※この作品はR-18です。

【百合に挟まれるハーレム王】美少女百合カップルから疑似彼氏を頼まれたけど、どう考えても俺に欲情してる件   作:かくろう

29 / 125
朝日が照らす初夜の目覚め

「すぅ、すぅ……」

 

 思いを通じ合わせた初夜が開け、小春(こはる)は俺の隣で小さな寝息を立てている。

 

 その寝顔たるや、なんと幸せそうであることか。

 小春(こはる)の寝顔は幾度か見たことがある。

 

 有紗(ありさ)希良里(きらり)達と共に我が家で勉強会を開いた時に居眠りをした時だ。

 

 あの頃の彼女と比べると、俺の前で全てを曝け出し、長い年月願ってやまなかった想いの成就が為されて幸せいっぱいといった感じだ。

 

「ん……ふみゅ……ふぁ」

「おはよう小春(こはる)。ヨダレ垂れてるぞ」

「ふみゃっ……はぅ……恥ずかしい……おはよう順平ちゃん……」

 

 目を覚ました小春(こはる)だったがまだ寝ぼけているようだ。

 甘えるように俺の胸板にスリスリと頭を擦りつけてくる。

 

「ふへへへ……じゅんぺえちゃん、大好きぃ♡ 愛してる♡」

「愛してるよ小春(こはる)……」

「嬉しいぃ♡ 順平ちゃん……もっと言ってぇ♡ 今日だけだからぁ……」

 

 俺は小春(こはる)と寝る直前に話し合った。

 愛してるって伝えたのは小春(こはる)だけ。でもそれはタイミングの話であって、有紗(ありさ)希良里(きらり)にも同じ感情を抱いていると。

 

 小春(こはる)はそこはちゃんと理解してると言ってくれた。

 

 調子に乗るわけにはいかないけれど、小春(こはる)の心の広さというか覚悟の強さには頭が下がる思いだった。

 

 俺の「愛してる」を独占できるのは今日だけだから、今夜だけは独占させてと懇願された。

 

 それを断る理由などありはしない。

 俺達は情熱的に何度も愛し合い、力尽きて眠るまで俺は小春(こはる)を愛していると伝え続けた。

 

 色んな角度に曲がる小春(こはる)の身体は、俺の尽きることない性欲に全て応えてくれる。

 

 いや、むしろ小春(こはる)の性欲の凄まじさに圧倒されていたのは俺だった。

 

 これまで抑圧していた思いの丈を全てぶつけるかの如く、小春(こはる)は精根尽き果てるまで俺を求め続けたのだ。

 

 何度も何度も求め合って、ドロドロになった身体を温泉で洗い流しながらも、そこで再び求め合った。

 

 フェラチオやパイズリ奉仕もどんどん上手くなり、吸収と上達の異常な速度は目を見張るほど。

 

 途中からすっかり忘れていた「姉ちゃんから寝取る」プレイも興奮の助けとなって、俺達は夜中の三時を回った頃にようやく眠りについたのだ。

 

 

 そこら辺の詳しい話も是非詳細に語りたいほど濃厚なエロスに満ちた時間であったのだが……。

 

 まあそこら辺はいずれ機会があれば過去語りとして話そうと思う。

 

 

「そろそろおきようか。せっかくだから朝風呂いかない?」

「うん、いく♡ 順平ちゃん……ん♡」

 

 目を閉じて何かをおねだりしてくる小春(こはる)に、お望み通りの口づけを送る。

 

 嬉しそうに吐息を漏らす彼女の色っぽい仕草に朝から盛ってしまうところだ。

 

 素っ裸のまま抱き締め合って眠りについた俺達はそのまま起き上がって朝の温泉に浸かって眠気を覚ます。

 

 時間はもうすぐ朝ご飯の時間なのでもう一回盛り上がりそうになるのを二人で我慢するってなシチュがおかしくて二人で笑った。

 

 朝ご飯の時間も二人で夫婦のように過ごした。

 

 仲居さんには遠慮してもらい、率先してご飯をよそったり魚の骨を取ったりしてくれた。

 

 魚の骨くらいは自分で取れるのだが、小春(こはる)が頼んで欲しそうにジッと俺の西京焼きを見つめているので、皿ごと渡した。

 

「はい、順平ちゃん♡」

「おう、サンキュ」

 

 おかずを摘まみながらご飯を掻っ込む俺をジッと見つめる小春(こはる)

 

 何事かと聞いてみたら、恥ずかしそうに座布団から身を乗り出す。

 

「あの、折り入ってお願いがあります……」

「どうした改めって……?」

 

