僕は、この一連の出来事を小説風にまとめた。
そうすれば、この感情の輪郭を少しでも曖昧にできる気がした。
でも――
本当はそんな綺麗なものじゃない。
これは欲望の記録であり、抑えきれなかった衝動の告白だ。
母さんの写真を見たとき、何かが壊れた。
黒いキワどい下着姿の母さん
ブラを下ろして手で胸を揉む母さん
四つん這いで後ろから少し足を開いて挑発するように写る母さん
心臓が早鐘を打った。
そして、息を詰めるほど強く、身体の奥から疼くような感情が湧き上がった。
母さんのこんな姿がどこのだれかもわからない男に見られた
そしてもし、そんな母さんの姿に欲情した誰かに口説かれていたら?
もし、もう会っていて、夜の街に消えていたら?
もし、誰かの部屋で、誰かの手で、誰かのものに変えられていたら?
――そう考えると、苦しくなった。
焼けるような嫉妬。
怒り。
哀しみ。
そんなことはなかった。それはわかっている。
でも、その全ての感情の裏に、もっと濃く、もっと暗く、
どうしようもない欲望が隠れていた。
想像する。
男の前でブラウスを脱がされ、息を呑みながら肩を晒す母さん。
レース越しに浮かぶ胸の形。
指先が滑り込み、濡れた吐息が漏れる。
ベッドの軋む音。
乱れた髪。
脚が絡まり、唇が重なる――
その光景が、脳裏で何度も再生された。
何度も、自分の手を使って、その想像の先に溺れた。
滑稽だと思った。
母さんの、その“先”を知りたくて、
誰かに抱かれていく姿を求めて、
そのたびに、自分を慰めながら罪悪感に塗れた。
これは倒錯だった。
でも、ただの興奮じゃない。
そこにあったのは、
“他人に奪われていく瞬間の美しさ”への、異常な執着だった。
嫉妬と興奮は紙一重で、
そして僕は、その狭間で自分を壊していった。
綺麗にまとめた小説なんかじゃない。
これは欲望の記録。
母さんの写真に対して、僕が勝手に描き、勝手に狂った、
ひとつの告白だ。
何が悔しかったのか、何に嫉妬していたのか、正直、自分でもよくわからない。
ただ、彼女は僕のものではない。
そして、最初からその資格すら僕にはなかった。
わかっていた。
だけど、気づいたときにはもう引き返せなかった。
彼女を見てしまった瞬間、
あの欲望に沈んだ瞳に射抜かれた瞬間、
僕の中の理性は、静かに――だが確実に、壊れ始めていた。
それからというもの、彼女が写真の中でどう動いていたのかを、何度も何度も想像した。
ポーズの意味、視線の角度、唇の開き方。
すべてが僕を狂わせた。
これは、始まりだった。
そして、僕はもう、戻れない。
本当は母さんの写真をここに投稿したいのですが、オリジナルのままではできないのでイラスト化しての投稿になります。また、イラスト化するのも手間がかかるので少しずつ投稿することになります。元の写真をそのままイラスト化しているので構図は変わりません。
イラスト化していないものはnoteにあげてありますが、こちらもそのままでは身バレするので若干のAI加工はしてありますが、ほとんど元のままです。