【百合に挟まれるハーレム王】美少女百合カップルから疑似彼氏を頼まれたけど、どう考えても俺に欲情してる件 作:かくろう
一応俺も恋人二人に確認してみるが、許可はあっさりと出る。
よほど
今までの俺達の関係からして、そんなに色っぽい関係にはならないとは思うけど男と女だから何が起こるか分からない。
ぶっちゃけ
なんで今まで気が付かなかったのか……。
料理上手で気遣い上手。確かに引っ込み思案ではあるが、庇護欲をそそるという意味では好みといえる。
愛くるしいフェイス。ロリっぽさと相反するように自己主張する大きな胸。
そして庇護欲をそそるお淑やかな性格は、実は俺のツボだったりする。
何よりも大きく自己主張する胸と反対の自己主張をするくびれ曲線のカーブはくびれフェチの俺の心を大きく揺らした。
いや、今日気が付いたというべきか。
今日のナンパの一幕で彼女の魅力に気が付いたのは、やはり俺が童貞を卒業して女体の神秘を意識し始めたからだろうか。
女性の性、つまり男女の愛し合いの素晴らしさというものを知った今の俺だからこそ気が付く事がある。
彼女の柔らかさや愛くるしさ、俺を見つめる瞳。
友人のそれである事をいくら自分に訴えかけても、その潤んだ瞳を向けられては勘違いをしてしまいそうになる。
だが既に恋人のいる俺は他の女にうつつを抜かすことはリアルに不誠実だから自重せねばならない。
「ふふっ。順平ちゃんとお料理するのって楽しいね」
そんな分かってるのか分かってないのか謎な反応を示す
まあ、良くも悪くも意識しているのは俺だけなのかもしれない。
俺は
「……なあ
「うん?」
「なんていうか、俺、お前の成長邪魔してるんじゃないかって思っちゃったんだよな」
「そんなことないよっ。昼間も言ったけど、私ずっと嬉しかったからっ。それに、普通に学校来られるようになったのだって、順平ちゃんと
「そっか。それなら良かった。ちょっと色々考えちゃってさ。彼女ができて舞い上がってたから、今までの
「あはは。順平ちゃんって真面目すぎるって言われるでしょ」
「うっ……確かに二人にも同じこと言われた事がある」
「私、順平ちゃんが幸せになれるように頑張るから……」
ん? それはどういうことだろう……?
俺が幸せになれるように……。友人として、という意味だろうか?
何故だが、その瞳にはそれ以上の意味が含まれているような……。そんな予感が――
「こっっっっはるーーーんっ! 今帰ったよーんっ!」
「あ、姉ちゃん帰ってきた……」
家中に響き渡るドデカい声で姉ちゃんが帰ってきた事を告げる。
「順平ちゃん……。私ね、順平ちゃんに感謝してる。だから今度の卒業旅行、楽しみにしててね」
「う、うん? ああ、分かった」
話の脈絡がよく分からなかったが姉ちゃんが帰ってきてうやむやになってしまったので、その話は流れてしまった。
「あれ、なんで順平がいるの?」
「ああ。
「おおそうかぁ。向こうは何作るの?」
「姉ちゃんに仕込まれたハンバーグだよ。俺と
「あはは。
「じゃあ俺は向こうに行くよ。ゆっくりしてって」
「うん、ありがとう順平ちゃん」
「もう行くのか順平?」
「ああ。メシ炊いたりサラダの準備とかして、その後は家の掃除するから」
「真面目だねぇ。
「だとしても、一緒に暮らす以上はね」
「ははは。お前のいいところだなぁ。定期的に帰ってこいよ」
「ああ」
なんか今日の姉ちゃんは妙に優しいな。
奇妙な感じがしたが長居するとまたイジられるので足早に
◇◇◇◇◇
町田家に戻ってハンバーグの仕込みを終わらせ、白飯を二人が帰ってくる時間に合わせてタイマーをセットする。
「よし、メシの準備はこれでOKだ。あとは……」
そういえば、
食後のプリン一つだけという安上がりな好物だが、無いと
買ってくるか……。
「あ、やべ……。財布向こうに置きっぱなしだった……」
二人の好物であるコンビニのプリンを買いに行こうとして、財布を実家に置きっぱなしだったことに気が付いた。
家にあれば安心ではあるが、二人のプリンなしと分かった時の顔が思い浮かんで買いに行くことにした。
20秒歩いた先にある我が家の鍵を開け、扉を開いて中に入る。
――――ぁんっ
扉を開けた瞬間、ふと違和感を感じた。
「なんだ……?」
強いて言うなら、気配……。
なにか心が落ち着かなくなるというか、不安とかとは違う興奮のような感情がわき上がってくる。
ぞわぞわするというか、とにかく予感めいたものを感じたので自然と気配を殺していた。
――――は、ぁ、んぅ
その気配は2階から感じていた。
音を立てないように玄関の扉を閉め、そっと靴を脱ぐ。
足音を立てないように階段を上り、そろりそろりと廊下を確認する。
「姉ちゃんの部屋?」
「ん、ぁ……ぁ、はぁ……」
よく見ると姉ちゃんの部屋の扉が開いており、奇妙な声はそこから聞こえてくるようだ。
というか、もうここまで来たらアホな俺でも分かる。
喘ぎ声を発している誰かがいる。
姉ちゃんが
つい最近レズビアンのカップルを間近に見ているだけに、またもや「よもやよもや」の事態なのかと予感がした。
「ぁ、んはぁあ、ぁ、ぁあんっ……
「今日の
「それ、はぁ……ぁ、あはぁんぅ、んはぁ」
「マジかよ……」
好奇心は猫を殺す、という言葉もあるしそっと帰ろうとも思ったのだが、やはり確認せずにはいられなかった。
気配を殺し、ほふく前進のように身体を倒して扉に近づく。
「んぁ、ぁ、ああっ」
「ほらっ、白状しなよッ。いいことあったんだろ?」
「ダァメェ♡ だからぁ、んぁ、ああ、堪忍してぇ、
「ダァメだよ
「そ、それはぁ♡」
一体なんの会話をしているんだ?
