私は…エルスタインの王女として生まれた…私は誰からも愛され、尊敬されていた。『エリーゼ様、万歳ッ!!!』と。だが私は、繊細な心を持っていた…その繊細な心が、私を醜く、淫らに狂わせた。私は露出し、あの忌まわしいドミナス帝国の手によって雌豚へと変えられた…。
私は死よりも苦しく、呪った。己を、我が心を、そして王族として生まれてしまった運命を…。
そんな中、私は邪剣と出会った…己の運命や人生、そして全てを大きく覆す程の力を…
私は…エリーゼ。私は魔剣の女帝なのか…それとも呪われた運命を背負いし哀れな王女なのか………。
◇◆◇
だが、目の前には…リリィと、あの機械人形のジャックが、私を攻撃している…これは私を殺す為なのか?それとも、私を助ける為なのか…?
教えて…お父様…お母様…アンナ…。
◇◆◇
リリィ「たりゃあああああッ!!」ガキィン!!ガキィン!!ザシュ!!
インフェルノ「しぶとい女がぁ!!」ズバァァァンッ!!!
リリィ「ぎゃあああ!!」
ジャック「うらぁぁぁぁぁ!!!」ズガガガガガガッ!!!
インフェルノ「ガラクタ風情が!!」ボコォォォォン!!!
リリィとジャックは、満身創痍になりながらもインフェルノを倒し、エリーゼを救う為に、傷だらけになりながらもしぶとくインフェルノに立ち向かっていた。
インフェルノ「あれだけボロボロになりながらも…そこまでエリーゼを救う事が頭の無え単細胞どもがぁ!!!」
インフェルノはソウルエッジを横一文字に振い、ジャックはほぼ機能停止になって行動不能になった。リリィは身に着く鎧が中破、いや、大破しながらも、ソウルキャリバーでその攻撃を防いだ。
リリィ「私は…諦めない…!!」ガキィン!!
リリィはソウルキャリバーでインフェルノの攻撃を弾き返し、インフェルノは大きく態勢を崩すも直ぐに立て直し、インフェルノはソウルエッジを更に禍々しい大剣の形態を変え、リリィはソウルキャリバーを彼女に相応しい大剣の形態へと変えた。その刀身と形はソウルエッジの今の形態と比べて、小さいが、たとえ小さくても彼女の想いは強く、眩い光が神々しく輝き放つ。
リリィ「行くよ!!イリス!!エリュシオン!!!」
リリィはソウルキャリバーでインフェルノに斬り掛かり、インフェルノはソウルエッジでその攻撃を防ぎ、鍔迫り合いが起きた。
◇◆◇
一方、ガレオン達は、ニャルラトポテプや赤尾健太を倒した事により、彼らは魔空間から脱出し、ナグルファルの戦闘員達と共にエルスタイン王国の城下町にて、その残党達を無力化していた。
ガレオン「お嬢ちゃんやら…殺意と憎悪に満ちた眼で睨んでおるで…!」
小依「彼女達、私も含めて妖魔や悪魔達に陵辱されて、黒の国によって色々と弄られたからね…。」
ドリータ「それはそうなんじゃが、ジュウソルジャーの連中、特に朝陽が随分と変っとるのぉ…(汗)。」
ドリータが目にしているのは、トゥルージュウレッドへと変身出来た蒼宮朝陽がいた。彼はジュウブラッドからトゥルージュウレッドへと覚醒した事により、ジュウソルジャーの真のリーダーへとなったという。
ドリータ「これはリーダーとしての責任が背負うオチがついたようじゃな…(汗)。」
ドリータが頭をポリポリと掻き、クラリスはトゥルージュウレッドを見て目を輝いた。
クラリス「朝陽お兄ちゃん…かっこいい…!!メノウお兄ちゃん!かっこいいね!!」
メノウ「クラリス…そんなに魅了するのか?(汗)」
バルト「だが、後はリリィ達の事だがな…。」
バルトがそう言うと、城下町に地震が響き渡った。
ガレオン「この地震。リリィとエリーゼが激突して、その反動で魔空間からここまで響いとるでぇ…!」
アイリス「私も感じるよ…!」
日菜/香奈子「……………!!」
ガレオン達は、外からリリィ達の無事を祈っていた。
◇◆◇
ガキィン!!ガキィン!!ガキィン!!!
インフェルノ「グハハハハハッ!!どうしたぁ!?エリュシオンッ!!!」
リリィ「調子に乗るんじゃ…無いわよッ!!!」ズバァァァンッ!!!!!
