※この作品はR-18です。

【百合に挟まれるハーレム王】美少女百合カップルから疑似彼氏を頼まれたけど、どう考えても俺に欲情してる件   作:かくろう

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姉ちゃんの性癖

花恋(かれん)ちゃん、ほら口を開いて舌を出して」

「ふわぁ、ん、ちゅぱちゅぱ♡ ちゅ、んはぁ、小春(こはる)ぅ……んぅ、あはむっ、んちゅぅ、あ、むぅ……」

 

 小春(こはる)の舌が姉ちゃんの口の中へと差し込まれ、抱きすくめた腕に力を込めて引き寄せる。

 

「ほら見て花恋(かれん)ちゃん……ちゅ、ちゅ……順平ちゃんが、花恋(かれん)ちゃんのエッチな姿見てくれてるよ♡」

 

「じゅん、ぺー……んぅ、ちゅぅ♡ あふ、んちゅぅ」

 

「姉ちゃん……」

 

 小春(こはる)は蠱惑的な姿を俺に見せつけるように視線を向けてくる。

 

 そして姉ちゃんの痴態をできるだけ艶めかしく演出しながら押さえつけた。

 

 力なら確実に姉ちゃんの方が強い筈だ。だが完全に力が抜けて軟体動物みたいにへにょへにょになりながら身を預けている。

 

「んゅ、こ、はるぅ♡ らめぇ、んぁ、あはあぁ、あっ、んぅ」

花恋(かれん)ちゃん、可愛い♡ ほら、声、聞かせて」

 

 百合の攻めと受けの関係をタチと猫なんて呼んだりするが、小春(こはる)のほうがタチに見える。

 

 普段強気な姉ちゃんなのにベッドの上では立場が逆転する。

 ありそうな話ではあれど、実際に見ているとかなり興奮するな。

 

 自分の姉ちゃんがその相手ってのがアレな感じがするけど、小春(こはる)の蠱惑的な動きとぴちゃぴちゃと水音を立てる濃厚な愛撫が興奮を呼び起こしている。

 

花恋(かれん)ちゃんのおっぱい、とっても可愛い♡」

 

 小春(こはる)は姉ちゃんの耳元に囁きながら可愛がっている。

 

 やっぱり姉ちゃんってドMなのかな。見たことがない顔でトロトロになっていた。

 いや、姉ちゃんの赤ら顔なんて見たことないけどな。

 

 寝間着に使っているシャツをまくり上げられて、姉ちゃんの小さなお胸が露わになる。

 

 がさつな姉ちゃんのことだからてっきりスポブラでも着けてるのかと思いきや、意外に可愛いフリルとリボンの付いたピンクのブラジャーだった。

 

「だ、だめぇ、じゅん、ぺー、見ちゃ、やらぁ♡ 小春(こはる)、ダメだってばぁ、ぁぁあ、ブラの上から、乳首なぞるのダメェ♡」

花恋(かれん)ちゃん、これ好きだもんね♡ ほら、順平ちゃんが見てるよ。いつもよりいっぱい感じてる。もう乳首が立ってるよ♡ ブラの上からでも分かるくらい」

 

小春(こはる)ぅ、んぁあ、ぁあ、ああぁんっ♡ 乳首、らめぇ、ぁんぅ、あひっ、んはぁあ」

 

 有紗(ありさ)希良里(きらり)の絡みは何度か見せてもらった事があるが、あの二人は体格がほとんど変わらないから、どちらかが圧倒的に優位になることはなかった。

 

 だが小春(こはる)と姉ちゃんの絡みは、大きな小春(こはる)が小さな姉ちゃんを抱きすくめ、力で押さえつけながら抵抗を許さないで責め続けている。

 

花恋(かれん)ちゃん、ありがとう。んちゅ、私、花恋(かれん)ちゃんに凄く感謝してるんだよ。背中を押してくれたのが花恋(かれん)ちゃんじゃなかったら……ちゅ、れろ」

 

「ひゃくううっ、耳、舌入れるのらめぇ♡ ぁ、ぁ、あああっ、小春(こはる)、なんれぇ、いつもより、なんれ気持ち良いのぉ」

 

「それは花恋(かれん)ちゃんが1番望んでた事だからだよね。れろれろぉ♡ ちゅ、ちゅ……、花恋(かれん)ちゃん、こうして順平ちゃんに見られながらするのが夢だったんだよね」

 

「それ、はぁ、あああはぁ♡ 小春(こはる)、んあぁ、らめ」

 

 小春(こはる)の指がとうとう姉ちゃんのミニスウェットパンツの中へと侵入していく。

 

