※この作品はR-18です。

モンスターファックアンドスラッシュ   作:不落八十八

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#51

 ……さて、待望の日曜日なのだがマンネリ感が半端ないな。

 今週は特筆すべき事が一切無く、カード掘りして性行為して寝る、を繰り返していただけだった。

 あぁいや、1つだけあったな、『収納袋』へ入れる物に金庫を指定した場合、中身も一緒に入れられると言うグリッジめいた仕様を見つけた事ぐらいか。

 と、言うのもポケットでは仕舞い切れない量のゴブリンのカードをどうした物かと試行錯誤していて、部室内で色々と考えていた時に偶然見つけた裏技だった。

 販売のために金庫へカードを仕舞うのは良いが、持って行ける奴に対しては防犯にならんのではと言う話で、会話の流れで『収納袋』に仕舞ってみせた時に発覚した。

 色々と考えてみた結果、ゲームによくあるランダム箱みたいな感じで木箱の中にアイテムが入っている物を仕舞った時の事を考えての措置なのではと思う訳だ。

 中身では無くガワで判定しているのだろう、と言う憶測であったが、棚や木箱などで検証した結果、密閉空間である事を条件に1つの物に複数を仕舞える事が分かったのだった。

 そのため、今は出し入れの事も考えて1メートル四方の巨大な金庫の中に、カードショップのストレージみたいにカードを仕舞っている。

 ある程度は部室で管理し、倉庫品は俺が預かると言う形で決定した。

 開店日は明日の午後一時から、そのタイミングでオークションにも相場破壊のために大量のゴブリンカードを出品する予定なのでゴブリンカードに関しては完全に安くなる事だろう。

 スキルの付いてないノーマル品を買い占める様な物好きは居ないだろうし、スキル品も正直しょうもないのばかりなのでおまけ程度だ、売り切れる可能性はまず無いだろう。

 仮にあったとしても第参階層に潜れば良いだけなので、数百枚ある在庫を吐き出させたら大したもんである。

 

「……さて、どうしたもんかな」

 

 酒池肉林から酒と食事を抜いた感じの肉々しい(いつもの)光景を目の当たりにし、第陸階層に潜ろうかと腰を上げてふと気付いた。

 そうだった、第参階層に入り浸ってたから最終ログイン場所第三階層のゲート前だった、仮に第陸階層へ向かうならば一二三姉妹の誰かに力添えが必要になる。

 ……が、見ての通り授業が無いからと恍惚としたアヘ顔を晒して寝ているので起こせはしないだろう。

 うーむ、困ったな、どうしたものか、と割とマジで首を捻る。

 ダンジョン攻略を趣味としている様なものであるし、何よりもこの学園は性行為以外の娯楽が無いので出掛ける必要があるんだよな。

 学生街に行けば何かしらの暇潰しを見つけられるだろうが、正直面倒なんだよなぁ、今更感がある。

 ネットも検閲されているので大体がフィルターに掛かって規制されているからネットサーフィンもままならない。

 かと言って、海燕荘で出来る事と言えば食事か性行為くらいだ、……いやいや、やろうと思えば他にもやれる事はあるだろう……TRPGとか?

 24名で? GMが処理し切れなくてポシャるのがオチだな、はてさて、どうしたものかな……。

 新しいトランクスを履いてから浴衣を着てシャワー室へと向かい、汗とかを流してさっぱりする。

 一度歩き出せば案外身体も動く様で、そのまま食堂へと向かって朝食を取るためにメニューを眺めていると、ふとした視線を感じた。

 其方を見やれば、毛並みが艶々なのに顔はげっそりした様子のグレイウルフ君が恨めしそうに此方を見ていた。

 

「んだよ、どうした」

「くぅぅん」

「はぁ、精力が足りないからレベル上げたい? ……一応お前外に出てるし、俺から分配されてるんじゃねぇの?」

「くぅん、わふっ」

「あぁ、そういやついて来てないから入ってすらいないのか。一緒に行きたいって?」

「ばうっ!」

「いや、多分意味無いぞ。第陸階層でも正直びみょいし、もっと上じゃないと碌に経験値入らんと思うが」

「……きゅぅぅん」

「……まぁ、なんだ、精の付くもんでも買って来てやるから頑張れ」

「わふ……」

 

 再びしおしお顔に戻ったグレイウルフ君のために何かしら買って来ないといけなくなった、初めてのおつかいかな?

