※この作品はR-18です。

【百合に挟まれるハーレム王】美少女百合カップルから疑似彼氏を頼まれたけど、どう考えても俺に欲情してる件   作:かくろう

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ラッキースケベで見ちゃった白い肌とスパッツに食い込む割れ目

「それじゃあ始めましょう。NGとかそういうのなしで緩くやってもらっていいんで。ぐだった所はあとで編集しますから」

 

「あざーすっ。よろしくオナシャスッ」

 

――ペコペコ

 

 ノリの軽い若菜(わかな)さんと無口でジェスチャーのみの反応をする紗理奈(さりな)さん。

 俺は撮影ボタンを押してキューを出す。

 

「キララと~」

「アリスの~」

「「キラキラアリス☆」」

 

 オープニング挨拶から撮影を始めた料理対決のコラボ動画。

 キラキラアリスとホワイトミルクという、動画界隈では二大巨頭と言われる大人気コンビ同士が夢の共演。

 

 ファンの人達からは多分そんな風に言われるのではないだろうか。俺はそんな夢の共演の撮影現場に立ち会っている。

 

 

「なんと~、今日はコラボ動画で~すっ」

「早速ゲストをお呼びしましょう。こちらの方々ですっ」

 

「こんにちは~っ! ホワイトミルクの若菜(わかな)です。そしてお姉ちゃんです」

紗理奈(さりな)デース」

 

 無表情のままピースサインをする姿は堂に入っている。

 カメラをオンにすると途端にスイッチが入ったように「演者」の顔になり、無表情なのに動きが豊かで多彩なリアクションをするようになる。

 

 片言の日本語で漫画によく出てくるエセ外国人のような喋り方をし始め、これがまた非常にキャラ性にマッチしていて見とれるほどだった。

 

 先ほどまでのぼんやりした印象は何処にもなく、キリリとして動きもキビキビとしている。

 

 逆に若菜(わかな)さんは普段そのまんまという感じでキャラブレが全く無く、自然体でいる。

 

 ちょっと人を小馬鹿にしたような態度で煽り、それをお姉さんが天然キャラで妹の悪い態度を空回りさせるという流れが、漫才を見ているようで面白かった。

 

 

 計算高い妹の行動が全部お姉さんの天然で打ち砕かれる。この一連の流れがホワイトミルク定番の黄金パターンとなっているようだ。

 

 

「イエーイ!」

 

 早速希良里(きらり)有紗(ありさ)、ここで言うところのキララとアリスによる動画進行が始まった。

 軽快なトークで場を盛り上げるアリスが同じく明るいキャラの若菜(わかな)さんと話をしていく。

 

 まず最初はキラキラアリスがホワイトミルクの二人に質問をするコーナーで幕を開けた。

 

 コラボ動画なのでホワミル側の動画撮影もする予定なのだが、向こうはいつも自分達でセルフ撮影するタイプらしいので、これも俺が担当することになった。

 

 

 

 それからしばらくの間、キラアリとホワミルによる軽快なトークが続いた。

 基本的には盛り上げ役のアリスと若菜(わかな)。それを見守りながらボケのかますキララに突っ込みを入れ、紗理奈(さりな)さんの天然ボケが全てをもっていくという綺麗な流れができあっていた。

 

 カメラを構える俺も思わず笑いそうになる。これは編集のし甲斐がありそうだ。

 

「それじゃあ今日の動画はここまで。みんなバイバーイ」

 

 希良里(きらり)から動画終了の合図が降り、俺はカメラの録画ボタンをオフにする。

 

 

「皆さんお疲れ様でした。少し休憩しましょう」

 

「ケーキが焼けましたよ~」

 

 小春(こはる)が焼いてくれたケーキでおやつを食べることになり、そこからガールズトークで盛り上がることになる。

 

「すごーいっ! これ全部小春(こはる)さんが作ったんですか?」

「はい。凄く簡単なもので申し訳ないんですけど」

「いやいや、お店レベルですってこれっ。すごーいっ!」

 

 小春(こはる)は動画撮影が進んでいる間、皆食べる手作りケーキを焼いてくれていた。

 短時間でこれだけのものを仕上げる小春(こはる)に感嘆と称賛を送る若菜(わかな)さん。

 

 紗理奈(さりな)さんは目を輝かせてケーキをモフモフと頬張って感動していた。

 その表情は変わっていないのに喜んでいるのが在り在りと空気感だけで分かる。

 

◇◇◇◇◇

 

