み出そうとした奴なのよ。」

 

Dr.スタンド「何勝手に俺の個人情報を暴露してんだぁ!?」

 

ドロシー「更に話を続けると、あの人は自分の息子を悪用し、スタンド使いを増やそうとした計画を立てていたのよ。」

 

香奈子「まさか…エクセレント女学園で起きたその強姦事件を利用し、スタンド使いという者を増やそうと…!!」

 

Dr.スタンド「あぁ…そうだ…俺の餓鬼がそれすらも知らねえままエクセレント女学園の女どもを犯して、呪われたっていうバカな奴だ。因みに、スタンドの元でスタンド使いと化したのは橘姉妹…ただ2人だ!!」

 

ドロシー「そうね。でも日菜ちゃんのスタンドのギア・グラップラーと、香奈子ちゃんのスタンドのギア・ブレイカー。2人のスタンドには本来、時止め能力を得たスタンドだったけど、残念ながらその能力は得られずに失敗に終わったわね。」

 

ドリータ「と、時止めって文字通り時が止まる事なのかぁ!?」

 

Dr.スタンド「そう言う事だ。だが、餓鬼が余計な事をしやがったから、時止め能力は失敗に終わった…!!アイツが余計な事をしていなかったら、俺の計画は完璧だった筈だ…!!!」

 

Dr.スタンドはその計画を最後の最後で失敗に終わった事を思い出したのか、頭を掻き始め、歯軋りをしながら日菜達を睨む付ける。

 

香奈子「アンタ…よくも私の人生を狂わせた様ね…!!」

 

Dr.スタンド「はっ!!恨むのであれば俺ではなく、アイツを恨め!!テメェらを時止めの中で強姦させたあのクソガキになっ!!!」

 

香奈子「ッ!!!」

 

香奈子はギア・ブレイカーを具現化させた。

 

Dr.スタンド「テメェの様なメスガキが、このDr.スタンド様に敵うとでもぉ?俺のスタンドはてめぇのスタンドよりも優れてーーーーー」

 

『ドゴォ!!!』

 

Dr.スタンド「ぶへらぁ!?」

 

突如ギア・グラップラーがDr.スタンドを殴り飛ばし、ギア・グラップラーによって殴り飛ばされたDr.スタンドはズザァァァと仰け反った。

 

香奈子「日菜ァ!?」

 

日菜「………………。」

 

日菜の顔は静かな怒りが籠った顔をしており、ゆっくりとDr.スタンドの方へ近づいていた。

 

Dr.スタンド「てめぇ…父であるこの俺を殴り飛ばすとは、反抗期かぁ!?」

 

日菜「………………。」

 

Dr.スタンド「おい!聞いてんのか!?」

 

日菜「………………ギア・グラップラー。」

 

グラップラー『?』

 

日菜「……………やって。」

 

グラップラー『!!ドラァァァ!!!』

 

『ボコォ!!!』

 

Dr.スタンド「ごふぅ!?」

 

ギア・グラップラーの拳がDr.スタンドの腹を殴り、そのままラッシュへと移行した。

 

グラップラー『ドララララララララララララララララッ!!!』ドゴッ!!バギィ!!ドゴゴゴゴゴッ!!!

 

ドリータ/香奈子「……………。」

 

日菜の容赦の無い攻撃で、ドリータと香奈子は唖然としていた。

 

ドロシー「あら…日菜ちゃんブチギレの様ね…(汗)」

 

グラップラー『ドララララララララララララララララッ!!!!』ドゴゴゴゴゴッ!!バギィ!!ボガッ!!!バギャ!!!ドゴッ!!!

 

ギア・グラップラーがDr.スタンドをラッシュ攻撃をかましている中、日菜は香奈子達がいる方角へ振り向いた。

 

日菜「みんな、少しは手伝って。」

 

香奈子達「へっ???」

 

日菜「早く!!」

 

◇◆◇

 

Dr.スタンド「う、うぅ…?」

 

Dr.スタンドはさっきから何が起きたのかはわからなかったが、傷は完治されていた。

 

Dr.スタンド「なんで俺はここで…え!?」

 

彼の目の前には橘姉妹がいて、その隣にドロシーがいた。

 

ドロシー「知らなかったのかしら?さっきの日菜ちゃんのギア・グラップラーによるラッシュ攻撃で気絶していてね。そこで私が貴方を回復したのよ。その後わかるかしら?」

 

Dr.スタンド「………………なっ!!!」

 

Dr.スタンドは、その事を理解したのか、顔が真っ青に染まった。

 

香奈子「日菜、おかわりといっても良いの?」

 

日菜「………えぇ。」

 

日菜と香奈子はお互いスタンドを具現化させ、顔をDr.スタンドの顔へ近づけさせた。

 

Dr.スタンド「も、もしかしてオラオラですかぁぁぁ!!!?」

 

ドロシー「Yes、Yes、Yes、Oh may god。」

 

グラップラー「ドラララララララララララララララララララッ!!!!」

 

ブレイカー「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラッ!!!!!!」

 

『ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴッ!!!!!!ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!!!!!!!』

 

日菜/香奈子「裁くのはッ!!!私達のッ!!!!!スタンドだぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!!!!」

 

グラップラー/ブレイカー『ドラァァァァ!!!(オラァァァ!!!)』

 

『ボッコォォォォォン!!!!!』

 

橘姉妹のスタンドに思う存分ラッシュされたDr.スタンドは、壁に衝突し、そのまま生き絶えた。

 

ドロシー「後は閻魔様に裁かれる事よ。」

 

ドリータ「……………………」

 

その光景を見たドリータは、ポカーンとしたまま唖然としていた。




Dr.スタンド
出世も生い立ちも不明の男。スタンドを人工的に生み出す為の禁忌のアイテム『スタンドの元』を用いて、スタンド使いを増やそうとしていた。

日菜達を強姦した少年を悪用し、エクセレント女学園をスタンド使いへと変えようとした計画も行っていた犯歴を持つ。

どの道日菜達の人生を狂わせた奴で、その事を聞いた日菜の怒りの鉄拳制裁により、容赦無しのラッシュ攻撃により、呆気なく生き絶えた。

次回、アイリス大奮闘ッ!!!
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