※この作品はR-18です。

【百合に挟まれるハーレム王】美少女百合カップルから疑似彼氏を頼まれたけど、どう考えても俺に欲情してる件   作:かくろう

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ファイティング・ダンサー ミメットちゃん

 美緒奈さん、紗理奈のご奉仕は明け方まで続き、大満足のウチに眠りにつくことになった。

 

 この場合、大満足したのは美緒奈さんと紗理奈の方である。俺はいつでも大満足だが。

 

 俺の奉仕は彼女達の心を満たし、心のエネルギーである神力は心身を健康にして充実させる。

 

 その証拠に朝起きた時の二人は非常につやつやして元気いっぱいだった。

 

 ついでに朝から二発ずつ搾り取られることになり、彼女達二人の顔ツヤはますます輝きを増すことになったのである。

 

 神力という力はお互いの心同士を繋げてエネルギーを循環させるので、俺を喜ばせることで相手にエネルギーを注ぐことができ、ますます輝くことになる。

 

 俺は美緒奈さん、紗理奈の求め喜ぶことを与え、彼女達二人はそれを活力として俺に喜びを与える。

 

 俺が心を充実させれば神力は強くなり、好循環が生まれることになるのだ。

 

◇◇◇◇◇◇

 

 

 次の日、俺は空港に到着した恵梨香を迎えに行き、空港で彼女と合流する。

 

 ゲートの方から手を振ってこちらに向かってくる恵梨香を発見し、軽く手を振り返した。

 

「ペー君お待たせしました~~~っ! 出迎えゴクローッ」

「おう、長旅お疲れ。宿題は無事に終わったか?」

「花恋ちゃん達に手伝ってもらってなんとか終わりましたよぉ。単純に教えてくれないんですもん。大変でしたよ~」

 

 姉ちゃんのことだから自分で理解できるように丁寧に教えてあげたんだろうな。

 

 なんだかんだで面倒見のいい人だから、恵梨香が理解できるまで懇々と教えたに違いない。

 

 こいつがどこまでそれを受け止めているか分からないが、この様子では大分やっつけでやってきたように思える。

 

「さあさあっ。恵梨香の輝かしいアイドルデビューの会場に行こうじゃありませんかっ。この日のためにダンスを仕上げてきましたからねぇ」

「おう、そりゃ楽しみだ。恵梨香は可愛いからきっと全国的に人気が出るぞ」

「ふっふっふ~。他の男の子にキャイキャイ言われてもジェラシーすることはないんですよ。恵梨香の一番大事な部分はペー君のものですから安心してくださいね」

「そりゃあ有り難いな。他の男にいい顔ばっかりしてたら嫉妬して路地裏に連れ込んでしまうところだ」

 

「ちょっとっ! 恵梨香が可愛いからって"わからせ"でもするつもりですかっ!」

 

 顔を真っ赤にしてギャアギャア騒ぎ始める恵梨香だが、実は喜んでいる事を知っている。

 

 こっちからは何も言っていないのに勝手に"わからせプレイ"を思い浮かべるあたり、俺にどんな事をして欲しいのか如実に分かるってもんだ。

 

 心の波動ってヤツで伝わってくる恵梨香の感情の色が発情に染まってちょっと期待しているのがありありと分かる。

 

「な、なんですかっ。その気色悪い笑みは……」

 

 俺は微笑ましいものを見る目で恵梨香を見つめ、可愛い反応をしている彼女の手を取って繋いだ。

 

「いやぁ。この神力ってヤツは便利だなと思ってな。悪態をついていても実は喜んでいるのが丸わかりってのが」

「くぅう、バレましたか……。ペー君は変態ですから、可愛い恵梨香に理性を飛ばして本気で路地裏に連れ込むんじゃないかとドキドキするじゃないですかっ!」

 

 恵梨香が望むならそうすることもやぶさかではないが、正直今は時間的に厳しい。

 