インフェルノ「ぐああっ!!」
リリィはインフェルノの猛攻を受け流しながら反撃を喰らわした。
エリーゼ『聞こえるか…いえ、聞こえますか…リリィさん!!』
リリィ「エリーゼ…!!」
リリィはエリーゼの声を僅かながらも聴いた。
エリーゼ『私は…たとえ貴方に殺される事を強く覚悟しています…!!私は…ソウルエッジと共に多くの命を殺めて行きました…!!私はその罪を大きく受け入れる覚悟を持っています!!』
リリィ「何馬鹿な事を言ってるのよ!!この馬鹿牝ッ!!!そんな事したら、アンタまでも死ぬ羽目になるんじゃ無いの!!」
リリィの怒り染みた言葉を荒く上げながら、熱意と想いを込めた涙を流した。
リリィ「私はッ!!!たとえアンタが救える確率が低くても、私は、私の運を賭けてアンタを!!!エリーゼをソウルエッジから解放してやるッ!!!だから、私に殺される覚悟なんか決めるんじゃ無いわよッ!!!」
エリーゼ『リリィ………!!』
インフェルノ「くだらねえ事を言ってんじゃねえぞ…………!!!!!」
インフェルノは極限まで力を解放し、エリーゼを完全に意識を殺した。
インフェルノ「リリィッ!!!そしてエリュシオンッ!!!!てめぇらの悪あがきも、ここでくたばれッ!!!」
インフェルノの一撃がリリィを襲い、リリィはその一撃を防ごうとしたが、その攻撃に耐えきれず、大きく態勢を崩した。
インフェルノ「追撃じゃあ!!!」ドスッ!!!
リリィ「がはあっ!!!」
リリィはインフェルノの追撃を喰らい、血反吐を吐いた。
ジャック「リ…リリィ…!!」
ジャックは補助パワーで再起動し、ガルムと共にインフェルノに攻撃した。
ジャック「てめぇ!!!リリィをッ!!!」ズビャ!!ズビャ!!ズバババババッ!!!
インフェルノ「まだ生きていたのかぁ!!!しぶといガラクタがァァァァァァッ!!!」
インフェルノがジャックを一刀両断しようとしたが、ジャックはその攻撃を紙一重に躱し、左腕による痛烈なストレートパンチでインフェルノの鎧を打ち砕いた。打ち砕かれた鎧から、エリーゼの肉体が顕になり、その姿はかつての彼女の姿で、豊満な女体と爆乳が顕になった。
インフェルノ「き、貴様ァ!!!」
たとえ身体はエリーゼであっても、精神はインフェルノのままだった。
リリィ「ジャック…!!」
エリュシオン「リリィ!チャンスだ!!」
リリィはエリュシオンの掛け声により、ソウルキャリバーを解放した。ジャックが時間を稼いでいる内に、彼女はソウルキャリバーを白く輝く刀身を形成させ、イリスが満身創痍な彼女を強く支えた。
リリィ「ジャック…お願い…エリーゼを…!!」
◇◆◇
ジャック「そんなもんかよ…!インフェルノッ!!!」
ジャックのベルセルクシステムのリミッターが完全に解除されており、荒々しさと勇猛さが混ざり合った闘気を放っていた。インフェルノは怯まずにジャックに猛攻を行っていく。
インフェルノ「うらああッ!!!」ズバッ!!ズビャ!!!
ジャック「へっ!脆いなぁ!!血祭りに上げる覚悟はあるなぁ!!」
ジャックは両剣でインフェルノを連続で斬り刻み、インフェルノは容赦無い剣戟でジャックを切り刻んでいく。
インフェルノ「この…ガラクタがァァァァァァ!!!!!」
ジャック「何度も何度も聞いたぜ。ガラクタってうるせぇなぁ!!!」
ジャックはその攻撃を強く弾き返し、インフェルノが大きく態勢を崩した隙を見て、その左腕でエリーゼを解放させた。ジャックは全裸のまま、気を失っているエリーゼを支えながら、リリィに向けてこう叫んだ。
ジャック/ガルム「今だぁぁぁぁぁ!!!!!!」
リリィ「ありがとう!ジャック!!はぁぁぁぁぁぁ!!!」
ソウルキャリバーが極限まで眩く輝き、インフェルノに立ち向かった。インフェルノは意識体を具現化させ、手に持っていたソウルエッジで抵抗し、激しい剣戟が繰り広げた。
激しい剣戟の果てに、リリィはソウルキャリバーでインフェルノとソウルエッジ諸共切り刻んだ。
インフェルノ「ば、馬鹿なぁ!?またしても、ソウルキャリバーに打ち破れるとはぁ!!!」
エリュシオン「今度こそ…終わりだ…ソウルエッジ…そして、インフェルノ!!!」
インフェルノ「グアアアアアアアアアアアアアッ!!!エリュシオォォォォォォォォンッ!!!!!!!!」
インフェルノの断末魔と共にソウルエッジは粉々に、完全に破壊され、インフェルノは塵の様に消え去っていった。
リリィ「はぁ…はぁ…はぁ…!」
リリィはそのまま倒れそうになったが、ジャックに支えられた。リリィはジャックを見て思わず満面の笑みを浮かべた。
リリィ「大…………勝利ッ!!!!!!」
リリィはピースして、大勝利の合図を強く示した。
次回、エピローグッ!!!