ワンダラーズ・イン・アナザー・ワールド ~男子は僕ひとりだけがクラスの女子といっしょに異世界へ送られたけど、僕が抱くことで彼女たちは強くなります。~ 作:イジー・ムラシロ
誰もがもうアイはタクミとはしないだろうと思っていたので、アイが姿を見せたことに皆びっくりして黙ってしまう。
アイも立ったまま何も言わなかった。
アカリ「………アイ、どうしたの?……」
長い沈黙に
アイ「……うん……今から……タクミとヤルから……」
アユミ「えっ?………」
ルカ「……アイちゃん……」
アカリ「……アイ、無理に…」
アイはアカリが何かを言いかけたのをさえぎって、言葉を重ねる。
アイ「いいの、無理にじゃないから……だから……」
ナオ「……アイ……」
アイ「……だから、みんな……ちょっと向こうへ行っててほしいの……」
アカリ「…アイ、大丈夫?……」
アイ「……ありがとう、でも……ちょっと、2人だけにして欲しいの……」
女の子たちはお互いに顔を見合わせるが、アイの言う通りにタクミとアイだけにしようと全員が立ち上がった。
アカリ「…ねえ、何かあったら、呼んでね……」
アユミ「…ここにティッシュとタオルと、置いておくから……」
アイ「……ゴメンね、ありがとう……」
みんな2人のことが気になるが、それでも部屋の向こうへ行った。
アイはみんなが向こうへ行っても、まだ机のところでブレザーのポケットに手を入れて立ったままだった。
タクミの顔を少し見たと思うと、部屋のあちこちを見るようにしてどこか落ち着かない。
タクミ「……あの~……こっちへ来る?……」
アイはタクミに言われて
しばらくアイが黙っているので、タクミも
すると突然、アイが言った。
アイ「私は…本当は……あんたなんかと……ヤリたくないんだからね!!!」
それはもの
アイはそれだけ言うと急にしゃがみ込み、膝を抱えて大きな声で泣き出した。
まるでタクミなどそこにいないかのように、アイは激しく泣きじゃくる。
これまでアイに色々言われても正直な気持ちを表に出さないようにしてきたタクミも、このアイの様子にはさすがに腹が立ってきた。
そんなに泣くほど嫌ならば、無理にするなど言わなきゃいい。
別にタクミが
それにそんなに嫌だと思ってるなら、タクミとしようとしてもうまくいかないだろう。
アイのあそこも濡れてこないはずだ。いや、嫌がっている女の子とはタクミもやりたくない。
タクミは思い切って正直な気持ちを言おうと、アイと話すために彼女のそばへ近づいた。
だが、そんなタイミングでタクミの鼻の奥がむずむずしてきた。
今までは裸でいてもすぐに女の子と互いに触り合ったり、抱き合ったりしたので問題なかったが、あまりにずっと裸で放っておかれたので身体がすっかり冷えてしまったのだ。
こんな時にくしゃみなんて、とタクミは思うが、生理現象は
「我慢だ…我慢だ…」、そう思っていたが……。
「ハクション‼」
我慢できずにくしゃみがアイのすぐそばで出てしまう。
タクミ(なんて間が悪いんだ、どうしてオレはいつも…)
タクミは情けなくなって下を向くが、それでも仕方なくアイの方へと向き直る。
タクミが顔を上げると、アイは半泣きになりながらタクミの顔を見ていた。
アイ「……ゴメン……私のせいで…身体、冷えちゃったんだ……」
タクミ「……へっ?……」
タクミはアイの意外な言葉に返事ができない。
そんなタクミにアイは怒るでもなく、自分のストレージから出したタオルをタクミの肩に
タクミ「……河合さん……」
アイ「……ゴメンね、ひどいこと言って……ゴメンね……」
タクミはその言葉で、初めてアイが自分を
アイは何も言わずにタクミの肩に頭を乗せてまた泣き出した。
タクミはそれでも最初に言おうと思っていたことを口にする。
タクミ「……河合さん……あの…嫌なら……無理にしなくても…」
アイ「違うの、そうじゃないの……ゴメン…ごめんなさい……」
タクミは自分の腕にすがりついて泣くアイの頭を