喘ぎ声に交じっていて内容がよく聞き取れない。
オムライスがなんだって?
「んはぁ、あ、あぁ、あああんっ……だってぇ、分かってる、くせにぃ……
「へっへっへぇ。どうだった? 初チューはできたの?」
「だめぇ、だよぉ。今日の今日でぇ、そんなことできないっ、からぁ」
「早くしちゃいなよぉ。もう私とのキスじゃ物足りないんだろ。はむっ、んちゅぅ」
「んんっ、んっ、ちゅ、ふぅ、はむっ、ふぅ……んちゅぅ、ちゅ……はぁ、ぁ、ぁあんっ」
「あれだけ頑なに処女は残したんだから早く捧げちゃいなぁ♡ ちゃんと私も付き合うからさぁ」
「キス、だってぇ、残しておきたかったのにぃ、
「それはゴメンって。でも
会話をしながら姉ちゃんと
正直光景が衝撃的過ぎて何の会話か頭に入ってこない。
二人はシーツをかぶったまま睦み合っているようで、その姿を視認することはできない。
キスがどうのこうのと聞こえるが、布をかぶっているせいで声がくぐもってよく分からなかった。
理解できたのは、姉ちゃんと
姉ちゃんが
俺が知る限り彼女の交友関係でそう言った相手がいるというのは知らない。
二人の関係がレズであるというのなら、その相手は女性ということになるのだろうか……。
ひょっとしたら、
もしかしたら、俺と
だからあんなあっさりした反応だったのか……。
単なる予想でしかないが、妙な予感があった。
男に興味が無いならあの反応も納得できる。
さっきも言ったが、うぬぼれでなければ
だけどそれは俺が幼馴染みであり、好きな人の側にいるおまけであるというだけだったのかもしれない。
まだしっくり来ていないところはあるけど、一連の行動が頭の中で繋がった部分があった。
俺は気配を殺したままその場を後にし、財布を持ってそっと玄関から出た。
◇◇◇◇◇
コンビニでプリンを購入して冷蔵庫にしまう。
ソファに腰を下ろしてさっきの光景を頭の中で反芻しながら考えを巡らせる。
姿は見えなかったが二人の睦み合いはアレが初めてではなさそうだった。
どうやら以前から二人は付き合っていたと見える……。
「はぁ……なんだか俺だけ置いてけぼりくらった気分だなぁ……」
俺の身近な人達がいつの間にかカップルになっていた。
「あ~~~~っ! もやもやするぅ~~~っ」
俺はどんだけうぬぼれが強いのだろうか。
恋人ができたなら祝福しなきゃいけないのにな……。
自分の裁量の狭さが嫌になった。
「ただいま~♪」
俺がモヤモヤしながらソファで悶えていると、玄関から
思っていたより帰ってくるのが早かったな。
「お帰り~」
俺はぼんやりしてしまっておざなりな返事を返してしまう。
その瞬間に
「
「友達とカラオケ行ってくるって。夕飯までには戻るから」
今日の
「そうか」
「それより兄ちゃん」
「うん?」
ぼんやりとしてしまった俺の返事を聞いた
「エッチしよっ♡」
「え?」
言うが早いか
俺の肩を掴んでジャンプし、制服のスカートが舞い上がってピンク色の下着が一瞬見える。
次の瞬間には
そしてその次の瞬間には、
「んっ……きら、り?」
「んちゅぅ……ちゅ、ちゅ、兄ちゃん、大好きだよ♡」
「どうしたんだいきなり」
「兄ちゃんの声、寂しそうだった。なんかイヤな事あったでしょ」
それとも俺が分かり安すぎるのか?
「理由は言わないでいいから、寂しい気持ち、私の身体で癒やして♡」
再び覆い被さってくる