 既に会場では美緒奈さん達がリハーサルの準備に入っているはずだ。

 

 阻害結界も安定しないので、まさかタクシーの後部座席で押っ始めるわけにもいくまい。

 

 ちょっとやってみたいと思ったのは内緒だ。恐らく美緒奈さんや小春、希良里、紗理奈、ティナちゃんだったら積極的にやらせてくれるだろうが、恵梨香だと大騒ぎしながらになるので結界がしっかりと張れる状態までレベルアップしないと厳しいだろう。

 

 って……、なんかどうにかしてエッチに持ち込もうとしているみたいだな俺。それに喜んでやらせてくれそうな女の子の多いこと多いこと。

 

 脳みそがピンク色に染まりきってスケベな事ばかり考えているのは認めるが、さすがにこれでは女の子達にはともかく、関係者の人たちに示しが付かない。

 

 まあそんなわけで、タクシーに乗ってライブ会場となるキングキャッスルの支店へと向かうのだった。

 

◇◇◇◇◇◇

 

「はいっ! せいっ! はいっ! せいやーーーーっ!」

 

 華麗な動きで切れのあるダンスを披露する恵梨香のパフォーマンスは、現地の客層の心を鷲づかみにする。

 

 それはあっと言う間の出来事だった。

 

 リハーサルでの恵梨香は動きは見事だがどこか緊張が入って固い印象があった。

 

 だが恵梨香の才能は人に見られることによって開花するようだ。

 

 本番を迎えた途端に弾ける花火のように輝きを増し、主役であるはずのホワイトミルクを食ってしまうほどのパフォーマンスをしてみせた。

 

「完全にホワミルの二人を食っちゃってましたねミメットちゃん」

「す、すみません店長。張り切り過ぎちゃいました」

 

「うふふ、それはそれで新しいアイドルの誕生という意味で良いかもしれませんね。ミメットちゃんはソロプロジェクトを立ち上げても良いかもしれません」

 

「え、ええ~、恵梨香、そこまでするつもりは」

「将来的にはって話ですよ。経験を積んでいけばみんながアイドルになれる可能性がある。それがキングキャッスルの持ち味です」

 

 確かにメイドカフェという後ろ盾があるとはいえ、恵梨香のカリスマ性は恐らく父親譲りなんだろう。

 

 まあ本人が完全に猪武者なので、空気を読んでホワミルの二人を引き立てるとか、そういう駆け引きっぽいことがまったくできないのが玉に瑕だが……。

 

 そこは後ろ盾のキングキャッスルが支援してくれるはずだ。

 

「ミメットちゃんは前に立ってこそ輝ける人材かもしれませんね」

 

 そして将来、恵梨香は美緒奈さんの提案通りにそのアイドル性を遺憾なく発揮していくことになるのだが、今はまだ照れの方が勝っているのであった。

 

 恵梨香のパフォーマンスは人心を鷲づかみにし、新たなファンを獲得するに至った。

 

 美緒奈さんは本気で恵梨香のソロプロジェクトを検討しており、テンパる恵梨香を言葉巧みに乗せて承諾させていた。

「お疲れ様恵梨香」

 

 俺は今日の一等賞である恵梨香の部屋を訪れてねぎらいの言葉を掛ける。

 

「凄かったな恵梨香。観客大興奮だったじゃないか」

 

「っふっふっふ~、そうでしょうそうでしょうっ! どうですかペー君ッ!! ファイティングダンサー・ミメットちゃんの華麗なダンスにメロメロになっちゃいましたかっ!」

「おう。めっちゃ勃起した。というわけでエッチしようか」

「ムードぉおおおおっ! ペー君恵梨香に対してだけムードゼロぉおっ! あふん♡」

 

 だけど抱きしめた瞬間にデレるからチョロ可愛い恵梨香である。

 

「興奮したぞ恵梨香。あれって絶対俺の視線意識してただろ」

 

