※この作品はR-18です。

個性『淫魔』   作:えっちいやつ。

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ヘドロ ♡

 

 

 

 

 

 ぐちっ♡ ぬちゅぅ♡ にちゃっ♡

 

 

 受験生にしては、どうにも幼さが抜け切らない身体をドブ色の流動体(スライム)が這い回る。手足はすっかり呑み込まれ、指一本動かすこともままならない。カーディガンも、その下にある黒セーラーも縦に裂かれ、その裂け目から特に飾り気ないブラだったり膨らみ薄い胸、首元や下腹部までもが見えてしまっている。当然、スカートも裂けてこれまた飾り気の無いパンツも顕だ。

 健康的に白い肌を這い回るのは、砂やら木の葉やら、得体の知れない糸屑やらをふんだんに含んだヘドロだ。濡れているのに濡れない、柔らかいのに時折ザラついている。そんな代物がゆっくりと、けれども力強く動くものだから囚われの少女は堪ったものじゃない。辛うじて浮き出ていない肋骨の隙間を這われると、擽ったいやら気色悪いやらが混ざり合って一緒くたに襲ってくる。ブラもパンツも一緒くたに汚すヘドロもまた、妙にザラついている。無遠慮に、配慮の欠片もない動きで文字通り掴んで擦る。

 

「んぉっ♡ んぶぅ……♡」

 

 脇腹、胸、股。そして、口内。それぞれを得体の知れない敵(ヴィラン)に揉みくちゃにされて、細い喉が苦しげに震える。すっかり下着に浸透したヘドロスライムは、囚えた淫魔学生を叩けば響く楽器だとでも思っているのか。好き勝手に身体を弄る様は、まさしくレイプだ。相手の事を思いやる気持ちなど欠片も無く、自らの欲求を一方的に押し付けるだけのもの。端的に言えば、理不尽な暴力だ。

 多くの女性は、自らがこんな目に遭えばとても平静では居られない。敵(ヴィラン)に襲われ、好き勝手に身体を弄られるのは正に地獄だろう。事が済めば捨てられて、レイプされたと言う事実に長く心を苦しめられる。一生物の傷を負わされる。凌辱とは、そういうものだ。

 

 けれども。今、ヘドロに犯されている少女は間違いなく―――悦んでいた。

 

「んっ♡ んぐ……っ♡ んんんっ♡♡」

 

 ザラつくヘドロに胸を揉みくちゃにされるのが、堪らなく気持ち良い。悪臭を放つ汚物を口の中に捩じ込まれているのに、喜んでいる。磨き上げるかのように膣と陰核を擦る流動体(スライム)に、自らの弱点を押し当ててしまう。

 目に涙を浮かべて、苦しそうに呻いて。けれども、漏れ出る声は媚びている。もっと、もっと♡ と言わんばかりで、もはやこの状況を楽しんでいると言っても良い。

 

 それは彼女が、淫魔(サキュバス)だからだ。

 

「ゲヘッ、堪んねぇな……! こんなエロガキを好き勝手に出来るなんてよぉ!」

「んーっ♡ んっ、んん♡」

「てめぇから押し当てやがって! マジ終わってんなー、義務教育よぉ!」

「んぁっ♡ あっ、んんむぅ♡」

 

 月明かりだけに照らされた夜道に、獲物された淫魔の嬌声が響く。端から見れば、ヘドロに女子生徒が捕食されているようにしか見えないだろう。いや、実際に捕食されている。捕らえられ、弄られ、弄ばれている。執拗に執拗に、慰み者にされている。

 

 悪臭満ちる暗闇の中。蜜月桃香(みつきとうか)は、犯されていた。どうしてこんな事になったんだっけ……? と僅かな理性で考えようとするが、全身を弄られる度に気持ち良い以外は何も考えられなくなってしまう。涙で滲んだ視界の端に映るのは、アスファルトの上に倒れた同級生の男の子。額から血を流した彼は、ピクリともしない。

 

 ぐちゅっ♡ にちゅうぅ♡

 

「んぅううっ♡ んっ、んんんっっ♡♡」

 

 一瞬意識を逸らした桃香を咎めるかのように、ヘドロの動きが激しくなる。と、同時。自由のない身体が、一際大きく震えた。汚物塗れの秘裂から、ぷしゅっと潮が噴き出た。またも頭が真っ白になってしまって、何も考えられない。未だ終わりが見えないヘドロ陵辱(プレイ)の中で、一瞬意識が飛んだ。が、途切れることなく叩き込まれる快楽で直ぐにまた戻って来る。その度に、桃香は淫欲と悦楽に溺れてしまう。

 

 気持ち良い、気持ち良い気持ち良い。もっと、もっともっともっと。

 

 もっと、滅茶苦茶にして―――♡

 

 まだまだ満足しない淫魔の本能は、僅かな理性を何処か遠くに追いやった。

 

 

 

♡♡♡

 

 

 

