※この作品はR-18です。

モンスターファックアンドスラッシュ   作:不落八十八

50 / 56
#50 ★

 ――穿界迷宮『YGGDRASILL』、接続枝界『黄泉比良坂』――

 ――第『参』階層、『既知外』領域――

 第参階層に1人で飛ばして貰い、降り立った先で『スレイヴ』軍団を展開する。

 これからやる事は既知外領域と言う無法地帯だからこそできる荒々しい乱獲方法だ。

 今の『簒奪』の仕様は俺が直接仕留める事で『スレイヴ』カードを生成する事になっているので、『スレイヴ』軍団が仕留めてもノーマルカードが生成される事になる。

 と、言う事で、『ハイグレートスレイヴブラックドック』の背に乗り、『ハイグレートスレイヴグレイウルフ』には三人娘を乗せて蹂躙を始めた。

 『ハイグレートスレイヴゴブリン』10体、『クイーンズナイトゴブリン』10体、『クイーンズナイトコボルトライダー』10騎、『クイーンズナイトヴォーバルバニー』10羽によるゴブリンの虐殺カーニバルの開催だ。

 足の速いライダーとバニーが先行し、周囲一帯にばらけて進み俺らの居る場所へと群れのゴブリンたちを追い立てて、ゲートのある大きな玄室へと集めていく。

 そして、集まった哀れなゴブリンは追い立てられて息が整っていない状態で、目の前の巨躯な『ハイグレートスレイブゴブリン』と『クイーンナイトゴブリン』20体の眼光に晒され、恐怖状態となり硬直した。

 逃げ出そうとしても足を縫い留められたかのように笑う膝が動いてくれはせず、ハルバートで首を飛ばされ、鋼鉄以上の硬さの拳に頭を粉砕されて息絶えていく。

 それはもはやMMORPGで大量のモンスターを釣ってから目の前で処理する効率的な狩りの方法である。

 本来ならある程度集めたら範囲攻撃で一掃するまでが奥ゆかしい作法であるが、術士系じゃないので物理で始末する、御無礼仕る。

 そして、他のゲートを見つけてゲートキーパーを見つけた場合は、巨躯な狼と言う豪華な足を使ってその場に急行し、レアドロップを求めて俺が出張って殺傷する。

 レベル差が20くらいあるので瞬殺である、そもそもの生物としての格が違うのだから当然の末路と言うべきか。

 『ワンダーゴブリンメイジ』の杖を奪って口から貫通させ、『ゴブリンウォーロード』の自慢の鎧をべっこべこに凹ませて圧死させ、『ゴブリンシャーマン』が召喚したゴブリンを投擲物としてぶつけてやった。

 『収納袋』のカード類を胸ポケットに移して、メイジの杖、ウォーロードの鎧、シャーマンローブのドロップ品を回収し、速やかにゲートへと戻る。

 蟻の巣に流れ込んだ水の濁流の如くゴブリンを仕留め続けてドロップ品を山の様に積み上げていく。

 

「生素材は餌になるが、この鉄くずの山はどうすっかな……」

「きゃはは、燃やして、固める!」

「わはは、こねこねして、丸める!」

「きひひ、一個にして、回収」

「天才かよマイドーター、流石は俺の娘だ!」

 

 有益な助言を出した3人娘を抱き締めてメリーゴーランド宜しく回転して喜びを表現すると、年相応にきゃっきゃと喜んでくれた。

 1個ずつ素材を確かめて分別しようとしたが小鬼シリーズは全部鈍い鉄で作られている様だったので一塊の山にしておく。

 そして、竜尾を展開して腰だめに構えて、汚物は焼却だぁ、といった気分で圧縮した血液をぶっ放す。

 触れた瞬間に赤熱化して溶け始めた小鬼シリーズを眺めながら、後ろで続く虐殺もといレアドロ掘りから目を外す。

 今ならスプラッター映画を見てもビビる事は無さそうだ、と言うぐらいに惨状を見飽きた心地だった。

 ドロドロに溶けた鉄を試しに素手で掴んでみれば、明らかに赤熱化しているのに温かい程度の感想で終わる。

 っと、やべ、ちょっと撥ねた水滴めいた溶けた鉄が制服を焦がしたのに気付いて慌てて下がる。

 うーむ、そうだったわ、着ている制服は市井の制服とは違って特別仕様で、確かに耐久性は高いのだが切れる時は切れるし燃える時は燃える程度の装備だったのを忘れていた。

 ……こうなったら裸になった方が早いか?