「それじゃあ次は踊ってみた動画の撮影に入りましょう」

 

 ケーキでおやつ休憩を取り、次なる撮影に移行する。今度はホワミル側の動画でダンスをすることになっている。

 

 俺はみんながガールズトークで盛り上がっている間にフローリングに靴を履いても大丈夫なルームマットを敷いて撮影用のリングライトを準備する。

 

「ふわぁ~。樋口さん手際良いですねぇ。うちにもアシスタントさんいるけどこんなにテキパキ動けないですよ」

 

「普段は二人が自分達でやってますけど、手伝っているうちに覚えた感じですね」

 

 気が付いたのは若菜(わかな)さんがやたら距離が近い感じがすること。

 

 

 胸元を見せつけてきているのは気のせいではなく、ブラジャーをワザと緩めていると思われるほど乳首が見えてしまっている。

 

 できるだけ見ないようにしていたが、どうしても目に入ってしまう。

 このことについてさり気なく希良里(きらり)に相談してみたが、『なんならガン見しちゃおうよ』なんて言っている。

 とっても悪い笑顔でそんなことを言い出すモノだからどういうことかと問いただす。

 

「あの子、ちょっと男の人を見下す傾向があるからからかってるだけだと思う。堂々と見ちゃって『綺麗なおっぱいですね』なんて言ってみたら面白い反応するかも」

 

 なるほどと言わざるを得なかった。悪い人間ではないが、何らかの理由で男を下に見ているから、俺が狼狽えるのを面白がっているのだとしたら、その説明も納得できるかもしれない。

 

 動画の演者として取り回しの仕方は見事だったし、有紗(ありさ)希良里(きらり)とは本当に仲良しの様子だった。

 腹黒い人間というのはなんとなく空気感が伝わってくるが、あの子にはそう言ったザラついた感じはしない。

 

 有紗(ありさ)にも聞いてみたが、おおよそ同じ反応だった。恐らく男の人に何らかのコンプレックスを持っていて、精神的に優位に立ちたいだけなのだと。

 

 まるで子供の成長を見守る親のようなセリフだが、そういう視点で見るなら気になることはなくなりそうだ。

 

 俺はその後もなるべく誘惑的な行動にも動じること無くやり過ごした。

 

「ぐぬぬぬ……」

 

 そんな小さな呻きが聞こえてくる。やはり二人が言っていたことは正解だったらしい。

 何か実害があるわけではないし、俺自身はラッキースケベでラッキーでハッピーだから何の問題もない。

 

 ちょっとムラムラしてしまうが、そこは我慢だ。

 

 ちなみに動画撮影は2日にわたって行うことになっており、ホワミルの二人は今夜ここで宿泊することになっている。

 

 俺は見知らぬ女性が寝泊まりする所に居座る訳にはいかないので今日は実家に戻る算段だった。

 

「準備できたので撮影始めまーす」

 

 それから、ダンスの動画撮影のために衣装に着替えることになった俺達。

 

「あ、にーちゃん、ごめんけど浴室から汗拭き用のタオルいくつか持ってきてほしい」

「おう、分かった」

 

 有紗(ありさ)に頼まれて浴室へと向かう。そこで俺は今日一番の大失敗をしてしまうことになった。

 

「あ……」

「え?」

 

 いつものように何の気なしに引き戸になっている浴室の扉がガララと開けて中に入ると、そこにいると思っていなかった意外な人物が。

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「あ、あ……」

 

 失敗した。

 なんと浴室の扉を開けたら着替え途中の銀髪美女の姿が……。

 

 

 大きく張りだしたバインバインのおっぱいは何も付けておらず、桜色の乳首は小春(こはる)と同じくらいの陥没乳首である。

 くびれのラインがとても綺麗で肌が白い。

 流石はロシア人のハーフだけあって透き通るような美しさだった。

 

 ガッツリと目に入ってしまった裸体に固まりそうになるが、慌てて意識を引き戻して扉を閉める。

 

「うわわっ、す、すみませんっ!!」

 

「……ッ!!」

 

 顔を真っ赤にして胸を隠す紗理奈(さりな)さんは声にならない悲鳴を上げてしゃがみ込んでしまう。

 俺はその場を離れるか迷ったが、誤解されたままでは今後に支障が出そうなので彼女が出てくるのを待つことにする。

 

 いや、このまま声を掛けて謝った方がいいだろう。

 

