※この作品はR-18です。

爆乳な義母と義姉と義妹をハーレムに入れて、ドスケベな毎日を送る話。   作:音有五角

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義妹と元カレ(エッチシーンなし)

 セックスをしても喘がない、マグロ女。田淵 聡にとって、谷津 結衣とはそういう印象の彼女であった。

 そもそも。彼氏相手にどこか一歩距離を置く、そんな女の子であった。明るい性格。可愛らしい容姿。ギャルな恰好。話しやすく、仲良くなるまではトントン拍子であった。しかしこと恋愛に関しては、妙にガードが固いことで、男子達……というより、田淵達ヤリチングループの間では有名であった。何人かは諦めた。だが、田淵は逆にそそられた。田淵には自信があった。ジムで習った格闘技によって磨き上げられた肉体。海に行くと注目が集まる、と自負している。(※勘違いナルシストなだけです)やがてなんとかして付き合うようになったのは、極めて積極的にアタック……というより、ほぼ無理やり付き合ったからだ。

 しかしそこからも妙にガードをする女という印象で、田淵はイライラし始めた。手を繋ぐこともキスをすることも、どこか躊躇を示す。「え~、恥ずかしいよぅ」とか、クソみたいなことを言って全部回避するのが、億劫に感じた。田淵はようするに、結衣のことを全く見ておらず、考えていなかったのだ。

 早く股開けよ。

 そんくらいにしか考えていなかった。

 そしてこれまたゴリ押しで、結衣とセックスにまで持ち込んだ。ヤリチンならではの積極性。しかしいざセックスが始まると、喘がない、動かない、キスをしたがらない、といわゆるマグロ女っぷりを見せた。体は一級品であったが、セックスは三流であったのだ。

 その後田淵が新しい彼女を作ったため、そのまま破局ということになったのだが……。最近、その新しい彼女も飽きてきたため、別れた。

 そしてふと思い出す。結衣は最高の体つきをしていたと。

 もう一度手に入れたい。そんな欲望が渦巻いた。

 

「うっ、くっ、うううっ! あああっ、こいつのケツ、たまんね」

 

 自室にて、田淵は結衣をオカズにオナニーしていた。

 携帯には……結衣のスカートの中を盗撮した、画像が映っている。

 

 

 

 

 教室にて、窓際の席に座る結衣は憂鬱気にため息をついた。

 

(あたしって、やっぱり、セフレでいいんじゃないかな……)

 

 急激に自信を無くしていた。

 かつて処女の件で涙した彼女だが、実はもう一つ涙の理由がある。

 そしてそれは、晴樹に……いや、姉や母にも言えない秘密であった。

 

「お兄ちゃん……」

 

 携帯を開き、画像を開く。そこには交番で勤務する晴樹の姿。とある日に、こっそりと盗撮した一枚だ。

 

「えへへ~♡ かっこいい♡ 大好き♡ チュ、チュ♡」

 

 デレデレに笑顔をこぼす。と、そんな彼女の隣に、別の女子生徒が座った。

 

「上機嫌そうじゃん、結衣」

 

 友人のギャル、瀬尾 舞だ。ピンク色の髪をした、ツインテール。結衣よりもギャルギャルしい、濃い化粧に焼けた肌の色。スタイルがよく、美人であるが、クールで鋭い顔つきであるため、ヤンキー感がどこか漂っている。

 

「じゃーん」

 

 結衣は携帯の画像を見せた。瀬尾はピンと来ず、首を傾げる。

 

「誰? マッポやん」

「今どきマッポって言葉使う人いるんだ……」

「言うでしょ、ふつーに」

「チャラい~」

「で、誰? 彼氏?」

「えへへへ♡ もっと大事な人♡」

「あー、はいはい……まぁ、そんなこと、どうでもよくってさ。アンタ、大丈夫なわけ?」

「え?」

「あいつにつきまとわれているでしょ。最近」

 

 ビク、と結衣の体が震える。瀬尾は身を乗り出し、声の大きさを落とした。

 

「元カレ……田淵となんかあった?」

 

 幸い、田淵とは別のクラスだ。しかしあまり大声では話せないだろう、と瀬尾は配慮する。結衣は首を横に振った。

 

「だ、大丈夫」

「電車でつきまとわれているの見たって。しつこく何度も話しかけて」

「うううっ」

「別れたんでしょ? おかしーじゃん、そんなの。嫌がっているのに」

「で、でも、あたしのせいでも、あるから。本当は好きでもなかったのに、付き合って」

「あいつがなかば無理やりアタックしまくって付き合ったんじゃん。ガードするアンタを「恥じらい」とか「めんどう」ぐらいにしか思ってなかったのよ?」

「しょうがないよ。もしかすると、好きになれるかもって……そうしたら、お兄ちゃんをお姉ちゃんたちに、迷いなく譲れるようになるなって」

「例の、義理の兄でしょ? ああ、てか、あの写真がそうなのか」

「うん」

「てか、あいつはそういうのに付け込んだだけだってーの。本来はアンタみたいな一級品中の一級品にお近づきになれるランクの男じゃねーんだから」

「でも」

「でもじゃない。自分の気持ちを偽らない」

「うん……」

「で、話戻すけど。なんかあったんじゃないの?」

 

