※この作品はR-18です。

モンスターファックアンドスラッシュ   作:不落八十八

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#2 ★

 絶対生還すると決意したのは良いものの、未だにすれ違う新入生が居ない事に疑問を感じていた。

 ランダム転移と言えども一人や二人くらいは出会ってもおかしくない状況であるのは間違いない。

 可能性とすれば既にほぼ全滅しているか、そもそも出会う様な場所に居ないか、だ。

 前者は3時間くらい過ぎているので有り得なくもないが、後者だった場合俺の現在地が既にマッピングされている既知領域ではなく、未知の領域とされている既知外領域である可能性は高い。

 と言うか玄室やら壁やらから感じる圧力と言うかプレッシャーと言うか、此処に居たら死ぬぞと細胞が悲鳴を上げている様な寒気を感じている。

 

「え、と言う事は既知外領域にランダム転移されたって事?」

 

 う、運が無さ過ぎる……。

 辛うじて生存出来ているのは恐らく最初が既知領域に近かったからだろう。

 これが最初から既知外領域の奥の方とかだったら瞬殺されていたに違いない。

 と、言うのも既知領域ではリポップしたところで、リスキル宜しく成長前に狩られてしまうので基本的に下振れる。

 しかし、返り討ちにしたり既知外領域の近くで学生とエンカウントせずに成長出来れば当然レベルは上がる。

 時にモンスター同士で共食いする事もあり、イレギュラーなユニークモンスターが爆誕する可能性もあるとか無いとか。

 前日の授業に挟まれた小話をちゃんと聞いておいて良かったな。

 

「……道理で身体の成長が早いと思った」

 

 時折レベルアップと思われる全能感を授かる様な心地になる事があり、その度にオナ禁日数が伸びたかの様に肉欲が鎌首をもたげる。

 一度自慰行為で済ましてしまえば楽になるかと思えば、空きっ腹に少し食べたせいで余計に腹が減った時の様に、後の祭りめいたムラムラに苛まれる。

 そんな副作用はあるものの、ゴブリンたちを殴殺するにつれて肉体が引き締まった様な心地だった。

 細いヒョロガリとまでは言わないが、アスリートの様な筋肉は付いていない。

 最初に感じていた疲労感も少しずつ慣れてきており、三匹くらいなら余裕で相手できるくらいの余力を感じるくらいだ。

 

「そりゃまぁレベル1を狩るのとレベル10を狩るんじゃ経験値効率も違うよなぁ」

 

 体感でレベル7くらいだろうか、ゴブリンのキルスコアを数えておくべきだったかも知れないな。

 高熱に侵されている様なこの肉欲を発散しようにも、自慰行為は焼け石に水と言って過言ではない。

 今出来ることはゴブリンを殺すだけ、身体を動かしてアドレナリンを分泌させて症状の緩和を祈るだけだった。

 一つ、二つ、三つ、とゴブリンを殺す。

 機械的に、作業の様に、システマチックに殴殺を遂行する。

 ……ふと気付いたがこの状態で更にレベルアップしたら色々といかんのでは。

 残り時間を逃げ過ごしてやらかして死に戻りするよりかはマシか、誉は浜で死にましたとさ。

 四つ、五つ、六つ、ハハハ、圧倒的じゃないか。

 テンションがハイになり澱んだ瞳をカッ開きゴブリンを探しては問答無用で殺し続ける。

 もはや手段と目的が入れ替わっているが、肉体と精神が拡張されて新たな視点から目の前の獲物を狩り続けた。

 アドレナリンで痛みを誤魔化す様に、浮かれた意識を飛ばさぬ様に理性の鎖を握り締め続ける。

 

「……なんだろう、うつわがみたされたような、そんなかんかくだ」

 

 今の肉体と精神の上限に達したのだろう、これ以上は取り零すと何となく拡張された感覚で理解してしまう。

 臨界点を越えた沸騰した思考でナニカを探す。

 もういっそゴブリンでも良いだろうか、この獣染みたケダモノを満たしたい。

 僅かに残った理性の鎖を引いた正気が脳裏を過ぎた愚行を否定し、茹だる様な熱が脳みそを焼いていく。

 目の前の奇襲を仕掛けてきたゴブリン、その小剣を掴む細い手首を先んじて握り締め、手首を返して胸を突き刺してやった。

 甲高い音を立てて転がった小剣を拾い上げ、棍棒を手放して後続のゴブリンを猿叫一閃。

 ズンバラリンとチェストされたゴブリンがグロテスクな臓物を見せ付けながら絶命し霧散する。

 今の俺なら何でも斬る事ができそうだと己惚れるくらいに劇的な成長を果たしていた。

 

