※この作品はR-18です。

Lily EP3 ~戦慄のエルスタイン~   作:YU-GO

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第六話 ~エルスタイン生物兵器工場~

リリィ達は、エルスタインが極秘裏で開発している生物兵器がある工場へ辿り着いていた。

 

リリィ「ここが噂の…!」

 

ジャック「見るからに悪の工場だぜ…!」

 

リリィ達が目にしたのは、無骨で漆黒に染まった黒鉄の工場だった。この奥にエルスタインの生物兵器が開発されていると聞いた。

 

ブラッド「生体レーダーが異常に強い事は、この奥にアイツがいるって事か…。」

 

ブルー「中は入り組んでそうだな。慎重に行こう。」

 

◇◆◇

 

生物兵器工場へ乗り込んだリリィ達。その内部は、余りにも戦慄を上げるほどの光景が広がっていた。

 

バルト「これは流石に酷いな…!」

 

ドリータ「周りは変な試験管に閉じ込めらている者がそろっておるのう…。」

 

ルカ「返り血跡が目立つ…ここで凄惨な実験や事故が起きたって物語っている…!」

 

彼女らが目にしたのは、試験管に閉じ込められ、時が来るのを待っている実験体の様なモノや、事故が起きたのか、返り血跡が目立つ所もあり、凄惨な事故や実験が行われたかの様に物語っている。

 

ピンク「こんなに凄惨な光景が広がってるのに…この工場事態がまだ稼働中なの、不気味すぎるわ…。」

 

ブラック「そうだな。それに、俺から離れるなよ。ピンク。」

 

イエロー「フラグ立てるんじゃないわよ…(汗)」

 

リリィ達は工場内へ進んでいくその時、ブザーが鳴り響いた。

 

『警告、工場内に侵入者を確認。侵入者迎撃の為、飼育されていた生物兵器の放出をする。』

 

カレン「来るわ!!」

 

カレンの掛け声により、リリィ達は戦闘態勢を取る。閉じられていた扉から、生物兵器達が現れた。

 

イエロー「コイツらがエルスタインの生物兵器!?」

 

ブルー「ブリードの戦闘員に似ている…!だが、何やら違和感が…!!」

 

ジュウブルーが感じた違和感は当たっていた。生物兵器達はどこからどこもなく武器を召喚し、類に武器を操るかの様に攻撃を始めた。

 

リリィ「武器の扱いが曲芸だわ!」

 

ドリータ「ぶん投げた武器がその場で回転するぞ!?」

 

ジャック「コイツらの戦い方…ヨルハ流か!!」

 

ピンク「ヨルハ流!?」

 

イエロー「説明は後よ!!とにかくブリードモドキをぶっ潰す方が先よ!!」

 

◇◆◇

 

女スタンド使い「やれ、ギア・ブレイカー。」

 

日菜「くっ!!ギア・グラップラー!!」

 

日菜は前に会った謎の女スタンド使いとの交戦し、両者は何も無い真っ平い部屋の中でスタンド同士の戦闘が繰り広げていた。

 

ブレイカー「オラオラオラオラオラオラッ!!」

 

グラップラー「ドラドラドラドラドラドラッ!!!」

 

『ガガガガガガガガガガガッ!!』

 

ギア・ブレイカーとギア・グラップラーの『突きの速さ比べ』が繰り広げ、日菜はその迫力のある乱打戦に怯みながらも堪えていた。

 

日菜「くっ…!(これが…スタンド使い同士の戦い…なんてプレッシャーなの…!)」

 

女スタンド使い「…………」

 

女スタンド使いはポーカーフェイスでもしてるのか、無表情のまま日菜とスタンド同士の乱打戦を見据えている。

 

日菜「………(どこかでタイミングが出る…そこを狙って…!!)」

 

ギア・グラップラーはギア・ブレイカーとの乱打戦の中で、相手の隙を狙って攻撃する所を狙っていた。

 

日菜「……………ッ!!!」

 

ギア・グラップラーはギア・ブレイカーの隙を見つけ、そのままギア・ブレイカーの腹部にストレートパンチをお見舞いした。

 

