ニャルラトポテプ「ニャ………にゃにゃにゃにゃ…………ニャニャニャニャニャニャニャニャニャ…………!?」
ニャルラトポテプは思いがけない展開を直視し、パニックに陥っていた。それは目の前には、ガレオン達の他に、日菜も香奈子もドリータ、そしてドロシーまでもいた。特に彼はドロシーに関して、冷や汗を掻きながら困惑していた。
ニャルラトポテプ「ア………アイエェェェェェッ!!!?クトゥグア=サン、ナンデコンナ所ニィィィィィィィィン!!?」
ドロシー「やっと見つけたわよニャルラトポテプ。」
クラリス「え、えぇぇ?ドロシーさん、神様だったの???」
ガレオン「あのドロシーがまさかクトゥグアやったとはな………。」
◇◆◇◆◇◆◇
遡る事数時間前。Dr.スタンドを仕留めた日菜達は、ドロシーと共にあちこち探していた。
ドロシー「私の勘だと、どこかの魔空間にニャルラトポテプのバカがいる模様ね。」
ドロシーは炎を操って探知機の様にあらゆる方角で何かを探していた。
日菜「ドロシーさん、そのニャルラトポテプって?」
ドロシー「具体的に言えば、全てを嘲笑う邪悪な神様よ。私との関係は腐れ縁的な関係だけどね。」
ドリータ「むむ?もしやドロシーは神様なのか?」
ドロシー「そうね。私の名前にはクトゥグアという名前があってね。ドロシーっていう名前は仮の名前なの。」
日菜達「クトゥグア???」
『クトゥグア』という名前を聞いた日菜達は、ハテナが5つ分着いた。
クトゥグア「具体的に言えば、炎を司る神様よ。イフリートやアグニ、アレスやスルトと言った炎を操る神様や魔物もいるそうだけど、クトゥグアもその中の一人なの。」
ドリータ「な、なんかドロシー…いや、クトゥグアって怒らせたらヤバい奴じゃないか…?(ガクガク)」
日菜「そ、そうだよね…だって、神様なんだし…。」
香奈子「今の私は、その神様の後に着いていってるの…!?」
日菜達はドロシーがクトゥグアである事を知った時、身震いが襲ってきた。
クトゥグア「私とニャルラトポテプとの関係は、腐れ縁なの。特にニャルラトポテプが私の事を煽ってきたり、私の事を馬鹿にしてきてね。私が本気を出したらあのバカは真っ青になる程のへっぴり腰なのよ。」
『バチ、バチ…』
ドロシーごとクトゥグアが放つ火の玉が前よりも大きくなって来た。
クトゥグア「どうやらこの先の様ね。日菜ちゃん達…??」
クトゥグアは振り向くと、生まれたての子鹿の様にブルブルと震え出す日菜達がいた。
クトゥグア「ごめんなさいね…ニャルの事を思うと、どうしても…(汗)」
◇◆◇
日菜「この先にニャルラトポテプが…!」
クトゥグア「ニャルのバカの他に、貴方達の仲間の感知が反応するわ。」
香奈子「どうやってその魔空間へ…??」
クトゥグア「それは決まってるわ………。」
日菜達「………………………!!」
日菜達はクトゥグアが言い放つ言葉を身構えた。
クトゥグア「ラッシュで破壊して、突入する事よ。」
日菜達「……………へ???????」
◇◆◇◆◇◆
一方その頃…ガレオン達は…。
「びぇぇぇぇぇぇん!!!」
「怖かったよぉぉぉぉぉ!!!」
「ヌルヌルでグチャグチャで気持ち悪かったよぉぉぉ!!!」
ガレオン「だぁぁぁぁぁぁもうっ!!一斉に抱きつくなって!!!」
ガレオン達は先程の『SOS!!魔法少女危機一髪』で救出した全裸状態の魔法少女達に纏わりつかれていた。豊満な巨乳を持つ魔法少女や、貧乳な魔法少女に、膣から性液が溢れでる魔法少女。瞳の色が失ってもシクシクと涙を流す魔法少女などがいた。
「うええええん!!もうお嫁に行けないよぉぉぉぉ!!!」
「うわぁぁぁぁぁん!!!おっぱいから母乳が出てきて止まらないよぉぉぉぉぉぉ!!!」
アイリス「み、みんな!!落ち着いて!!」
バルト「みんなあの触手にトラウマを植え付けられているな…(汗)」
ルカ「呑気に言ってる場合ですか!?」
他にも苗床となってしまい、ボテ腹になった魔法少女や、そのボテ腹になった魔法少女にわんわんと泣きながら抱きつく魔法少女もいた。
メノウ「なんか触手に対する怒りが込み上がってくるぜ…!!」
クラリス「そうだ!!私もお兄ちゃんと同じで、悪い触手さんにも怒りが込み上がってくるよ!!」
テオ「それはそうなんだが、なんかこの空間、可笑しくなってないか???」
ニャルラトポテプ『よくお気づき!!!このすごろく魔空間は既にボクちゃんの領域なのさっ!!』
ガレオン達はニャルラトポテプを見ると、はっちゃけているニャルラトポテプがいた。