 あの後。そう、あの後。池に落ちてずぶ濡れになった緑谷くんが全力土下座と全力謝罪をした後。水飛沫をもろに被ってしまった桃香は、ついくしゃみをした。綺麗とは言い切れない池の水でずぶ濡れになったのだから、身体が冷えてしまっても何もおかしくない。それに、もう夕暮れ時だ。ずぶ濡れのままで歩いて帰れば、風邪を引いてしまうかもしれない。

 

 だから、取り敢えず。二人は制服を乾かしてから帰ろうと話を纏めた。それならばと、緑谷くんは一度職員室に向かいその場に居合わせた教師に事情を説明。用務室に向かって電気ヒーターを借りて、隔離教室(プレハブ)へ。桃香は先に隔離教室(プレハブ)に入って、念の為にコンセントが有るかどうかをチェック。その後、換気をしっかりしてから緑谷くんを招いた。

 

「えっ、いや……っ。ぼ、僕は教室で乾かすから……!」

 

 と、最初は抵抗したものの。桃香が「風邪引いちゃうから」と、緑谷くんの袖を指で摘んで引き留めた。お陰で、彼は顔を真っ赤にして動けなくなってしまった。桃香の言葉に頷きそうになったところで、ロッカーの中に置いてあるジャージの存在を思い出したのは彼の中ではファインプレーだっただろう。

 

 そんなこんなで。制服を乾かすのは桃香一人だった。とは言え、池にダイブしてしまった緑谷くんと比べたら同じびしょ濡れでも彼女の濡れ具合は大したものじゃない。電気ヒーターを強めにして、直ぐ側で暖を取っていれば一時間もしない内に制服が乾いた。

 

「じゃあ……えっと。か、帰ろ蜜、月( ちゅき)さっ……!」

「うん……」

 

 用務室に電気ヒーターを返して、校舎を出る頃には外はすっかり暗くなってしまっていた。桃香は校門前で別れようとしたけれど、せめてものお詫びのつもりか緑谷くんが「お、おお送るよ……っ」と申し出た。

 

 だから。……桃香は、つい頷いてしまった。お互い少し距離を取りながら並んで歩いていると、意外にもお互いの家が近い事が発覚。その事実に、彼女は一瞬だけ喜んだ。そして気を沈めた。淫魔としての本能が、緑谷くんを求めてしまっているからだ。

 

 こうして。二人は暗くなった帰り道を並んで歩いていた。特に会話は弾まなかったし、何なら少し気不味いけれども。それでも。

 

 桃香は、少し嬉しかった。今までずっと、誰かと下校路を歩くことは無かったから。こんな個性だから、基本的に登下校は一人でするように心掛けていた。仕方ないと思いながらも、それでも時折……他の子達が羨ましくて思えてしまって。

 普通の学校生活を送れない彼女だからこそ、普通の学校生活にどこか憧れてしまうのは無理もない。

 

 でも。こんな事は今日で最後にしなきゃとも、思ってしまう。こんな風に誰かと一緒に居たら、必ず誘惑してしまうから。抑え切れない本能が、溢れ出てしまうから。今だって、頭の片隅ではどうやって彼を家に連れ込もうか、なんて考え始めてしまっていて。

 

「……こっち、だから。ここまで」

 

 本当は違うのだけれど。たまたま分かれ道に差し掛かったから、桃香は家とは違う方向を指差した。これ以上は駄目だ、これ以上は良くないと理性で本能を押しやって。どうにかこうにか、嘘を吐く。

 

「ぁ、うん……。僕はこっちで……。今日は、本当にごめんなさい。き、気を付けて」

 

 桃香の嘘を、緑谷くんは嘘とは思わず受け取った。深々と頭を下げて、別れようとした。桃香も、それで良かった。そのつもりだった。けど、結果から言えば二人は別れない。

 

 何故なら。別れようとしたその時、二人を覆い隠す程の大きな影が急に出来てしまったから。桃香は何事かと思う間もなく、猛烈な勢いで迫ったヘドロに呑み込まれる。たまたま彼女の側に居た緑谷くんは、ヘドロの一部に突き飛ばされて倒れてしまったのである。

 

 

 

♡♡♡

 

 

 

 ずりっ♡ ずりゅっ♡

 

「んぐぅっ♡ んっ♡ んお……っ♡♡」

 

 執拗な陵辱は、まだ終わりを見せない。まとわりつくヘドロは獲物の身体を穢し続ける。時折、下衆な笑い声を漏らしては優越感に浸る。この女子生徒は、何をしても悦んで受け入れるのだ。とんだ淫乱のくせに、どこか恥じらっているようにも見えて嗜虐心が煽られる。そのくせ、分かりやすく媚びてくるのだから余計に昂ぶる。

 

 ―――次はどんな風にしてやろうか? このまま下水道に持ち帰ってしまうのも良いな。いや、その前にもう少し好き勝手にして良い。

 

