ワンダラーズ・イン・アナザー・ワールド ~男子は僕ひとりだけがクラスの女子といっしょに異世界へ送られたけど、僕が抱くことで彼女たちは強くなります。~ 作:イジー・ムラシロ
アイたちはゆっくりと食事して店を出たが、辺りはまだ十分に明るかった。
夕陽が街を赤く染めるのを見ながら、みんな急いで宿へ戻る。
それでもみんな、何か今までと違ってちょっとうきうきしていた。
レアの村やドムニの町にも
それが今日は公衆浴場と理髪店に行ってすっきりし、更に酒場で食事までして何か初めてこの世界の生活を
アイたちが宿に戻ると、一階にはもうミルトしかいなかった。
ミルト「やあ、お帰りなさい…遅かったんだね…」
アユミ「外のお店で食事をしてきました…」
ミルト「そうかい…さあ、上の部屋にどうぞ…」
ナオ「明日もここに泊まりたいんですが…」
ミルト「じゃあ、今お代を
ミルトにそう言われて、アユミは明日の分の宿泊代も払う。他のみんなはその間に部屋に上がっていった。
ミルト「まいどあり…」
アユミ「じゃあ、おやすみなさい。」
ナオ「
ミルト「おやすみ…」
アユミとナオが部屋に戻るともうソラやタクミは毛布に寝転がっていた。
ソラ「髪も切ったし、夕ご飯も食べたし…もう寝るだけだね…」
モア「もう寝ようよ…」
アカリ「(笑)…いいけど、明日はどうすんの?」
ツグミ「ジミーさんが使いを
ルカ「そうだね…」
よく思い出すと、ジミーは使いを遣すと言っただけでいつともどことも言わなかった。
ツグミ「どうしよう…」
アイ「まあ、私たちがここへ泊まってるのはジミーさんも知ってるわけだし、準備してたらいいんじゃない?」
アユミ「使いの人ってどんな人だろう?」
アカリ「何てったって貴族だもんね…」
モア「すご~い馬車がくるんだよ、きっと!」
モアは寝転んでいたが、興奮して身体を起こす。
ルカ「(笑)…」
アイ「気持ちは分かるけど、そんな立派な馬車ってこの辺りじゃまだ一回も見てないじゃん…」
アユミ「ジミーさんもいかにも普通ぽっかったけど…」
ナオ「まあ、貴族だからわかんないけど…」
モア「わかんないよ…すごい
ソラ「まだあんなこと言ってる(笑)…」
よく見ると、タクミはもう寝息を立てている。
ルカ「タクミ君、もう寝ちゃってるよ(笑)…」
アイ「一人だけ、ひどい目にあったからね(笑)…」
ナオ「いろいろ言っても仕方ないよ…私たちももう寝よ…」
アユミ「そうだね…」
ソラ「じゃあ、おやすみー…」
アカリ「早いって(笑)…」
アイ「(笑)…みんな、おやすみ」
明日ジミーは何を話すのか、誰もがそのことを考えながらそれぞれ毛布を
*
ネリが自分の酒場に戻ると、客はもう帰り始めていた。
ネリは店主の顔に戻って見知った客たちに
そんなネリに彼の奥さんが店の奥を指差すと、そこにジミーが待っていた。
ネリは客に頭を下げながら、ジミーの席に行く。
ジミー「おお、お疲れだったな…どうだ、お前もやらぬか?」
ジミーはそう言って
だが、ネリはすぐに首を振った。
ネリ「もう酒は飲んできたんで…」
ジミー「そうか…で、どうだった?」
ジミーが声を低くするのでネリも同じようにして答える。
ネリ「皆さん午前中は昨日おっしゃられていた
ジミー「湯に
ネリ「はい…その後はそのすぐ前にある理髪店に入って髪も整えられたようで、大人数ですのでだいぶ時間が掛かったようです。」
ジミー「で、その後は?」
ネリ「その後は宿の途中にある酒場に入って夕食をとられました。
私もしばらく同じ店にいたんですが、出てこられないんで先に戻ってきました…」