 俺達の関係に遠慮なんてすることはない。いったいどんな要求をされるのか身構えたが、それはなんとも可愛らしい要求だった。

 

「えっと【はい、あ~んして】って、やらせてもらって良いでしょうか?」

 

「ぶふっ!?」

 

 何事かと思えばそんな事か。幾らでもウエルカムである。

 真剣な表情で言うからよほどの事かと思っただけにおかしくて笑ってしまった。

 

「えっ、えっ!? だ、ダメだった?」

「いやいや、全然ダメじゃないよ。でも改めてそんな丁寧に頼まなくても普通に言ってくれれば良かったのに」

 

「だ、だってっ」

 

「じゃあ頼むよ小春(こはる)。食べさせてくれ」

 

「う、うん……じゃあ、はい、あーんして」

 

 そんな感じで俺と小春(こはる)は終始ラブラブであった。

 

 さて、今日は有紗(ありさ)希良里(きらり)が合流して引き続き観光地を巡る予定だ。

 

 宿はまた別の場所を利用する予定で、インフルエンサーの稼ぎで1番良い宿を取ったと言っていた。

 

 俺達は時間いっぱいまで二人でラブラブしながらチェックアウトの時間を待った。

 

 ◇◇◇◇◇

 

 宿から出た俺達は有紗(ありさ)達と合流する為新幹線の駅に向かってバスに乗っていた。

 

 隣に座る小春(こはる)は本当に幸せそうで、いつも通りの彼女から何段階も笑顔が眩しかった。

 

「あ~、幸せだなぁ……順平ちゃんと恋人になれるなんてぇ」

 

 小春(こはる)は本当に笑顔がとろけている。

 待たせてしまった分、俺は小春(こはる)を全力で愛することにする。

 

 肩を抱き寄せて髪を撫でるだけでそのまま溶けてなくなってしまいそうなほど顔をほころばせる。

 

小春(こはる)の髪、良い匂いがする」

 

 なんて言おうものなら、少し恥ずかしそうにしながら――

 

「ふへへぇ……♡」

 

 ってな具合ですり寄ってくる。

 小春(こはる)は言葉にこそ出さないが、間もなく終わってしまう二人きりの時間を目一杯楽しもうとしている。

 

小春(こはる)

「うん、なぁに?」

「これからもちゃんと二人きりでデートとかしような。そこら辺も二人と話し合おう」

 

「本当? 私、3番目で良いって思ってるけど」

「考えたんだけどさ、俺は希良里(きらり)有紗(ありさ)に優先順位は付けてないんだ。付ける権利ないと思ってるし」

 

「そう、なのかな……」

 

「ああ。でもさ、たぶん完全に平等っていうのは無理だと思う」

「うん……」

 

「だけど、好きな気持ち、愛してる気持ちには優先順位って無いんだ。なんていうか、俺は二人一緒に好きになったけど、好きになった理由はそれぞれ違うんだよね」

 

「私も?」

 

「そう。言葉にするのはちょっと難しいけど、小春(こはる)に抱いてる"愛してる"は、有紗(ありさ)希良里(きらり)のそれとは違う。気持ちに色を付けることはできないから、どう違うんだって言われたら説明し辛いけどさ」

 

「うん、でも何となく言いたい事は分かるかな」

 

「なんだろうな。こういうこと言うと調子の良い浮気男みたいになっちゃうんだけど、俺の中では小春(こはる)といると1番安心感が強い」

 

「そっかぁ……えへへ、嬉しい♡」

 

小春(こはる)は確かに希良里(きらり)達より出会いは遅かったけど、一緒に過ごした時間は負けていないし、なんなら学年が一緒なだけあって濃密さでは越えてるかもしれない」

 

「うん。私も、そう思いたいな」

 

「だからさ、うーん、なんて言うのかな……」

「分かるよ。順平ちゃんの言いたい事、私も言葉にはできないけど、その気持ちは凄く分かる……。私は、正直有紗(ありさ)ちゃんや希良里(きらり)ちゃん達には敵わないって思ってたけど、順平ちゃんがそう思ってくれてるなら、私は私なりの1番になりたいな」

 

「ああ。小春(こはる)有紗(ありさ)達のようにはなれないし、有紗(ありさ)達に小春(こはる)と同じ事はできない。一人一人、違う愛し方をしたい。俺は、三人ともにとっての1番でありたいって思ってる」

 

 だから小春(こはる)……と呼びかけて彼女を抱き締める。

 

「愛してる……。世界の誰よりも愛してる。三人とも、全力で愛し抜いてみせるから」

 

 そのように誓いを立てた。

 

「うんっ……私も、愛してる」

 