確かにネット上で話題になるずっと前から、学内でも学外でもアイは美少女だと言われていた。
いや、中学校から一緒だったタクミはその頃から彼女が美少女だと
高校生になっても学内で可愛い子の話題が出れば、女の子でも必ずアイの名前を出すほどだった。
だが、タクミは今まで一度もアイを可愛いと思ったことが無かった。
中学校はもともと共学で男女はほぼ半々だったので、アイから
だが、それでも正直に物を言うアイは何かと男子のグループと言い争いになったし、その時にタクミが名指しされることも少なくなかった。
そしてS学園に入ると、男女比の差の中でアイはタクミに色々なことを
そのせいでいつの間にかタクミはアイのパシリのようになってしまっていた。
そんな命令するような女の子のことを可愛いとは、タクミもさすがに思うことなど出来なかったし、実際アイに女の子らしさのようなものを全く感じたことがなかった。
だが今目の前で泣いている女の子は、今まで見たことない姿をしている。
普段の男っぽい雰囲気はどこにもなく、どこか
そんな感じですっかり泣きはらしている彼女の顔を見て、タクミはなぜかどんなアイドルよりもずっと美少女だ、と感じた。
タクミはアイが肩に掛けてくれたタオルを取ると、そのタオルで彼女の泣き濡れた顔を
アイ「……タクミ……」
タクミ「…河合さん…いいよ、そんな無理しないで…別にしなくても…オレ、何とも思わないから…」
アイ「…ううん…違うの、そうじゃないの……わからないの……どう言ったらいいのか…どうしたらいいのか…」
タクミ「…河合さん…」
いつの間にかアイはタクミの肩に腕を回して、タクミの顔をジッと見ていた。
タクミは彼女と目が合って、なぜかドキドキしてくる。
アイのことを初めて可愛いと思ったのに、美人って、こんなに泣きはらしても美人なんだ、などという場違いなことを考えたりする。
そんなことを思っているとアイが不意に顔を近づけてきて、いつの間にか唇にキスをしていた。
タクミ(⁉)
アイのキスがあまりに不意打ちだったので、タクミは一瞬、どうすればいいか分からず、ちょっとジタバタしてしまう。
だがアイが本気なのを感じて、タクミも彼女の肩に手を回してその口づけに応えた。
アイは舌を入れてくるようなことはせず、ただ長い間、ずっと唇を合わせていた。それから唇を離すとタクミの顔を見て、恥ずかしそうに下を向く。
アイ「……キス……しちゃった(笑)……」
アイがもじもじしながらちょっと笑ったので、タクミは初めてホッとする。
タクミ「……続き……する?……」
アイはタクミの言葉に笑顔でうなずくが、下を向いたままでどうすればいいのか分からない様子を見せる。
タクミ「……ねぇ、とりあえず……服、脱いだら……」
アイ「……う~ん……全部……脱ぐの?……」
タクミ「えっ?…ううん、ブレザーとリボンと……それから…スカートと靴下も……」
アイ「……スカートも…だね……」
アイは立ち上がるとぎこちない様子でブレザーを脱いでリボンを外し、それから靴下を脱ぐと少し考えてからスカートも脱いだ。
アイ「……ワイシャツは……まだ、いいよね……」
タクミ「…うん…まだ、そのままでいいよ……」
アイは恥ずかしいのか、パンティが見えないようにと脚を投げ出すような格好をして、ワイシャツを少し引っ張るようにして腕で下を隠そうとする。
だがタクミには、その格好の方がずっとなまめかしく感じる。
アイ「……ねえ……そこって、何で?……」
タクミ「…えっ、そこ?……」
アイが気づいて指差すところを見ると、タクミの股間は少しずつ元気になってきていた。
タクミ「あっ、これは…その……」
アイは直ぐに脚を閉じて、体育座りのような
アイ「……こんな格好でも……感じるの?……」
タクミ「…あのー……河合さんの脚……キレイだから……」
タクミはいつものように怒られるかもと思い、一瞬、
だがアイはタクミの言葉を聞き、また脚を
タクミはその脚に触ろうとして無意識に手を伸ばすが、気がついて直ぐに引っ込めた。
