美杏「うおらぁぁぁぁぁ!!!やっちまえッ!!!朝にぃぃぃぃッ!!!!!」
『ズドォォォォォン!!!』
ジュウイエローごと山吹美杏は、土煙に向けて朝陽への全力で応援していた。しかし、今の彼女は変身が解けていて、何故か全裸のままになっていた。
『ドゴォォォォォォン!!!』
美杏「朝にぃ!!今のアンタならあのクソ赤の斗馬のクソ弟をぶちのめせる筈だぁぁぁぁぁぁ!!!」
『ガツン!!』
美杏「あべしっ!?」
瑞波「美杏、少しは黙れ。気持ちはわかるが、余りにも見苦しい。」
瑞波の拳骨が美杏の頭部に直撃し、美杏の頭部にたんこぶが出来た。
美杏「な、何よ!?私は朝にぃの応援をしてただけなのに、それよりも、アンタもほぼ全裸じゃないの!?」
瑞波「う、うるさい!!それは、朝陽に力を与えたら変身が解けて、こうなっただけだ!!」
瑞波は顔を赤らめながら美杏を否定した。
瑞波「わ、私は別に挑発なんかしていない!心咲の方は…。」
瑞波の隣にいた心咲も変身が解けており、たとえ全裸のままでも朝陽の事を強く祈っていた。
心咲「朝陽君…いえ、トゥルージュウレッド…勝って!!」
心咲は祈り手を強く握り、まるで強く祈るシスターの様な事をしていた。
ブラッド「アンタらの思いが俺にもひしひしと感じる…今、ジュウキメラと互角に渡り合えるのは、アイツしかいねぇからな…。」
ブラッドは目の前の光景を強く見据えていた。彼らの目の前には、ジュウキメラと、赤いジュウソルジャーが互角に渡り合えていた。
ブラッド「頑張れ。こっち側の蒼宮朝陽…。アンタが真のジュウレッド「トゥルージュウレッド」である事を…!」
◇◆◇
ジュウキメラ「うらぁぁぁぁぁぁッ!!!」
トゥルーレッド「てやぁぁッ!!!」
『ガッ!!ドゴッ!!バギッ!!!』
ジュウキメラは、トゥルージュウレッドとの激闘を繰り広げていた。目の前にいるのは、ジュウソルジャーのジュウストーンが共に融合し、真のジュウレッド「トゥルージュウレッド」へと覚醒したジュウブラックごと蒼宮朝陽である。
遡る事数時間前、ジュウキメラへと変身した赤尾健太の圧倒的な力で、ジュウソルジャー達は絶体絶命の危機に瀕していた。絶望的な状況の中、ジュウブラックが彼女らの前に立ち、諦めない不屈で頑丈な心を持ってジュウキメラに立ちはだかっていた。
するとその時、ジュウブラック以外のジュウソルジャー達のジュウストーンが爆発的に活性化し、ブラック以外のジュウソルジャー達の変身が解け、彼女らのジュウストーンがブラックに集結し、ブラックのカラーリングは色鮮やかな赤色に染まっていき、獅子と思わせる存在へと変わっていた。
覚醒したジュウブラックは、トゥルージュウレッドと化しており、心咲達はその姿を見て圧倒していた。
ジュウキメラ「元々黒色だったテメェが、想いというくだらねえ物で赤色になるとはな…!!」
トゥルーレッド「この想いはオレの為では無い。心咲も瑞波も美杏も、そして向こう側のオレを守る為、彼らの想いが爆発的に籠ってる。そして、テメェをぶっ潰すってな!!!」
トゥルージュウレッドが大剣を抜き、ジュウキメラは剣を形成させ、激しい剣戟が繰り広げた。
◇◆◇
ブラッド「もう一人の俺…あんなになってるとはな………ん?」
ブラッドはふと心咲の方を見ると、ブラッドが元いた次元の心咲、瑞波、そして美杏の幻影が現れ、彼女らもあっち側の心咲と同じ様に強く祈っていた。
ブラッド「俺のかつてのみんな…赤尾と安治の奴は…流石にいないか…(汗)」
ブラッドはそのままジュウキメラとトゥルージュウレッドの激闘を強く見据えていた。
ブラッド「やっちまえ…朝陽…!!」
トゥルージュウレッド
ジュウブラックごと蒼宮朝陽(平行世界側)が心咲達のジュウストーンが融合した姿。黒から鮮やかな赤色に変わっており、その色は正に真のジュウレッドに相応しい姿となっている。
※ジュウソルジャーのイメージソングが影山ヒロノブさんの『くすぶるハートに火をつけろ』や『奇跡の炎よ、燃え上がれ!!』がお似合いだなって思いました。