「ぁ、ああ、あぁ、それ、それぇ、らめら小春(こはる)ッ、それは待って、あぁ、ああ」

 

 そうは言っても姉ちゃんの抵抗は弱々しい。小春(こはる)は慎重に指を這わせ、姉ちゃんに逃げる隙を十分に与えている。

 

 それでも彼女は抵抗しなかった。自ら足を開いて、まるで俺に見えるように腰を浮かせているように見える。

 

 俺は姉ちゃんの真意を確かめる為に一つ行動を起こした。

 

「姉ちゃん、可愛いな。俺も触っていいか?」

 

「ひゃう♡ じゅ、順平、そ、それは……、アタシ、はぁ、んぅ♡」

 

「ダメか? じゃあ待ってる。小春(こはる)、姉ちゃんをもっと気持ち良くしてあげてくれ」

 

「はい♡ 花恋(かれん)ちゃん、もう脱がしちゃうね」

 

「ぁ、あ、あ、待って、待って小春(こはる)、分かった、言うッ、言うからぁ、もう逃げるのやめるからぁ♡」

 

 それを言い終わるより前に、小春(こはる)の愛撫は既に止まっていた。

 

「はぁ、はぁ、はぁ……じゅん、ぺ、い……」

 

「なあ姉ちゃん。俺達姉弟だよな?」

「う、うん……姉弟だ……」

「だけど俺、すげぇ興奮してる。姉ちゃんに女を感じてる。どうしてだろうな?」

 

「それ、はぁ……アタシ、達が……本当は……」

 

「義理の姉弟だから?」

 

「なん、でぇ、知ってた、の?」

 

 息を弾ませながら不思議そうな顔をする姉ちゃん。

 

 俺達に、血のつながりはない。どうしてか、そんな予感がしてた。

 

 直接聞いたわけじゃない。母ちゃんは何も教えてくれなかった。

 

 だけど、俺には予感があった。気が付いたのは中学に上がった頃だったか。

 

 確信があったわけじゃない。ただ、なんとなくそうじゃないかなって思っていただけだ。

 

 実は俺と姉ちゃんは血液型が姉弟ではあり得ない組み合わせだ。

 

 俺はAB型。姉ちゃんはO型。

 

 そして俺の母ちゃんはAB型。つまり父親がどの血液型でも、O型の子供が生まれる可能性は限り無く低い。

 

 たまにシスAB型とかいうレアケースもあるらしいが、それでもやっぱり血のつながりはないような気がする。

 

 だって俺と姉ちゃんはあんまり似ていない。育った環境が同じでも性格は全然違う。

 

 まあ価値観の似ている所はあったりもするが、それでもやっぱり思春期に入った頃からそうじゃないかって思っていた。

 

「知ってた訳じゃない。なんとなくそうじゃないかって思ってたんだ。姉ちゃんは知ってたの?」

 

「うん。高校に上がる時に、教えてもらった。順平……が、好きなんだ……。好きに、なっちゃったんだぁ♡ でも、でもぉ……姉弟だから、ダメなことだって、思ってたんだ……」

 

「そうか」

 

「なんでぇっ、なんでそんなにケロッとしてるんだよぉ」

 

「驚いてるさ。でも、なんでか嬉しい気持ちの方が強いんだ」

 

「そう、なの……? 順平、私のこと、女として、見てくれる?」

 

「そうだな。ちょっとすぐには受け入れがたい部分も確かにあるけど、でも、今の姉ちゃん、凄く可愛いぜ」

 

「ひぅ♡」

 

 俺は姉ちゃんの頬に触れる。小さな身体がピクリと震え、赤らめた頬と潤んだ瞳で俺を見つめていた。

 

「姉ちゃん、キスしていいか?」

「お、お前は、姉ちゃんに、キス、できるのか?」

「今の姉ちゃんならできる」

 

「ふきゅうぅ♡ 弟が変態だぁ……」

「姉ちゃんに言われたくないな。でもどうだ姉ちゃん。姉ちゃんのその顔、メスになってるぞ」

 

「私、私は……」

花恋(かれん)ちゃん、私もついてるから。一緒に、愛してもらおう。それが1番でしょ?」

 

「……うん」

 

「だって、そうなるために今まで頑張ってきたんだもんね」

 

 抱き締めた小春(こはる)の腕に掴まって、まるで子供のように不安げな表情を浮かべる姉ちゃんの髪を撫でてみた。

 

 逸らしていた瞳をこちらに向けて、フッと力が抜けたように強張った顔から緊張が取れた。

 