アイ「……ねえ、どうしたの?……」
タクミ「…えっ?…」
アイ「……触ら…ないの?……」
タクミ「…ええっ、いいの?…」
アイ「……うん……いいよ……」
アイは恥ずかしいのか、顔を真っ赤にしているが、少し微笑んで嫌がる様子はない。
タクミはおずおずと手を伸ばしてアイの太ももに触れた。
アイの脚のスベスベした感触に、タクミは背中にゾクゾクするものを覚える。
アイ「……脚……太いし……筋肉質だし……」
タクミ「そんなことないよ…すごくキレイだし…スベスベだし……」
アイがタクミの言葉を聞いて下を向くと、タクミは脚に触れたまま彼女にもっと近づき、脚を触っていた手をわき腹から腕へと伸ばして彼女の身体をずっと撫でていく。
アイもパンティのことは気にせず、座りやすい格好になる。タクミの伸ばした手がアイの
タクミは、今度は少し舌を出して彼女の唇をなぞってみる。するとアイも少しだけ口を開く。
タクミがそこから舌を入れようとすると、アイも舌を出してきてタクミの舌に絡ませた。
2人はさっきよりも濃厚なキスを交わして、互いに抱き合う。
お互いに唇を離して見つめ合うと、アイは恥ずかしそうに下を向いた。
タクミは肩に回していた右手で『絶技』を意識しながら彼女の背中を
アイは最初、少しくすぐったそうに身体を
タクミはもう一方の手でアイの頬に触れると、その手でうなじを撫でた。いつの間にかアイもタクミの腕や背中を撫でている。
タクミ「……ねえ、もうそのワイシャツ…脱いでも…いいんじゃないかな……」
アイ「……そうだね……」
2人は互いの手を離し、アイはワイシャツのボタンに手をかけるが、タクミの視線に気づいて向こうを向こうとする。
アイ「……あの~……ちょっと向こう、向いてて……」
タクミ「…ああ、ゴメン……」
タクミがアイを見ないようにしていると、アイから「もういいよ」と声がかかる。
タクミが振り返るとアイはまだ恥ずかしいのかブラの前をずっと腕で隠している。
それでもタクミは、アイの身体が思っていたほど筋肉質のごつごつしたものでなく、腕もすらっと長い様子に見入ってしまう。
アイはそんなタクミの視線を感じるのか、イヤイヤというふうに身体を左右に揺する。
アイ「……ダメだよ……そんなジッと見ちゃ……」
タクミ「……河合さん…すごく…カワイイよ……」
アイ「……ねぇ…もう……名前で、呼んでいいよ……アイって……」
アイはタクミの視線から逃れようとするように身体を
タクミはアイのすぐそばにいって、軽くハグをした。アイはまだ恥ずかしそうにタクミの顔を見る。
タクミはそんなアイから目線を離さず、そのまま彼女の腕や背中を両方の手で撫でて刺激していく。
恥ずかしさで緊張の
アイ「……んんん、それ、気持ちいいよ……」
タクミ「…また、キスしたい……」
アイ「……うん……」
2人がまたキスをする時にはもうアイは身体の緊張も解けてきていて、前を隠そうともしない。
もう一度濃厚なキスをすると、タクミは黙ったままアイのブラの肩ひもの一方を外す。
アイもその意味を分かって黙って後ろに手を回してホックを外し、そのままブラを取った。
タクミがまた胸を
アイ「……バカ、ジッと見すぎだよ……」
タクミ「……アイさん…おっぱいも、きれいでカワイイよ……」
アイ「…そんなことないよ、みんなより小さいし……」
確かにアイのおっぱいはルカやツグミだけでなく、ソラやアユミと比べても少し小ぶりだった。
だが、その形はきれいな半円形をしていて、真ん中でツンと主張している乳首とのバランスも素晴らしく、正に絵になるような美しさをしている。
タクミがゆっくりとアイの胸に手を伸ばすと、指先が軽く触れた。それだけでアイの身体がピクッと反応する。
アイ「……ねぇ……やさしくして……」
タクミ「…うん、わかった……」
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