リリィ/イリス「たああああああッ!!!」ズバッ!!ズビャッ!!ズババッ!!!
アンナ「ぐああっ!!!」
ジャック/ガルム「うおおおおおおっ!!!」ズババババババババッ!!!
ヴィンス「ぐおああああッ!!?」
リリィとジャック、そして2体の戦霊の連携攻撃により、アンナとヴィンスは徐々に押されていた。
アンナ「まだだ!!まだ私は倒れん!!この身、この命。全てはエルスタイン、そしてエリーゼ様の為に、私は倒れんのだッ!!!」
アリシア『グアアアアッ!!!!!』
アンナはアリシアの力を全力開放し、その姿は狂戦士そのものへと化してしまった。
ヴィンス「俺もだ…!!俺はかつての栄光を取り戻す為にッ!!!」
ヴィンスは闇の力を全力開放するが、その力に耐えきれず、大きな負担が掛かってしまった。
ヴィンス「がはっ!!な、何故だ…何故ここまで身体が耐えきれんのだ…!?」
ジャック「どうやらお前は黒の国の奴らによって、闇の力に無理矢理弄り回された副作用の様だな。」
ヴィンス「アイツらに弄り回された…!?ふざけるな…!!ふざけるなぁぁぁぁ!!!死ぬのはお前だぁぁぁぁぁッ!!!!!!」
ヴィンスはジャックを斬り掛かろうと飛び込み、ジャックはその攻撃をカウンターで弾き返し、反撃のラッシュ攻撃をヴィンスへかました。
ジャック「コイツで…The・endだッ!!!」ズバッ!!ズバッ!!バシュ!!バシュ!!!ズババババババババババババッ!!!!!!
ヴィンス「うぐああああああああああッ!!!!!?」
ジャックの必殺技により、ヴィンスはズタズタに斬り刻まれていった。
ヴィンス「神域級の剣技を持つこの俺が………!!あんなガラクタ如きにぃぃ…!!!」
ヴィンスはジャックによって打ち取られて死ぬと思いきや、彼はしぶとい闘志でなんとか一命を取り留めた。
ジャック「しぶてぇ悪人だな…!」
ヴィンス「ジャックゥゥ……貴様ァァァ!!!」
ヴィンスは狂気なる闘志でジャックに斬り掛かったその瞬間だった。
『ドグンッ!!!』
ヴィンス「がはっ!?」
強い鼓動を感じたヴィンス。その強い鼓動に反応したのか、突然倒れ込んだ。
ガルム『どう言う事だ?』
???「時間の様だな。ここは撤退するぞ。ヴィンス。」
ジャックの目の前には、ジャックと同じタイプの機械人形が現れ、意識を失ったヴィンスを抱えて闇の中へと消えて行った。
ジャック「俺と同じタイプの機械人形だったな…。」
ガルム『また何処かで会える気がするな…。』
◇◆◇
アンナ「……………。」
リリィ「勝負あったようね…。」
一方リリィは、アンナとの決闘を終えていた所だった。
アンナ「リ、リィ…。」
リリィ「え?」
瀕死に陥ったアンナは、リリィに向けてこう告げた。
アンナ「エリーゼ、様…いや………エリーゼ様が持つ………魔剣ソウルエッジを………止めてくれ………!!あの魔剣こそが………闇の化身だ………!!」
イリス『魔剣自体が闇の化身…!!』
アンナ「白百合の騎士リリィよ………魔剣を破壊し………我々エルスタインをこの苦痛から開放してくれ………!貴方が持つ………霊剣ソウルキャリバー………で……………!!」
アンナは最後の力を振り絞ったのか、そのまま静かに生き絶え、彼女の戦霊であるアリシアも生き絶え、光となって消滅して逝き、アンナも消滅し、紫色の光が宙に舞いて消えて行った。
リリィ「アンナ………貴方は本当はエリーゼを、ソウルエッジっていう魔剣を止めたかったのね…。」
イリス『リリィ、悲しんでる暇は無い。』
リリィ「わかっているわ。そのソウルエッジっていう闇の化身…この魔剣と対となるこのソウルキャリバーで断ち切って見せるわ。」
リリィはそう言って手元に持っているソウルキャリバーを強く見据えていた。
◇◆◇
エリーゼ「アンナとアリシアがリリィに敗れ、ヴィンスとやらは限界が来て撤退か…ふん。所詮は使い捨ての道具に過ぎん………。」
エリーゼは玉座から立ち、その背後に飾っていた魔剣ソウルエッジを手に取った。
エリーゼ「さぁ来いリリィよ。我が魔剣ソウルエッジで貴様の魂もろとも喰らい尽くしてやろう…!!」
エリーゼは魔剣ソウルエッジの力を使い、青く、そして黒く染まった鎧を纏い、異形な右腕を持つ暗黒騎士へと変貌した。その瞳は赤く光っており、リリィ達を立ちはだかっていた。