 制服を脱いで畳んでから竜篭手の応用で全身に竜鱗を展開し、傍目から見れば黒い竜騎士めいたシュッとしたデザインの鎧を身に纏った様に見えるだろう、残念ながら竜鱗も肌の一部なので全裸である。

 

「全裸なのに全裸じゃないから恥ずかしくないぜ、ってか」

 

 パンツじゃないから恥ずかしくないもん以上の羞恥に晒されている気がするが、よくよく考えたらこの状態ってリーナたちと同じなのか、こいつらも着ている衣服は魔力のそれだし。

 この状態なら耐火耐性も相まって作業が捗るな、と赤熱化している鉄の山に手を突っ込んで泥団子を作る要領で丸めて球体にしていく。

 うーむ、この量は地味に時間が掛かるな、しかし均一な大きさにしないと『収納袋』に入らないしなぁ。

 こればっかりはリーナたちに手伝って貰う訳にはいかないので、不純物を取り除きながらこねこねと鉄球を量産していく。

 いやこれ、『形態変化』で鋳型みたいな感じにすれば良かったな、バルタン星人みたいな右手に変形し、赤熱化した鉄を掴んではインゴットの形に成形したものを取り出していく。

 鉄球を赤熱化した山に戻して溶かし直し、どんどんと鋳型に嵌めては『収納袋』に仕舞い込んでいく。

 これはまぁ、後で『火具土』に素材として売りに出せば良いか、と思ったが1日目でこれだと破産するよな。

 ……寄付で良いか面倒だし、俺の『収納袋』に容量制限が無ければ店売りも検討できたんだけどなぁ、ままならないもんだ。

 ゴブリンをぶっ殺し、ゴブリン系列のゲートキーパーをぶっ殺し、それ以外は鉄をガシャコンして、どっさりと集まった『ゴブリン』のカードを仕舞い込んで4時間の労働が終わったのだった。

 

「ふぅ……、戦争は数だよ兄貴、マジでそう思うわ」

 

 ついでに質も伴えば更に良し、これをドズル戦術と名付けるか、『文官』の夜明けぜよ。

 258個の鉄のインゴットを生成し、制服も着てレアドロ品も回収して意気揚々と羅城門のエントランスへと戻ってくる。

 第陸階層を進めていた太志たちは特段問題も起きなかった様で、合流してからレアドロ品を鑑定して貰ったがどれも微妙だったので店売りになった。

 杖はもうダブってるし、鎧に関しては重層鎧だったので着る奴が居なかったしな。

 部室棟の近くで太志たちと別れ、我らがカードショップへと立ち寄る。

 開店準備は順調に進んでいる様で、カードを印刷機に挟んで昔ながらの方法で作った張り紙には料金表が出来上がっていた。

 コボルト、スキル無し5万銭、『騒音』付き10万銭。

 ゴブリン、スキル無し10万銭、スキル付き15万銭~。

 と言うオークションに出品されている高額カードを亡き者にせんとばかりの破格の価格で売りに出される予定である。

 採算なんて俺が一度ダンジョンに潜れば取れるんだから安いもんである。

 このカードショップの意義は『文官』の地位向上、そして性奴隷化している女子たちの救済にあるからだ。

 どれだけ非力な女子とてそれを補助してくれるモンスターを使役出来ていれば、壱階層から頑張って階段を登れる筈なのだ。

 『鮮血薔薇』の面々が育てば『文官』へのクラスチェンジを求める女子の育成も業務に組み込む予定だ。

 ぶっちゃけ、カードの収集は俺がすれば良い事が今回で分かったし、彼女らはそれをサポートする一団として控えてくれた方が楽だしな。

 エンジョイ組の掃除及びダンジョン攻略の風通しを良くするための第一歩と言う訳だ。

 勿論俺らは抵抗するぜ、この拳で、と言う感じで、歯向かうエンジョイ倶楽部は真正面から俺が出て潰しに掛かれば良いだろう。

 まぁ、初動が遅れたので同級生の救済は難しい所があるが来年の子たちはある程度守れる形になるだろう。

 救った奴らで第二第三の『鮮血薔薇』を作っていけば扶助組織としては機能するだろう。

 ひょっこりと顔を出した玲子に迎えられ、内側に招き入れられた俺は内検する事にした。

 

「オーナー様! 内装はこのように致しましたわ!」

「どれどれ、カウンターの所に机と椅子、銭カード機器も借りて来てくれたか。小さい冷蔵庫に可愛いクッションも置いてあって福利厚生も大丈夫そうだな。……んで、アレは?」

「マッサージスペースですわ!」

「……要る?」

「要りますわ! ダンジョンに日々お潜りなさるオーナー様を癒すべく、わたくしたちで労いの場を作らせていただきましたわ」

「……マッサージはマッサージでも、ローションマッサージだろこれ。畳にブルーシート敷いてソープマットってお前な……」

「お嫌いですの?」

「勿論好きだけども」

「なら良かったですわ!」

 