 仕事を終えて帰ってきた恵梨香を抱きしめ、そのまま持ち上げてやる。

 

「だってぇ、好きな人が見てるんだから張り切っちゃうに決まってるじゃないですか」

「ああ、だから俺はもうメロメロなんだわ」

 

「なんか軽いなぁ」

「そうか。じゃあ身体で証明するしかないな」

 

「ちょ、ちょっとぉ、本気でこのままエッチしちゃうつもりですかぁ、シャワー浴びたばっかなのにぃ」

「しまったな。シャワー浴びる前に凸すれば良かったぜ」

「この変態……。恵梨香の汗のにおい嗅いでハァハァするつもりだったんですか」

「腋のにおいクンカクンカしたいおっ!」

 

「ぎゃあああっ、女の子の腋に顔つっこまないでくださいよぉおっ!」

 

「ちっ。石けんの匂いしかしないな」

「何を残念がってるんですかこの変態ッ!」

 

 恵梨香の反応はいちいち面白いな。そんで、心の波動という奴は便利なもので、こんなことをされても恵梨香が興奮しているのが分かる。

 

 意地悪されると喜ぶのは姉ちゃんと似たような気質だ。あっちはやり過ぎるとスマッシュブローが飛んでくるが、恵梨香はその点心配ない。

 

「くんくんっ、いや、よく嗅いでみれば甘い体臭が鼻腔をくすぐる」

「彼氏の(へき)が特殊すぎてツラいぃ……きゃいんっ♡ そ、そんな所ペロペロしないでくださいよぉ」

 

「おまんことかペロペロシタコトあるんだから今更だろ。恵梨香の脇の下うめぇ♡」

 

「あひっ、んっ、きゅぅうう♡ はう、、あ、あ、あ、なんでぇ、くすぐったいのが、だんだんっ、ちょっと、こんなところに神力流し込まないでくださいよっ、腋から変な感じにぃ」

 

 そうは言っても興奮で勝手に流れ出してしまうのだから仕方ない。

 

 美緒奈さんいわく、俺の精神の高揚によって噴出するものであるらしい。

 

 つまりどういうことかといえば。

 

「恵梨香が可愛いのが悪い。俺を興奮させるくらい可愛い恵梨香のせいなので責任取ってペロペロさせろ」

「理不尽っぅうっ、理不尽ですよぉ、きゃんっ♡ ぁ、ぁあ、やだやだっ、脇の下ペロペロで絶頂なんてぇ」

 

 マジで嫌がりそうなのでそろそろ違う愛撫に移行するとしよう。

 首筋はどうかな。

 

 後ろから抱きしめた恵梨香のうなじに舌を這わせ、逃げられないようにホールドしながらちゅぱちゅぱ吸い付いてみる。

 

「あっ、あっ、駄目です、跡付けたらお仕事に支障が出ちゃう」

「大丈夫。そんなに強く吸わないから」

「はひっ、それはそれでくすぐったいですぅ、あんっ、んんっ、あっ、あっ、んんんっう♡」

 

 徐々に身体の力が抜け、服の中に手を入れてブラジャーを外してやる。

 手のひらに神力を集中するように意識して恵梨香のおっぱいを覆ってやると、びくりと再び身体がこわばる。

 

 だがすぐに甘いと息が漏れ始め、汗ばんだ肌から立ち上る石けんの香りにリビドーが高まった。

 

「恵梨香、良い匂いがするな。石けんと汗の匂いが混じってマジエロいわ」

「はひっ、んんんっ、きゅいぅ、さっきと言ってること真逆じゃないですかぁ」

「それはそれ、これはこれだ。恵梨香の匂いだから興奮するんじゃないか」

「あっ、あぅ、おっぱい、やわやわされたら、ジワリますぅ」

 

「おら、乳首好きだよな恵梨香。ピクピクしてて可愛いぜ」

「はう、はうぅ……ペー君の意地悪ぅ♡  ぁ、ぁ、乳首、ダメです、感じちゃう、んぅ、んんっ」

 