「順平、姉ちゃん、お前の事好きでいいか?」

 

「いいぜ姉ちゃん。俺も、姉ちゃんのこと女として見て良いか?」

 

「うん。見て、欲しい……」

 

 頬にそっと触れる。顎を引き上げ、ゆっくりと顔を近づけた。

 

 姉ちゃんは抵抗しない。そのまぶたが静かに閉じられていく。

 

 小さく、柔らかく、小春(こはる)の唾液に濡れた花恋(かれん)の可憐な唇。

 

「ん……ちゅ、……ふ、んぅ♡ ふにゅ……」

 

 姉ちゃんは一発でとろけた。唇を触れ合った瞬間に脱力し、全てを委ねるように俺の手を握る。

 

「ふはぁ……はぁ、はぁ、順平……♡ 今日は、ここで、待って欲しい。合宿、終わったらぁ……ちゃんとするから、全部、話すから……」

 

「分かった。でもさ、姉ちゃんのエッチな姿で、ちょっと大変なんだわ」

 

「へ?」

 

 俺は姉ちゃんの視線を誘導するために股間を指さした。

 

 みるみるうちに目が見開かれ、キリキリと音を立てるかのようにまぶたが上がっていった。

 

「そ、それ……順平の……、おちんちん……」

 

「そうなんだ。今日は小春(こはる)がするところを見ててくれないか」

 

「こ、小春(こはる)の?」

 

「ああ。小春(こはる)が俺のチンポにフェラしてるところ、見てて欲しいんだ」

 

 ゴクリと、姉ちゃんの喉が鳴ったのが分かる。

 たぶん姉ちゃんはNTR属性を持っている気がする。

 

「姉ちゃん、小春(こはる)が俺に奪われるところ、見たくないか?」

 

 俺はかなりぶっ込んだ質問をしてみた。

 半ば確信があった。姉ちゃんが喜ぶことを。

 

「……ふひ♡」

 

「姉ちゃん、すげぇ顔で笑ってるぞ」

「ほへっ!?」

 

「ふふ、花恋(かれん)ちゃんは嫉妬深いから。でも、嫉妬に興奮するんだよね」

 

「うう……順平と、小春(こはる)だからだぞ。他のヤツなら、ぶっ殺してる……」

 

 それも俺達と一緒だ。安心できるパートナーだからこそ、自分の性癖を解放できる。

 

「じゃあ、見ててくれよ」

 

 俺は立ち上がり、小春(こはる)に目配せをする。

 

 小春(こはる)は姉ちゃんを抱えていた腕を放して俺の股間に四つん這いのまま這い寄ってくる。

 

 放り出されるような形となった姉ちゃんは、酷く寂しそうな、見捨てられた子猫のような顔をしつつも興奮で口元をつり上げていた。

 

 やっぱり極まってる感じがするな、俺の姉ちゃんは。

 

 自分の姉に見られながらの寝取りセックス。

 ちょっと楽しんでいる自分がいた。

 

 

◇◇◇

 

【side花恋(かれん)

 

 あり得ないと思っていた光景が、目の前で繰り広げられていた。

 

「んじゅぅ、ちゅぱ、ちゅじゅ……じゅろろろ、んふぅ♡ 気持ち良い、れしゅふぁ、ご主人ふぁまぁ♡」

「最高だ小春(こはる)。今日はねっとりとゆっくり頼む。睾丸の奥から精液を搾り取るように」

 

「ふぁい……♡ んちゅ、じゅる、れろろろ……じゅっぷぅ……ぢゅ、ぷりゅるぅ……」

 

「ああ、いいよ小春(こはる)……。姉ちゃんによく見えるようにな」

「ん、じゅろ……♡」

 

 順平の性器、デカい……やっぱりデカい。

 

 "あたしの好きな男"のちんぽを、"あたしの好きな女の子"が嬉しそうにしゃぶっている。

 

 弟だ。自分の弟のチンポを、目の前でしゃぶっているのは自分の恋人の女の子なんだ。

 

「はぁ、はぁ……んっ」

 

 自分の下半身からこみ上げてくる熱い衝動が手指を勝手に動かした。

 

「ん、ぁ、はぁ……んぅ」

 

 クチュクチュと秘裂が水音を鳴らし、痺れるような快感が走り抜けていく。

 

 それは普段の自慰行為とは比較にならない、背徳的で未経験の快感だった。

 

「れるぅ、むちゅぅ♡ んちゅ、れる、れるぅ、んちゅるるっ……、ふぅ、ふぅ、んぅ~~♡」

 