 指を絡めながら歩く俺たちは周りから微笑ましいものを見るような視線を送られ、二人で照れ笑いを浮かべるのだった。

 

 

 ◇◇◇◇◇

 

 バスに揺られること数十分。

 俺と小春(こはる)は人生で最後の時間のように寄り添って過ごし合った。

 

「「兄ちゃ~~ん♡」」

 

 駅に到着すると有紗(ありさ)希良里(きらり)がこちらに向かって手を振っている所に合流する。

 

「よう、待たせたな」

有紗(ありさ)ちゃん、希良里(きらり)ちゃん……ありがとう」

 

「その様子だと大成功だったみたいだねっ!」

 

 希良里(きらり)は満面の笑顔で俺達の交際成功を祝福してくれた。

 

「二人のおかげだって聞いてる。詳しい事を聞きたいところだけど、今は四人で思い出作りをしよう」

 

「「「賛成~♪」」」

 

 事情の説明も良いが、今は俺達の為に身を砕いてくれた二人にお礼がしたい気分だった。

 

 俺達は新幹線に乗って別の観光地に移動するのだった。

 

 

 

 

 新幹線に乗って大きな駅に移動し、俺達は飛行機の搭乗手続きを行っていた。

 

「にーちゃ~んっ、手続き終わったよぉ」

「おう。そんじゃ時間までのんびりするか」

 

「兄ちゃん、小春(こはる)ちゃん、こっちこっち」

 

 希良里(きらり)有紗(ありさ)に手を引っ張られて入ったのはエグゼクティブラウンジ。

 

 これってクレジットカードがないと入れないんじゃなかったか?

 

「パパのカード家族会員だから」

「なるほど、さすがお金持ち」

 

「今まで全然使ってなかったんだけどね。パパに有紗(ありさ)ちゃん達と旅行行きたいって言ったら限度額外してくれたの♪」

 

 女子高生の娘にやる措置とは思えないな。

 希良里(きらり)パパの太っ腹は娘には大分大きいらしい。

 

「もしかしてあのとんでもない高い宿も希良里(きらり)が?」

「楽しんでくれた?」

「ああ。最高だった」

 

 希良里(きらり)が本気になるとここまで凄いのか。

 

「あ、でも引き落とされるお金はちゃんと自分達で稼いだお金だよ♪」

 

「そこが既に普通の女子高生じゃないんだよなぁ」

 

 有紗(ありさ)希良里(きらり)も普通の会社員より遙かに稼いでいる未成年実業家と言っていいレベルで稼いでいるようだからな。

 

 頭が下がるぜ。

 

「お金は有効に使わないとね」

 

 そんな事を笑顔で言ってのける希良里(きらり)は本当に尊敬できる。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「にーちゃんの隣だーれだっ」

 

 今、希良里(きらり)有紗(ありさ)小春(こはる)の三人はじゃんけんで俺の隣の席はどうするかを決めていた。

 

 飛行機の後部。三列シートと二列シートを確保することができ、三列の一席は空席のようだ。

 

 

「勝利のぽーーーずっ!」

 

 公正なる勝負の結果、俺の隣を勝ち取ったのは有紗(ありさ)だった。

 嬉しそうにはしゃぐ有紗(ありさ)を見ていると微笑ましい気持ちになるな。

 

 小春(こはる)希良里(きらり)は既に飛行機内で食べるお菓子を調達しに売店に出かけている。

 

 

 

「にーちゃん、お菓子食べる?」

 

 運良く端っこの席を予約できていた俺たちは邪魔の入らない空間で空の旅を楽しんでいた。

 

 にーちゃんにーちゃんと甘えてくる有紗(ありさ)の頭を撫でながら談笑を楽しむ。

 

 まだ2日ばかり会えてないだけなのに有紗(ありさ)の甘えようは久しぶりにあった恋人に接するかのごとくはしゃいでいた。

 

 飛行機内と言うこともあって大騒ぎすることはなかったが、隣に座る有紗(ありさ)はとても嬉しそうだ。

 

 その途中、何を思ったのか有紗(ありさ)はCAさんから大きめのブランケットを借りて自分に被せる。

 

「ふひひ、にーちゃん声出さないでね♡」

「えっ……? ほっ!?」

 

 あろうことか有紗(ありさ)はブランケットで顔を隠し、俺の股間を擦り始める。

 

「お、おい有紗(ありさ)……」

「へへへ、にーちゃんのおちんちん、小春(こはる)ちゃんの匂いが残ってるよぉ」

 

「は、はうぅ♡ は、恥ずかしいよ有紗(ありさ)ちゃん」

 

「もう、有紗(ありさ)ちゃんったら」

 