「……こえが、きこえる」

 

 超人的な聴覚を手にしたのかと思う程に脳へと響く声、その声は甘美で艶めかしく可愛らしかった。

 呼ばれている、誰に、そんな事を弾ける泡の様に脳裏に浮かべながら歩みを進める。

 そして、一見何も無い壁に手を付いてみればするりと水の膜の様に隠されていた玄室へと辿り着いた。

 甘い、蜜の様に甘い香りが充満していて、一嗅ぎする度に脳を掻き混ぜられる様な幸福感を感じていた。

 この部屋の主であると思われるその人型のモンスターはゴブリンだった。

 四頭身程で小学生高学年程度の低身長でありながら、トランジスタグラマーと呼ばれるボンキュッボンの身体をしなびた葉っぱで覆い隠しただけの露出の強い野人めいた格好をしていた。

 先程からチェストしまくった雄のゴブリンが薄汚れたどぶ川の緑であるならば、目の前の牝ゴブリンは若葉色の明るい色彩の肌色をしていて、不潔であるとは到底思えない。

 特徴的な鷲鼻も白人女性程度に収まっていて見苦しさを感じず、皺くちゃだった醜悪な顔も美麗な色気のある顔立ちをしていた。

 握り締めていた小剣を取り落とし、引き千切られる一歩手前の理性の手綱を引いて、彼女の前に立った。

 

「きゃぅ」

 

 私は貴方を待っていた、そんな意図が見える優しい声色と期待に溢れた恍惚とした笑みを浮かべた彼女は、小さくて短い腕を突き出してもてなすように掌を返して抱擁を待っていた。

 ぷつり、と何かが焼き切れる音が聞こえたかと思えば、俺は彼女を床に敷かれていた柔らかな葉のベッドへと押し倒していた。

 ゴブリンと言う亜種族であり人を害するモンスターに分類される唾棄し殺害すべきか弱い牝ゴブリンだ。

 目の前のこれに対し、良心を痛める事をしなくても良いし、風評を気にする事もない。

 ただ、この情欲を叩き付けて良い都合の良い肉穴なのだと、ケダモノと化した本能が吠え立てる。

 胸元の葉っぱのカーテン染みた衣服を引き千切り、まろび出たツンと立った形の良い豊乳に顔を埋める。

 葉っぱの青臭さと獣の様な臭いに混じる甘い蜜の様な香りに脳が溶けていく。

 初めて触れた乳房はハリのある弾力を感じる柔らかさであり、小奇麗な乳輪の中央にピンと立った乳首は淡い桜色をしていて食べ応えがありそうだった。

 本来赤ん坊が口にすべき母なる乳房の先端を舌で転がして唾液と共に啜り吸う。

 きゃぁぅと甲高い可愛い嬌声を漏らして蕩けた瞳を向け、此方の視線と共に情欲が混じり合う。

 滾る様な獣染みた性欲に任せ、ズボンの中で異様なまでにそそり勃起った肉棒を突き立てないのは、千切れた理性を一欠片の正気が両腕で掴んでスパイダーマン宜しく阻止していたからだ。

 

「はぁっ、はぁーっ、ふぅーっ、ふぅぅぅっ」

 