 精力を上げる代物ねぇ……、『ゴブリンラブポーション』じゃ駄目だろうか、駄目だよなぁこいつ牡だし意味無いか。

 不穏な気配を感じてか毛を逆立たせたグレイウルフ君だったが命拾いしたな。

 そうなると……あぁ、そうか、発想の転換だな、その手があったか。

 今、俺はリーナの『粘性吐息』を解析した媚薬液を持っている訳だが、これの牡用の物を作れば良いんじゃなかろうか、精力剤的な感じなのを。

 うーむ、ふむ、……こんな感じか? と、出来立てほやほやのそれを竜尾の先端に注射針を作り、そのままグレイウルフ君に不意打ちでブスリと注射する。

 即効性ではなくじわじわと来るタイプにしたのだが、グレイウルフ君は段々と元気を取り戻していき、活き活きとし始めたので成功したようだ。

 精力快復液、ルビはビンビンマッスルで良いか、言うなれば亜鉛とかアルギニンとかの入った精力剤の様なものだし、適当な名前でも問題なかろうて。

 ……まぁ、これを打って元気になったところでグレイウルフ君の悩みは解決しないんだけどな。

 ほら、むしろ元気になったからまた遊べるわね、って感じでロックオンされているのに気付いてないし。

 それで大丈夫かこいつ、本格的に家狼化してないだろうか、野生にはもう帰れないな?

 ご機嫌なお姉様から受け取った朝食をおかわりしつつ楽しんでから宿直室に戻ると、てきぱきと清掃が行われていた。

 

「あ、おはようございますオーナー様。ご朝食はもう取られたんですわね」

「あぁ、掃除は朝食を食べてからでも良かったんじゃないか?」

「……流石に粗相したままはちょっと」

「……それもそうか」

 

 どたぷんと豊満なむっちりボディを晒しながら畳の雑巾がけをしていた玲子のプリケツを見ながら会話しつつ、あれだけ射精したというのに全て吸収されているらしい神秘さに若干慣れつつある。

 おかげで部屋に散乱しているのは彼女たちの粗相、要するに潮と汗だけなんだよな、小便はきちんと済ませてから乱交に入ってるあたり律儀である。

 もうこの宿直室の全面をフローリングにした方が後の掃除が楽そうではあるが、リフォーム代を宮子に渡すべきだろうか、畳のままだと染み付きそうだな色々と。

 だなんて思案していたら何を考えたのか、膝立ちになった玲子が浴衣の裾を開いて、半勃起ちした逸物をトランクスの小便隙間から取り出して口淫を始めていた。

 ……形の良い尻に熱視線を向けていたのが普通にバレていたんだろうな、今瓶底眼鏡外してそこのテーブルに置きっぱだし。

 

「ちゅっ、んっ、はぁむ……。ふふっ、オーナー様は綺麗好きですから、お掃除甲斐がありませんわね」

「そりゃまぁ、俺汚いおっさんが竿役のタイプだと半萎えするタイプだから、小奇麗にはしてるつもりだ」

「あら、そうでしたの」

「……女性的に言えば臭いマンカスだからな、流石に俺はそう言うので興奮する性じゃないぞ」

「あっ、そうですわね、殿方はそう言うのがお好きと言う方も居られると聞きましたが。くっさぁ♡ みたいな」

「あれは精々1日くらいのを言ってるんだぞ。ガチの恥垢の臭さは本当に酷いからな、掃除されてない公衆便所の便器を舐める様なもんだぞ」

「まぁ、2次元的な表現方法ですわよねぇ、ザーメンボトルなんて最たるものでしょう?」

「30分くらいで液化してさらっさらになるからな、喉に絡む訳無いから産地直送じゃないと無理だな、新鮮さアピールかよっての」

「だからお魚とザーメンは生に限る訳ですわね」

「あっはっは、抽挿の途中だが猥バーンだ! 孕めオラァッ!」

「んぐぼっ!?」

 

