【百合に挟まれるハーレム王】美少女百合カップルから疑似彼氏を頼まれたけど、どう考えても俺に欲情してる件 作:かくろう
春休みが終わり、いよいよ大学の入学式の日がやってきた。
指定校推薦で入った大学であるが、学業レベル自体はまあまあ高く、安定した就職率を誇っている良い大学だ。
施設の充実さやカリキュラムの豊富さもあってキャンパスの数も多く、中々の大規模大学である。
学祭なんかは毎年芸能人や人気お笑い芸人がやってきたりと、全国的にも人気の高い大学だ。
正直、俺は将来やりたい仕事が決まり切っているわけじゃない。
自分の能力を活かせる天職みたいなものがあれば御の字なのだが、そんなものはおいそれとは見つからないのが現実だ。
師範からは道場を継がないかって誘いも受けたりしているし、選択肢は色々とある。
「順平ちゃんのスーツ姿素敵♡」
入学式ということで俺は人生で初めてのスーツ姿だ。
身体がデカいのでサイズを選ぶのが大変である。
「
「あはは。胸が大きすぎてシャツのサイズがなかったから大変だったよ」
「
そんな
我らが参謀・
主に胸の部分がすっぽり入るように布地の面積を大きくしているらしい。
試着をした時に独特の形をしているからしまうのが大変だと苦笑していたのは記憶に新しい。
「綺麗だな
「んふふ、ありがとう♪」
大学への道のりは高校の時とさほど違いは無い。
俺の卒業した高校からもう3駅ほど進んだところにあるので、これからも同じ道のりで朝の時間を過ごすことができる。
あの子達は本当に痴漢に遭いやすいから、俺が弾よけにならないといけない。まあ最近は俺の異名もあってあまりちょっかいを出してくるヤツも少なくて済んでいる。
彼女達はまだ春休みが終わっていないので、今日は若菜達と一緒にショッピングだそうだ。
ナンパに気を付けてほしいものだ。
「よし、それじゃそろそろ行くか」
「うんっ」
「この感触が俺だけのものっていうのは、いつ味わっても良いものだ」
「ふふふ、なぁにそれ」
俺達は談話をしながらいつもの道を歩き始める。
「なんかいつも通りの道をいつも通りの時間だからあんまり変わらないな、この感じは」
「そうだね。私は変わらない日常が好き」
今までと違うのは
「ああ、幸せぇ♡」
腕を組みながら
いわゆる恋人繋ぎと言うヤツだ。
俺達の幸せな時間がいつまでも続くことを願いつつ、駅までの道のりをゆっくり歩いていった。
◇◇◇◇◇
「あ、そうそう。
「ああ、騙し討ちした翌日にウチまで殴り込んできたな。姉ちゃんの作ったメシ食って帰ったらしいが」
今の俺は
まあほんの数十メートルの距離にいたのだからもうちょっと姉ちゃんに聞き込みすれば分かったろうに。
殴り込みを掛けてきた矢先に姉ちゃんのメシの匂いを嗅いでつられたんだろう。
食べ終わった頃には目的も綺麗さっぱり忘れていたに違いない。
相変わらずイノシシみたいなヤツだ。顔が美少女なだけにその残念具合は極まっている。色気のねぇことだ。
ああいうのが何かのきっかけで化けたりするんだろうな。
例えば男とか。
「順平ちゃん、
「
「ハーレムに引き入れるだんよね」
「確定って訳じゃないけど、アイツが向けてくれる好意に対して素直にはなろうと思ってるよ」
「うん、それがいいと思うよ。
色恋沙汰に対して経験が豊富そうには見えないからなあいつは。
「ま。メイドカフェがオープンしたら会う機会も増えるだろう。最近のアイツ、道場にはあんまり来ないらしいからな」
師範の奥さん。つまり