ジミー「そうか、それは一日ご苦労だったな…」
ジミーはうんうんとうなずくが、ネリは少し難しい表情をした。
ジミー「うん?どうした、何があった?」
ネリ「はい、実は気になるがことありまして…
皆さんは普通に浴場へも理髪店にも行かれたのですが、そのどちらでも店員が皆さんの
ジミーさんは皆さんのその
ジミーはネリの問いに首を振る。
ジミー「
リーダーのアイだけは傍にいたので、何となく美形かもしれぬと思いはしたが…」
ネリ「私が思うに、皆さんは自分たちの容姿をそれほどの美貌とは思っておられないようで…
ですが、実際にはもう
そう思うとジミーさんがおっしゃられてたように、何か
ジミー「そうだろう…儂も昨日ドムニのギルドからの手紙を読んだが、ゴブリン退治のクエストではかなり
ネリ「そりゃ
ジミー「それが勇者パーティーに登録してまだ一か月だという…」
ネリ「そんなまさか…ラウンドウルフなど
ジミーはさらに声を落としてネリに
ジミー「しかも、この街に来る前に盗賊の「
儂もストレージに入れていたダンの
ネリ「大斧のダン…」
ジミーの話にネリも言葉を失った。
ジミー「それだけのことをしていながら、あの者たちは自分たちが何をしたのか、よく分かっていないようだった。
おぬしが言う、自分たちの容姿のことと全く同じじゃ…
儂の感じではあの者たちはこの街のこともこの
ネリ「実はそれ以外にも気になることがありまして…」
ジミー「どうした?」
ジミーはネリの顔をジッと見る。
ネリ「実は理髪店を張っていた時に気になるヤツの姿を見かけまして…」
ジミー「気になるヤツ?」
ネリ「ムグーというヤツで、普段は
実はアレン様が街のことを
ジミー「もしかするとそいつがあの勇者パーティーのことを…」
ネリ「はい…どうも皆さんの美貌のことを
私が思うに、明日の朝にはアレン様に皆さんのことをお知らせするんではないかと…」
ジミー「明日の朝か…ということは、明日中にはお城への
ジミーの言葉を聞いて、ネリの表情が
ネリ「もしお城にお呼び出しということになれば、皆さんはいかがなりましょうか?」
ジミー「まあ、恐らくはアレン様のお側で仕えるということになろう…」
ネリ「それでは…」
ジミー「うむ、やはり危ういな…」
ジミーはそう言うと、しばらく目をつむり腕組みをして考え込む。
ネリが黙っていると、ジミーはやがて目を開け
ネリ「ジミーさん…」
ジミー「まあ心配するな…儂にいい考えがある。あの者たちのことは儂がきちんとしよう…」
ネリ「この二日間直接お話をしたわけではないですが、皆さん、決して悪い人たちではないようで…」
ジミー「それは確かにそうじゃ…少し話しただけじゃが、なかなか気のよさそうな若者たちじゃ…
まあ、決して悪いようにならぬようにするから心配はいらぬ…」
ジミーはそう言うとポケットから金貨を5枚出してテーブルに置いた。
それを見て、ネリは
ネリ「…こんなには
ジミー「まあ、そう言わずに取っててくれ…昨日今日のことだけではなく、これまでのことも含んでるんでのう…」
ネリ「ジミーさん…本当にすいません…」
ネリが頭を下げると、ジミーは立ち上がった。
ジミー「では、ご苦労だったな…また寄らせてもらうよ…」
ネリ「毎度ありがとうございます。」
ネリも立ち上がって頭を下げると、ジミーはそのまままた彼の奥さんに一言、二言声をかけて店を出ていった。
ジミーは店を出ると、大門とは反対方向へ一人で歩いていく。
教会の
そのまま一筋、二筋と通りを渡っていくと辺りは商店もない地区になる。
その地区の一角の空き地に彼が寄っていくと、そこに馬車が止まっていて、よく見ると背の高い、