 青藍島のハメドリ君みてぇな事を抜かしていたので産地直送の新鮮精液を生絞りで飲ませてやった。

 精液ってある意味良質なタンパク質みてぇなもんだし、朝食はこれで十分だな。

 あぁ、でも俺の精液は液化と言うか経験値化するんだったな、なら腹に貯まらないか。

 胃袋が精液でパンパンになったのか少しお腹が出た玲子は、若干恍惚とした顔をしながらも奉仕足りないのか物足りなさそうな顔をしていた。

 

「あぁー! 部長だけずっるーい!」

「私も起き抜け一杯したぁい!」

「オーナー様ぁ、私の此処開いてますよ」

「ごくっ、ふぅ、げぇぇっぷ、ごほっ。けほっ、し、失礼しましたわ。はしたないところをお見せしましたわ」

「ザーメンゲップなんてリアルにあるもんなんだなぁって思ってたから大丈夫だぞ」

「オーナー様、わたくし乙女ですわよ?」

「さて、掃除の続きをしなくて良いのか?」

「んもうっ、ほら、皆さん手が止まっていましてよ!」

 

 一番最初に手を止めたのは玲子なんだよなぁ、と思いつつも名残惜しそうに此方を見てから掃除に戻る『鮮血薔薇』の面々に若干罪悪感を感じる。

 うーん、目立つからと言う理由でパートナー化してなかったけれども、こうも好かれているならば折を見て登録した方が良さそうか。

 と言うかパートナー契約に登録上限とかあったりするんだろうか、と学生手帳で調べてみるも特に規定は無さそうだった。

 あ、いや、隷属できる人数に限るって注釈が書いてあるな、流石に1学年丸ごと独占、みたいなのはやばいもんな。

 ……うん? 真奈美と満子、そして『鮮血薔薇』の18名、合計20名と登録した場合申組女子全員じゃね?

 登録、通るだろうか、審査とかあったりしたら嫌だな……、と言うか何を審査するんだよその場合。

 だなんてまろび出た逸物を仕舞いながら考えていると、ジトっとした視線で此方を見る真奈美たちの姿が目に入った。

 あぁ、うん、別に蔑ろにしていた訳じゃない、ってなんだこの浮気がバレた夫みたいなムーブは。

 

「ふぅー……、分かってるっすよ、ご主人様っすもんね」

「クソボケって言う概念良く分からなかったけど、多分竜胆君みたいなのを言うのね」

「あらあら、同じ竿姉妹なんだから仲良くしなきゃ駄目よ? ご主人君の事だからダース単位で増えるわよきっと」

「ファンクラブ作っておきますか」

「ならば1番の名誉は私が」

「烏滸がましいにも程がある」

 

 多分1番は天邪鬼のお姉さんだと思うぞ、いや、会長枠で幻の零番か?

 ファンクラブの設立は無しだ、そこまでアイドルしてるつもりはねぇぞ、こっ恥ずかしい。

 何と言うか性行為に全員が慣れ始めており、起きてから普通にピンピンしているあたり成長を感じてしまう。

 最初の頃は一週であひんあひん言いながらアヘ顔ダブルピースしてたのにな。

 ……『隷属首輪』経由で何かしら人体改造とかされてたりはしないよな、流石にそう言う事は考えてなかったし問題無いと思うんだが。

 普通に肉体強度が上がってタフになっただけって感じだろうな、そうであって欲しい。

 

「今日はダンジョン行かないんすか?」

「あぁ、第陸階層に行くためには一二三姉妹の誰か連れてかないと駄目だから、ぐっすり寝てるし午前は良いかなと思ってな」

「相変わらず優しいっすねー、ご主人様は。ドSなのか紳士なのか分からないっす」

「紳士的なドSなんだよ俺は」

「その割には暴力とかには走らないっすよね」

「……お前、目の前で石榴みてぇに弾けた相手を見てぇか? 流石にネクロフィリアの趣味はねぇぞ俺は」

「っすー……、あ、はい」

 

 真奈美の頭に右手を乗せてかいぐりと動かしながら撫で回すとされるがままに遊ばれていた、可愛い奴だな本当に。

 いや、ほんと、ドSとお前ら宣うがノーマルだろ俺は、泣き叫ぶ系は良心が痛むから萎えるんだよ。

 ……チリッと脳裏に浮かんだ光景があったが、ピンボケした様に精細を欠いて思い出す事は無かった。

 思い出せないと言う事はそれ程の事ではないと言う事だ、そのまま忘れてしまえばいい。

 

