※この作品はR-18です。

Lily EP3 ~戦慄のエルスタイン~   作:YU-GO

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第三話 ~新生ジュウソルジャーvs馬頭鬼&デブゴリラ~

『ドッコォォォォンッ!!!』

 

『ぎゃあ!ぎゃあ!!』

 

『びぃ!!ぴぃ!!!』

 

凄まじい衝撃音により驚いた鳥達は一斉に空へ羽ばたき、地上にいた小動物や動物達は安全な所まで逃げ惑っていく。セイリア同盟国のキャンプ地近くにある森林地帯では、ジュウソルジャー達はエルスタイン軍の魔将との戦闘を繰り広げていた。

 

ブラック「アイツらをここへ誘き寄せた事が正解だったな。」

 

イエロー「そのようね。何せ、相手は…!」

 

ジュウイエローは獲物を睨むか豹の如く目の前の敵を睨んでいた。そこ目の前にいる敵は、馬頭鬼の様な魔物と、肥満なゴリラの様な魔物だった。

 

馬頭鬼「てめえだけはぶち殺してやる…!!!」

 

デブゴリラ「グルルルルルル…!!」

 

ブラッド「コイツは多少面倒な相手だな…!!」

 

ピンク「赤尾斗馬…それに、大森安治…!!」

 

ジュウソルジャー達の目の前にいる魔物は、かつてジュウソルジャーのメンバーであるジュウレッドごと赤尾斗馬と、ジュウグリーンごと大森安治だった。二人はブラッドに見捨てられた憎しみがシンクロしたせいなのか、斗馬は馬頭鬼の様な魔物へと変貌しており、安治の方は醜く肥えたゴリラの様な魔物と変貌していた。

 

ブラッド「さっさと来やがれ!!この畜生以下のド変態野郎が!!」

 

斗馬/安治「ッ!!!!!(ブチィ!!!)」

 

二体の魔物はブラッドの挑発により怒りを剥き出しにし、ジュウソルジャー達に襲い掛かった。

 

斗馬「じゃあ先にてめえらから先にぶち殺してやる!!!クソガキィィィィッ!!!!!!」

 

安治「グアア…フゥゥンッ!!!!!」

 

斗馬はブラッドとジュウブラックに襲い、安治は拳で地面を叩き込む。安治の攻撃で地面から鋭利な岩が突き出していき、その岩がジュウソルジャー達の女戦士達に襲い掛かり、彼女達はその攻撃を躱す。

 

ピンク「なんて威力なの…!?」

 

ブルー「もしかすると、アイツらのジュウストーンが暴走している原因なのかもしれない…!!」

 

◇◆◇

 

斗馬「ぐあああっ!!」

 

ブラック「ちぃ!!」

 

『ガキィィィィン!!』

 

ジュウブラックは振り下ろして来た斗馬が持つ武器を大剣で受け止め、ブラッドが斗馬の頬に目かけて殴りつけた。

 

ブラッド「前から思っているし、今でも思っている。てめえは正義感の為ではなく、欲望の為にジュウソルジャーの戦士になったとは、ブラックもお嬢ちゃんやらも聞いて呆れるぜ。」

 

ガレオン「せやで。顔も心もチャラくて更には怪人をぶちのめした後にジュウソルジャーの女を一晩中に抱くって、ホンマに呆れるで。俺の大嫌いな奴やで!赤尾斗馬ァ!!」

 

ブラック「ジュウレッド…いや、赤尾斗馬。お前が今目の前にいるボクは、ジュウソルジャーへとなった戦士。蒼宮朝陽だ。」

 

斗馬「なんならてめえらもここで細切れにして、切り刻んで、ぶっ殺してやるッ!!!覚悟しやがれ!!ガレオンッ!!!」

 

ガレオン「名前まで覚えられて、代わりに俺に殺意を向けるの、どっかのスライム男の立場かいな!?」

 

◇◆◇

 

安治「グアアアアアアッ!!!!!」

 