 恵梨香は乳首が好きだ。

 こうしてコリコリと弄ってやると抵抗するフリをしながら身を任せてくれる。

 

 こういう反応がいちいち可愛いのが恵梨香の魅力なのだ。

 

「ほれほれ、もっと可愛い声上げてみろよ。俺が興奮しないと一番欲しいものが手に入らないぞ?」

「んんぅ、そんにゃ、ことぉ、言われてもぉ、わざと、出すなんて、できませ、んきゃああん♡」

 

 はいカワイイっ! やんやと言いながらも乳首を弄られることに抵抗しないのだ。

 

 そしてモジモジしながらお尻を振り、耳の穴に舌を入れてやった瞬間にびくりと身体を痙攣させる。

 

 心の伝わりで絶頂したことを隠したらしいことが分かり、俺はもっと執拗に全身を愛撫する。

 

「はひっ、はひぃんっ、んぅ、んんっ、らめぇ、ペー君、恵梨香、イッちゃいますよ」

「いいぞ恵梨香。可愛いアクメ見せてくれよ。俺はそれだけでおかずにできるぞ」

 

「んっ、んんんんんっ~~~~~っ♡」

 

 ビクビクと身体を震わせた恵梨香が絶頂を迎えたことを知らせてくれた。

 

 乳首と耳だけでこんなに感じてくれるなんて感度がいいな。神力の恩恵があるとは言っても、端的に言って俺たちの相性が良いのかもしれない。

 

「イッたな。感じやすいなぁ恵梨香は」

「ら、ってぇ……こんなの、気持ち良くないわけがないですぅ」

 

 トロトロになった恵梨香をベッドに連れて行き、俺も自分の衣服を脱ぎ払う。

 

 可愛い恵梨香にすっかり勃起したペニスを見せつけ、興奮を隠したままのし掛かったのだった。

 

 

 

「ふぅ、ふぅ……ペー君、恵梨香のこと犯すんですか? また恵梨香のこと犯しちゃうんですかぁ?」

「お前のドM具合ってけっこう極まってるよな。まあウチのハーレムってそういうの多いけど」

 

「それはぁ、ペー君の性癖のぉ、んぁあ、せいですよぉ」

「そうなの?」

 

「そうですよぉ。神力って、その人の性質がモロに影響するってぇ、話、んぁあ、ちょっとぉ、まだ話の途中ですぅ」

 

 俺は構わず腰を推し進めた。

 カベに押しつけた状態でバックから挿入された恵梨香は抵抗することもできずに喘ぎ始める。

 理不尽にも思える扱いだが、こういうちょっと強引なのが恵梨香の好みであることも知っているから問題ない。

 

 そして心の波動はその事を如実に伝えてくれている。

 

「それでっ、神力の性質ってどういうこと?」

「あひゃぁ、このままぁ、説明させる、気、ですっかぁ、ペー君の、鬼畜ぅ」

 

 意地悪された方が感じてしまう恵梨香相手なのだから仕方ない。俺は焦らしを与えつつ続きを促した。

 

 

「だからぁ、ペー君がぁ、鬼畜ドSだからぁ、ぁは、いじめられるのが、好きになっちゃうんですぅ、あひんっ、ぁ、あぁあ、奥ぅ、当たってるぅ♡」

 

 なるほど。つまり恵梨香がドMなのは「俺がそういう女が好き」というのが大いに影響しているらしい。

 

 ペニスで恵梨香を突くたびに、シャワーを浴びたばかりだという恵梨香からじっとりを汗がしみ出してくる。

 

 グチュグチュとイヤらしい音を部屋のなかにこだまさせた。

 

「いやあぁ、恥ずかしい音、響いちゃってますぅ! こんなの、ぁあ、部屋の外までぇ、響いちゃいますよぉ」

「高級ホテルなんだから平気だろ。思い切り声出してええんやで」

 

