【百合に挟まれるハーレム王】美少女百合カップルから疑似彼氏を頼まれたけど、どう考えても俺に欲情してる件 作:かくろう
「あ、にーちゃん、
「ねえ、あれナンパされてない?」
「え、
人混みの中で頭が飛び出る三人の集団。二人のチャラついた男に絡まれている背の高い女の子が見える。
姉ちゃんの後輩であり、俺の中学からの昔なじみ【
「二人ともちょっと待ってろ」
「うん。気を付けてね」
「ああ」
二人を壁際で待機させてナンパ現場に近づいていく。
デカくて厳つい浅黒い男二人組に囲まれ、涙目になっている
明らかに嫌がってるだろうがDQNどもめっ!
「だからさぁ、アカウント教えてくれるだけで良いんだってぇ」
「悪いようにしないからさぁ。今度デートいこうよぉ」
「あ、あのっ……で、でも……その」
おどおどした声でハッキリと喋らないのでDQN共はますます調子に乗る。
俺はいつものように見知った顔の元へと足を速め、目立つように肩を怒らせる。
「お待たせッ!」
俺は
その声に気がついた三人が一斉にこちらを向いた。
「あっ……じゅ、順平ちゃんっ」
俺の姿に気が付いた
その表情はもうパァアッと光が差したような涙目の笑顔。
そんな庇護欲をそそるビューティフルスマイルを向けられては100人中100人が一目惚れするに違いない。
「よう、待ったか? 遅くなってすまんな」
俺は彼女の手を取り、恋人のように繋いで目の前の男達にわざとらしく挨拶をした。
「えっ、じゅ、順平……順平ってまさか」
「やあすみませんね。この子、俺の女なんですよ」
「げ、お、お前……ひ、樋口順平」
「あ、あんたの女だったのか……」
俺は彼女の肩を抱いてお付き合いアピールをして牽制する。
男達はそれなりにデカい体と鍛えられた身体をした強面のチャラ男達。
例えて言うなら、アレだ。寝取られ同人とかでよくいる竿役みたいな(偏見)ステレオタイプのチャラ男であったが、俺よりは背丈が低く筋肉も小さい。
こういう時は自分のデカい体は便利だ。(ちなみに俺は寝取られは大嫌いだが、悪友に無理矢理お勧めされてトラウマになった)
「すんませんねぇ。“この通り”なので彼女を他の男に触れさせるのは俺が許容できないんだ。悪いけど他を当たってもらえないかな?」
彼女のライトブラウンの髪を撫でながら抱き寄せる。
こんくらいしておけば演技とは思うまい。
ちなみにこの抱き寄せたり頭を撫でたりする演出はこれまで何度も同じ方法で助けており、彼女の方から許可を受けてやっている。
普通の女の子にこんなのできっこないからな。
そして本気でやったら
だけど彼女はとにかく気が弱くて男から"押せばイケる"と思わせてしまう性質をもっている。
「はうぅ♡」
彼女も俺の演技に合わせてくれている。胸板に寄せた頭を擦りつけて身体が密着する。
豊満な巨峰がムニュリと潰れて温かなヘブンを作り出した。
ちょっとした役得だ。彼女の肩を抱いて庇うように後ろに隠し、チャラ男君達に対峙する。
俺は笑顔で相手に圧力をかけ、満面の笑みでお願いをする。
「どうだろうか。遠慮してもらえますかねぇ?」
見た感じ大学生っぽいのだが、俺を知っているってことは姉ちゃんの関係者とかかしら? まあどうでもいいけど。
「そ、そうでしたか。ど、どうもすみませんでしたっ!」
「失礼しましたーーー」
スタコラサッサという効果音が似合いそうな走り方で反対側のホームの階段を降りていくナンパ男達を見送る。
朝も早よからナンパとはご苦労なことだ。
だが俺の目の黒いうちはこの子には指一本触れさせんよ。
「ふう、やれやれ……」
「あ、あの、順平ちゃん……」
「あっ、悪いッ」
肩と頭を抱き寄せっぱなしだったことに気が付いて慌てて引き離す。顔を真っ赤にした
「順平ちゃん、ありがとう……いつも助けてくれて」
少し遠慮気味な、か細い声。頼りなく聞こえるが透き通ったソプラノボイスだ。
「おう、おはよう
「う、うん。声かけられただけだから。断っても断ってもしつこくて……」
声の主は少し猫背気味であり、明るい髪色の割に気弱でおどおどしているのが特徴だ。
彼女に視線を向ける。俺は190も背丈がある関係上、大抵の人は見下ろすのだが、女子生徒だと特にそれが顕著になる。
だが彼女においてはその度合いが他の人に比べて少なくなる。
