※この作品はR-18です。

モンスターファックアンドスラッシュ   作:不落八十八

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#17 ★

 ベッドの淵に両足を投げて乱れたブレザーから覗く上気した肌が艶めかしく、押し倒された真奈美さんは何かを期待するようにされるがままに此方をぼぅっと見つめるだけだった。

 万歳する様に投げ出された真奈美さんの両腕に手を這わせ、指へ絡みつかせて再びマウントを取ってキスを続ける。

 こうしてキスで愛撫を始めたのは処女であると告げられたためであり、女は感情で快不快を得る生き物であると何処かで知ったネット知識を活用するためだ。

 つまりは、これから数分程キス攻めし、自分が抱かれる側であると思い知らせるために行なう儀式の様なものだ。

 

「んっ、ちゅっ、はぁっ。んんっ、んぁあっ、ふっ、はぁあ、ふぅう、……んんっ、あっ」

 

 この学園の常識は和洋折衷どころかゲテモノミキサーであり、『聖堂』にセフィロトの樹の要素が、木造建築及び大正浪漫な学風が、あちこちに付けられた名前の横文字が、まったくもって統一性のない有様である。

 此処まで来ると別の要因も混ざっていても可笑しくはない、と疑ってしまうのも無理は無い筈だ。

 実際、隷属の話題が出た時に電子学生手帳で調べてみた。

 太極思想なるものが例として挙げられており、陽を持つ男の精を陰を持つ女が受け止めるが故に染まりやすい、と書かれていた。

 そこで、思い出したのは殺生院キアラと言うテラニリストなとんでも尼僧の事だった。

 白が黒を染めるのであれば、黒もまた白を染める事ができるのではなかろうか、と。

 実際、磨具奈さんの隷属がその一例だった。

 曰く付きの固有武装ニーによって受け入れる上限が遥かに拡張されたと仮定すれば、そこらの凡俗な白のインクで黒の海を染める事は不可能だろう。

 むしろ、黒い波によって白はあっさりと黒に沈み、そのまま溺れてしまう訳だ。

 そもそもの話、この学園では上級生の男子によって新入生女子の狙われる土壌が既に出来上がっており、そのサイクルはきっと長年以上続いていたに違いない。

 ならば、最初からそれを撥ね退ける気概と精神性を持ち合わせていなければ、小さな黒が白に染まって終わるのが常なのだろう。

 故に、この学園で女性の強者と呼べる女傑めいた人物はそもそも育ち辛いのだ、故に隷属に抗える抗えないと言う話になる、そもそも女性は隷属して負けるのが当たり前であるとデータが物語ってしまう。

 

「はぁぁ……っ、んっ、あぁっ」

 

 故に、隷属の関係は男の支配力と女の抵抗力で定まるものではないかと憶測できる。

 かつて、俺は牝ゴブリンによってレベル差のある状態でのセックスの恐ろしさを思い知った。

 そして、牝コボルトによってレベル差のあるセックスの優位性を噛み締めた。

 どれだけ堅牢な壁を心に貼ろうとも、一枚一枚剥がしてから無防備なそれを蹂躙した方が遥かに効率が良い。

 慣れないリードをして真奈美さんを愛撫しているのもその下準備のためだ。

 『隷属首輪』は完全に屈服した相手にしか発動できないスキルであるが故に、その必殺を虎視眈々と準備する。

 舌同士の絡み合いから歯茎をなぞる性感帯探しに移行し、びくついた場所をリストアップして咥内を蹂躙していく。

 今も尚、真奈美さんは唾液と言う俺の体液を摂取している状態であり、それは膣や肛内で精子と言う体液を受け止めるのと何ら変わらない、精々濃度が違うくらいだろう。

 結局の所、この隷属バトルファックの肝は粘膜接触にあり、スプラトゥーン宜しく自分の陣地を増やして相手の陣地を減らす事が肝要な訳だ。

 さて、人が物事を考える時に、頭が茹だって息苦しい時と平坦な呼吸の時とでどちらが適しているだろうか。

 当然ながら後者であり、俺に全てのイニシアチブを握られ、呼吸のタイミングすらも掴まれている真奈美さんが前者であるのは言うまでもない事実だ。

 

「はっ、はっ、っはぁ、ふぅぅ、はぁ、あぁっ」

 