 言い訳になるが、この頃はこの家に暮らすことにも慣れてきてお風呂場でノックするという習慣も失われしまっていた。

 だから自然と何も考えずにドアを開いてしまったが、今日は来客中なのでそのことは考慮すべきだったか。

 

「あ、あの紗理奈(さりな)さん、すみません、入っているとは思わず」

 

『……』

 

 返事がない。どうしよう……。

 

 ガラララ……

 

 弱々しく引き戸が開き、顔を真っ赤にした紗理奈(さりな)さんがちょこんと顔を覗かせる。

 

 それは常に無表情クールだった彼女とは打って変わり、アワアワと狼狽えて真っ赤っかに染まった表情だ。

 

「も、申し訳ありませんっ!」

 

 大事にならないように声を荒げず、できるだけ冷静を装って頭を下げる。

 

「……だいじょう、ぶ……。樋口、サン。紗理奈(さりな)、ヘーキ……」

 

「いえ、何かお詫びしなければ……」

「本当に、ヘーキ……。気に、しないで……」

 

 そう言って俺を許してくれた彼女の口元は優しげにほころんでおり、今日初めて彼女の表情が動くのを見た気がする。

 

 何度も謝ってはかえって迷惑を掛けてしまうと思い、最後に一言謝って彼女を見送る。

 

「っと、イカンイカン。早く持って行かないと」

 

 慌ててタオルを手に取って撮影部屋に向かうことにした。

 

 それから撮影は大変だった。主に俺が……。

 

 ダンス用の衣装に着替えた四人の格好はラフなシャツとミニスカート。中にスパッツは履いているが、レーティングに引っ掛からないように後で編集する必要がある。

 

 室内用のシューズを履いて本格的なダンス動画を撮影し始める……のは良いのだが……。

 

 

 先ほどの紗理奈(さりな)さんの裸体がチラついてちょっとムラムラしてしまうのだ。彼女の性的な目で見ないように撮影係に集中するしかなかった。

 

 

 しばらくダンスの撮影をしていたのだが、そこで少し問題が起きた。

 ダンスパートの撮影がほぼ終わりかけた頃、若菜(わかな)さんが足をひねってしまったのだ。

 

「ア痛っ……」

「どうしたの、大丈夫?」

 

 有紗(ありさ)が心配そうに駆け寄ったのを見て、撮影の停止ボタンを押す。

 

「イタタタ……ひねったかも……」

 

「兄ちゃん、見てあげてッ」

 

 俺はすぐに彼女達の元に駆け寄った。空手や武術をやっている関係上、ケガをしたときの対処も勉強している。

 

希良里(きらり)、救急箱も一応持ってきてくれ」

「うん、分かった」

 

「いや、大丈夫ッスよ。ちょっとひねっただけなんで」

 

「割と後で痛み出すケースってあるんで、念のためシップ貼っときましょう。靴と靴下脱がせますね」

「あ……」

 

 直感的に強めにひねったように見えるから、見た目以上に後に響くかもしれないと考え、彼女の許しを待たずに靴下を脱がしてケガの患部を眺める。

 

「あ、あの……」

 

「うーん、ちょっと強めにひねっているみたいですね。もしかしたら腫れてくるかもしれないんで早めに対処しましょう。場合によっては病院に行く必要も出てくると思います」

 

「いや、そこまでは」

「念のためです。ケガを甘くみちゃいけませんよ」

 

「は、はい……」

 

「ちょっと失礼しますね」

 

「いたッ」

 

 足首をそっと触れてみると、やはりかなり強めにひねったようだ。

 捻挫した場合は、応急処置として患部を氷のうや冷たいタオルで冷やし、炎症を抑ておく必要がある。

 

 

  関節が動かないようしっかり固定して、むやみに動かさない方が良い。

 

 

 通常は数日から1週間ほどで治るが、治療を怠ったり、間違った処置を行うと治りにくくなることあるからな。

 

 

 小春(こはる)に氷のうを準備してもらい、しっかりと固定してテーピングしておく。

 

 

 

 

「て、手際良いっすね」

「慣れてますから。あまり動かないで」

「は、はい……」

 

 

 

 

 流石にケガをしては元気がどこかにいってしまったようで、借りてきた猫のように大人しくなった若菜(わかな)さんはちょっと可愛かった。

 

 

 スパッツに食い込んだ割れ目がミニスカートの奥に覗いている。そんなことにも気が付かないほど余裕がないらしい。

 

 俺はなるべくそっちを見ないようにしてケガの治療を続けた。

 

 

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