ワンダラーズ・イン・アナザー・ワールド ~男子は僕ひとりだけがクラスの女子といっしょに異世界へ送られたけど、僕が抱くことで彼女たちは強くなります。~ 作:イジー・ムラシロ
アイがまた馬車へ戻るために歩き出そうとすると、ジミーが彼女に尋ねた。
ジミー「ところで
アイ「…そのジミーさんの恩人も私たちの親類もみんな亡くなったので、ジミーさんに後見人になってもらおうと手紙を持ってやって来た…」
ジミー「おう、それじゃ、それ…口から出まかせであったが、何とか
この話を覚えておいて、屋敷に戻ればお前の仲間たちにも我々がそう言う関係だと伝えておいてくれ。
これだと「
すまんがこれからも表立っての儂らの関係はこの話の通りにしておくので、お前たちもよおく覚えておいて、話を合わせてくれ。よろしく
アイ「分かりました。他のみんなにも必ず話して、みんなで覚えておきます。」
アイがうなずいて返事をすると、ジミーはまた笑顔になってうなずいた。
ジミー「さあ、皆が待っておろう…馬車へ急ごう。」
ジミーが早足になると、アイはもうほとんど
アイとジミーが馬車のところまで戻ると、ジミーが辺りを
すると、すぐにカイが顔を出して台を渡し、2人が乗り込んだ。
ジミー「皆、待たせてすまなかった…ギルドの者たちには急な報告だったので、みな多少動揺したからな…
外の者には気付かれなかったか?」
カイ「そこは大丈夫でした。」
ナオ「ジミーさんとアイを待っている間に、カイさんが小声で御屋敷のことや働いている皆さんのことを教えてくれました。」
ソラ「
ジミー「そうか(笑)…それはよかった。お前たちもどのような者が屋敷にいるか知っている方が安心じゃろうし、屋敷の者たちも名前を知っていれば喜ぶだろう。」
アカリ「それで、勇者パーティーへの登録は無事に出来た?」
アイ「大丈夫…それもジミーさんがちゃんとしてくれて…」
ジミー「うむ…これからしばらくの間はパーティーのリーダーは儂になるので、そこは心得ておいてくれ…では、屋敷に戻ろう…」
ジミーがそう言うと、カイは前の小窓から御者に出発の合図を出し、馬車は屋敷に向かって動き出した。
ジミーがジェスチャーで静かにするように指示をして、アイたちはまた馬車が動いている間はずっと黙っていた。
馬車は何度か道を曲がって進んでいく。馬車には引き戸の窓が付いているが、顔を見られないよう開けることはできない。
アイたちはどこをどう進んでいるのか分からないまま馬車に揺られていたが、やがてスピードが
カイがまず馬車から降りると、乗り降りのための台をドアの前に置く。
それを見てジミーが馬車を降り、タクミを先頭にみな
タクミやアユミを始め、他のみんなも次々に馬車から降りてくる。
馬車の傍にはカイがいて、その向こうに馬の
彼はアイたち全員が馬車から降りてくると、みんなに声を掛けてきた。
御者「お坊ちゃま、お嬢さま、乗り心地はいかがでしたか?初めて動かした車なもんで、
アイたちは急に声をかけられたので驚いて顔を見合わせるが、御者の男性が心配そうにしているのに気づいてアユミが言う。
アユミ「ありがとうございました。馬車は十分に快適で、全然揺れることなんてありませんでしたから…」
御者「ありがとうございます!そう言っていただけると本当にありがてぇ。」
アユミと御者の男性のやり取りを見ていて、ソラが何かに気付いた。
ソラ「え~っと、ホーグ、ホーグさんですよね?馬車はすごく乗りやすかったです。これからもよろしくお願いします。」
全員「ありがとうございました。これからもよろしくお願いします!」
ホーグ「わしの名前をご存知で?本当にありがてぇです。こっちこそよろしくお願いします。」
ホーグは名前を呼ばれた
その様子を見て、ジミーは何も言わずに何度もうなずいた。
カイ「お嬢さま、お坊ちゃま…向こうで皆が待っております、どうぞ御屋敷の方へ…」
カイに
執事の先頭にいたハドルが
ハドル「お坊ちゃま、お嬢さま、よくこの御屋敷にいらっしゃいました。
私は執事長のハドルと申します。どうかご自分の家と思っておくつろぎ下さい。」
ハドルがそう挨拶をすると、執事たちも女中たちも
アイたちはそれを見てみな互いの顔を見合うが、自分たちもおずおずと頭を下げた。
ジミーがアイたちにも使用人たちにも声を掛ける。
ジミー「とにかく中に入って、そこでゆっくりお互い挨拶をしようではないか、なあ…」
ジミーはそう言って使用人たちが頭を下げている中、屋敷に入っていく。
ここまで
ドムニの町やリラの街中の家はどれも入り口が
ジミーについてその広いドアを入ると、そこは階段ホールになっていて映画やアニメに見たような左右に上っていく階段がすぐ目の前にあった。