ガレオン「ニャルラトポテプゥゥ!!こんな幼いお嬢ちゃんらをトラウマを植え付けさせるとはいい度胸やなッ!!!!」
ニャルラトポテプ「おんやまぁ〜怖い怖い。ここはもう既にニャルちゃんワールドにハマっちゃってるのよねぇ〜ん♪」
ガレオン達「ニャルちゃんワールドォ???」
ガレオン達はニャルラトポテプが言った『ニャルちゃんワールド』に対してハテナが5つ分着いた。
ガレオン「あ、あれやろ!?『聖鼻毛領域』って奴やろぉ!?」
ニャルラトポテプ「ピンポンパンポンピンポンパンポンピンポンパンポン大正解ッ!!!ボクに相応しい超カオスな魔空間!!それが、このすごろく魔空間の本性って奴なのさぁぁぁぁ!!!(ヒューヒュー!!どんどん!!ぱふぱふ〜♪)」
ニャルラトポテプはラッパやクラッカーなどを取り出し、それらを鳴り始めた。
バルト「くっ…このニャルちゃんワールドって言う奴…カオスに満ちた空間だ…いくらなんでも俺たちは永遠にここで立ち往生って訳だ…!!」
テオ「それはつまり…予測不可能な事が起こり続ける事なのか!?」
メノウ「ガルルルルルル…!!」
メノウはニャルラトポテプのムカつく挑発や煽りに乗られたのか、唸り声を上げ始めた。
ルカ「メノウ!落ち着け!!」
メノウ「調子に乗るんじゃねえぞ!!この野郎があ!!!」
メノウは怒り任せでニャルラトポテプに飛び掛かった。
ニャルラトポテプ「あ〜らよっと♪」
ニャルラトポテプはデコピンでメノウを吹き飛ばし、ガレオン達がいる所へ戻された。
クラリス「お、お兄ちゃん!!」
メノウ「痛ってぇぇぇ…!!」
クラリス「お兄ちゃんのおでこにたんこぶが…!!」
ニャルラトポテプ「さぁ〜て、予測不可能なニャルちゃんワールド!!みんなカオスな渦に飲み込まれて、SAN値がパーっとなっちゃってねぇ〜♪ギャハのハーーーーーーーーッ!!!!」
……………
………………
………………………
ニャルラトポテプ「んん〜?」
ガレオン「な、なんや?」
ガレオン達とニャルラトポテプが今いるこの魔空間に、地震らしき物が起きていた。
バルト「声も聞こえるなぁ…。」
メノウ「ドラドラドラとオラオラが聞こえるぞ…!」
ルカ「段々と近づいてくるような…!!」
「この声………まさか!!」
一人の魔法少女がある方角を指し示す。
「あそこ!あそこから暖かい空気と声が聞こえるよ!!」
ニャルラトポテプ「何を言って…って、この暖かくても熱い空気…まさかっ!!!?」
ガレオン「ッ!!!お前ら!!身を抱えるんやッ!!!」
ガレオン達が身を抱えたその時、お城らしき建物からギア・ブレイカーとギア・グラップラーが現れ、その後に日菜達が現れた。
メノウ「城の門をぶち破って出てきたぞ!!」
ガレオン「日菜ぁぁぁぁぁ!!?何してんねん!?」
ニャルラトポテプ「ニャルちゃんワールドに新たな被験者………って、アイエェェェェェ!!?クトゥグア=サン!?」
ガレオン「クトゥグア!?どこにおんねん!?」
するとガレオン達の目の前に、日菜達が立っていた。
ガレオン「日菜…それにドリータにドロシー…なんでここに!?」
日菜「ガレオンおじさんの気配に感知して、ここに来たの!」
ドリータ「おうお主ら!!無事で何よりじゃな!!」
バルト「何より無事だ。それよりドロシーその姿は…!!」
バルトはドロシーの衣装が炎と思わせる衣装となっていた。
クトゥグア「やっと見つけたわよ。ニャルラトポテプのおバカさん。」
ニャルラトポテプ「ク、クトゥグア…」
ガレオン「って、ちょい待てよ。ドロシーの正体が、あのクトゥグアやったんか…って、ええぇ!!?」
ガレオンはドロシーの正体があのクトゥグアである事を知った時、電流が走っていた。
クトゥグア「全裸の魔法少女達、セイリアの魔法少女よね。そんな女の子達を全裸にさせて………覚悟は決まってるのかしら?」
クトゥグアは神としての瞳を変え、ニャルラトポテプを睨んだ。
Side”H”、Side”Aと交流。
ドロシーの正体。
ドロシーの正体は、クトゥルフ神話でお馴染みのクトゥグア。主に炎に関する魔術を扱う事を得意としている。ニャルラトポテプとは腐れ縁で、彼の態度や性格は気に入らなかった模様。
ニャルちゃんワールド
ニャルラトポテプが展開する領域で、実質的『聖鼻毛領域』と似ている。本来はカオス塗れで予測不可能な不条理展開で相手をSAN値を0にしてトドメを刺すのだが、クトゥグアがこの領域に介入すると不具合が起きるという弱点がある。