 むしろ聞かせてやりたいな。俺の彼女はこんなに可愛い声を出せるんだぞっと。

 

 それにいざとなれば防音の結界とかも張ろうと思えば張れる。まだ思い切りセックスしながらだと難しいが、気合いでなんとかなるだろう。

 

「ほら、他の宿泊客にも聞かせてやれよ。恵梨香のエッチで可愛い喘ぎ声をさ」

「やぁ、やぁあ、エッチな声、聞かれちゃうのぉ!」

「ほら、おまんこがエッチな音クチュクチュならしてるのも聞こえちゃうぜ。みんなどう思うかな。アイドルミメットちゃんがこんなエッチな女の子だったら」

「らめぇ、らめれしゅよぉ……エッチなミメットはぁ、ペー君だけだからぁ、他の人には、見せられないですぅ」

 

 可愛いこと言ってくれるじゃないか。

 

 愛液でぐっちょりの秘部が更なる快楽を求めて愛液を分泌させてくる。

 俺は恵梨香の足を持ち上げて開かせ、ドレッサーの鏡に映り込むようにゆっくりと抜き差しした。

 

「ほら見ろよ恵梨香。俺たちの繋がってるところがハッキリ見えるぞ」

「やうぅ、ぁ、ぁあああ、らめぇ♡ こんなエッチな姿ぁ、見せないでぇ♡」

 

 恵梨香のおまんこは羞恥心によって更に潤沢に濡れていく。奥から溢れてくる蜜液が滑りを良くし、スムーズに抽送されて腰の動きが早まった。

 

 強い締め付けと熱い粘膜の感触が快楽の頂点に導く速度を早くする。

 このままでは恵梨香より早く果ててしまいそうだ。

 

「あぁうああ、あああっ、恵梨香ぁ、恵梨香感じちゃいますぅ♡ ペー君のおちんちんで、一番奥が熱くなってぇ、このままだと、恵梨香ぁ、恵梨香イッちゃいますぅ、ぁ、あああああ」

 

 恵梨香の奥がキュムキュムと甘い痙攣をし始めた。

 どうやら絶頂が近いらしい。俺の睾丸でも精液が射精の準備を始めて竿の根元に集まっているのが分かる。

 

 今にもあふれ出してしまいそうな強烈な快楽が全身を震わせて脳を痺れさせた。

 

「ぁ、あぁ、ぁあああっ、ぁああっ、これぇえ、もうっ、もう限界ですぅ、恵梨香、イッちゃいますぅ♡」

「いいぞ恵梨香、俺もイキそうだ。中に出していいよな」

 

「出してぇ、出してくださいぃ♡ ペー君の熱い精液、恵梨香の一番奥でドピュドピュしちゃってくださいですぅ♡ あっ、あっ、あっ、あぁあ、あぁあああ~~~~~」

 

 ビュクンビュクンッ ドピュドピュッ、ビュルルルルッ!!

 

 全身が電流の痺れに包まれ、ビクンッと震わせた恵梨香の乳房が大きく揺れる。

 小ぶりだが女性らしい脂肪を蓄えた膨らみが艶めかしく揺れ動き、その快感の強さを現わしていた。

 

 同時にほとばしった肉棒からの絶頂。精液があふれ出して恵梨香の中へと注ぎ込まれていく。

 

「ぁあううっ、これぇ、これやっぱり気持ち良いですぅ♡ 恵梨香のぉ、なかでぇ、ペー君のおちんちんがビクビクってぇ♡ 何度味わっても、たまらないですぅ」

 

 ドクンドクンと幾度となく脈打った精液によって恵梨香の子宮は満たされていき、お腹の下辺りにぼんやりとした光を発生させた。

 

「おお、恵梨香の中に吸収されてるんだな」

「はいぃ……これぇ、凄く気持ち良いですぅ……精液、幸せに変わってますぅ」

 

