ワンダラーズ・イン・アナザー・ワールド ~男子は僕ひとりだけがクラスの女子といっしょに異世界へ送られたけど、僕が抱くことで彼女たちは強くなります。~ 作:イジー・ムラシロ
タクミの射精が終わってアカリは彼の横へと身体を動かしてぐったりと大の字になった。
タクミもテントの天井を見ながら大きな息を吐く。ルカはそんな2人を少し
ルカ「アカリちゃん…だいぶ激しかったけど、大丈夫?…」
ルカがアカリの身体を
アカリ「…ハア~…なんかだんだんと、タクミが激しくなってきてる、気がするけど…」
ルカはアカリの言葉にうなずく。
ルカ「何となく分かる…」
タクミ「う~ん…それは…」
目を閉じて少し寝ているように見えたタクミが急に話に入ってきて、アカリはびっくりして目を開いた。
アカリ「起きてたの、あんた…」
タクミ「別に…寝てたんじゃないけど…」
ルカ「で、タクミ君はなに?」
タクミは起き上がりながら自分で出したタオルで身体を拭く。
タクミ「…なんかオレが激しいんじゃなくて…みんなが感じやすくなってきてる気がする…」
アカリ「他の子も感じる時、激しい?」
タクミ「うん、だんだん激しくなってるみたい…」
ルカとアカリは顔を見合わせた。
アカリ「タクミにも新しい能力が付いたし…SEXで私たちにも変化があるのかも」
ルカ「敏感になってるってこと?」
アカリ「タクミのおちんちんとかが私たちを感じさせる力も上がってるかもね…タクミは何か感じない?」
タクミ「オレのがみんなを前より気持ち良くさせてるか?…そこまでは…」
タクミはアカリの言葉に首をひねる。
アカリはルカから受け取ったティッシュで自分の股間をきれいにすると、ルカに場所を
アカリ「まあ、気持ちいいならいいんじゃない?それともルカはつらい?」
ルカは微笑んで首を振る。
ルカ「ううん、ちょっと感じすぎて怖くなる時もあるけど…でも、だんだんイク感じが分かってきたし…それも気持ちいいし(笑)…」
アカリ「じゃあ良かった(笑)…」
ルカはタクミの傍へいくと、彼の肩にしな
タクミが驚いてその肩を
ルカ「ねえ、だったらまた気持ち良くして…私、もっと感じたいよ、いいでしょ…」
タクミはルカの言葉にうなずき、黙ってキスをした。
最初はお互いに唇を吸っていたのが、タクミが彼女の巨乳をまたじっくりと
ルカ「…う~ん、ううう…あー、気持ちいいよ…」
ディープなキスをされ、おっぱいを揉まれ敏感なルカはもう顔を真っ赤にしていた。
タクミは泣きそうな表情のルカに聞く。
タクミ「次はどんな
ルカは少し下を向いて考えてから顔を上げる。
ルカ「あの~…私もアカリちゃんみたいに、上になってみたい…」
ルカの意外な言葉にタクミは驚いてアカリの方を見る。
アカリも最初はびっくりするが、ルカの表情を見てニヤニヤした顔に変わった。
ルカ「さっきのアカリちゃん…すごく気持ち良さそうだったし…」
アカリ「じゃあ、教えるからちょっとやってみな…無理だったら下になればいいから…」
アカリはそう言いながらタクミの肩を軽く押す。
アカリ「はい、じゃあタクミは横になって…」
ルカ「アカリちゃんみたいにタクミ君の顔に
ルカが少し不安そうな顔をするので、アカリは首を振る。
アカリ「あれはもっと経験してから…とりあえずは上になってキスしてみて…」
ルカは
タクミは下から手を伸ばし、ルカの口に舌を入れながらまた垂れ下がるロケットおっぱいをじっくりと揉みしだく。
ルカがすぐに感じてきて顔を離してしまうと、タクミが言う。
タクミ「あの~…そのおっぱいを両手で重ねて、それをオレの顔に乗っけてくんない?」
タクミは胸の前でおっぱいを
だが、ルカにはそれがどういうことなのか、いまいちよくわからないらしく、キョトンとしてアカリを見た。
だがアカリには意味が分かって、ルカに向かって自分のおっぱいを両手で真ん中に寄せてみせる。
そしてその格好でタクミの顔のところまで行き、寄せたおっぱいをタクミの顔に乗せると左右に何度も