 真奈美さんの荒い呼吸を聞きながら、熱に侵される様に真っ赤に染まった頬を見下ろしながら、指を外した俺は乱れたブレザーを開き切った。

 たゆんとまろび出た血色の良い乳房の先では既に切なそうに桜色の乳首が隆起しており、下乳に留まった汗の匂いが鼻孔へ漂った。

 ……しまったな、こうも蒸れているとフェザータッチはイマイチか。

 予定していた責める場所をスペンス乳腺の方へと変更し、脇腹から掬う様に豊満な乳房を持ち上げる。

 スペンス乳腺は乳首先の乳頭から、乳房の外側に沿って脇手前まで伸びている、胸のGスポットと呼ばれる様な場所だ。

 脂肪の少ない部分を辿る様にさすりながら、先端である乳頭へと掌を優しく絞りながら乳房の外側の輪郭をなぞる。

 キスの酸欠から回復しようとしている真奈美さんは初め戸惑いめいた困惑が表情に浮かんでいたが、段々と何度もなぞられて気持ち良い部分を理解した事で意識が向かい、今では背筋を幾度か仰け反らせていた。

 

「此処から、このぷっくりと膨らんだ可愛い乳首までがスペンス乳腺と言う胸の性感帯の部分だ。よく覚えておくと良い、此処が気持ちの良い場所である、と」

 

 そう耳元に囁く様に教え込み、実感に論理的な納得を植え付ける事で快楽の理解をさせる。

 触れられたら気持ちが良い、ではなく、此処が性感帯だから気持ちが良い、と意識が変われば受ける快楽にも違いが出てくる。

 感情で濡れる女性の身であれば尚更に、この躾めいた調教は実に甘美に作用する罠になる。

 ブレザーの中で蒸れていた事で血流が良くなっていた事も加味しても、既に真奈美さんの中でスペンス乳腺と言う性感帯は確かに育ち始めた。

 

「んんっ、ぁあ、何か、込み上がって……。んんっ、あっ、はあぁっ、あっあっあぁっ」

 

 意外と資質があるのか、乳首を掠らせる様に指の絞りを狭めたら軽く甘イキしていた。

 真奈美さんのじっとりとかいた汗を潤滑油替わりに塗りたくり、脇腹からなぞるように下乳側から掌を押し上げて乳首の先へと徐々に指を絞ってを繰り返す。

 掌が頂点に達した時にふるふると目の前で揺れる乳首を戯れに口へと含むと、こりこりとした二つの乳頭は舌触りの良かった。

 口の中で一対の乳首をやや乳輪ごと含んだまま、舌で優しく転がしながら掌は輪郭なぞりを続ける。

 途中から自分の喘ぎ声が恥ずかしくなったのか真奈美さんは掌で口元覆ったが、そのせいで感じている事を腕全体で伝えている事に気付いていないようだった。

 一度目、そして続いて二度目、快楽の弱い波がじわじわと真奈美さんの理性の砂浜を削っていく。

 三度目となると乳首の舌での愛撫でやや強めの甘イキをする様になり、四度目は足元もばたつかせての絶頂へと至るようになった。

 自らセルフ掌マスクで呼吸を狭めている真奈美さんは、自分で酸欠に近い状態に追い込んでいる事に気付いていない様子だった。

 乳首の先を含んでいた口を解放し、つぅっと銀筋の伝った唇を舐め、乳房に向けていた手を脇腹へと沿わせて腰へと這わせ、鼠径部に中指を沿わせるように手首を返した。

 ……流石に体勢がきつかったので、真奈美さんの上から降りてきちんとベッドに寝転がらせ続行。

 脇横のスペンス乳腺の終わりから鼠径部へとリンパの流れを意識して指を這わせて掌で撫でていく。

 段々と真奈美さんも次の段階に至るのだと理解したようで、太腿を捩らせて股間部を擦り合わせる様にして切なさを訴えてきた。

 

「さて、これから真奈美さんの処女を貰う訳だが……、俺のこいつはそこらの肉棒と違って逸物でね」

「わ、お、おっきぃ……っす。こ、こんなのが入るんすか……?」

「そのためにしっかりと愛撫して此処の準備をしたからな。今度はその下準備をして貰う」

 

 ズボンとトランクスを脱いで下半身を露出した俺は、しれっと枕元の枕を三人用の長い奴から備え付けの枕に入れ替えてから真奈美さんの顔にまだ甘勃起な逸物を乗せた。

 真奈美さんの口でもギリギリなサイズである逸物の先端を、ベッドの淵側あたりで座りながら彼女の唇に押し付けて口淫を強いた。

 知識があり興味もあったからか、非常に拙い様子で亀頭を舐め始めたのを機に、左腕を伸ばしてやや生え散らかり気味な恥毛帯を越えてまだ綺麗な一本筋へと中指を沿わせた。

 処女と言う事で誰かに触られた事の無かった恥部へ指が触れた事で若干緊張し始めた真奈美さんだったが、俺の逸物から少しずつ滴るカウパー液を舐め取っているからか段々と舐める事に専念し始めた。