 こちとら若返った健全な男子高校生である、当然ながら性に奔走な思春期でもあるのだ。

 それに、『鮮血薔薇』の面々は俺と致してから段々と容姿が整い始め、綺麗どころの集まりと化しているのでそんな彼女たちに労ってくれるのなら嬉しい限りである。

 ……まぁ、普段パートナーの真奈美たちから性行為をしてるから、その順番飛ばしのために画策した性略であるのは指摘するまでもないだろうけども。

 そんなあからさまな様子に意図を理解した真奈美たちも苦笑気味である、それでも禁止や反対を言い出さないあたり彼女たちの関係は良好の様子で何よりだ。

 ただ、そうだとしても言いたい事はあったので今のうちに言っておくべきだろう。

 

「……海燕荘の大浴場の一角じゃ駄目だったのか?」

「あっ」

「あ?」

「えと、その、できるなら独占できる様な場所が良いかなぁと」

「乙女かよ」

「乙女ですわ!?」

「そうだったわ。こんな様子でも普通に女の子だもんな玲子」

「い、言わないでくださいまし……」

 

 と、言う事で多分既に倉庫あたりに置かれているであろうソープマットは海燕荘へと運ばれる流れとなった。

 せめて下がフローリングならギリOKを出してしまったかもしれないが、畳の部屋でこれはアウトだろ。

 にしても……、やはり順番待ち問題は何とかしないといけない様だな、さてどうするべきか。

 結局海燕荘の宿直室へと戻って来た事もあり、ちょっとした一息に淹れて貰った黒珈琲を飲みながら考える。

 

「人間辞めていいなら方法あるんだけどなぁ」

「と、言いますと?」

「俺が人間ローパーとなる」

「オーナー様が変態触手モンスターに!?」

「あぁ、何なら五指の先を逸物にもできるぞ、ほら」

「わ、わぁ……、すっごい光景ですわぁ……逞しい」

「あれ、意外とイケる感じだな……?」

 

 てっきりドン引きされる流れかと思ったんだが、突然右手が肥大化して指先が股間についてる逸物を模した物を見せたら普通そうなるよな?

 玲子だけが特殊性癖かと思えば、他の面々も顔に手を当てて高揚しているご様子だった。

 そのまま五指に沿って右腕をデオキシスの腕みたいに分割して伸ばしてみれば、リアル触手に誰もが大興奮だった。

 そっかぁ、意外と需要あるのか触手って、マジでぇ……?

 体内を弄って精巣あたりと結合したので精液を出せる触手五本の完成である。

 試しに玲子と『鮮血薔薇』の4人の身体に触手を這わせてそれっぽくしたらきゃっきゃと喜んでいて、意外と人気があるようだった、嘘だろマジでぇ?

 ……ふむ、制服の上から這わせた触手の先を胸元から侵入させ、柔肌を堪能しながらスカートの内側から這い出てショーツを引っ張ってみる。

 艶やかな声を漏らし、面白一辺倒だった宿直室の雰囲気がピンクに染まっていくのを感じた。

 リーナをこっそり召喚し、右肩辺りを『形態変化』して『粘性吐息』の唾液を蓄えられる器官を作って充填し、触手の内部を変造して毛細血管の様に『粘性吐息』のローションを滲み出せられる様に改良を加える。

 媚薬粘液を滲み出す触手逸物として非常に完成度が高くなり、感度が上がった事で嬌声が漏れ始めた5人の秘所が濡れ始めてショーツを掴む触手へと掛かっていく。

 本格的に触手モンスターと化した俺は興が乗り始めていた、逸物を同じ性感帯を追加してみたら5倍の快感が脳にダイレクトに来てなんかもう、色々とやばかった。

 

「お、オーナー様ぁ、お慈悲をくださいまし……? ぁあっ、キタぁっ、ぶっといご立派なおちんぽが挿入ってぇっ」

「あっ、あひっ、これ、この形いつものっ」

「中、中でうねってぇっ、こ、こんなの初めてぇっ!?」

「うへへ、触手に犯されるだなんて願望がこんな形で叶うなんてぇっ」

「おほっ、膣内っ、ごりごりってぇっ! ぁっ、イイっ。良い所擦れてっ」

 

 剛直と例えられる様に日本人の男性器は海綿体を膨張させて硬直するのが一般的であるが、触手逸物は先端から根元まで此方の意思で動く事が可能な多重関節機構と言うか筋肉の塊なので、中で捻じれて伸縮しながら戻るだなんて芸当も可能だった。