 小春(こはる)があたしの方に目線を送りながら順平のペニスをしゃぶっている。

 

 唾液がボトボトとシーツの上に滴り落ちて染みを作っていた。

 

「はぁ、はぁ、小春(こはる)、あんなに大きなモノを咥えてる……んく、ひぅ♡ 楽しそうにしてぇ……何回やったんだ……あんなに慣れて……ぃひっ♡」

 

 ペニスをしゃぶる小春(こはる)は、見たことがないくらい嬉しそうだ。

 

 そんな顔を見せつけられ、あたしの脳裏に惨めさと嬉しさが同居したゾクゾクした電流が駆け抜けて全身を満たした。

 

 小春(こはる)を奪われる焦燥感、悔しさ、弟という身近な人間に奪われることの屈辱。

 

 それと反対の、順平に奪われた事に対する喜びが確かにあった。

 

 順平のデッカい身体が、女を支配している。その姿は頼もしく、雄々しく、私のメスを疼かせた。

 

 自分の唇で初めてを塞いだ小春(こはる)の唇が、男性器を舐めしゃぶっている。

 

 その事実があたしをますます興奮させた。

 自分の性癖がこんなにも(ただ)れていることに驚きを隠せないけど、あたしの心は喜びに満たされていた。

 

「じゅぷりゅりゅりゅぅ~~♡ ご主人様♡ こはりゅの、くちびりゅ……気持ち良く、できへまふふぁ?」

 

「いいぞ小春(こはる)。うねりを加えて刺激しろ」

「ふあ♡ あふぅ、んむぅ、じゅろろろろっ」

 

 その動きは艶めかしく、普段の大人しくて引っ込み思案、そして弱々しい小春(こはる)からは想像すらできないほど淫靡で激しい。

 

 情熱的な感情が小春(こはる)のナカで暴れ回っていることがビンビン伝わって来て、あたしは軽く絶頂した。

 

 大きな波が来る前の小波のように、これから始まる凄まじい快楽への期待が身体を熱くする。

 

「んっ、いいぞっ、小春(こはる)……。もっとだ」

「んっ、んっ、んっ♡ んじゅうぅ、りゅるうるるるるっ~~♡ んっ、ふぅじゅるるるっ」

 

 来るッ、来るッ、来るッ……、経験したことのない大きな絶頂が来てしまうッ。

 

「はっ、ひっ、はひっ、ふひひっ♡ じゅんぺー、こはるぅ♡ んひぃいいいいっ♡」

 

 自分じゃない誰かの性器を舐める恋人の姿は焦燥感と絶望感、しかしその相手が自分が1番大好きな男のものであるという安心と喜び。

 

 様々な感情が爆発的に快感を増大させる。

 

 絶頂感が身体全部を支配して、制御できない快楽が痺れを伴ってガクガクと痙攣を引き起こした。

 

「んはぁあ、あぁ、ぁ、ああああああ~~~~~~~っ♡」

 

 あり得ない快感に気を失いそうになる。

 

 自分がなんでこんな性癖を持っているのか、きっと順平が好きすぎたことが原因なんだろうなぁ……。

 

 自分のルーツをなんと無しに思い出しながら、絶頂の衝撃で意識は遠のいていった。

 

 ◇◇◇◇◇

 

「んあ……?」

「あ、目が覚めた、花恋(かれん)ちゃん?」

 

小春(こはる)のおっぱいだ……」

 

 後頭部に感じる柔らかい感触は小春(こはる)の太ももだ。

 これまで何度も感じて来た安心感のある巨大な母性に自然と手を伸ばす。

 

 しかし、あたしの手を小春(こはる)はそっと制して申し訳なさそうに微笑む。

 

「ごめんね花恋(かれん)ちゃん。私の身体全部、もう順平ちゃんのものだから……。許可無く触らないでね」

 

 ゾクゾクッ……。

 

 小春(こはる)の言葉に言い知れぬ興奮が全身を支配していく。

 つま先がベッドのシーツにギシッと食い込んで再び股間に手を伸ばしそうになる。

 

「ごめんね、冗談だから」

 

 あたしは相当に酷い顔をしているのだろう。優しい声色の小春(こはる)が大きな愛で包んでくれた。

 

 柔らかな感触が顔を包んでくれ、あたしの心が安らぎに包まれる。

 

小春(こはる)ぅ~ううぅ、あたしのこと分かってくれるぅ」

 

「うん、よしよしだよ……順平ちゃん、花恋(かれん)ちゃん甘えモードに入っちゃった。あのね……」

 