 やはりと言うべきか、唾液よりも男性器から垂れる体液の方が効果は強いようで、外のお猿さんたちがこぞって射精するのもこれを本能あたりで理解していたからだろう。

 

「んちゅっ、ちゅっ、はぁっ、ふぅぅ、んっ。れぇろ、んぷっ、じゅるっ」

 

 中指を狭い膣穴に当ててゆっくりと押し当てる様にして入口をノックして解していく。

 入口を念入りに解しておかないと俺の逸物を挿入した時に伸び切らず裂けてしまう可能性があった。

 中指がするりと入るくらいに解れたら処女膜の確認をしようとしたのだが、そのままするりと中に入り込んだのを内心で困惑した。

 真奈美さんの肢体からして激しいスポーツをしている感じではないし、考えられるのは軽い物から考えればタンポンで、次点は自分でディルド卒業あたりだろうか。

 羅城門のセーブ&リロード式の出入りからして、仮にダンジョン内でレイプされていたとしても外に出れば元に戻るので可能性があるとすれば……、睡眠姦だろうか。

 いや、それも無いか、流石に女子寮に入り込んで事に及ぶのは流石に難しい筈だ。

 ……そうじゃん、処女膜と言う文字で薄い膜の様な物を連想していたが、実際は入口にあるヒダの事と言う豆知識を思い出した。

 つまり、先程から解していたのは正確には膣の入り口ではなく、入口にある処女膜と呼ばれる襞の部分を解していた事になる。

 ……変な所で童貞臭さが露呈してしまったなぁとポーカーフェイスで乗り切る、それもこれも鮮烈過ぎる初体験とセカンドセックスのせいだ、人間相手には初めてなんだよこちとらなぁ。

 この襞の部分が徐々に伸びる事で痛みを感じなくなっていくんだっけな、医学的に何のためにあるのか分かってないんだし分からんでも仕方がないな、ヨシっ。

 まるでおしゃぶりの様に亀頭を咥え込んでもごもごしている真奈美さんに了承を取らずに、ベッド脇から彼女の眼前に移動して逸物をやや深めに押し入れた。

 

「んぐっ、んっ、んぉっ、ぐぷっ、ごぉぽっ」

 

 やや窒息気味に挿入具合を調整しながら、シックスナインの形を取って真奈美さんの剥けていないクリトリスに唇を落とした。

 ……ふむ、体型の割には女を辞めていないようで、ちゃんとデリケートゾーンの洗浄をしているらしい。

 噂に聞く厄い恥垢や激臭などを感じる事無く、安心してクンニリングスが出来るのは有難い事だった。

 体格差がややあるのでもちもちとした柔らかいムチ尻を掴みながら腰をやや上げさせて、先程解した処女膜の襞を押し伸ばすために『怪物王』になってからやや細く伸びた舌を捻じ込んだ。

 ふむ、味は……酸味がするな、これが美味いと言う人は年若い少女のだとか愛する人のだとかそういう付加価値があっての事だろうな、ノーマルな性癖な俺には分からない境地だった。

 取り敢えず、俺の舌の太い部分まで入る様になれば及第点だろう、リーナやルーナたちにしている性行為準備と同じだ。

 ……二人は明らかに幼女体型なので、拡張開発をしてからじゃないとベッドに血溜まりを作り出すのは確定だろう。

 ううむ、その場の勢いでこうして下準備をしていたが、このまま何も言わずに性交するのは不義理なのでは無かろうか。

 段々と浮気をしているかのような罪悪感に苛まれたので、こっそりと真奈美さんの見えない位置に二人を『具象化』する。

 目の前の光景を見てぽかんとした二人だったが、数秒沈黙した後に不思議とむくれる事せずにサムズアップを返した。

 ……あー、うん、そこまで言われると逆にこっちが恥ずかしくなってくるな。

 愛情の差異が『隷属首輪』越しにしっかりと感じ取れてるから、使い捨てにしても良いオナホ女に嫉妬なんかしないよ、との事だった。

 ニタリと笑みを浮かべたリーナが此方に近付き、んべっと可愛い舌を出してどろっとした液体を零した。

 『粘性吐息』によって生成された、やけにピンク色のそれが真奈美さんのややぽっかりと開いた膣口へと零れていき――。

 

