ソウルキャリバーを持つリリィと、ソウルエッジを持つナイトメア・エリーゼ。そしてリリィと共にエリーゼに立ち向かうジャックとイリス、そしてガルム。この熾烈な決戦の中で、イリスはエリーゼの様子がおかしい所を見抜いていた。
イリス『エリーゼではない…貴様…何者だ!?』
インフェルノ「俺か?俺はインフェルノ!!ソウルエッジの化身であり、ソウルエッジの意識体とも言える存在だぁ!!!ようやくてめぇのお陰で永い眠りから復活できたぜ!エリュシオンのクソ野郎よぉ!!!」
インフェルノ。ソウルキャリバーの化身であり、その剣の意識体とも言えるエリュシオンと同じく、ソウルエッジの化身でその意識体である。
ジャック「エリュシオンが天界なら、そっちは冥界って奴か!」
ガルム『コイツは厄介で面倒なのが目覚めちまったようだな…!』
ナイトメア・エリーゼから溢れる赤くも禍々しい炎は、インフェルノのオーラとも言える。リリィはソウルキャリバーを構え、インフェルノに立ち向かっていった。
リリィ「たあああああああああッ!!」ガキィン!!
インフェルノ「へっ!どうしたエリュシオンよぉ?あの時のてめぇは何処へ行ったぁ!?」ズバァ!!
リリィ/イリス「きゃあああ!」
インフェルノの攻撃を受け、リリィは背後に吹き飛ばされ、建物の壁に激突した。ジャックはインフェルノに攻撃を仕掛けるが、インフェルノはその攻撃をソウルエッジで弾き返し、異形な右腕でジャックを殴りつけた。
インフェルノ「所詮はガラクタ!ガラクタが神に等しい俺に敵う事は無理なんだよぉ!!!」ドゴォ!!!
ジャック/ガルム「ぐふぉ!?」
ジャックは吹き飛ばされるが空中で受け身を取り、態勢を整える。リリィは痛みを堪えて立ち上がり、ソウルキャリバーにリリィの想いを宿した。
インフェルノ「貧弱な光で俺の目を眩ませる気かぁ?子供染みた物だなぁ!!ギャッハッハッハッ!!」
インフェルノの外道に染まった笑い声を上げるが、僅かな誤算を生んだ事を知らなかった。
エリュシオン「インフェルノ…!お前はこの世にいてはならない存在!僕は君の存在を許さない!!」
インフェルノ「テメェもそうだろ!?エリュシオンさんよぉ!てめぇのクソッタレなディストピア思考で罪の無い人間達をもてめぇのくだらねえ正義と秩序で支配する気かぁ?てめぇは本ッッ当に頭の硬ぇ頑固野郎だなぁ!!!」
リリィ「違う…今のエリュシオンは、そんな事をしない!!私達がエリーゼを救う為、そしてソウルエッジとアンタを倒す為に新しく生まれた!!」
インフェルノ「残念だが諦めな!エリーゼっていう奴は俺の中で死んだ!俺が死ねば、エリーゼも死ぬ!だからそれの事を諦めて、俺を殺してみな!!!」
インフェルノがエリーゼを救えない事を確信したその時、その身体に異変が起きた。
インフェルノ「ぐおおっ!?な、なんだぁ!?身体が…!」
???「よくも…余を…私の身体を乗っ取ってくれた様ね…!!」
ジャック「その声…エリーゼか!?」
ジャックはもがき苦しむインフェルノを見て、声の主がエリーゼである事を判明した。エリーゼはまだ死んでおらず、極僅かな可能性を信じて、覚醒した。
エリーゼ「リリィ…聞こえるか!?インフェルノを葬れ!!」
リリィ「そ、そんな!そんな事したら、エリーゼが…!」
エリーゼ「いや、案ずるな!私は極僅かな可能性を信じる!私の精神とこの肉体をこの忌まわしい魔剣から解放してくれ!お主なら出来る!!」
リリィ「…………ッ!!!!!!」
リリィは覚悟を決め、ソウルキャリバーの柄を強く握る。それはソウルエッジとインフェルノを倒し、エリーゼを救う為の想いだった。リリィはソウルキャリバーの形態を刀へと変え、サムライとしての構えを取った。ジャックも出来るだけの力でエリーゼを救う態勢を取る。
インフェルノ「くだらねえ事をしやがって…所詮可能性っていう奴は無意味なんだよ!!不可能を可能に変える事は、無駄である事をその身で知れッ!!!」
ジャック「いや、俺達は変えてみせる!!不可能を可能に変える事が、極僅かなであってもそれを成し遂げれる事をな!!!」
インフェルノ「フンッ!くだらねえ事を言ってくれるじゃねえか!ならやってみやがれ!!俺を殺して、エリーゼっていう奴を俺の中から解放する事をなぁ!!!」
インフェルノは力を解放し、それと同時にリリィ達も力を解放する。そして、ソウルエッジとその化身のインフェルノを倒し、エリーゼを救い出す最後のチャンスが混じった戦闘が繰り広げ、両者の剣の刃がぶつかり合う音が派手に散らした。