年頃の娘だし仕方ないと笑っていたが、両親ともに無理して
「お、そろそろ着くな。スーツの若者がゴロゴロいるぜ」
「私達もそのゴロゴロの中に入ってるけどね」
「はぐれないようにな」
「うん。しっかり手繋いでるね」
式典は大きなホールを借り切って行われる。
出席確認をスマホのQRコードで確認され、決められた席に振られた番号を探す。
「ちょっとだけ離れた席になっちゃったな」
「うん。また後でね」
同じ学校の指定校推薦なのに席が離れてしまうとは。
「変なヤツに声を掛けられたらすぐに俺の方指さして言えよ」
「うん。大丈夫。私も色々頑張るから」
「ああ、また後でな」
式典はお偉い方様達の挨拶やら祝辞の言葉やらで粛々と進んでいく。
その中でも一際目立っていたのがこの人だ。
『それでは、この学園の創始者一族の現総帥であられます、
司会の女性から紹介され、壇上に立った一人の女性。
背丈は小さく、少女のようでありながら立つ姿は可憐そのもの。
【立てば芍薬・座れば牡丹・歩く姿は百合の花】
そのような言葉がそのまま存在しているかのような着物の女性。
世界的大企業、奉龍院コンツェルンがこの大学の運営だと聞いた時は驚いた。
つまりあの人は世界経済を牛耳っているといっても過言ではない。
『皆さん、ご入学おめでとうございます。今日の良き日、空も晴れ渡り、祝福の太陽が光を注ぐ中、これからの学生生活に胸躍らせていることと思います』
言葉の一つ一つが穏やかで柔らかい光を発しているような、あるいは彼女そのものが後光を纏っているような。
不思議な感覚に見舞われて奉龍院桜子の言葉に聞き入る。
ぼそぼそとお喋りに興じていた不真面目な学生でさえ、彼女が壇上に立った瞬間に水を打ったように静まり返る。
身体でこそ表現しないものの、皆が一斉に膝を着いて崇めているかのような不思議な空気。
静かであるのに緊張感で張り詰めた感じがせず、むしろ柔らかい空気に満たされた空間はいるだけで心地良くなった。
『さて、大学という所は新しい出会いの場でもあります。将来への勉強も大事。それよりも将来の友人を探し、恋人を探す場としても良きものとなるでしょう。しかし、心というものは無常です。決して今という状態に囚われてはなりません。特に世間の常識や、周りからのしがらみによって大事なものをないがしろにしてしまわないように、どうか皆さんの大切な人を大切にし、豊かな学生生活を送って下さい』
静かなのに大きな声。
響き渡る透明感のある言葉は、何故か心にすぅっと溶け込んでいくように染み渡っていった。
大学の入学式は午前の部と午後の部に分かれており、式典は午前で終了。
あの総帥という人の言葉には感じ入るものがあった。まさしく今の俺が引っ掛かっていたことをドンピシャで当ててくれた感じだ。
世間の常識なんかで大切なものをないがしろにしてはいけない。
俺は常に引っ掛かっていた。ハーレムが世間で受け入れられるのか。
もっというなら、今付き合っている親御さんがどのような思いをするのか。
悲しむのではないか。怒るのはないか。
世間に非難されるのではないか。その苦しみに耐えられないのではないか。俺ではなくて女の子達が、だ。
俺が無作為に恋人を増やすべきじゃないと思っていたのは、世間一般では複数人の異性と交際をするのは、やはり風当たりが強くなるに違いないということだった。
結婚はどうするのか? セックスを続けていたら、いずれ妊娠することもあるかもしれない。
その時になってどうするのか。
責任は取れるのか? どう取るのが正解なのか?