「くぁwせdr4f5tg6ひゅじこlp;@!?」

 

 なんかとんでもない感じで喉に埋まった逸物越しにでも分かるくらいに真奈美さんが叫んで悶え、びっくんびっくんと暴れ出したんだが、何をしたんだいったい。

 ……あっ、はい、速やかに終わらせて二人を改めてお呼びさせて貰います、はい。

 さっさと身の程を分からせて抱き潰して私たちを呼び出してね、とぷんぷん顔で送られて来た思念で怒られてしまった。

 どうやらオナホ扱いの女を抱くのは許すけども、それはそれとして自分たちの時間を蔑ろにされるのは許さないとの事だった。

 どうやら『粘性吐息』の成分を調整し、真の意味でのラブローションにして塗布したのだとか、つまり真奈美さんは媚薬を流し込まれたに等しい状態へとされてしまったようだった。

 ……何だろう、最初からリーナを呼び出したらさくっと終わってた作業だったな、少し丁寧過ぎたかもしれない。

 二人をカードに戻し、真奈美さんの口から逸物を引き抜く。

 場所を移動しててらてらと部屋の明かりに輝く逸物を膣口にあてがい、驚くほどにゅるりと挿入を果たしたのだった。

 

「あ゛っ、これっ、駄目っ、おち、死んじゃっ、あ゛ぁ゛あ゛ッ!」

 

 媚薬によって熱々に煮込まれた膣内は非常に柔らかく、それでいてみっちりと俺の逸物の形に輪郭を形取る様に包み込んでいた。

 ……これが人間の膣内かぁ、ソープランドに来たみたいだ、テンション上がるなぁ。

 両手をばたつかせて上空から落下しているかのような有り様の真奈美さんであるが、迫真の演技には見えないそれに少し恐怖を覚えた。

 ごちゅっと亀頭の先が膣奥に到達し、子宮口らしいこりっとした物を上に感じつつ、所謂ポルチオと呼ばれる部分にぐりぐりと押し付けて馴染ませる。

 挿入してから一分程は形状記憶合金の如く、逸物の型を取らせる様に覚えさせるのがポイントなんだっけな。

 牝ゴブリンと牝コボルトとの性行為の時と違い、理性によるブレーキがちゃんと効いているので冷静に行為に集中ができた。

 もっとも、幸せいっぱいですと蕩けに溶かした恍惚顔を晒してアヘる真奈美さんの様子を見るに、何処か既視感を感じて……思い出した。

 そっかぁー……、レベル差があり過ぎるからオーバードーズ染みた支配力を発揮しているのかこの逸物。

 

「お゛っ、お゛ぉ゛っ、あ゛っ! た˝め˝っ、こ゛れ˝ぇ˝っ! こ゛、こ゛わ˝れ˝っ、ぁ゛あ゛っ、お゛っ」

 

 なるべく優しく抽挿しているつもりであるが、真奈美さんにとっては快楽によって理性をおろし金で摩り下ろされている様な状態らしく、悲鳴めいた嬌声が出て半狂乱状態に陥っていた。

 抽挿をストップすると陸で死に掛けている魚の如くびちびちと絶頂の余韻で痙攣しており、このまま続けると生命の危機があるのではと不安が募る、悲しいが前例あるからね……。

 試しに真奈美さんの首元に手を当てて見れば、至極あっさりと『隷属首輪』を嵌められた。

 ……ですよねー、と殺人を犯す前に逸物を引っこ抜き、絶頂から帰って来られない様子の真奈美さんに申し訳無さを感じながら身綺麗にし始めた。

 ベッドにできたこの潮の水溜まりはどうすっかな、と若干現実逃避しつつ、身を清めてブレザーを着せた真奈美さんを床に転がした。

 うーむ、布団乾燥機、いや、此処まで来たらもうシーツやマットごと交換した方が良いか。

 時間を見ればまだ夕暮れだったので、店も開いているだろうからちょっくら買いに行こうか。

 一応太志に一声掛けてから、未だに絶頂の大波から溺れたままの真奈美さんを跨いで自室を出ようとした。

 っと、一応『隷属首輪』で真奈美さんに生命維持を厳命しておいたのでこれで死ぬ事は無いだろう、いってきまー。

補修レイドは……

  • オリジナルレイド
  • 轟天石榴山
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