 結衣はぼそぼそと、喋り始めた。

 

「付き合ってほしいって……」

「死ねって言っておけばいーじゃん」

「うううっ。でも、ちょっと、はっきりとは断りづらくて」

「はああああっ!?」

「わ、わけがあるのっ」

「……はぁ。それよ。やっぱ、そんな気してた」

 

 瀬尾はじっと、結衣をまっすぐに見据えた。

 

「ちゃんと話して。つーか、アンタ、一人でなに抱えているの?」

「……そ、それは」

「結衣。あたしは誰にも言うわけないし、アンタが心配なわけ。だから話しな?」

 

 瀬尾は姉御肌で、女子の間で人気がある。強面な風格とは裏腹に、とても心優しい人柄なのである。

 

「エッチの時に、ね……さすがに、顔から下にしてもらったけど……」

「……」

「写真、無理やり、撮らされたの」

「よし。今から田淵の金玉二つを割って七つにしてくる」

 

 立ち上がる瀬尾を結衣が抱きしめて止めた。

 

「まままま、待ってよ!」

「待たない! アンタね、自分がなにされているかわかっているの!?」

「田淵くんは格闘技習っていて、ケンカ強いの! 舞が行ったって返り討ちだよ! そもそもケンカになって、画像バラ蒔かれでもされたら、もうおしまいだよ!」

「ぐっ……まぁ、あいつの人生も終わるけど、死ぬほど見合ってはいないわね……ゴミ人間の人生なんて価値なし……」

「それに画像のことがお兄ちゃんに知られて、嫌われたら……やだやだ、あたし、そんなのやだよっ!」

 

 結衣は涙を流して、顔を横にぶんぶん振った。キラキラ、と雫が舞って光る。瀬尾は結衣の両肩を抱きしめた。

 

「結衣、アンタ、それをずっと気にしているんじゃないの?」

「あたしは、ビッチだもん」

「どこがよ、こんな可愛いのに。おっぱいもお尻も大きくて」

「処女卒業したのは、お兄ちゃんが戻る前だから……お姉ちゃんやお母さんと違って、好きな人が頑張っているのに、エッチなことする女の子なの」

「じゃあ、アンタはなんでこんな泣いているのよ」

「お兄ちゃんが大好きだから……」

「本当に結衣を大切にする人なら、守ってくれるわよ」

「怖いよ……それに、知られたくない……」

「……わかった。とりあえず、出来るだけアンタの側にいる。田淵を近づけさせない」

「舞……」

 

 しかしそんなことをしたところで、問題の解決にはならないことを、瀬尾はわかっていた。

 ……だからこそ。結衣に嫌われることを覚悟で、行動に移すことにした。

 幸い、晴樹という名前と。勤務先の交番が映る写真を、見せてもらったのだから。

 

 

 

 

 夕方。スマホで検索し、晴樹の勤務する交番の住所を辿った。

 

「ここね……」

 

 駅から徒歩十分ほどの場所にある、小さな交番の前に立ち止まる。高校の制服のまま、扉を開けて中へと入った。中にいた巡査部長が、顔を上げる。

 

「なんだ?」

「晴樹って名前のマッポいる?」

「マッ……荒井 晴樹巡査のことか? それなら、もうすぐ巡回から戻ってくると思うぞ」(あいつまた客かよ……警部補の次はギャル? どういうことだ?)

 

 などと放していたら、そのタイミングで晴樹が扉を開けた。

 

「巡査部長! 荒井 晴樹、ただいま戻りました」

「あ、ああ。なんか、お前に客だぞ」

「?」

 

 派手なギャルが目に付く。瀬尾は晴樹をじっと査定するようにジロジロと眺めた。結衣はこれ以上にないほどの美少女で、最高の女だと瀬尾は考えている。そして大事な友人だ。目の前の男がそれに見合うかどうか、疑っている。話で聞く限り、やたらとモテるようだが。節操がないだけなんじゃないかと、瀬尾は考えていた。

 だけど、もしも結衣を本気で好きで、助け、守ってくれるのなら。

 

「アンタに相談があるんだけど」

「……どうぞ?」

 

 晴樹視点ではいきなり現れたギャルなので、わけがわからない。

 瀬尾はそんな懸念そうな視線に臆せず、用件を切り出した。

 

「盗撮変態野郎をぶちのめす方法、ない?」

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