 呆れ声の希良里(きらり)であるが止める事はしない。いや、あれは自分もやるつもりだった顔だな。

 確証はないが確信はある。希良里(きらり)なら絶対やる。

 

 小春(こはる)は顔を真っ赤にしながら、それでも少し羨ましそうだ。

 

「はぷっ……ん♡ ちゅ……ちゅむっ、ちゅく……ちゅりゅりゅりゅ……んみゅ、、ちゅぱ……れるれる、んちゅ、れろろ……」

 

「お、おっふ……」

 

 あっという間にズボンからペニスを取り出し口に咥える有紗(ありさ)

 幸せそうにしゃぶる刺激で思わず呻き声を上げてしまう。

 

 俺は見回りのCAさんや他の客にバレやしないかヒヤヒヤしながらなるべく音が立たないようにブランケットを抑え込む。

 

「んちゅりゅぅ、れるれるっ……ぢゅっ、ぢゅるるっ、ちゅぱぁ、れろれろれろ……ちゅむむぅ、りゅむりゅむっ」

 

 ムクムクとカマ首をもたげるペニスをしっかりと咥え込む有紗(ありさ)の口内粘膜はしっかりと亀頭を捉えて放さない。

 

 舌を器用にクルクルと回し、敏感な部分にねっとりと密着させたまま小刻みに接触面積を増やしていった。

 

「ま、まずいって有紗(ありさ)ッ、音が、においが……っ」

 

「どうかなさいましたか?」

 

 いきなりの声にギクリとなる。

 

「むぐっっ!!?」

 

 思わず有紗(ありさ)を抑え込み、ブランケットをしっかりと被せて隠した。

 

 CAさんが不思議そうな顔で俺に声を掛けてきた。

 幸いいかがわしいことをしているとバレたわけではない。なんとかして誤魔化さないと。

 

「すみません、妹がお兄ちゃんに甘えて戯れ付いてるだけですから」

 

 小春(こはる)が助け船を出してくれる。

 ナイス小春(こはる)ッ。CAさんは反対側の席にいる小春(こはる)に意識を向けて顔を背けた。

 

 俺はその間に有紗(ありさ)を引っ剥がし、慌ててズボンの中に逸物をしまった。

 

「にーちゃ~んっ♡」

「あはは。可愛いことしますね妹さん。あと少しで着陸態勢ですから」

 

 そう言って満点のスマイルを浮かべて他へ見回りに戻っていった。

 

「ふぅ……危ない危ない……危うく変質者認定されるところだった。こら有紗(ありさ)ッ」

 

 声を荒げないように静かに苦言を呈するも、当の本人は悪戯がバレた小悪魔の笑顔でテヘペロしやがった。

 

「えへ♡ 危なかったねにーちゃん」

「お前は俺が変質者扱いされたらどうするつもりなんだ」

「そうだよ有紗(ありさ)ちゃん、悪戯しちゃダメッ」

「ヒヤヒヤしたよ~」

 

「ごめりんこ☆ 我慢できなくて」

 

 そんな危ないひと幕もありつつ、俺達は冬の味覚が集まる土地、函館へと足を踏み入れた。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「きたぞほっかいどーっ!」

 

 有紗(ありさ)はめちゃくちゃテンションが高い。

 空港で荷物を受け取った俺達は早速バスへと向かう。

 

「さあっ、ホテルで荷物置いたらお寿司食べに名店へ行こうっ!」

 

 今回有紗(ありさ)達は北海道リサーチをした結果、有名な高級店ではなく、地元に愛される老舗に行こうと言うことになった。

 

「実は動画撮影の許可もらってるんだ~。大将のおじいちゃんがウチのファンなんだってぇ♪」

 

「へえ。随分と高年齢のファンがいるんだな」

 

「大将が趣味で動画投稿やってるの。お寿司が大好きって動画で言ったらコラボしたいって依頼が来て」

「なるほど」

 

 はしゃぐ有紗(ありさ)に引っ張られてバスに乗り込む俺達。

 四人で楽しく会話しながら揺られること1時間ほど経った頃に到着したのは随分と古い様相の寿司店だった。

 

 流行ってるようには見えないが古式ゆかしい趣があって俺は好きだなこういう空気は。

 

「いらっしゃいまし~」

「こんにちは~。DMしたキラキラアリスって言うものなんですけど」

 

「おお~。ようこそようこそっ。遠いところをわざわざ」

 

 寿司屋の大将は随分と元気の良いおじいちゃんのようで、高齢ではあるものの快活で気っ風の良い老人であった。

 