ただし、階段の手すりやドア、床や壁を見ると、
それでも今まで見てきた家のほとんどが単なる板張りの壁だったことを思えば、十分に
ジミーは特に何も言わずに階段を2階へと上っていく。アイたちは急いでその後について2階へと上った。
使用人たちも彼女たちの後に続いてくる。
そして、ジミーについて入った部屋は大きな
テーブルは10人か、下手するともっと多く座れるかもしれない。既にそこにはジミーとアイたちのための椅子も人数分並んでいる。
ただし窓は全て引き戸で、ほんのわずかしか開いていないので部屋のあちこちに
ジミーはテーブルの中央辺りの席の前に立つと、入ってきたアイたちにテーブルに着くように手まねで指示した。
ジミー「何も気にせんでもよい。ここは食堂でな、好きなところに座ればよい。」
アイ「…はい…」
アイたちは互いに顔を見合わせながら、一応アイがジミーの対面に座るようにして後は適当に座席を取り、フードを取ってマントを脱いで席に座った。
ただし、ジミーのすぐ傍の席は女の子たちから
部屋に入ってきた使用人たちは全員立ったままジミーから見て右手の
しかし、アイたちも使用人たちも
アイたちが席に座ると、ジミーが立ったまま話し出した。
ジミー「皆、聞いてくれ。この者たちは
つい
アイだけはギルドでこの話を聞かされていたが、他のみんなは初めて聞く話なのでみなジミーの言葉を聞きながら目をパチクリさせる。
だが、アイが全員に
ジミーはそのまま話を続ける。
ジミー「この者たちはまだ若いがそれぞれが多少の武術の能力を持っており、それを使って勇者パーティーとしてやっていこうという。
それでな、儂は若い頃の恩返しと思ってこの者たちを養子に迎え、冒険者ギルドの
ハドルを始め、お前たちには
ジミーがそう言って屋敷の使用人たちに頭を下げると、すぐにアイが立ち上がって自分も頭を下げた。
アイ「はじめまして。今、ジミーさんからお話があったように、私たちはレアの村からジミーさんを頼ってリラの街に出てきました。
私が一応リーダーのアイと言います。
ジミーさんに何か援助をしていただければと思っていましたが、今回特にお話をいただいて御養子として迎えていただくことになりました。
ブロッケン男爵
アイがハドルたち屋敷の者に挨拶をすると、他のみんなも立ち上がって頭を下げた。それから順番にそれぞれの自己紹介をしていく。
タクミまで無事に自己紹介が終わると、今度はハドルが一歩前に出て、口を開いた。
ハドル「改めて皆様、ようこそブロッケン男爵閣下の御養子となられました。
わたくしは執事長を
これから我々執事たちとこの女中たちが皆様のご面倒をみていきます。
本日これより、我々はご主人様と同じように皆様にもお
ハドルはそう言うと、自分の隣に並んでいる人達を紹介する。
ハドル「私のすぐ隣にいるのがカイとダイ、私たち3人がこれまでご主人様のお側で働いておりましたが、これからは我々だけでは手が足りませんのでこちらの3人が新しく、本日よりこの御屋敷で働きます。
イズとクーゲ、そしてネットです。」
ハドルの言葉を聞くと、ジミーはうなずいた。
ジミー「女中たちも増えておるようで、ハドル、エルザ、よう手配してくれた。
新しく屋敷に勤めてくれる者たちは後で改めてそれぞれ話をしよう。
とにかく、これからよろしく頼む。」
ジミーが笑顔でそう言うと、今度は並んでいた女中たちの一番端の女性が一歩前に出た。
その女中は明らかにジミーよりもずっと年上で、背も低く、アイたちから見るとすっかりお婆さんと呼ぶような
エルザ「お坊ちゃま、お嬢さま、ようこそ旦那様の御屋敷にお
わたくしは当屋敷で女中頭を
これより我々女中が掃除や洗濯を始め、皆様の身の回りのお世話をお引き受けいたします。
皆様にはどうかご遠慮なさらずにどのようなことも我々にお申し付けください。
また、汚れ物なども全て洗濯致しますので、これも遠慮せずにお出しになられて、全て我々にお任せ下さい。」
エルザがそう言って頭を下げると、他の女中たちもアイたちに頭を下げた。
みんなも立ったまま慌てて頭を下げる。エルザは顔を上げると、話を続けた。
エルザ「この御屋敷では皆様がどのように過ごされても結構ですが、一つだけ守っていただかなければならぬのはブロッケン男爵閣下の
エルザはここで一度言葉を切ると、アイをキッと見つめて言葉を
エルザ「例えば、先ほどアイ様は旦那様のことを「ジミー」とお呼びになられましたが、これから旦那様のことは必ず「
エルザがキツイ口調でアイに言うのを聞き、ジミーが
ジミー「エルザ、それは儂が「ジミー」で良いと言ったのじゃ。だからそれで良い…」
エルザ「いいえ、それはいけません!