タクミ「あ~、これこれ…アカリさんのおっぱい、スベスベで気持ちいい…」
アカリ「ホントにー?ルカみたいに大きくないし…お
タクミ「ううん、ホントにホント、いいよー♡…」
アカリ「バカ(笑)…」
それでもアカリはルカに見せつけるようにしばらく続けた。
ルカもアカリがしているのを見て、自分のおっぱいを真ん中に寄せてみる。
アカリがすると正におっぱいを両側から寄せたという感じだが、ルカがロケット状の爆乳を寄せるとまるで二つの風船を合わせたような状態になる。
アカリはルカのしぐさを見てタクミの顔におっぱいを当てるのをやめた。
アカリ「そうそう、その
ルカ「(笑)…」
ルカは
アカリの時はおっぱいで顔をマッサージしているような感じだったが、ルカの爆乳だとタクミの顔がすっかり隠れてしまう。
ルカは特におっぱいを動かすわけでもなく、本当にただタクミの顔に乗せただけだったが、タクミは自分で手を伸ばしておっぱいを揺らしたり、頭を動かしたりして感触を確かめる。
だが爆乳で口も鼻も
タクミ「…ゔゔゔゔ…く、苦しい…」
ルカ「あっ、ごめんなさい…気持ちいいのかなって思って…」
ルカはタクミが声を出したので、慌てておっぱいを顔から離した。タクミは息苦しかったのか、顔を真っ赤にしている。
タクミ「…ハアハア…でも、あのフワフワ感、本物の天国だぁ~♡…」
ルカ「ヤダよ~(笑)…」
アカリ「ホントのバカだね(笑)…」
タクミの放心しているような顔つきにルカは恥ずかしそうにするが、アカリはケラケラと笑う。
アカリが何かもじもじしているルカの手を引っ張って2人でタクミの股間へ行くと、アカリとルカのおっぱいのおかげか、タクミのものはもうギンギンに
アカリ「じゃあ、今度はこっちを
ルカ「うん…」
ルカがどこか恥ずかしそうに勃っているおちんちんを指先3本ほどで
ルカ「いつもそんなに強く持ってたっけ…タクミ君、痛くない?」
アカリ「あんまり力いっぱい持ったら、もちろん痛いけど、これぐらいなら大丈夫…
こうやって
ルカ「こんな感じ?…」
ルカは言われた通り、包む感じで握ってからゆっくり上下に動かしてみる。
2人からおちんちんをしごかれて、タクミの口から声が
タクミ「…うううう…あんま、強くしないで…」
ルカ「ゴメン。痛かった?」
タクミ「いや、逆に、気持ち良すぎ…
アカリ「なに言ってんの、もう童貞じゃないんだから…こんなぐらいじゃ
アカリはそう言うとタクミのものをわざと強めにしごいた。タクミは
タクミ「いやいやいやいや、ヤバいって…」
アカリ、ルカ「(笑)…」
焦るタクミの様子にアカリとルカは2人そろってゲラゲラと笑う。
アカリは「もういいかな」と言いつつタオルで亀頭の先の辺りを拭いてルカを
アカリ「じゃあ、先っぽから
ルカ「擦るって、クリでいいの?」
アカリ「そう、それでおちんちんがビンビンになって、ルカのあそこも
ルカはうなずくとタクミのものの亀頭を咥えるようにして、片手で自分のクリを擦り始めた。
まだフェラに慣れていないルカはおちんちん全体を深く咥えるのではなく、亀頭をじっくりとしゃぶるような感じになる。
だが、それが逆に先っちょの敏感な部分を刺激して、タクミは何とも言えない感触に身体を左右に揺らす。
タクミ「…あっ、あっ…それって、いいんだけど…そこばっかは…」
アカリ「(笑)…タクミは気持ちいいんだ?…」
タクミ「…気持ちはいいんだけど、ああ…」
タクミが自分のフェラで声を出しているのを聞いて、ルカの顔もどんどん真っ赤になってきた。それを見てアカリが聞く。
アカリ「ルカ、オマンコはどう?もう濡れてない?」
ルカは口を離して顔を上げる。
ルカ「…あ~ん、もういっぱい濡れてる…」
アカリ「じゃあもう
ルカ「うん、挿入れたい…」
ルカは立ち上がると、アカリがしていたようにタクミの股間に
だが、自分の股間を
仕方なく
アカリ「私みたいに手探りでするんじゃなくて、最初から亀頭と穴を合わせて…そう、
ルカ「…ああ、
アカリに教えてもらい、ルカはやっとタクミのものを自分の
