さかおつさんが仰向けになり、ベッドにゆったりと体を預ける。
室内の照明は控え目にして、彼のシルエットが浮き彫りになる。
手の平にオイルを絡めて、彼の胸に両手で滑らせる。
オイルの滑らかな感触が胸全体にひろがっていく。
肌の温もりが私の指先に伝わり、彼の心臓の鼓動がほのかに感じられる。
さっきの誤解―——彼の手が私の胸に触れた瞬間―——のドキドキがまだ胸の奥に残ってるけど、それはそれ。
メンズエステは、癒しとちょっとした刺激のバランスが大事。
さかおつさんの優しい謝り方、慌てた顔を思い出すと、なんだか微笑ましい。
彼、ほんとにいい人だな。
胸から腕、肩へとマッサージを進め、次は脚へ。
膝立ちになって、さかおつさんの片方の脚を挟む。
バレエで鍛えた内太ももとふくらはぎの筋肉を収縮させて、両脚を使って圧をかける。
膝立ちのまま交互に脚を動かして、さかおつさんの脚全体をマッサージする。
手の平より何倍も広い面積で一挙に解されるから、かなり気持ちいいはず。
これをやるには、脚の筋肉が鍛えられていないと出来ない。というか効果がない。
脚全体をほぐしたら、次は膝立ちのまま片方の足先を、さかおつさんの脚とベッドの間に差し入れて、さかおつさんの脚に絡ませるように太ももの裏やひざ裏、ふくらはぎをマッサージする。
マッサージというより脚を絡めて、さかおつさんの膝関節、足首、股関節も含めて解していくので、むしろストレッチに近い感じ。
さかおつさんの脚が少しずつ緩むのがわかる。
むくみや疲れが取れてるかな? 時々、足指を内ももや鼠径部近くに滑らせ、エッチな刺激を加えると、さかおつさんはピクンと反応してくれて嬉しい。
「オーケー?」
と声を掛けて、さかおつさんの表情を伺う。
いい感じに解されてるみたいだ。
絡めた脚でさかおつさんの脚を持ち上げるようにして、私はさかおつさんの足元へ移動する。
さかおつさんの脚を挟む感じで正座する。
さかおつさんの足先も持ち上げて、伸ばした脚を胸元に抱える。
両手の平と身体全体を使って、脚をマッサージしつつ、ときおり正座した膝でさかおつさんの鼠径部あたりを押してあげる。
何度か繰り返していると、膨らんでいた紙パンツから、先っちょがはみ出してくる。
すっかりガチガチで、ドクドクと震えていて熱そう。
ふふ、気持ちよさそうでよかった。
なんて、いつものペースに戻ったような気がしたけど、さっきの胸へのタッチを思い出すと、やっぱりドキッとしちゃう。