グラップラー「ドラァァァッ!!!」

 

『ドコォッ!!!』

 

女スタンド使い「ごふっ!?だが、甘いぞ!!日菜ァ!!」

 

ギア・ブレイカーのカウンターにより、ギア・グラップラーの頬に殴り付けた。

 

『バキィッ!!』

 

日菜「ぐふっ!!」

 

両者のスタンドは間合いを取り、日菜と女スタンド使いも間合いを取った。

 

日菜「ぐっ…!!」

 

日菜は殴られた頬を抑え、涙を流しながらも痛みを堪え、目の前の女スタンド使いを見る。

 

日菜「さっきのは凄く痛かった…でも、私は負けない…私は…アカシックの戦士なんだから…!!!」

 

ギア・グラップラーは女スタンド使いに向かって殴り付けようと襲い掛かり、ギア・ブレイカーが彼女を守るかの様にギア・グラップラーの攻撃を拳で防ぎ、衝撃がこの部屋中に広がった。

 

◇◆◇

 

生物兵器達「グアアッ!!」

 

イエロー「せいやぁっ!!」

 

ブルー「はぁぁッ!」

 

ジュウイエローのカカト落としで生物兵器を地面へ叩き落とし、ジュウブルーの変幻自在な剣術で生物兵器達を微塵切りをする。

 

ピンク「ブラック!」

 

ブラック「応ッ!!」

 

ジュウブラックはジュウピンクとの連携攻撃で、生物兵器達を一掃し、ブラッドは得意の肉弾戦で次々と生物兵器達を一掃してゆく。

 

ジャック「俺達も負けられねぇな!!」

 

リリィ「えぇ!そうね!!それより…バルトとルカの方なんだけど…!」

 

バルトとルカは、生物兵器達が武器を操る戦闘スタイルをこの戦闘で習得したのか、彼らはその戦闘スタイルを上手くこなしていた。

 

バルト「ふんっ!!」

 

ルカ「せいやぁ!!」

 

バルトが投げた刀剣が回転し、目の前にいた生物兵器に連続でダメージを与えていく。ルカは手に持っていた双剣をまるでヨーヨーの如く類に武器を操っていく。

 

ルカ「この流派…悪く無いな。」

 

バルト「ヨルハ流とも名付けよう。」

 

リリィ「流石は愛弟子と愛師匠…こっちも気を張って行くわよ!!」

 

ジャック「応ともっ!!」

 

リリィとジャックも負けられない気持ちが昂り、彼女らならではの連携攻撃で生物兵器達を一掃していった。

 

◇◆◇

 

リリィ達がこの生物兵器工場の中で大暴れしてる中、一体の生物兵器が、試験管の中で目を覚ました。

 

???「お目覚めの様だな。殺戮女神フリアエ。」

 

フリアエという名の生物兵器は、目の前に女剣士が見えた。

 

女剣士「暴れたいのだろ?丁度良い。この工場を潰しに来たお邪魔虫を一匹残らず駆逐してやれ。あの時の様に…な。」

 

女剣士が装置を操作すると試験管が開き、純白な翼を広げ、蠍の様な尻尾をさらけ出した。

 

『……………!!』

 

その生物兵器は、ゆっくりと前へ進んでいった。




生物兵器
エルスタイン生物兵器工場の中で飼育されていた女性型の怪人型モンスター。かつてジュウソルジャーが相手していたブリードに酷使しており、凶暴性が増しており、目に映る物を破壊対象として襲いかかる。

爪による攻撃はどんな特殊装甲でも容易く切り裂き、怪人に至っては凄まじい力を持っているという。

ヨルハ流
主に近接武器の扱いを得意とし、2つの武器を自由自在に組み合わせた二刀流戦法を持つ流派。高速かつスタイリッシュな攻撃で、この流派を極めるのは至難の業と言われている。

かつてヨルハ部隊の戦闘員が戦闘する時からその名が付けられており、名前の由来はヨルハから取っているという。

現時点ではバルトとルカのみこの戦闘スタイルを習得している。

次回、ホンマにやべー女神が来た。
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