 これは美緒奈さんから伝授されたセックス魔法。射精して注ぎ込まれた精液を幸福絶頂の快感へと変換するものらしい。

 

 普通のドーパミンドバドバの幸福感とはまったく違う、魂が喜ぶ幸福感を味わうと、もう普通のセックスでは満足できなくなるそうだ。

 

 とはいえ、俺のパートナー達は俺とのセックスしか知らないのであるが、レズセックスをやっている希良里と有紗によると、二人同士のセックスではこの快感は絶対に得られないそうだ。

 

「はぁうう、はう、あふうぅ……これぇ、だめでしゅぅ……恵梨香、もうトロトロでぇ、頭の中、グチャグチャですよぉ……ペー君の、鬼畜ぅ♡」

 

 こんなに嬉しそうなのに口から出てくるのは悪態みたいな愛の言葉。

 恵梨香らしさ全開の甘い台詞を聞きながら、俺は幾度となく恵梨香の熱量を感じ続けるのだった。

 

 

◇◇◇

 

 北海道から戻ってきた俺達。

 

 今日は日曜日と言うこともあり、俺達は全員そろい踏みしていた。

 

 

 キングキャッスルグループ発祥のアイドルユニットによるパフォーマンス営業は夏休み中の売り上げを順調に更新しているらしい。

 

 今日はそれらの総括を行なうツアー最終日であり、キラキラアリスとホワイトミルクの二組が揃う初のフルパフォーマンスの日である。

 

「皆さん見てください。SNSで私達の事が取り上げられていますよ。今日の集客は既にチケット完売。キャンセル待ちで会場前は長蛇の列ですっ」

 

 今日のライブは中規模の会場を貸し切ってのユニットソロライブである。

 

「うわ、本当だ。やべぇなコレ」

 

 姉ちゃんの顔は少し引きつり気味だ。無理もない。

 

 アイドルの追っかけをする動画配信者による生放送では、現在進行形で会場の外の様子を映し出している。

 

 メイドカフェの舞台でしか踊ったことのない8人だが、その人気ぶりはこの一ヶ月で破竹の勢いで上がっていた。

 

 その結果、まだ正式なユニット名も発表されていないアイドルを一目見ようと全国からお客が押しかけてきている。

 

「ふぇ、緊張するよ~。にーちゃん緊張ほぐして~♪」

「はいはい」

 

 抱きついてくる有紗の頭を撫で撫でしながら他のみんなの様子をうかがう。

 

 各々が緊張はしているものの、どこか余裕をうかがわせる表情で出番を待っている。

 

「それにしても、こんな大きな会場になるなんて聞いてないよー」

 

「すみません、みなさんの人気があまりにも凄くて、予定していた会場では入りきらないんです」

 

 足をパタパタさせながら独りごちる希良里の愚痴を美緒奈さんが諫めている。

 

 そうなのだ。本来は100人ちょっとのキャパシティだったはずの会場なのだが、人気ぶりがあまりにも凄まじく、今日のチケット争奪倍率がとんでもない事になったらしい。

 

 そこで急遽会場の規模をでかくする事が決まったため、本来の5倍以上の会場規模でライブをすることになってしまったのである。

 

「それはそうと美緒奈」

「はい、なんでしょうか順平様♡」

 

 名前を呼ぶと嬉しそうに返事をする美緒奈さん。

 彼女たってのお願いで普段から名前を呼び捨てにするようにしているが、年上社会人の女性を呼び捨てるのはいまだに慣れないものがある。

 

 だが恋人の願望を叶えられないようでは男が廃るのも事実だ。

 

 ここはグッと堪えてそれを当たり前にしていく他あるまい。

 

「このユニットってこれからも続けていくのか?」

 

「ええ。もちろん学生の皆さんは学業が本文。そして何より私達は皆、【順平様の女】である事が全てにおいて優先されます」

 