瘦せた男「ご主人様、お帰りなさいませ。」
ジミー「ハドル、すまなかったな…待たせたようだ…」
ハドル「お気になされませぬよう…」
ジミーは
ジミー「では、このまま真っ直ぐ屋敷に戻ってくれ…」
御者「はい…」
ジミーは車内でハドルに話しかける。
ジミー「実は、大事なことがあってな…屋敷に戻ればすぐにお前とエルザで
ハドル「なんでございましょう?」
ジミーはハドルの問いに言いにくそうに口ごもった。
ジミー「うむ…まあ、ここではちょっとな…屋敷でエルザと一緒がよかろう。
それと隣家のマルガ
ハドル「はあ、今朝マルガ様の執事に聞いたところ、まだマルガ様の御屋敷にあるそうです…」
ジミー「そうか…では
ハドル「明日の朝?10人ほどが乗るようなものと
ジミー「そう、それが良いのじゃ…
もし我が屋敷で馬が足りぬようなら、それもお借りしてきてくれ…済まぬが
ハドル「ははあ…
ハドルは少し
馬車が止まるとすぐに
ジミーがさっそうと馬車を降りるともう屋敷の扉も開いていて、何人かの執事と女中が帰ってきたご主人様に
執事たち「お帰りなさいませ。」
女中たち「お帰りなさいませ。」
ジミーは執事たちや女中たちに小さくうなずいただけで、屋敷に入ってすぐの階段を上って二階の
そして部屋に入ると
すると、書斎のドアがノックされた。ジミーは手紙を書いたまま返事をする。
ジミー「うむ、入れ…」
ハドル「失礼いたします。」
ドアが開くとハドルともう一人、やや年のいった背の低い女性が立っている。
明るいところで見るとハドルは頭も口髭も真っ白で、ジミーよりも少し年上のようだ。
もう一人の女性も頭は真っ白で、こちらもジミーよりも年上らしく、口をギュッと結んで厳しい目つきをしている。
彼女がどうやらエルザと呼ばれた女中のようで、こちらも麻の少し大きめの服を重ねて着ている。
2人ともジミーが顔を上げるまで、ジッと待っていた。
やがてジミーが手紙を書き上げて顔を上げると、目が合ったハドルは小さくうなずく。エルザは
エルザ「旦那様、お話があるそうで…いかがいたしましたか?…」
ジミー「うむ…実はな…」
これまで
エルザがやや厳しい口調でもう一度問いかけた。
エルザ「旦那様、いかがいたしました?これまでと同様、何でもお申し付けください。」
ハドル「我々に何なりとお申し付けください、ご主人様…」
ジミーは2人に言われてやっと答える。
ジミー「そうか…では言うが、実は
ハドル「それはそれは…」
エルザ「何とも急なことで…それで、それはどちらの貴族の
エルザはせっかちに答えさせようとするが、ジミーは首を横に振る。
ジミー「実は今度養子に迎えるのはどこの貴族の
ハドル「何と9人とは!」
エルザ「旦那様、お気は確かですか⁉」
エルザはますます
ジミーは眉をひそめて自分の女中に落ち着けというしぐさを手でする。
だが、エルザはそのまままくし立てるように続ける。
エルザ「旦那様はリラへお越しになられてから、
これはいかなることか、わたくしによおくご説明下さい…」
ジミーは困った顔で分かった分かったというふうにうなずいた。
ジミー「実はな、昨日ギルドでこの街にやって来たばかりという勇者パーティーに会ったのじゃが、その者たちが女ばかりのパーティーにもかかわらず
その者たちは
それでな、儂は昨日今日と酒場のネリにその者たちの様子を探らせておいたのじゃ…
すると、ギルドでは皆フードを
だが、その姿もあまり
ハドル「それで、ご主人様はなぜその方々を御養子にお迎えするなどとお思いになられたので…」