 あたしの視界の端っこで小春(こはる)が順平に耳打ちしている。

 

 いつもの小春(こはる)ならここでおっぱいを吸わせてくれるんだ。

 あたしは精神的に不安定になったとき、よくこうして小春(こはる)のおっぱいを吸わせてもらっていた。

 

 初めはカップル同士のじゃれ合いみたいな感じだったのが、小春(こはる)のおっぱいの癒やしの力がもの凄い。

 

「なるほど、姉ちゃんは存外甘えん坊だったんだな。いいぞ小春(こはる)。それが二人の愛し方なら」

 

「うん。ありがとう」

 

 そう言って小春(こはる)はシャツをまくり上げ、ブラの中から乳首を取りだして目の前に差し出してくれる。

 

 あたしは甘い匂いを錯覚しながらいつものように乳首を口に含み、赤ん坊のように音を立てて吸った。

 

 心の中に満たされていく大きな母性による安らぎで、小春(こはる)の大きな胸にしがみ付きながら心の緊張を解いた。

 

「こうしてみると本当に赤ちゃんみたいだ」

 

 弟がからかってくるが、今はそれに応えている余裕はなかった。

 

 倒錯的な快感絶頂で意識がぼんやりしており、あたしは本当に赤ん坊になった気持ちで小春(こはる)に身を委ねる。

 

 

「こはるん……愛してる……」

「……うん、私も愛してるよ花恋(かれん)ちゃん」

 

 優しく髪を撫でてくれる小春(こはる)の安らぎに包まれ、私の気持ちは少し解放されていく。

 

「じゅんぺー」

「どうした姉ちゃん」

 

「抱っこして」

「分かった」

 

 いつもなら言わない台詞を、こんな状態だと言ってしまう。

 

 そして順平はそれを優しい声で受け入れてくれた。

 

 小春(こはる)の乳首から口を離し、弟の膝に跨がり、まるで娼婦のように抱きつく。

 

 だけどあたしと順平の体格差だと子供が抱っこをおねだりしているようだ。

 実際その通りなんだけど……。

 

 大きな胸板。温かい体温。太くて硬く、たくましい腕に包まれる。

 

 戦えばあたしの方が強いけど、きっと単純な力は圧倒的に負ける。

 

 それがとても心地良かった。

 

 順平の大きな身体が好きだ。こいつの身長がぐんぐん伸び始めた頃から、徐々に男として意識するようになったのを思い出しながら、しばらく抱き締め続けた。

 

 順平もあたしに応えて抱き締め返してくれる。

 

「順平ちゃん、私も抱っこしていい?」

「ん? いいけど」

 

 そう言ってあたしを小春(こはる)に渡そうとすると、そうじゃないことを理解する。

 

 小春(こはる)はあたしを抱きかかえたままの順平に抱きついた。

 

 大ボリュームの柔らかい感触が背中にくっ付き、あたしは順平の逞しさと小春(こはる)の母性の両方に包まれることになる。

 

 幸せが心の中をいっぱいにしてくれる。

 小春(こはる)は順平と足を絡めて更に密着度を高めてくる。

 

花恋(かれん)ちゃん、私ね、今でも花恋(かれん)ちゃんの事大好きだからね。だからこれから沢山、愛し合おうね」

 

小春(こはる)……」

「姉ちゃん。希良里(きらり)有紗(ありさ)との事も姉ちゃんのおかげだって聞いてる。俺はそのことに凄く感謝してるんだ」

 

 

「うん……色々隠してごめん……」

 

「いいさ。色々考えての行動だったんだろ? 全部聞くのはこの合宿が終わってからでいい。今はこの状況を楽しもうか」

 

「うん……」

小春(こはる)、もう濡れてるか?」

「うん♡ 脱ぐね」

 

 言葉少ない順平の指示に、小春(こはる)は全てを理解しているかのように迷い無く動き始める。

 

「お前ら、本当にツーカーの仲なんだな……」

 

 しみじみとそんな言葉が出てきてしまう。あたしには今のやり取りで何が通じ合ったのか分からなかったが、小春(こはる)が後ろに倒れ込みながらスカートをまくり上げているのを後ろから見て悟る。

 

「このまま姉ちゃんを挟んで小春(こはる)とセックスしてやるよ」

 

 そう言って、あたしの身体を反転させて小春(こはる)の上に乗せた。

 

「こ、小春(こはる)

花恋(かれん)ちゃん見てて……。私が順平ちゃんに抱いてもらうところ……♡」

 

 あたしの中に再び電撃のような興奮が膨れ上がったのが分かった。

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