例え旦那様が良いと
お嬢さま、お坊ちゃま、よおくお聞き下さい。
旦那様がこのリラの街に来られた10年前、旦那様はまだ
それ
その
皆様も男爵家の子息、子女に相応しいお言葉遣いや身だしなみをなされねばなりません。」
エルザの話でジミーはますます
ジミー「この者たちは誰も儂の爵位を
エルザ「例え皆様の誰も男爵におなりにならなくとも、旦那様の御養子となられた以上、これから一生ブロッケン男爵閣下の御子息、御息女と呼ばれるわけですから、旦那様の名前を汚されぬためにも相応しいようになっていただかなければ困ります。」
ジミーはすっかり
アイはエルザの言葉を聞くと、頭を下げた。
アイ「エルザさんの言う通りだと思います。
ジミー…いえ、御父上の言葉に甘えてちゃんとした言葉遣いが出来てなかったです。
私たちは田舎から出てきたばかりなので、これからもエルザさんを始め、皆さんのお手を
どうかおかしいところはおかしいと言って下さい。よろしくお願いいたします。」
アイがそう言ってもう一度エルザに頭を下げると、他のみんなも彼女に合わせてエルザに頭を下げた。
エルザはアイの言葉を聞くと、ニッコリとした。
エルザ「アイ様、今のお言葉といい、先ほどのご挨拶といい、アイ様のお言葉遣いや礼儀作法は決しておかしいものではなく、むしろ大変御立派なものだと思います。
アイ様のお言葉を
エルザがそう言うと、ジミーやアイは少し驚いて彼女の顔をジッと見る。
しかし、エルザにアイたちを疑っているような
エルザはジミーやアイのしぐさには気づかず、そのまま話を続ける。
エルザ「皆様がアイ様と同じようなお言葉遣いや礼儀作法をなされるなら、このエルザがうるさく申すようなことは多くは
ですが、しばらくの間は貴族の御子息、御息女に相応しい身のこなしや身だしなみについて学んでいただかねばなりません。
どうかご
エルザはまた最初の
エルザが挨拶を終えた、ちょうどそのタイミングで奥から数人の男女が出てくる。
彼らは女中たちのすぐ横に並ぶと、最初に出てきた大柄な男がアイたちに頭を下げた。
大柄な男「皆様、ようこそ当屋敷にお越しになられました。わたくしはこの御屋敷でコックをしているマデラと申します。
今まではこの隣にいるわしのカミさんとその隣の弟の3人で
どのようなものが食べたいのか、またわしらにお伝えいただければ、どのようなものでもお作りいたしますので…」
そう言ってマデラと名乗ったコックが頭を下げると、並んだ他のコックたちも黙って頭を下げた。
アイたちは彼らにも頭を下げる。すると、コックたちは急ぎ足で奥に戻っていった。
コックたちが厨房へと下がると、ジミーはまた立ったまま話をする。
ジミー「ここにおる者以外にも御者のホーグとその家族が
皆がみな、お前たちと直接関わるわけではないが、この屋敷では多くの者が働いてくれているので、ここにおる者だけでなくそうした者たちにもよくしてやってくれ。」
ジミーが頭を下げると、使用人たちも一斉に頭を下げた。アイたちもまた慌てて頭を下げる。こうしてお互いの顔合わせが終わった。
しばらくして皆が頭を上げると、そこにコックたちがお皿に
これを合図に多くの女中たちは部屋から下がり、執事たちは厨房にいって料理を運ぶのを手伝う。
女中の中でエルザだけが食堂に残っていた。
お皿が運ばれるのを見て、ジミーは改めてアイたちに席に着くように指示し、自分も座った。
コックのマデラがアイの前に皿を置きながら言う。
マデラ「お坊ちゃま、お嬢さま、今日はお疲れではないかと思い、甘いものを作ってみました。皆様のお口に合えばよいのですが…」
お皿には
同じように運ばれてきたコップには朝にナデアのお店で
マデラの奥さん「お飲み物はご主人様からお茶を出すようにと言われております。」
クレープがジミーを含めて全員に行き渡ると、ジミーが声を掛けた。
ジミー「今日は色々あって疲れておるだろう。さあ、食べてくれ。」
アイたちはそれぞれに顔を見合わせるが、うなずき合って手を合わせて用意されたおやつを食べ始めた。
アイたちはみんな元の世界ではもっとクリームや豪華な果物が載ったようなスイーツを食べていたが、久しぶりに人の手で作られたお菓子を口にして、何かそれだけでホッとするような気持ちになる。
それぞれがクレープを口にして顔を上げると、コックたちが並んでアイたちの様子を不安げに見ていた。
みんなは何事だろうかとキョロキョロと顔を見合う。