ジミー「うむ、儂は明日その者たちとゆっくりと話をするつもりで、すでに会って話をする約束もしてあるのだが、その席で様子を見てその者たちに何か手を貸そうかと思っておったのじゃ…
だが、すでにアレン様のお耳に入っているとするとすぐにもお城にお呼び出しになられるだろう。
それでアレン様がその者たちの美貌をその目でお確かめになれば、すぐに女たちは
儂はな、その者たちが何か特別な力を持っているような気がしてならん…
だがこのままだとその力のことも分からぬまま、アレン様のただの
それを防ぐには儂の養子にするしかないのじゃ…
それ故に儂はその者たちを養子に迎え、明日で
ジミーは真剣な顔で昨日今日にあったことを話した。
エルザはそれでもまだ納得がいってない顔をしている。ハドルがジミーに聞く。
ハドル「ではご主人様は、その勇者パーティーの皆様全員を御養子にお迎えするおつもりということですか?」
ジミー「そうじゃ…それが9人おって、一人を除いて全員が女じゃ。年のころはみな17、18というところであろう…」
エルザ「この御屋敷のどちらにお住まいなされますか?」
ジミー「あまり使っていない
一人一部屋は無理じゃが、その男は一部屋として他の女たちは2人で一部屋ということにすればよかろう…」
ハドル「
エルザ「いつ御屋敷にお
先ほど明日お会いになられるとおっしゃられましたが…」
ジミー「うむ、明日の午前中に会ってそのままこの屋敷に連れてくる。
とにかくこの屋敷以外の場所だとアレン様の息がかかった者にお城へと連れていかれるかもしれんからな…」
エルザはジミーの話を聞くと、大きくため息をついた。
エルザ「はあ~…旦那様しかおられなかったこの屋敷に、一日で9人もの御養子方がお越しになられる…しかも8人がご婦人方だと…
エルザはこの10年間、旦那様に十分お仕えして参りましたが、それでもエルザは魔法使いではございません。
ベッドも
それらをわずか一日で
旦那様の気まぐれに我々がどれほど付き合わなければならぬのか、エルザは頭が痛とうございます…」
ジミー「分かっておる…おぬしたちには申し訳ないと思っておるが、こればかりは仕方ないのじゃ…」
ジミーは言い訳をするが、エルザは眉を釣り上げたまま彼の顔を黙って見ている。
ハドルが2人の様子を見て、軽く
ハドル「コホン…では明日のためにどのようにいたしましょうか…」
ジミー「うむ、それじゃが…まず先ほど言った馬車のことじゃが、ここに手紙を書いた
次にここへやって来る者たちの衣服についてはそのように急ぐことはない。
明日の午後にこの屋敷に来ても、
恐らくその際はあの者たちも昨日着ていた勇者パーティーの姿の方がよかろう。
その者たちが
ハドル「承知いたしました…」
ジミー「それとカイとダイに事の
エルザ「9人もの方々がお越しになられるなら、女中も執事も今の人数では足りませぬ…私たちの
ジミー「そうじゃな…」
ジミーは少しだけ考えて答える。
ジミー「新しい者を雇うのはおぬしたちに
ここにその勇者パーティーの者がいることはなるだけ知られぬ方がよいからな…」
ハドル「では、
ジミー「すまぬがよろしく頼む…それと食事はここへ運んでくれ…」
ハドル「はい、
エルザ「
ジミーが手元にある書きかけの手紙を仕上げてハドルに渡すと、2人は頭を下げて部屋から出ていった。
ジミーはその後も他の手紙を書いている。そこにまたノックの音がする。
「ご主人様、お呼びですか?」
ジミー「おお、入れ。」
ジミーが答えると背の高い男が2人入ってきた。
一人は
彼は部屋に入るとすぐに黙ってその盆を机の横にあるサイドテーブルに置いた。