最初の一人目だけにして、後は全員と別れるのか? 責任を持って別のパートナーを探し出すお手伝いをするべきなのか。
それとも不幸にしてしまったことを侘びて二度とその人の人生に関わらないようにして去るべきなのか。
考えても考えても、考えても考えても考えても、『常識』というフィルターが邪魔をして全員を選び取るという選択肢を意識が拒む。悩む。
クヨクヨウジウジと思考がループして眠れなかったこともあった。
だが、あの人の言葉でその悩みに一条の光明が差した気分だ。
つまり、覚悟の問題なのだと。
バックグラウンドをしっかりと確立させることなど、最低条件に過ぎない。
それよりも大事なことは、俺自身が彼女達全員を愛し抜くという覚悟なのだと。
恐らくだが、
実際いまのハーレムにおいて、キラキラアリスが稼ぎ出したお金によって助かっている部分が大いにある。
デート資金なんかは彼女達が援助してくれなかったらもっと苦労していたことはあったのではないだろうか。
つまり、経済的なバックグラウンドが整っていれば、最悪結婚などの書類上の結びつきがなくても皆で生きていくことができるから。
ハーレムが世間にバレて、仮にキラキラアリスが炎上したとしたら、収入は途絶えてしまう。だが
最近は自分達のブランドイメージが崩れたとしても、収入が途絶えないようにするための準備を始めたと寝物語に聞いたことがある。
親御さんとの問題は課題として残り続けるが、今更別れますなんてできっこない。反対されれば誠心誠意お願いするしかない。
気持ちの問題だけではなく、絶対に大丈夫だという環境的基板を作っておくことも大切なのだということを。
「順平ちゃん」
「どうした小春」
「うん。あの奉龍院桜子って人の言葉、凄く心に響いたね」
「そうだな。皆で一緒に付き合っていく覚悟が改めてできた気がする」
「同じこと考えてた。結婚とか、お母さんに分かってもらえるのかなとか」
考えていることが全く同じで驚いた。
それと同時に嬉しくもあった。やはり俺と小春はシンクロしていると。
「そのためには、まず俺達の絆が堅固でないとな」
「そうだね」
そんな会話をしながら入学式を終え、オリエンテーションへと向かう俺達は本格的な大学生活に向けて多くの説明回を受けることになった。
とにかくカリキュラムが多くて何を選択するか悩むところだが、これは後で小春と一緒に考えようと思っている。
小春は
「樋口さーん、コハちゃ~んっ」
「あ、サリーちゃんッ!」
集団で移動している最中、俺達の姿を見つけた
さすが有名人だけあって彼女には注目が集まっている。
「よかったデス。見つかって」
「サリーちゃん。選択制の講義、一緒に受けない?」
「モチのろんデス。一人、寂しいデス。コハちゃん一緒だと、とっても嬉しい。それにごしゅ……、樋口サンも一緒だとなおのこと」
危なくご主人様と言いかけた
「皆さん、ファンの人、多かった。ちょっと疲れまシタ」
「
「友達、なれるの嬉しい。でも、人付き合い、苦手」
「まあ、俺達も似たようなもんだ。取りあえずお互い少しずつ慣れていこうよ」
「そうだよ。最初は私達で一緒に居ればいいし、そのうち友達もできるって」
「そうデスね。そうだと嬉しいデス」
そこからは
身長が大きい三人組というのもあってかなり目立ってしまい、サークルの勧誘合戦に巻き込まれた時が1番大変だった。
俺も小春も特に入りたいサークルがあったわけではないので数々の勧誘を断るのはなかなか大変だった。
特に小春は断るのが苦手な人種であったが、意外な事に並み居る勧誘の嵐を適度に躱してキッパリ断っていた。
「私にとって順平ちゃんといる時間より優先することってないから」
小春は空いた時間はアルバイトに従事しようと思っているらしく、特に義務ではないサークル活動をするつもりはないらしい。