するとマデラがおずおずとアイたちに尋ねた。
マデラ「あの~…お味の方はいかがでしょうか?有り合わせの物で作ったので、大した味ではないかもしれませんが…」
それを聞いてアユミが慌てて答える。
アユミ「いえ、このクレープとても
ナオ「このクレープも
アユミやナオの答えを聞き、マデラの表情がみるみるうちに明るくなった。
マデラ「
アカリ「いえ、蜂蜜の甘さにちょうど合ってますよ…」
ルカ「そう、甘すぎずちょうどいいです。」
タクミ「ホント、このクレープも美味いです。
ここへお邪魔する前に食べたスープも美味しかったですけど、これもいくつも食べたいぐらいです。」
マデラ「あ、ありがとうございます。あの~、どのような物がお口に合うのか、またお教えください。」
マデラがそう言うと、ジミーが口を
マデラ「彼の料理の腕前はかなりのものじゃ…だから、
マデラと他のコックたちは主人の言葉に頭を下げて、厨房へと戻っていった。
クレープを食べ終わると、アイがジミーに尋ねる。
アイ「私たちはこれからどうすればいいですか?…」
ジミーはアイに問われて紅茶を飲み干した。
ジミー「儂はこれからまた出掛けねばならぬ。お前たちはカイとダイに屋敷の中を案内してもらっておくとよい。
カイとダイ、そしてエルザ、この者たちのことは頼んだ…」
エルザ「
カイ、ダイ「承知いたしました…では
カイとダイがそう言うと、ジミーはうなずく。
ジミー「儂は夕食までには戻るゆえ、またその時に明日のことは話そう。では、それぞれに参ろうか…」
ジミーがそう言って立ち上がると、アイたちもそれを合図に立ち上がり、
ジミーは立ち上がってハドルにうなずくと、ハドルもまたうなずいて部屋を出る彼の後についていく。
ジミーはアイたちと分かれると、食堂と同じ2階にある自分の書斎へと入った。
ハドルも部屋に入ると、ジミーはすぐに机に向かって手紙を書く準備をする。
ジミーは手を動かしながらハドルに言った。
ジミー「儂はこれからバグを訪ねに行く。その前に手紙を書くゆえ、その手紙をお城におられるダイグ
アレン様へ明日登城して御挨拶をすることをお伝えせねばならぬからな。
ダイグ卿ならば必ずアレン様へお伝え下さるだろう。」
ハドル「承知いたしました。」
ジミー「ホーグには外出するのは儂だけなので、いつもの馬車でよいと言ってくれ。」
ハドル「はい…」
ジミーは机に向かって手紙を書き出していたが、何かを思い出したのか、手を止めてハドルの方へ向き直った。
ジミー「それと、今夜夕食後にお前とエルザとカイとダイ、そしてマデラで
お前たちだけに話しておきたいことがあるのでな。」
ハドル「…どのようなお話で?…」
ジミーはまた難しい表情をする。
ジミー「
ハドル「承知いたしました。」
ハドルがいつも通りの返事をすると、ジミーはいかにも申し訳なさそうな顔になった。
ジミー「すまんな、突然難しいことばかりになって…
明日、お城でアイたちとアレン様にお会いすればどのようなことを申し付けられるか分からぬ。
そうすれば、さらに難しいことになるやも知れぬ。お前やエルザには面倒のかけ通しになりそうじゃ…」
ハドルはジミーの傍で直立したまま、普段と変わらない
ハドル「この御屋敷でご主人様にお仕えする者は、みなどのようなお言いつけであっても気にするような者はおりません。
新たにお仕えする者たちも是非ともご主人様にお仕えしたいと申して屋敷にやってまいりました。
ですのでどうかそのようなご
ハドルはそう言うと、ジミーに深々と頭を下げた。
ジミーはそれを見て深くうなずくと、また手紙を書き出した。それでも彼は手紙を書きながらハドルに言う。
ジミー「ハドル、儂はもう
あの者たちは今日の朝、儂に会うまでアレン様に
だから、この屋敷に来たからと言ってもまだまだここで何が起きて、これから何があるのか、心配なことばかりであろう。
この屋敷に居れば何も心配ないと思うようにしてやってくれ、すまんが頼む…」
ジミーはそう言うと、もう一度ハドルの方へ向き直って頭を下げた。
ハドルは何も言わず、もう一度頭を深々と下げた。
ジミー「では、手紙を書き終えればもう一度呼ぼう。その間に馬車の用意を頼む。」
ハドル「承知いたしました。」
ハドルはそう答えると、また頭を下げて部屋を出ていった。
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