 超高性能な電動ディルドめいた多種多様なパターンで膣内を蹂躙していく光景は、ただのローパーではなく上位種のローパーだ、と感じさせるテクニカルさがあった。

 ……けどこれ、5本の触手と自分自身を動かす事になるので脳が悲鳴を上げている気がする、自意識をぼやかして専念しないと最後まではできないなこれ。

 宙釣りになった5人の膣内をテクニカルに耕しながら、5本分の快楽を味わいながら、操作に頭を文字通り焼かれる心地で異種姦を続けていく。

 絶頂して快楽の波に溺れた子から子宮口にどっちゅりと鈴口を押し付けて、射精を行なっていくのだが先程の快楽よりも刺激が強い事で一瞬俺も視界がホワイトアウトする程の衝撃を受けていた。

 ……ローパーが植物的な感じなのってこれが理由かもしれないなぁ、動物的だと射精などで快楽中枢がやられるだろこれ、と言うか実際やられたし……、と鼻血を零しながら幸福感を感じる射精の余韻に浸る。

 

「……すまん、5本は流石にきついな。3本。……いや、2本から始めさせてくれ、頭が、痛ぇ……」

「あわわわわ、は、鼻血が出てるっすよ!? 大丈夫っすかご主人様っ!?」

「マルチタスクの練習にはなりそうね……? ほら、竜胆君、丸めたティッシュよ」

 

 大慌てで真奈美と満子に介抱されながら、クールダウンしながら触手で持ち上げていた5人を布団のある方へと下ろして、荒い呼吸で頭痛に苛まれる。

 確かに良かった、5本分の快楽を感じるのはすげぇ良かったけども、ベースが人間だからきっちぃなこれ。

 そりゃ対魔忍の桐生も人間辞めてから触手に走るわ、こんなの人の身じゃ無理だわこれ。

 けれども、こうしてマルチタスクを鍛えるための方法として触手逸物は有りかもしれないな。

 分割していた5本を一纏めにして段階を経て人間の右腕に戻し、尾てい骨の所に生えている短い竜尾の先を『形態変化』して2本の触手逸物を作り出した。

 再び『粘性吐息』を充填して貰い、成分を解析して複製できるようにして媚薬液袋の器官を変造する。

 ……なんで俺セックスモンスター化を進めているんだろうか、普通にリーナにその都度出して貰えば良いだろうに。

 

「いや、待てよ。濃度を上げた媚薬液を噴射して強制発情させたら対人戦で役に立つのでは……?」

「何と言うか、竜胆君のダンジョン脳は留まる事を知らないわね……。それが役に立ってるから頼もしい限りではあるんだけども」

「回り回って私らのためっすから、見守っておけばいいんすよ」

 

 俺の正面に1人、左右に2人ずつ並べる事で触手逸物により計3人の同時セックスが可能になり、リーナたちを含めた27名の大乱交の効率が上がった。

 二週目と三週目で正面の俺に当たってくれれば全員が俺1回触手2回で均等だな!

 ……問題は常に俺に3倍の快楽が齎せ、なおかつ触手分のマルチタスクを余儀無くされるので脳を酷使すると言う事だ、もう副脳とか作った方が楽になれるか……?

 なんかもう本格的に人を辞めようとしているので少し落ち着くか、取り敢えず2本から続ければ数日後には慣れてるだろこの身体なら。

 触手逸物を挿入しながら、自身も挿入しようとすると頭の中の位置関係が非常にバグるのマジできちぃんだが。

 脳波でビットを動かすのってこういう感覚なのだろうか、やっぱニュータイプってやべぇわ。

 せめて此処がダンジョン内くらいに瘴気度が高ければ頭も活性化するんだろうけどなぁ……。

 でもまぁ、これならマンネリも防げるか、5本でヤれる様になれば常に二穴プレイも楽しめるし、倍になれば三穴も可能の筈だ。

 ……いったい俺は何になろうとしてるんだ、本末転倒も良い所である。

 これならもう第二第三の俺を分け身した方が早くないだろうか、そっちの方が愛も3倍でお得感を感じる。

 しかし、分裂できる気が全くしてこないあたり適正が無いんだろうな、こうして触手を生やす程度がお似合いと言う事だ、ははっつれぇわ。

 そして、俺は目の前の事に集中して忘れていた、3倍効率が良くなったとしても人の欲望に上限なんて無い事を。

 ダンジョンで肉体強度を上げた逞しい女子たち相手にはこの手を解禁するべきでは無かったのだ。

 3倍の疲労と消耗した体力を回復できないまま干乾びた心地で翌朝を迎える事になる事を今の俺は知りもしなかったのだ……、とならない様にしないとな。

 射精コントロールを上手く使って良い感じに事を成そう、と考えるとこの性行為もなんか作業染みて来たな、触手逸物は失敗だったかなぁ……。

オリジナルレイドは……?

  • 『王権』
  • 『付喪』
  • 『根源』
  • 『伝承』
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