だが、自分で力を入れる具合がまだよくわからない。
ルカ「…あ~ん、タクミ君、もっとゆっくり
タクミ「…うう、いや、ルカさんが…ゆっくり動かないと…」
アカリ「ルカが
ルカ「…ああああああ、ダメ、ダメだよ、あっ、あっ、あ~ん…」
ルカが
勢いよく奥を突かれて、ルカはのけ
ルカ「…ああっ、ああっ、ああっ、ああああ、あっー!…」
タクミ「…そんなに
ルカは奥に当たる感触を味わうように、小刻みに腰を上下させた。快感に頭が真っ白になっているのか、腰の動きが止まらない。
タクミはルカの
ルカ「…ううん、ううん、ううん、うううう、ハア~、もうダメ、もうダメだよー…」
タクミ「…ル、ルカさん、これ以上は
アカリ「ルカ!一回止まって、タクミが耐えられないって…」
アカリの言葉が聞こえたのか、ルカはやっと腰の動きを止めてタクミに
感じすぎて息も
ルカはしばらくぼんやりとしていたが、タクミとアカリが自分の顔を
アカリ「ルカ、大丈夫?…」
ルカ「…ごめんなさい…うまく動けなくて…」
タクミ「オレは大丈夫だよ…ルカさんはどう?…」
ルカ「ちょっと感じすぎちゃったみたい、ごめんなさい…」
アカリ「何度かやれば、だんだんと動き方も分かってくから…」
タクミはルカの息が整うまで彼女のお腹の辺りを
だが、目の前の巨大なおっぱいを見ているとだんだんと我慢できなくなり、その巨乳をやさしく
ルカ「…あ~ん、気持ちいい…」
タクミ「また
タクミの問いかけにルカは黙ってうなずく。
タクミはそのまま彼女の股間へ行き、まだ元気なままな自分のものを膣穴にあてがってゆっくり挿入れていく。
ルカ「…ああああ、タクミ君、気持ちいいよ…」
タクミ「…ああ、スゲー気持ちいい…」
タクミはそのまま
何度かの挿入で十分にほぐれたルカの
タクミはその快感をさらに求めるようにハメ出しを続ける。
ルカ「…ああん、ああん、ああっ、ああっ、ああああ、いいよ、いいよ、すごくいい‼」
タクミ「…ああ、オレもいいよー…」
ルカ「…ああああああ、ダメ、ダメ、タクミ君!イっちゃうよー!」
タクミ「…うー、オレも
タクミは上からルカをギュッと抱きしめ、そのまま膣中に射精した。
タクミの腰が発射してグングンと奥に亀頭を押しつけるたびに、ルカはタクミを強く抱いてのけ
タクミ「…ああ…」
ルカの膣中に射精し終わり、タクミもぐったりと寝転ぶルカの横で大の字になった。荒い息づかいがなかなか収まらない。
タクミは息を整えようと目をつぶった。
タクミ「…うう、なに?…」
ぼんやりしていたタクミは下半身に何かを感じ、驚いて身体を起こした。
するとおちんちんを
アカリ「…ふぁひ(なに)?…」
アカリはいかにも普通のことをしてますというふうに、タクミのものを咥えたまま驚く彼に小首をかしげる。
タクミ「いや~…今終わったところだから、もうちょっと待ってよ…」
アカリ「…ふぁふぁまひ(待たない)…」
アカリはタクミのものを離すどころか、そのまま奥まで咥えて激しくスロートし出した。
さっきまでルカとしていたタクミのものは敏感になっていて、タクミは身体をビクビク震わせる。
タクミ「いやいや、ダメだよー…また
タクミは身体を
タクミが動かないように腰を両手で押さえると、精子を
タクミ「…ダメー、ホントに
タクミの声を聞き、アカリは始めてタクミのものを
だが、そのままさっきと同じようにタクミのものに
アカリ「あ~ん、ルカとのがすごく気持ち良さそうだったから、もう我慢できないよ…」
タクミ「…マジ?すぐに
アカリ「ダメだよ、
アカリは強い口調でそう言うと、そのままタクミのものを自分のオマンコへと導く。
アカリ「…ああああ、何度
タクミ「…ヤバい…」
アカリはもう一度しっかり味わうようにゆっくりとタクミのものを挿入れていく。
アカリの口だけでなく
アカリの
タクミ「…ああああ、そんなに締めつけたら…」
アカリ「…あ~ん、ダメだよ、まだまだこれからなんだから…」
だがそんなアカリも敏感になっているのだろう。