 肉食獣が目の前の美味そうな肉を前にして牙を尖らせながらも、目の前の彼女を傷付けたくてしているのではないと言い訳している様な光景だった事だろう。

 そんな俺の荒れ狂う感情を理解している、と小さな舌を出して艶やかな唇を湿らせ目を瞑った可愛らしいおねだりに辛抱堪らず食らいつく。

 今生で初めてのキスの相手は人間ではなく、牝のゴブリンだった。

 牝ゴブリンの小さな口腔から感じるのは果実の残り味と言った甘さで、辺りをギョロリと見回せば食事と思われる果物が転がっているのを気付いた。

 それはまるで、俺にこうして貪られるのを予期してあえて果実を選んだのだと言外に言っていた様に感じる。

 顔の大きさは約半分程の差異はあるが、絡み合い繋がる舌の柔らかさとそこから生じる感じた事の無い快楽には違和感は存在しなかった。

 押し倒した俺の唾液が舌を通じて牝ゴブリンの口腔を満たしてゆくが、それを嫌悪感なくこくりこくりと小さな喉を震わせて飲み干す健気な姿は愛らしいものだった。

 彼女の下半身を覆い隠すスカートを優しくまくれば、つるりとした恥毛の無い下向きの一本筋が蜜を零していた。

 蜜を指で掬い取り、皮に隠れた淫豆を腹部側から滑らせた指で刺激しながらぴっちりと閉じた筋をなぞる。

 可愛らしい嬌声を漏らしながらむっちりとした太腿を閉じて擦り合わせる仕草に愛しさを感じた。

 小さな掌がズボンの内側から突き破ろうとしている勃起物へと触れ、布越しの愛撫にもどかしくも甘い快楽を憶える。

 再び正気の腕を引き千切らんと欲望が理性の鎖を掴んで引いた。

 無毛の初々しい女性器に目が釘付けになり、両手が正気を引き千切る様に閉じた太腿を開かんと尻側から持ち上げて広げていく。

 

「……きゃぁう」

 

 蕩けた恍惚の表情で再び鳴いた彼女はズボンのチャックを引き下ろし、小便用のスリットを通じて外気に触れた悍ましい程硬く膨張した肉棒を曝け出した。

 ……一瞬、本当に自分も逸物か戸惑う程に、股間にあったそれは凶悪な変貌を遂げていた。

 平均的なサイズだと自称していたそれが、メジャーリーガーもびっくりな怪物サイズと化していたら理性と本能も困惑して呆ける事だろう。

 少しだけ正気に返った事で荒々しさが潜み、何処か戸惑いの孕んだ困惑を晒した。

 正気を半ば失っていたからと言って、牝ゴブリンだからってレイプして良い訳じゃねぇんだぞ、おまわりさんこいつです。

 そんな俺の戸惑いを、童貞特有の縮こまりとでも勘違いしたのか、あろう事か彼女は小さな掌で凶悪なそれを手に取り、掬い取った愛液を亀頭に塗して健気に準備を始めていた。

 良いのか、今生の童貞を目の前の魅力たっぷりな可愛い牝ゴブリンで捨てても、……むしろお得なのでは?

 柔らかい秘められた穴への門を潜るかのように、俺は彼女の掌の誘いに乗って膣口に亀頭を押し当てて招かれた。

 熱さとは温度差から生じるものなのだと心で理解させる程に、彼女の中は窮屈でありながら熱々に蕩けていた。

 前世で通っていた風俗嬢やレビューの良かったオナホを一瞬でランキング外へ蹴り出した程に、幼さを感じさせる肢体と雰囲気とは相反した成熟する蜜壺の具合は良かった。

 引き抜こうと腰を引けば行っちゃヤダと言わんばかりに襞が引き留めて、押し入れば玄関先のハグの様に抱き締めてくる名器の気持ち良さに脳がスパークする心地すらあった。

 

「お前を……俺の物にしたい……ッ!」

 

