※この作品はR-18です。

Lily EP3 ~戦慄のエルスタイン~   作:YU-GO

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第七話 ~殺戮女神~

エルスタイン生物兵器工場では、リリィ達は生物兵器との交戦が繰り広げて行く中、突如ブザーが鳴り響いた。

 

『警告。殺戮女神の開放を確認。』

 

リリィ「殺戮女神…?」

 

バルト「強力な熱源反応…来るぞ!!」

 

突如壁が破壊し、中から謎の女性が現れた。

 

その女性は4枚の翼を持ち、竜の様な尾を生やしている。その姿は女神の様な姿をしているが、その中に秘められている心は邪悪そのものであった。

 

ルカ「コイツが…例の生物兵器…!?」

 

バルト「女神フリアエ…再生の卵から孵った姿…!!」

 

フリアエ「ギャアアアアアッ!!」

 

ドリータ「目がギョロギョロっとしとるぞッ!!女神というより、化け物じゃぞ!!」

 

フリアエはリリィ達を抹殺対象として認識したのか、何本の刃物を召喚し、その刃物はリリィ達に目かけて一斉に放った。

 

『ズドドドドドドドッ!!』

 

一同「うわああああッ!!」

 

リリィ達はフリアエの攻撃を受け、吹き飛ばされながらも受け身を取る者がいれば、受け身を取れず、壁に激突する者もいた。

 

ドリータ「此奴の攻撃、刃物の様な物を召喚するとは…魔術を操るのか!!」

 

ピンク「あのフリアエっていう敵…飛行能力を持ってるのであれば…!!こっちも!!」

 

ジュウピンクはビーストモードを開放し、背から不死鳥と彷彿する翼が生え、その翼を利用して飛行した。

 

ジャック「不死鳥型か…今のパーティでは唯一の飛行型か…!」

 

ブラック「そんなもん、羽が無かろうとも、高く飛べれば良いってもんだ!!」

 

ジュウブラックはジュウピンクに負けんと言わんばかり、高く飛び上がり、大剣でフリアエの翼を叩き斬ろうと振り翳した。

 

『ガキィン!!』

 

ブラック「コイツの翼が意外にも硬いぞ…!!」

 

フリアエ「ぎいぃ!!」

 

フリアエは翼を利用した突風攻撃で、ジュウピンクとジュウブラックを吹き飛ばした。

 

ピンク「きゃああ!!」

 

ブラック「ぐあぁ!」

 

二人は空中で受け身を取り、危うく壁に激突されそうになった。

 

ドリータ「なんなら地上から其奴の下から!!」

 

ドリータは地上からハルバートでフリアエを攻撃しようとするが、彼女が持つ竜の尾の様な物でドリータを突き刺そうと襲い掛かる。

 

ドリータ「どあああっ!!?」

 

ドリータは紙一重にフリアエの尾を避けた。もしあの尾に貫かれてたらほぼお陀仏だったのだろう…。

 

ドリータ「わしを刺し殺す気か!?この白ドレスの化け物め!!」

 

フリアエの尾による連続突きを避け続けるドリータ。そしてドリータの一撃が、フリアエの尾を切断し、尾は宙に浮かぶ。

 

フリアエ「ぎいぃ!!ギャアアアアアアアアアッ!!!!」

 

ドリータ「ぐっ!!」

 

フリアエはドリータに向けて強烈な咆哮を上げ、ドリータはその咆哮の前で耳を塞いだ。

 

ドリータ「ぐああっ!!」

 

バルト/ルカ「でりゃあアアアアッ!!」

 

『ズバァァァンッ!!』

 

フリアエの背後にバルトとルカが連携攻撃でフリアエの背後に痛烈な切り傷を付け与えた。

 

フリアエ「ギギ、ギギギギッ…!!!」

 

ジャック「よし!聞いてるぞ!」

 

ドリータ「あ、頭がぐらんぐらんする…!」

 

ドリータは先程の咆哮を浴びたせいなのか、ふらふらとなりながらジュウピンクに支えられた。

 

ドリータ「豊満な胸に包まれるぞ………。」

 

ピンク「ドリータさん、今治してあげますね。」

 

ブルー「和んでる場合かッ!!次が来るぞ!!」

 

◇◆◇

 

『ドゴゴゴゴゴゴゴッ!!!』

 

日菜「くっ!」

 

女スタンド使い「やはり格の差は上の方か…」

 

一方、日菜は女スタンド使いのスタンド『ギア・ブレイカー』のラッシュ攻撃をギア・グラップラーでその攻撃を防ぐも、ダメージは本体である日菜にもダメージを受けていた。

 

ギア・ブレイカー「オラァァ!!」

 

『ドッコォォォォォン!!!』

 

日菜「ごふぁっ!!?」

 

ギア・ブレイカーの拳が、ギア・グラップラーの腹部に突き刺さり、日菜はそのまま吹き飛ばされ、背後にある壁に激突した。

 

日菜「くっ………ごほっ!!」

 

先程のダメージのせいなのか、日菜は血反吐を吐いた。

 

女スタンド使い「アカシックの戦士であろうとも、所詮は病弱で健気な女だ。」

 

女スタンド使いはそのままギア・ブレイカーと共に日菜へ近づいてゆく。

 

日菜「つ、強い…あの人…まるで私の攻撃を読み取っているかの様に強い…このままアイツにやられて死ぬの…?」

 

日菜の瞳は最早光が消え掛かっていた。圧倒的な戦闘力の差で、彼女は絶望の窮地に立っていた。

 

女スタンド使い「さて、もうそろそろトドメを刺そうとしよう。ここで私に殺され、己の無力さを呪うが良い!!橘日菜ッ!!!」

 

日菜「ッ!!!!!」

 

日菜は死を覚悟して目を強く瞑り始めた。

 

………

……………

…………………

 

日菜「………………え?」

 

日菜は死を覚悟して目を瞑ったのだが、まだ生きている事に気づく。そしてゆっくりと目を開けると、そこには一人の少年が彼女を庇っていた。

 

日菜「!!!あ、貴方は…!!」

 

女スタンド使い「き、貴様………まだ生きていたのかッ!!」

 

少年「ぐっ………ごはぁ!!」

 

少年はギア・ブレイカーの攻撃により、致命傷を受けていた。日菜を庇ったその少年は、女スタンド使いにとっては忌まわしき存在だった。

 

女スタンド使い「貴様…覚えているぞ!!己の復讐と邪欲で、時間そのものを止める卑劣な物を利用し、我々エクセレント女学園の女どもを陵辱させたゴミカスめがっ!!!」

 

日菜を庇い、そしてギア・ブレイカーの致命的な一撃を直で受け入れた少年。その正体は、あのエクセレント女学園で時間停止を利用した強姦事件を引き起こした少年だった。




次回、日菜、覚醒ッ!!
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