「大変眼福ではあるが、取り敢えず服を着ろお前ら」

 

 現役女子高生たちのフルヌードからの着衣シーンを堪能しつつ、黒珈琲を啜っていると心が落ち着いてくる。

 管理人室あたりの方角から、図ったなご主人っ、とグレイウルフ君の苦悩めいたきゃんきゃんした思念が飛んできたが叩き落とした。

 知った事ではない、さっさと慣れてバターウルフにでもなっちまいな、とけんもほろろに突っ返す。

 モンスターに動物愛護団体は微笑まねぇよ、例え抗議されたとしても何もできないけどな。

 あの日、過去一の速度で土下座った自身の行動を呪うが良い、潔くすぱっと死んでれば良かったものを。

 それはそれで嫌です、と言う言葉を最後に思念は飛んでこなくなった、恐らく絞られてるんだろうなぁ。

 

「……むぅ、誰の事を思ってるっすか」

「お姉様方に絞られているであろうグレイウルフ君の冥福を祈ってただけだ」

「……あぁ、だから艶々してたのねお姉様方。ご主人君の代わりにあの子が頑張ってる訳ね、……可哀想に」

「お世話になってるからな、ちゃんと『ゴブリンラブポーション』も差し入れて置いたぞ」

「トドメ刺してるわよ竜胆君。いやまぁ、うちには必要のない物だけども……」

「媚薬なんて飲んだらアヘアヘで脳の血管切れそうっすもんね」

「割と笑えないから実行できないよなぁ」

 

 リーナの『粘性吐息』の原液を喰らった経験のある真奈美が言うので説得力が段違いだ。

 ……このまま午前は此処でだらだらと過ごすのも手か、マタタビフェロモンでも出ているのかってぐらいに懐かれる猫カフェみたいな心地で居座る事にした。

 いやほんと、此処まで爛れたハーレムを作るだなんて転生した頃には思わなかったなぁ。

 思わぬ棚ぼたと言うか、これから先に待ち受けるであろう艱難辛苦を越えて満願成就させるための先払いだったらどうしようなこれ。

 思うにこの学園ドスケベ条例を導入したらどうだろうか、割とシナジーあると思うんだがね、避妊薬の代わりにダンジョン攻略を義務付けたら丁度良いんじゃなかろうか。

 ……やってる事変わらんか、いや、むしろ高校生以下の年齢が居ないから健全ですらあるか。

 これが現実ではなくエロゲーであったなら、自宅でマスかいて酒飲んでがははと笑えるんだがな、ファッキン。

 

「あぁ、そうだ。玲子」

「はい、どうなされましたかオーナー様?」

「『鮮血望鏡』がオープンして狙われたら事だから、『鮮血薔薇』の面々もパートナー契約するんで書いたの集めておいてくれるか?」

「え、良いんですの?」

「もう少し後でも良いかと思ってたが……。ゴールデンウィークの連休中に暇を持て余したアホ共が、やらかしそうな気がするから先んじて手を打つ」

「成る程、承知しましたわ。……はい、此方17名分の書類ですわ」

「……既に俺の名前以外記入済みじゃねぇか、仕事早いなぁ」

「わたくしが契約した頃に押し付けられてたんですわよ。みーんな、オーナー様にメロメロですもの」

「それは……、悪ぃ、自己評価が低くて蔑ろにしちまったな」

 

 謝りの一言を伝えれば『鮮血薔薇』の面々は無言でサムズアップを掲げていた、有難い事に許された様だ。

 戻されたちゃぶ台の上でカリカリと名前を17枚に書き綴り、善は急げと学務課に顔を出す事にした。

 どさっとパートナー契約の書類を手渡された学務課の受付嬢が二度見三度見どころじゃない驚愕顔で此方を見ていたが、同僚らしき女性が持って来た見覚えのあるモノクルで覗き込んでいた。

 確か前に売却した情報が見られるモノクルだっけか。

 それを覗いて首を傾げた後に、もう一度掛けて困惑顔を晒していた受付嬢だったが、まぁいっか、と言った様子で受理してくれた。

 必要とあれば隷属力を示すべく逸物(ぢから)を行使する所存であったが無問題の様だった。

 

「と言うかですね、既に若干問題になってたんですよ。今までクラスの半分をハーレムにしたケースは無かったので、そのため経過観察を含めて条件付けで許可すると言う形で降りまして」