何故なら彼女の身長は177センチと女性にしてはかなり大柄な部類にはいる。
とはいえ、バレー部やバスケ部には入っておらず本人は運動音痴だ。
太らないようにヨーガをたしなんでいるらしいが、そのおかげで彼女の体型は決して太くは見えない。
俺は待っていた二人に手を振って呼び寄せる。向こうを見ると二人は見知らぬ女の子達と喋っていた。恐らくファンの子だろう。
丁寧にお辞儀をして別れを告げ、小走りでこちらにやってきた。
「
「大丈夫ー?」
「二人とも、おはよう……」
「なんにもされてない?」
「う、うん。順平ちゃんが守ってくれたから。なんともないよ……」
彼女の名前は【
バストサイズ115センチ。脅威のPカップである(姉ちゃん調べ)。
そのくせウエストサイズが55センチというグラビアアイドルも裸足で逃げ出すほどだ。
去年皆で海に遊びに行った時にはビーチの視線を釘付けにするウルトラダイナマイトボディを披露して注目の的だった。
本人はこの通り照れ屋も照れ屋なので非常に恥ずかしがって俺が行動を共にしてボディガードをしていた。
何しろ
他の男連中は一緒に来た女性陣に相手にされなくて遊びに行ってしまうし、他に当てもないので姉ちゃんと一緒に交代でボディガードをしていた。
中学生にして既にかなり育っていたキラキラアリスの二人はビーチでも凄く目立っていたからな。
自分達は動画撮影の
姉ちゃんは見た目がアレなので男よけにはならない。
いや、妹だか娘に間違えられてある意味で男よけにはなっていたが、二人をナンパしてきたチャラ男がキン〇マを蹴り潰されていて哀れだったな。
そしてそれは目の前の
こっちは背が高くて胸が大きい。
しかもくびれが見事なのでプロポーションの良さと甘いロリ顔が相まって非常に庇護欲をくすぐられるから男達にもの凄く狙われやすいのだ。
実は彼女は中学からの同級生で姉ちゃんと非常に仲が良かったので、俺とも縁が強かった。
何しろ俺達は中学から高校3年までの6年間でずっと同じクラスだったのだ。
本人はご覧の通りの引っ込み思案なので、面と向かって断ると言うことが中々難しい。
放置しておくと変な男に絡まれるし、気が弱そうなのでこれまで何度もお持ち帰りされそうになったことがある。
背が高くて胸が大きく、加えておどおどしていて気が弱い。
つまり押しに弱いとなればさっきのような"ヤリたい盛り"のヤンチャ共は放っておかないのだ。
女性にしては背が高いのでナンパには遭いにくそうなイメージではあるものの、自己主張の激しい胸部とフェロモンムンムンのお尻や背丈に見合わぬ愛くるしいフェイスという条件が重なって狙われやすい。
そんな理由もあって彼女の高校生活は大体俺が一緒になって行動し、悪い男から守るという形をとることが多くなったのだ。
(何しろ彼女に何かあったら俺が姉ちゃんにぶっ殺されるからな)
冗談抜きで姉ちゃんは
キンタマ潰されるくらいじゃ済まないだろう。
せっかく恋人ができたのに種なしにはなりたくないのだ。
「ごめんね順平ちゃん」
「謝らなくて良いさ。それより
「そうだよーにーちゃん。ちょっと露骨すぎぃ」
「むぅっ、兄ちゃんくっ付きすぎだよ」
「ごめんごめん。でもああでもしないとあの手合いは引き下がらないからさ」
ぶーぶー言っている二人をたしなめていると、
「ううん、ぜんぜん嫌じゃなかったよ。むしろ私なんかの彼氏のフリさせちゃって申し訳なくて……」
「何を言う。お前が変な連中に連れて行かれちまうより全然いいし、
「あ、ありがとう順平ちゃん」
頬を赤らめる
二人の恋人がいなかったら俺もほっとかないくらいには……。
とはいえ、姉ちゃんとの事もあるし、俺にはもう二人の恋人がいるので彼女を口説くことはできない。
「えへへ♡ 嬉しいなぁ♡」
頬が緩みっぱなしの
四人で楽しく会話しながら学校へと向かったわけだが、俺はこの時点で
彼女が俺に向ける視線の意味も含めて、俺は近いうちに再び”非日常”を味わうことになる。
【雛町 小春】ひなまち こはる ヒロイン →主人公の呼び方【順平ちゃん】
・身長177㎝ バスト115(Pカップ) ウエスト55 ヒップ88
・色素が薄いためライトブラウンに近い髪色
・超爆乳とくびれの神アンバランスボディ。
・週に一度はグラビアかAVにスカウトされるのが悩み
・男性苦手。順平以外とまともに喋れない
【挿絵表示】