最後に亀頭の先が奥をグイと突くように腰を落とすと身体全体を伸ばしてのけ反った。
アカリ「…ああああああ、ああっ、ああっ、ああっ、ああっー!…」
奥への一突きでイってしまったアカリだが、それだけで満足するわけがない。
全身で最初の快感を受け止めると、一度目の時より大きく強く腰を振り出した。
アカリ「…はあっ、はあっ、はあっ、あう、あう、あ~ん、いい~、ああああああ!」
アカリは長い脚でタクミの腰の辺りをロックするように押さえながら、正に
奥が突かれるたびにアカリの膣中はギュイギュイと締まってタクミのものを咥え込む。
タクミは
タクミ「…ダ、ダメだよ、ちょっと弱めて…」
アカリ「…あっ、あっ、あっ、ああっー、ダメ、ダメだから、ま、まだイっちゃダメ…」
タクミ「…うううう…」
アカリは杭打ちのような
奥を突き上げられるよりも、タクミのものが
アカリ「…うん、うん、うん、いいよ、いいよ、ああー、良すぎちゃう!イっちゃうよ‼」
タクミ「…ああ、ダメだ、気持ちいい!」
タクミももう我慢しきれずアカリの膣中に暴発する。アカリもタクミの射精を奥に受けて全身を
タクミの長い射精をアカリは長い手足を突っ張って受け止めていたが、その射精が終わるとクタクタと力が抜けて人形のようにタクミに
タクミは慌てて手を伸ばして彼女を支える。
傍で見ていたルカも急いでタクミの補助をしてアカリの肩を持ち、アカリがタクミの横に寝そべられるようにした。
ルカ「アカリちゃん…」
タクミの横にぐったりと寝転がったアカリにルカが声を掛ける。
タクミもまだ息が荒いまま、身体を起こして彼女の様子をうかがう。
アカリ「…フフフ(笑)…また、いっぱいイっちゃった(笑)…」
アカリはまだ手足に力が入らないようだが、それでも目を閉じたまま満足そうに笑った。
ルカもにっこりして身体を
すると、ちょうどのタイミングでテントの入り口が開いてアイとアユミが入ってきた。
アカリがまだぐったりして寝転がっているので、アユミが心配そうにする。
アユミ「大丈夫?…」
アイ「声、すごかったけど…」
アカリ「大丈夫、大丈夫…いっぱいイっただけ(笑)…」
アイ「ハイハイ、向こう向いて…」
アカリが寝転びながらニヤニヤして言うのを、アイはわざと無視して彼女の身体を拭いていく。
アユミはルカの身体を拭こうとするが、ルカは首を振ってタクミへと
そこにモアとソラも入ってきた。
モア「ヤッホー、どう?」
ソラ「うんうん(笑)…アカリはヤリまくったみたいね…」
アカリ「そこまでいくかな?(笑)…」
モア「声が大きすぎるよー…」
ルカ「なんかすごいねー、私は結構イっちゃって、疲れたのに…」
アイ「モア、アカリに『ヒール』をお願い…」
モア「りょ~か~い…」
モアはヘラヘラしながらも向こうを向いたアカリの肩や背中、腰の辺りに『ヒール』をかけた。
アユミもタクミとルカに同じように『ヒール』をする。
元気が戻ってきたアカリは立ち上がって伸びをすると、テントの中を見渡した。
アカリ「あの~…手伝ってくれるのはありがたいけど、何人か出てくんない…身動き取れないんだけど…」
アイ「マジ、ソラはもういいって!逆に邪魔だって…」
アユミ「っていうか、アカリもルカもタクミ君も身体洗う方がいいから、みんなでテント出ない?」
ソラ「それサンセー…」
ルカ「ソラちゃんじゃないよ、それ言うの(笑)…」
モア「サンセー(笑)…」
みんなはタクミやアカリを先頭にわいわい言いながらテントから出ていく。
外では焚き火の前でナオとツグミがトマトやキュウリを切っていた。
ナオ「お疲れー…」
アユミ「ちょっと向こうで3人の身体、洗ってくる…」
ツグミ「うん、分かった…」
アイ「ハイハイ、どんどん進む!」
タクミ「あの~…また押すしー…」
モア「どんどん、どんどん!」
みんなは騒ぎながらそれぞれに身体を洗ったり、洗われたりして長い昼下がりが過ぎた。
アカリとルカもタクミとしたことで全員に『音声
そこでそれぞれがひと仕事を終え、