俺も色々と勧誘を受け、特にバスケ、バレーといった高身長を必要とするスポーツや、空手、柔道、レスリングサークルなどが結構熱烈に歓迎してくれた。
しかし俺としても今後は道場の時間を優先させようと思っているのでそれらは全て断っている。
ただ彼女に関しては日本語が辿々しいのもあって難儀していたようだが、小春が仲介に入ることで事なきを得ている。
こういう所でも二人の相性の良さがよく分かるってもんだ。
サークル勧誘の嵐を振り切って入学式の1日を終えた俺達は駅に向かって帰りの道のりを歩いていた。
「お二人とも、これからお時間、ありマスか?」
「ああ、今日は特に予定はないけど」
「実はお二人に紹介したい人、いる。今からウチに来て欲しい」
「あ、そうか。サリーちゃんの家、ここからすぐ近くだ」
「そういえばこの駅の道沿いにあるマンションだったな」
若菜、
奇しくもこの大学の最寄り駅と、ちょうど線路を挟んで反対側なのだ。
「大学が凄く近くて良いね」
「お泊まり会、開く。お二人とも、いつでも遊びに来てくだサイ……」
「うん、今度寄らせてもらうねっ」
「ご主人様にはそのうち合鍵、作る」
「え、いやいや、そこまでしてもらう訳には。色々とマズいでしょ」
あんな立派なマンションなのだから、鍵は複製不可とかではないのだろうか。
「まあそのうちな。まずは若菜との関係性を深めてからにしようぜ、そういうのは」
「はい、デス。少し、焦った。反省、デス」
ションボリしてしまった
「それで、紹介したい人って?」
「お家についてのお楽しみ……。今日はオフで、ウチにきてる」
「へえ。そうなんだ。いったい誰だろう……」
そんなことを話ながら歩くこと10分ほど。あのデッカいマンションが見えてきた。
相変わらずべらぼうにデカくて立派なマンションだ。みているだけで気後れしてくる。
玄関のたたきには小さめの靴が揃えられており、一目で女性ものだと言うことが分かる。
一体誰なのかと思いを馳せてリビングへと通されると、その人物はいた。
「「えっ!?」」
俺と小春が一斉に声を上げる。
「こんにちは、樋口さん、雛町さん」
「レ、レオナさんっ!?」
「店長ッ!?」
まさかまさかの再会。そして小春の口からは店長、という謎のワードが出ており、俺は大いに混乱するのだった。
「レ、レオナさんっ」
「店長っ!?」
「え、店長っ!?」
「え、あ、そうだ。内緒にって言われてたんだった」
俺達は
彼女は紅茶を飲みながら優雅にソファに座っており、思わずその場で固まってしまう。
「こんにちは樋口さん、雛町さん。またお目にかかれて嬉しいです」
「こ、こちらこそ。いや、びっくりしました。まさかいらっしゃるとは、あれ、そういえば
「あ、えっと」
「大丈夫ですよ。内緒と言ったのは今日のことで驚かせたかっただけですから」
「どうぞ、お茶いれマス」
「店長っていうのは……ひょっとして新店舗の?」
「う、うん。実はそうなんだ」
「ふふ、本当はお店で会える日まで内緒のつもりだったのですが、我慢できなくてきちゃいました」
「は、はあ……?」
「私が直接スカウトしたことと、以前の出張店舗の売り上げがキングキャッスル至上歴代1位になったことで評価されまして、このたび社内で昇格が決定したんです」
「そうなんですね。おめでとうございます」
「いざお店が始まると忙しくてお話できる時間はなさそうだと思いまして、サリーちゃんにお願いしてお邪魔させてもらいました」
二人は随分と親しげというか、なにやら雰囲気的に他人同士という感じがしない。
もしかしたら以前から知り合いだったのだろうか。
「お察しの通り、
「そうだったんですね」
レオナさんは優雅に紅茶を飲みながら柔らかい笑顔でこれまでの経緯を説明してくれた。
そして、あの時の功績で新店舗の店長に任命されたことと、今度の店舗は同社でかなり力の入ったプロジェクトなので実力のある人間が抜擢される予定だったらしい。