入ってきた男は2人とも年齢は30歳ぐらいで身長も180㎝を超えている。どちらもがっちりした体格で手足も太く、
一方は黒い髪を短くしていて、小顔で目は茶色で丸く、鼻は低いが口元はきりっとしていて柔らかい雰囲気をしている。
もう一方の男は茶色の髪を肩まで伸ばし、目は青く鼻は高い。かなりの美男子だが少し冷たい印象を受ける。
茶色の髪の男の方が口を開いた。
茶色の髪の男「ご主人様、今、執事長より御養子をお
黒髪の男「おめでとうございます。」
ジミー「カイ、ダイ、
アレン様の眼をかすめてその者たちを屋敷に迎えるのだ、もしかすると儂はこの街から追い出されるやもしれぬ…
お前たちも何かの罪に問われるようなことにもならぬとも限らぬ…」
ジミーが難しい表情をするのに、カイと呼ばれた茶色の髪の男が答えた。
カイ「我々はみな、ご主人様が間違ったことをされるとは思っておりません…
恐らく勇者パーティーの方々を御養子としてお迎えするのも、その方々のためだけでなくご領主様のためのことも思ってだと分かっております。
ですので、我々はご主人様がそのように罪に問われるようなことはないと信じております…」
カイの言葉にもう一方のダイと呼ばれた男も深くうなずくが、ジミーの顔色は
それでもジミーはペンを置いて2人の顔を改めて見た。
ジミー「お前たちに頼んでおきたいことがある。
まずダイ、お前は明日の朝、日が昇るとすぐに二つの場所へ行ってほしい。
一か所はサウル地区のバグという商人の家で、ここに儂の書いた手紙があるのでそれを持っていってほしい。
この手紙にはすぐに返事は
もう一か所はサウルの隣のラグ地区のナデアという女の店だ。
今日戻ってくる前に儂が自分で
ナデアはよく気がつく者ゆえそれだけ言えば準備をしておいてくれるだろう。」
ダイ「承知しました。」
ジミーはダイにそう言いつけると、一度言葉を切って水差しの水をコップに注いで一口飲んだ。
ジミー「カイはまず、明日の早朝にハドルと共に隣のマルガ子爵の御屋敷に行き、子爵の許しを得て所有されている馬車をお借りしてきてくれ。
詳しい話はハドルが知っている。
その後は儂が屋敷を出た後、
そこに養子として迎える勇者パーティーたちが泊まっていたはずなので、
もし、勇者パーティーたちが明日の宿泊代も払っておれば、その分はジミーが
カイ「承知いたしました。」
ジミー「それと、恐らくお前が宿に行く頃にはお城から勇者パーティーたちへの
その召喚状もジミーが勇者パーティーの者に渡すからと言ってミルトから受け取ってきてくれ。」
カイ「召喚状のことも承知いたしました。」
ジミーはもう一度話を切り、ため息をつく。
ジミー「儂のわがままで明日から多くの者がこの屋敷の住人となろう。
お前たちには
ダイ「ご主人様、どうかご心配なく。我々は御養子としてお越しになられる皆様にもご主人様と同じようにお
ジミー「そうか…そう言ってもらえるとありがたい、礼を言うぞ。」
ジミーはそう言って2人に頭を下げる。
カイとダイの2人もジミーに深々と頭を下げた。
ジミー「では、ご苦労だが明日はよろしく頼む…下がってよい。」
カイ、ダイ「はい、失礼いたしました。」
カイとダイが部屋を出ると、すぐにハドルが夕食を運んできた。
ジミーがサイドテーブルの水差しを書斎の別のテーブルに移すと、執事は夕食をそこへ並べてすぐに部屋を出ていった。
ジミーはパンをちぎってスープに
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