ベル君よりも少し早かった男 作:ヤララントゥ
迷宮都市オラリオ、世界の中心、荒くれ者達の楽園、神々の遊び場、そこには全てがあり、全員が欲しい物を手に入れる権利が得られる場所だ
俺ことカマラ・デーヴァもその一人!富、力、何より女!産まれが産まれだ楽しまなくっちゃ損だろう?人も女神もやりたい放題のハーレム作成!
「現実は厳しい…」
まあこんな野郎を大手が取ってくれる訳もなく、何とか見つけたファミリアも蓋を開ければ団員は俺だけという始末、出だしでだいぶコケちまったのは間違いない…まあそこで絶望して夢を諦めないのが俺という男の強さなんだがね!諦めなければ夢は必ず叶うと信じているのだ!
「しっかりしてくださいカマラ様!もう出口も近いとは言えダンジョンの中なんですから」
彼女はリリルカ・アーデ、冒険者稼業が軌道に乗って来た頃に俺の前に現れ身ぐるみ剥がそうとしてきた女だ、今は色々あって俺のサポーターをしてくれている。
「すまんすまん、ちょっとリリに見惚れててな」
「どうりでお尻に視線を感じると思いましたよ」
「ハハハこいつめ」
「キャッ!…駄目ですよカマラ様!こんな所で」
生意気な口を利くリリの尻を撫でてやると本当に可愛い反応をしてくれる、そう言って俺達はイチャつきながらギルドの換金所まで歩いていった。
「今日の稼ぎが4万ヴァリスちょいか…足らんなぁ」
「私は充分だと思うんですがね」
「生活する分には十分だがしかし上位の冒険者からすればはした金も良いところだぞ、そろそろ武器も新調したいしいくらあっても足りん」
冒険者を始めた頃からの愛用の鉄棍も歪みが目立ちいよいよ寿命が近づいて来ている、
「ヨシ!明日はダンジョンは休みとしてヘファイストスの店へ行ってみよう!」
「ならリリはお世話になってる方のお店の手伝いに行きますので気を付けて下さいね」
「もちろんだ!前回のような事は起こさんさ」
前回は通りすがりの金髪美少女に良いカッコをしようとして結局武器を買えんかったからな…まあその分好感度を稼げたからヨシ!最近は彼女ともよく出会うし安い出費だったな!うん!
「心のなかで言い訳をしても同じですよカマラ様?」
我が素晴らしい妻には俺の心の内など筒抜けらしい、これが以心伝心というやつか!
「バカな事してないで帰りましょう?ヘスティア様も待っていますし」
「そうだな」
ではそろそろ家路につくとしようか、人も増えて来たしこれ以上は通行の邪魔だろう
「おっ帰り〜!カマラ君!サポーター君!」
ヘスティア様は俺達の主神にして俺のハーレム第一号!リリと同等の背丈ながら体躯に見合わぬ胸と尻!おそらく背徳感を司る神なのだろう間違いない、見事路頭に迷っていた俺を拾ってくれた恩神でもある。彼女を抱いて寝ると寝心地が最高なのも素晴らしい点だろう、最近では俺からおねがいしなくても同じベッドに入って来て…
「ボクをみるたびにエッチな事を考えるのは止めないかいカマラ君!…その…嬉しくは有るんだけど…」
これ誘ってるよね?