「おおっ、あんたが動画で言ってるデッカいにーちゃんだな。本当にデッカいのう~」

「俺のことも知ってくれてるんですね」

「知っとる知っとる。動画は全部チェックしてるからねぇ」

 

 どうやら有紗(ありさ)は孫娘によく似てるらしい。

 実際に会わせてもらったが、確かに顔立ちはよく似ているお嬢ちゃんだった。

 

 

 そのお孫さんもキラキラアリスの大ファンだそうで、今回わざわざコラボと聞きつけて東京からやってきているらしい。

 

「孫の誕生日祝いに何かしてやりたくてのう」

 

 そんな訳で俺は動画の撮影係。小春(こはる)はアシスタントとしてお手伝いをし、老年の大将とのコラボ動画の撮影が始まった。

 

 主にキラキラアリスの寿司職人体験をメインとし、お孫さんへのサプライズバースデープレゼントとして、希良里(きらり)の得意な卵焼きパンケーキによるお祝いをすることになった。

 

「わっ、わっ、わぁ~~~~、キラキラアリスッ~~~、本物、本物なの~~~っ♪」

 

 お孫さんは小学校三年生のお嬢さんで、確かに顔立ちは希良里(きらり)有紗(ありさ)によく似た可愛らしい美少女だった。

 

 サプライズバースデープレゼントは大成功に終わり、大喜びの大将から寿司のフルコースをご馳走になって四人の思い出作り一日目は大成功で終了した。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「お孫さん、最後は泣いちゃったね」

「あはは。行かないデーって可愛かったね」

 

「小さい頃の有紗(ありさ)希良里(きらり)を思い出した」

 

「え、そ、そうかな」

 

 小さい頃はよく公園で遊んだりもしたもんだが、夕方になって家に帰らないといけなくなると決まって有紗(ありさ)が「帰りたくない~~」と駄々をこねていたものだ。

 

 そんな懐かしい思い出に浸りつつ、俺達はホテルへと戻った。

 

◇◇◇◇◇

 

「ほええ……これまたすんごい豪華なホテル」

「思わず魅入っちゃうね」

 

「兄ちゃんこっちこっち」

 

 高級ホテルの最上階へと案内された俺達はそのあまりにも煌びやかな豪華さに感嘆の声を上げる。

 

 古式ゆかしい旅館とは真逆のゴージャスなスイートルームで今日の成功を乾杯することとなった。

 

 とはいえ、全員未成年であるためノンアルコールのシャンパンで気分だけ味わうのみだ。

 

「かんぱーーいっ♪」

 

 有紗(ありさ)の音頭でグラスをカチンと鳴らし、煌びやかなホテルの中で乾杯する。

 

「まずは小春(こはる)ちゃん、にーちゃんとの恋愛成就、おめでとう」

「ありがとう有紗(ありさ)ちゃん、希良里(きらり)ちゃん。二人のおかげで長年の夢が叶いました。本当に感謝してます」

 

「そういえば、今回のことを計画したのは二人なのか」

「まーねぇ」

「どのくらい前から?」

 

「へへへ。それはまだ内緒。まだ計画は途中の段階なのだ」

 

「え? 途中? まだ誰かいるのか?」

 

「それは後のお楽しみ♪ それよりにーちゃん。ちょっと待っててね。小春(こはる)ちゃん、こっちきて」

「え、な、なに?」

 

「にーちゃんにプレゼント渡さなきゃ」

「プレゼント? どういうこと?」

 

 訳が分からないと言った感じの小春(こはる)を引っ張っていき、三人はドレスルームへと消えていった。

 

「ひゃわっ、こ、これを着るの? は、恥ずかしいよぉ」

「兄ちゃん喜んでくれるよー♪」

「そうそう、この間なんかぁ♡」

 

 何やら姦しいやり取りが聞こえるが、ようするに着替えを準備しているらしい。

 パーティらしくコスプレでもしてくれるんだろうか。

 

 ワクワクしながら待っていると、やがてドレスルームの扉が開く。

 

「お……、おおおおおっ!!」

 

 そのあまりのエッチ具合に思わず声を上げる。

 

 フリルのついたうさ耳を着け、目の前には三人のバニーコスをした美少女達がいた。

 

 しかもその様相は普通のバニーさんではない。

 

 布面積を極限まで小さくしたマイクロ水着をメインに、うさ耳バンド、チョーカー、ガーターリングに網タイツ。

 エロい衣装をこれでもかと追求したエッチなバニーさんが並んでいた。

 

「「四人でいっぱいエッチしよ♡」」

「は、恥ずかしいよぉ~~///」

 

 おっぱいとお尻にとんでもない食い込みを作った美少女バニーさんに、俺のチンポは勃起不可避であった。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。