 欲に塗れた顔でそう考えながら、ヘドロは犯す手を止めない。むしろ、より動きを激しいものへと変えて行く。頭の何処かでこれ以上はリクスが高いと考えながらも、どうにも動きを止められない。腹の底で煮え滾る欲求を、どうにも抑え切れない。一度はレイプを中断しようと思ったが、次の瞬間には「まだ良いな」と思考を塗り替えられる。

 

 つまるところ。この敵(ヴィラン)は、理性が阻害されていた。獲物の身体を弄る度に本能が膨れ上がって、抑えが効かない。まるで欲望を抑える方法を失ってしまったかのように、理性が働かない。

 

「―――♡」

 

 陵辱の最中。蜜月桃香(サキュバス)は、笑みを零した。もうとっくに理性は失われ、本能が媚びている。桜色の瞳が妖しく輝いて、下腹部――ちょうど子宮の上辺りに浮かび上がった紋様が淡く光る。

 こんな目に遭いながら。こんな目に遭わせていながら。それでも。

 

 この場の捕食者は、ヘドロではなく淫魔の方だ。

 

「んっ♡ んんぅっ♡」

 

 纏わりつく汚水スライムに、小さな身体を揺らして強請る。すると、ヘドロの動きが強まる。乳首も陰核も膣口も一緒くたに揉みくちゃにされ、ついでに肋の隙間も撫でられる。更にはヘドロの中に呑み込まれている手足も、乱雑に揉まれる。

 気付けば、ヘドロそのものが人肌程度の熱を持っていた。それは桃香の体温が、時間を掛けて溶け込んだからだろう。

 

「あっ♡ んむっ、んぶぅ♡♡」

 

 嬉しそうに。喜ばしそうに。悦ばしそうに。けれども、物足りなさそうに。本能に溺れた淫魔が、更なる快楽を求める。瞳から発せられる妖しげな光は未だ途絶えず、下腹部の紋様も光を失わない。

 

 ―――ずりゅん♡

 

 もうこれ以上は我慢ならないのか。或いは、ここまでは前戯に過ぎなかったと思い知らせる為か。ヘドロが淫魔の股下から突き出したのは、彼の逸物。ペニスだ。それはまるで、汚水に塗れた巨大な蛞蝓かのよう。逸物などにはまるで見えない。

 

 

「―――っ♡♡」

 

 とても人間が持っているとは思えない代物を見せ付けられて、尚。いつの間にやら余裕を見せ始めていた淫魔(サキュバス)は揺るがない。怖れ慄く素振りなどまるで見せず、それどころか見せ付けられた巨大な蛞蝓竿が何であるかを、一目見ただけでハッキリと理解していた。そして。

 

 はやく、ちょうだい♡ とでも、言わんばかりに。ヘドロペニスの先端に、汚水塗れの恥丘を押し当てた。その時。

 ヘドロ蛞蝓の先が、これ以上なく熱くなった。

 

「はーー……っ、はぁーー……っ!!」

 

 もう我慢出来ない。煮え滾り過ぎて今にも爆発しそうな欲求を、今直ぐこの少女に注ぎ込まなければ気が済まない。それ以外の全てが考えられず、この為だったらその他全てなぞ投げ棄てて良い。今はとにかく、このメスガキを貪りたい。髪の一本から血の一滴に至るまで、その全てを犯し抜く。そうしてこの女を、自分だけのものに―――!!

 

 胸中を渦巻く下衆の欲望だけが、ヘドロを突き動かした。その瞬間を誰よりも間近で感じ取った桃香は「やっと来た……っ♡」とでも言い出しそうな笑みを浮かべて。汚らしいヘドロペニスを受け入れ―――られなかった。

 

 あと一瞬。ほんの一瞬。それだけの時間があれば、間違いなく咥え込めた。ドロドロとした、それでいて滑らかに動き回る筈の蛞蝓竿を堪能出来た。その瞬間を、今か今かと心待ちにしていた。なのに現実は違う。より正確に言うのであれば、待ち望んでいたリアルはまったく別のモノに書き換えられてしまったのだ。

 

 突風が吹いたのだ。一瞬よりも速い速度で、淫魔(サキュバス)が味わう筈だったヘドロが散り散りとなって宙を舞う。

 

 

「もう大丈夫! ―――何故って?」

 

 

 この時代。個性社会の現代。このフレーズを知らない者は居ないと言っても過言ではない。淫欲に塗れる桃香でも、流石に知っている。

 

 

「私が、来た!!」

 

 

 ―――そのヒーローの登場によって、二人の学生は救けられた。が、淫欲に溺れ切った桃香からすれば、この救出劇は……余計なお世話そのものだった。

 

 

 

 

 

 






まさか原作登場キャラの中で最初にえっちするのがヘドロになるとは思いませんでした。まぁ緑谷くんをオカズにひとりえっちしてるから、実質二番手よ二番手。多分。

ちなみに挿入されると、IF√ヘドロ腹上死事件ENDになります。腹上死するのはヘドロです。やったねヘドロ、緑谷くんがOFA継承しなくなるよ!

ひとまず満足したので、次回からの更新は本当に不定期です。
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