つまり大出世だ。
「実は、今日ここに来たのは樋口さんにお会いしたくて」
「え、俺に、ですか?」
まさかのことで反応するのに時間が掛かった。
なんで俺に? 接点はあの時しかなかった筈だが……。
「実はあなたに興味がありまして」
「えっ!?」
「え、あっ! ごめんなさいっ、変な意味じゃなくてですね」
ビックリした。そんな可愛くて綺麗な顔で言われたら心臓が鼓動を早めてしまう。
あまりにも美しい瞳で見つめられ、俺は魅入られるように息が詰まる。
そういえば……タイプが違うから気が付かなかったが、
「それでですね。今度キングキャッスルの新店舗にてキラキラアリスとのコラボが決定しています。その時に是非”馬アニキ”さんにご出演いただきたいのです」
「そういうことでしたら
「あ、お二人の本名は既に存じておりますので大丈夫ですよ」
「そうでしたか。
「いいえ、こういうことは直接交渉するのが私のモットーですッ。私はあなたの可能性に惚れました。是非とも私のビジネスパートナーになって欲しいんです」
「ビ、ビジネスパートナー、ですか」
冗談を言っているようには見えない。
レオナさんは俺の手を取って両手で握り絞めてくる。
フワリとした甘い匂いが鼻腔をくすぐり、心臓が高鳴って顔が熱くなった。
「ち、近くないですかっ!?」
「おっと、失礼しました。まだこの距離感は早すぎますね。どうかご検討ください。キラキラアリスとホワイトミルク。そして雛町
「し、しかし、俺は商売のイロハも分からない学生に過ぎませんよ」
「確かに社会経験という意味ではそうかもしれません。しかし、私もまだ社会人2年目の未熟者です。私には野望があるんです」
「野望、ですか?」
野望なんて言葉を実際に使う人がいるなんて思わなかった。レオナさんは更に前のめりになって語り始める。
「キングキャッスルを日本だけでなく、世界中で展開するメイドカフェにしたいんです」
「そ、それは本当に素晴らしい夢だと思います。でもなんで俺なんですか? 俺メイドカフェって行ったことないし、いや、この間のアレが初めてなんですが」
「樋口さんの動画編集能力を見込んでのことです。キラキラアリスのアイチューブやエンストグラム、それにテイクトークがあれだけ早い段階でバズっているのは、編集能力とサムネイルのセンスがずば抜けているからだと思います。テロップの付け方や間の取り方なんかは非常にセンスが問われますし、頭の中で描く構図を正確にアウトプットする能力も問われます」
まくし立てて語るレオナさんの熱弁に気圧されてしまう。
少なくとも彼女の本気の熱意はしっかりと伝わってくる。
「わ、分かりました。では一度持ち帰って二人と相談してみます」
「よろしくお願いします!」
「ちなみに樋口サン、ホワイトミルクは既にOKデス」
「え、そうなの?」
「昨日連絡をもらって既に話の内容は把握済みなので」
「そ、そうか……話の早いこって」
「これはキングキャッスル社の正式なスカウトと受け取って頂いて大丈夫です。色よいお返事を待っております」
「わ、分かりました。前向きに検討してみます」
「あ、そうだ。この間の名刺はまだお持ちですか?」
「は、はい」
「実はあれ、ちょっと細工がしてあるんです。その中身を見つけてくれたら、私の取って置きの秘密を教えちゃいますよ」
「は、はあ……」
「それではまたお目に掛かりましょう♡」
嵐のようなスカウトトークを展開してレオナさんは帰っていった。
まさかまさかの展開に頭が追いつかず、俺は呆然とするしかなかった。
◇◇◇◇◇
「ねえ順平ちゃん、今日、ウチに寄ってかない?
「やっぱ
正直だいぶ色々なことを考えないといけなくてちょっとクールダウンしたい気分だった。
「今日、親いないから……いっぱい癒やさせて♡」
蠱惑的な瞳に濡れた唇で、珍しく積極的に誘ってくる