快感の余韻が体に残り、さかおつさんの肩に寄りかかる。
荒い息が落ち着くにつれ、彼の優しい手の温もりが私の肩に残る。
ピピッとアラーム音が響いて、セットしていたタイマーがコースの終了10分前を告げる。
なんだか邪魔された気分になりながらも、もそもそと移動して、とりあえずアラームを止める。
振り返って、さかおつさんを見つめる。
せっかく良い感じになれたのに、正直名残惜しい。
さっきの「プリヤートナ」、もっと続けたい気分。
かといってバイトをおろそかにするわけにもいかないし、どうにかできないか考えてしまう。
当のさかおつさんはというと、彼も身体を起こして、片手を自分の胸元にかざしてシャワーを浴びるポーズを見せてくる。
ふと思いつく。
時間を節約しつつ、「プリヤートナ」を続ける方法。
私はベッドを降りて、さかおつさんに頷いて見せてから、おもむろに彼を指さす。
さかおつさんは、一瞬きょとんとした表情になるけど、すぐに察したようで、彼も彼自身を指さして見せる。
私は頷く。
そして、今度は自分の胸元に手を置いて、自分なりの既成事実を用意する。
さかおつさんは、少し不思議そうな微妙な表情ではあるけど、ベッドを降りて浴室へ向かってくれた。
たぶん私が先に片付けをすませて、後でシャワーを浴びるのかな? とか思ってるだろう。
浴室のドアが閉まる音を聞きながら、ちょっと間を置きたいので、ベッド周りを軽く片付ける。
オイルの染みたバスタオルをはがして、オイルボトルも片づける。
さかおつさんの優しい手、熱い視線、キスの感触が頭から離れない。
そして何より、私の膣内を激しく攻めるあの突き入れ。
さかおつさんの優しい感じとのギャップというか、一気に昇り詰めていく感覚が、すっかり私を痺れさせた。
なんて思い出すと、お腹の奥がまた熱くなってくる。
私は肩紐をゆるめて、スリップドレスを脱いで、ショーツも下ろす。
ざっと裸の身体を見回して、糸くずとか変なゴミなんかが付いてないことを確認する。
手荷物から新しいバスタオルを2枚取り出して、私も浴室へ向かう。
洗面台にバスタオルを置いて、浴室のドアを開く。
湯気がふわっと広がり、シャワーの音が響く中、さかおつさんが立ってる。
オイルと汗を流す彼の背中が、意外と引き締まっていて、さっきの施術で触れた筋肉の感触が頭に蘇る。
彼はすぐ気づいて、びっくりした表情を私に向ける。
私は満面の笑みで返すと、彼の様子を気にしないふりで、有無を言わせず浴室に入って、彼の隣に立つ。