 半身以上の体格差があるものの正常位の体勢であったからこそ、その小さな掌に指を絡めさせる事が出来た。

 今まで抑え込んでいた肉欲を発散するかのように自然と腰が動いて性欲のまま快楽を貪り喰らう。

 まるで小学生を犯しているレイプ犯の様な有り様だと言うのに、その実態は逆であり、底なし沼の様な手練れの嬢に世話をされているかのような経験値の差を感じる。

 しかしながら、それは俺の中のケダモノを咆哮させるだけのスパイスとなり、過去を押し流すための活力となる。

 俺の凶暴な逸物でお前を染め直して落ちない色にしてやる、と今まで感じた事の無い執着が腰の動きを変化させた。

 独り善がりの下手糞な童貞セックスから、純愛イチャラブセックスを経て、泥沼の様な爛れたセックスへと落ちていく。

 聞こえてくる甘い嬌声が、段々と余裕の無い本心からの声色に変わっていく様に仄暗い満足感と充足を得ていた。

 おねショタの様な接待めいたセックスが段々と堕落する媚びた淫行へと変貌していく。

 粘着質な淫らな音を奏で出した蜜壺の奥が、許容量を超えたサイズの逸物を押し上げる様に下がってくるのを感じた。

 細身でありながらもっちりとした肌の気持ちの良い腰を掴み、下がってきたそれを押し返す様に押し返してやればくっきりと腹部に浮かぶ。

 所謂腹ボコと呼ばれるそれは尻穴からの挿入で見られるものであるが、何故か規格外のサイズにチェンジゲットしていた逸物ならばそれすらも可能だった。

 段々と互いの熱に溶けていく様に重なる肌の面積が増えていき、床に押し倒していた恰好から対面座位と呼ばれる相手を抱き締める恰好へと移り変わる。

 見た目よりもやや重いのはトランジスタのファンタジスタか、此方が背骨を曲げる様にして彼女の喘ぐ口を唇で持って塞いで舌を滑らせる。

 まるで蛇の交尾めいた舌の気持ち良さと心に満たされる様な灯る感覚を共有していると錯覚すらしてくる程に情熱的な交わいを繰り返す。

 煮え滾った熱が段々と込み上げ、ついに彼女の中へ吐精した。

 

「きゃぁぁあうっ!」

 

 昂った膣の中がきゅぅきゅぅと締め付けては痙攣する様に締まり、同じタイミングで絶頂に至ったのだと感じ取る。

 本来であれば射精の際の精液量は1.4mlであるが、今の俺はそれを余裕で超える数十倍の量を吐き出している自覚があった。

 射精するべく脈打つ度にごくごくと子宮口で飲まれている様な、そんな摩訶不思議な快楽に視界が真っ白に染まる。

 意識が飛び掛ける程の快楽に頭が焼かれ、彼女を抱き締める腕に力が入る。

 一生分の射精をしたかの様なとんでもない感覚に正気に返った今の俺はついて行けず、そのままぷつりと電源が切れる様に意識が――。

 

「――はっ?」

 

 わいわいがやがやとした喧騒が呼び水となり、今居る場所と先程までの場所と違っている事実から失神していた事を察する。

 羅城門から少し離れた位置に一年丙組の面々と居る事を察し、すわ死に戻ったかと疑問に思うも牝ゴブリンとのケダモノ染みた初性行為をしていた事をしっかりと覚えている。

 地面に胡座めいた格好で座り込み、先程までの格好をしていると気付いた瞬間に青褪めて下半身を見た。

 あれ程までに猛った逸物はしっかりとズボンの中に仕舞われており、同級生に性器がまろび出ている状態を見られていない事に安堵する。

 

「……ん、何だこれ」

 

 しかし、チャックは閉められてはいなかった様で、それに気付いた時に何か硬いカードの様な感触があるのに気付く。

 それをブレザーの裾に隠す様にズボンの内側から抜き取ると、逸物がズボンの中にはあるが小便用スリットの外にある状態であると知れた。

 ……こっそりとチンポジを直し、カードを懐の内ポケットに仕舞い込む。

 まさかと思うが俺が気絶している間にお掃除してくれたのは良いが、あまりの逸物に窒息死してこれがドロップしたのだろうか。

 ……いや、まさかな。

 彼女の好意を無碍にする様に、意識の無い俺が頭を掴んでイラマチオさせて窒息死させたのでは、と可能性を思いついてしまった。

 自身の凶行に対して確信を得られないもどかしさに苛まれていると、入り口ではぐれてしまった太志が近寄って来た。

 

「おほぉー、事実は小説よりも奇なりとは言ったものですな」

「だな……、何がナニやら、だ」

「デュフフ、どうやら竜胆氏も同じ様ですな」

 

 にっこりオタクスマイルを浮かべた太志が此方に手を差し出してくれたので、好意に甘えてその手を取って立ち上がる。

 そして、立ち上がり距離が近づいた瞬間に、続きは自室で、とヤケに硬い声色の真面目な台詞を発した。

 ……君、実はこの学園を調べに来たエージェントだったりしない?

 だなんて感想は喉元から出さずに飲み込んで、曖昧な表情を浮かべて頷いた。

補修レイドは……

  • オリジナルレイド
  • 轟天石榴山
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