「その通りデス。ご主人サマ、喜ぶ、全部、注ぐのが必定」

 

 美緒奈さんの言葉に追従する紗理奈。

 

 そして控え室にいる全員の息遣いに【トロみ】が増したのが分かる。

 

「俺はみんなが輝いているところが見たいから」

「だよねー。ウチら頑張っちゃうよー」

「そろそろ時間だね」

 

 有紗と希良里の表情が変わる。

 

 マネージャーが本番開始前のスタンバイを知らせ、全員が立ち上がった。

 

「みんな、俺に輝いている姿を見せてくれよな」

 

【はいっ!】

 

 輝く笑顔の女の子達。

 

 希良里、有紗、小春、姉ちゃん。

 若菜、紗理奈、恵梨香、そして美緒奈さん。

 

 八人の女の子達によるアイドル本格デビューライブが始まりを告げた。

 

◇◇◇◇◇◇

 

 大歓声の中、メイド服の女の子達が踊る。

 

 スポットライトを浴びながらフリルのスカートを翻し、観客を魅了する。

 

 普通、こういう女性、しかも若い女の子で構成されたアイドルユニットのライブでは、男性ファンの歓声が鳴り響くものだと思うが、意外なことにライブで響く歓声は女の子の比率が高い。

 

 それは男好きするかわいさよりも、年頃の女の子が可愛くありたいとする願いを引き寄せる彼女達の力だという。

 

 そうでなければこれだけの可愛い女の子ユニットで女性ファンの方が高い比率を誇るなどあり得ないだろう。

 

 普遍的なイメージだとオタ芸を披露する男達の歓声が鳴り響きそうなものであるが、実際そうはなっていない。

 

 

「キララと~」

「アリスの~」

「「キラキラアリス~♪」」

 

 ライブは順調に進んでいき、希良里と有紗の二人組パートが始まった。

 

 準備されているダンスは10曲ほど。

 アンコール用に2曲準備している。

 

 最初の三曲が終わり、メンバー紹介が始まると観客の黄色い歓声が一層大きくなる。

 

 そして始まったユニットそれぞれのソロパート。

 

 正確に言えばキラキラアリスの単独パートと表現すべきか。

 

 男に媚びないアイドルという触れ込みがネット上で密かに広がりを見せていることは噂に聞いている。

 

 女の子のファンが圧倒的に多いキラキラアリスの二人によるパフォーマンスは、アイドルというよりはカリスマに集まる信者と言った方がしっくりくる。

 

 女子中高生と中心にしたファン層を獲得している二人がメインのこのアイドルパフォーマンスは、まさしくそれを体現していると言っても過言ではない。

 

 そして俺は気がついている。

 

 希良里も有紗も、パフォーマンスの最中ずっと俺に視線を送っている。

 

 躍ったりトークしている最中も、ハッキリと視線こそ向けないものの、意識は常に座席後部の俺へと注がれ、そのたびにダンスの切れが増している。

 

 続くホワイトミルクの二人もまったく同じで、彼女達もまた、若い女の子のファン層が中心である。

 

 会場を埋める観客の8割が女の子という、およそアイドルのライブとは思えない様相は見ていて楽しい。

 

 彼女達がもてはやされるほどに、その後に待っている熱量の発散が高まることは間違いない。

 

 そうなのだ。俺にとって彼女達が輝くのは非常に喜ばしいことであるが、アイドルであることを絶対視しているわけではない。

 

 彼女達が高い熱量を持って輝くのは、それを高めれば高めるほどに、その後に待っている愛の営みが彼女達を艶めかしくするからに他ならない。

 

 むしろ、彼女達がこうしてスポットライトの熱量を浴びながら汗にまみれるのは、その高まった輝く自分を俺に抱いて欲しいと思っているからだ。

 

 歓声は鳴り止まぬ。

 

 あっと言う間にアンコールまでライブは終わり、大歓声に包まれながら舞台上を後にした。

 

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