安治は理性を失い、ただ目に映る物を破壊対象として破壊の限りを尽くす魔物へと変わり果て、ジュウイエロー達を怒り任せで襲い掛かって来た。

 

ピンク「以前よりも更に凶暴になっているわ!」

 

イエロー「完全に凶暴化したゴリラそのものよ!!見た目もゴリラ、いや、豚なんですけど!!」

 

ジュウピンクは飛行能力で安治の勢い任せの攻撃を華麗に避け、ジュウブルーは神速な攻撃で安治を攻撃し、ジュウイエローが怒涛のラッシュ攻撃で安治の身体に無数の切り傷を付けていく。

 

イエロー「オラオラオラオラオラオラァァァ!!最後はこれでも喰らっとけ!!」

 

ジュウイエローがトドメのパワークローで安治の腹に凄く鋭利な切り傷をを付けようとするが、安治はジュウイエローの右腕をガシッと掴んだ。

 

イエロー「なっ!!コイツ…力が強い…!!」

 

ジュウイエローは掴まれた右腕を離そうとするも、安治の強い握力によって歯が立たず、びくともしなかった。すると安治はそのままジュウイエローを放り投げた後、ストレートなパンチでジュウイエローの身体に殴りつけた。

 

『ドコォォ!!!』

 

イエロー「ごはあっ!!?」

 

安治の強烈なストレートパンチを受けたジュウイエローは血を吐き、真っ直ぐに吹き飛ばされ、彼女の背後にある大木に激突した。

 

ピンク「イエロー!!」

 

ブルー「心配する暇は無い!!次が来るぞ!!」

 

◇◆◇

 

斗馬「ちょこまかと動き回りやがって!連携して攻撃しやがって、調子にのるんじゃねぇぞクソガキがっ!!!」

 

斗馬は持っていた武器をブラッドに目かけてぶん投げ、ぶん投げた斗馬の武器は回転しながらブラッドに襲ってくる。

 

ブラッド「ふっ!」

 

ブラッドはその攻撃を俊敏に躱すが、武器はブーメランの如く戻って来て、武器がブラッドの背後に襲い掛かった。

 

ブラック「しまった!!ブラッド!!」

 

ガレオン「させてたまるかよッ!!」

 

ガレオンは拳を地面に叩きつけると、ブラッドの背後に岩の壁が突き出し、斗馬の攻撃を弾いた。弾かれた斗馬の武器は、そのまま彼の手元に戻ってくる。

 

ガレオン「この術を習得しといて良かったわ…ホンマに。」

 

ブラッド「助かったぜ。おっさん。」

 

ガレオン「めっそうもあらへんで。」

 

ガレオンは手を鳴らしながらブラッドに感謝された。

 

ブラッド「さて、とっととあの変態馬頭鬼をぶちのめすか。行くぜ!!お前ら!!」

 

ガレオン「応ともっ!!」

 

ブラック「はい!」

 

ブラッドの掛け声により、ガレオンとジュウブラックはそれぞれの戦闘スタイルで構え、斗馬も負けんと戦闘態勢を取る。

 

斗馬「俺はもう欲望なんていらねぇ。ただてめえらをぶち殺してやるだけだ。」

 

ブラッド「欲望を捨てたか…良いぜ!!来やがれ!!!」

 

 




紹介

赤尾斗馬(魔物)
かつてジュウソルジャーの戦士。ジュウレッドだった者。前の戦闘で戦死したと思われていたが、女帝エリーゼによって救われる。
ブラッドに見捨てられたのか、彼に対する憎しみにより、ジュウストーンが暴走し、馬頭鬼の様な姿へと変わった。

大森安治(魔物)
赤尾斗馬と同じく、ジュウソルジャーの戦士で、ジュウグリーンだった者。斗馬と同じく女帝エリーゼに救われるが、逆に彼女に利用されて、改造手術で被験者とされた結果、醜く肥えたゴリラの様な魔物と変わり果てた。
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