「経過観察」

「いやほら、此処だけの話ですけど、この学園って何処ぞの学園都市と同じで実験区画でもあるじゃないですか」

「実験区画」

「なので、聡明そうな子には青田買いと言うか色々と打診するんですよ、エリート街道には華組じゃないので乗れませんが、この学園でのキャリアは積めますのでお勧めですよ」

「キャリア積み」

「それに、初のカードショップの開店と言う事もあって上もちょっと期待しているようでして、こうして便宜を図ろうって感じなんですよ」

「……因みにそれ、本当に言って良いやつでした?」

「……あははー、先っぽだけだからセーフセーフ。なんならお姉さんの此処にも突っ込んでく?」

 

 と、煽情的な笑みを浮かべ、応接室へと指クイされてしまったので、数瞬考えてから同意した。

 受付嬢のお姉さんは冗談を受け入れられた事に若干驚いた様子だったが、役得とばかりに舌舐め擦りして応接室へと俺を誘い込んだ。

 受付嬢こと静恵さんはボブカットの爆乳ボディであり、こっそりと龍瞳で覗けば淫魔めいたSSRクラスらしい気配を纏っていた。

 後ろ手でしっかりと内鍵を閉めた静恵さんは先程から視線がいっていた爆乳を下から持ち上げ、サキュバスめいた蠱惑的微笑を浮かべて挑発してきた。

 コツンっと魅了系のスキルが頭に当たった感覚があり、気配を探ればしれっとクリスタルを常備していたようだった、当然レジストしたが。

 

「この前の一件もそうだけど、少し興味あったのよね。24名も篭絡しちゃう君のご立派なおちんぽ」

 

 手慣れた様子で俺をソファに押し倒した静恵さんは、若干下卑た笑みを浮かべて舌舐め擦りしながらズボンのチャックに手を掛けた。

 ……随分とスムーズだな、こうして男子生徒を対象に摘まみ食いしているのは常習的な行動らしい。

 だが、今はそれの方が有難い、言うなればこれは賄賂の様なものだからな。

 学園の事に通じている情報屋の様な人物と渡りを付けたいと思っていたので、学務課の静恵さんを此処で隷属なり気に入られるなりすれば今後の糧になるだろう。

 宮子の一件からして今の俺の隷属力ならば『娼婦』であっても完堕ちさせる事は可能だろうしな。

 そんな事を画策されていると知る由も無い静恵さんは、宝箱を開ける様な気軽さで小便隙間から逸物を取り出そうとして、座っていてトランクスが引っ張られ中々取り出せない事に違和感を感じている様だった。

 いやまぁ、ぶっちゃけ勃起してない男性器を出す隙間であるからして、半勃起ないし俺の逸物サイズだと勃起してなくても出し辛いのである。

 浴衣の様なトランクスを締め付けない様な格好で、なおかつ直立姿勢で出しやすい恰好ならまだしも、今の恰好では出し辛いに決まっている。

 

「どうしました?」

「え、あ、……んもぅ、図ったわね竜胆くん」

 

 此方が何かしらの邪魔をしていた、と勝手に考えた静恵さんは挑戦的な顔でズボンのフックを外し、ベルトも外して擦り下げる事でご対面を果たそうと考えたらしい、少しだけ腰を浮かして手伝ってやるか。

 すんなりとズボンとトランクスが擦り下ろされ――、ぼろんと半勃起の逸物と対面した静恵さんはその大きさに驚愕の表情を浮かべ、俺の顔を見て逸物を見て、クエスチョンマークが浮かんでいるご様子だった。

 まぁ、無理もない、明らかに日本人顔なのに秘境の外国人並みの逸物が出てきたら驚きもするだろう。

 

「やっばぁ……、えぇ……、こんな上物見ちゃったら同僚のが粗チンに見えちゃうじゃん」

 

 上気し始めた顔が淫欲に染まり、もう逃がさないゾ、と言う淫魔っぽい雰囲気が鎌首を擡げた。

 だが、それはこっちの台詞である、もう助からないゾ、と内心で残虐な怪物が笑みを返した。

オリジナルレイドは……?

  • 『王権』
  • 『付喪』
  • 『根源』
  • 『伝承』
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