ソラ「え~と…そうそう、お互いに両側の人の手を
ツグミ「念じるって…」
アイ「大げさ過ぎない?」
アユミ「う~ん、意外とそんな感じだけど…」
ナオ「へぇー…」
みんなは両側の人に手は伸ばすが、何となく握るのはためらってしまう。
アカリ「これって…手握らなきゃいけない?」
ソラ「後で分かるから…」
ルカ「じゃあハイ、モアちゃん…」
モア「イェーイー…」
ルカは隣のモアの手を握るが、モアがその手をブンブン振るのでルカは困った顔をする。
ナオ「ちょっとモア~!」
ソラ「コラッ、真面目にしなよ…」
アユミ「じゃあ、頭の中で『音声遮断』を意識して…」
タクミ「両側の人の手をちゃんと持っててね…」
全員が『音声遮断』のことを考えると頭の中で何かが起こったのか、みな顔を挙げてお互いにキョロキョロと見合う。
だが、誰の声も聞こえてこないのでソラとアユミとタクミ以外の女の子たちは驚いて手を離そうした。
タクミは
アイ「ねえ、これってどうするんの?」
ナオ「わっ?急にアイの声が聞こえた!」
モア「きゃあ!何これ?」
アカリ「ねえ、どうしたの?みんな、聞こえてる?」
ソラ「どう?ルカもツグミも聞こえてる?」
ルカ「聞こえてる…」
ツグミ「私も…不思議…」
『音声遮断』を意識した時は互いの声が聞こえなかったのが、急にまたお互いに聞こえるようになり、アイやナオはどちらかと言えば困惑した表情を浮かべた。
アカリ「これって、どうして聞こえるようになったの?」
タクミ「全員が手を握っているから、オレがお互いの音声は聞こえて外には聞こえないようにするって念じるというか…そう呟いたんだ…」
アユミ「本には互いに合図をするって書いてあったよ…」
アイ「ふ~ん…」
モア「ちゃんと聞こえる~(笑)…」
モアは聞こえなかった声が聞こえるようになったのが
ナオ「別にタクミが合図しなきゃいけないってことはないんでしょ。」
タクミ「それはそうだと思う…」
アイ「そうじゃなきゃ…タクミがいないと役に立たないじゃん…」
アユミ「一度
ルカ「そうだね…」
ナオ「ちょっと待って!ルカ、とりあえずあんただけ解除してみて…」
ルカ「分かった…」
ルカが少し不思議そうにしながら、言われるがまま『音声遮断』を解除した。
ナオはその様子を見て、アカリの
だが、ルカはキョトンとした顔でその様子を見ていた。
ナオ「アカリ、ありがとう…じゃあ、私たちも解除してみよう。」
アカリ「オーケー」
ナオは自分も『音声遮断』を解除してルカに尋ねる。
ナオ「今の私とアカリの話って聞こえた?」
ルカ「ううん…何にも聞こえなかった…」
アカリ「じゃあ、ちゃんと外には聞こえてなかったんだ…」
ナオがアイに親指を立てると、アイもうなずき他の女の子たちも能力を解除していく。
アイ「どう?最初に切ったルカには聞こえてなかった?」
ルカ「うん、何も聞こえなかった…」
ソラ「さっきのテントの中の私たちの声も聞こえなかったでしょ…」
タクミ「だいたいこんな感じで使えるみたい…」
ナオ「合図って手を
アユミ「絶対に手を繋がなきゃってことはないと思うけど…」
タクミ「お互いのどこかには触ってないとダメな気がする…」
アイ「合図だもんね…」
みんながまだ真面目に話をしている中、「グゥ~」と誰かのお腹が鳴る音が響いた。
モア「ねぇ~、お腹減ったよー…ご飯にしようよー…」
アイ「大事なこと、話してるんだけど…」
アユミ「まあまあ(笑)…」
アカリ「そうだね…食事にしようよ…」
モア「だよ~…」
アイはヤレヤレという顔をするが、アユミやルカが改めてパンや飲み物を出し、みんなも焚き火の周りに座って夕食にする。
夕食の間も何人かは面白半分に『音声遮断』を使って聞こえるだの聞こえないだの言い合っていた。
楽しんでくださった方や今後が気になるという方は、お気に入りや評価をいただければ励みになります。
また、面白かったところや気になったところなどの感想もいただければ幸いです。よろしくお願いします。