許嫁になったダウナーギャルが毎週ヤられにくる話 作:月見ハク
「あんっ、あっ、あぁんっ……ッ」
ジャブジャブと湯面が波立ち、彼女の切羽詰まったような喘ぎ声がこだまする。
まったりお湯に浸かるつもりが、一息ついた美玖の姿が色っぽくて、気付けば彼女を膝の上に乗せて背面座位で犯していた。
「あぅっ——ッ」
下からの突き上げで彼女の体が跳ね、茶色い髪がふわりと浮かぶ。ザブンと波を立てたお湯が浴槽からこぼれる。
三度目の絶頂に体を強張らせていた美玖が、向きを変えて俺のほうへ倒れ込んできた。
はぁ、はぁと息を整えながら胸元に寄りかかってくるのがたまらない。無意識になのか鼻をくっつけてすんすんと匂いを嗅いでいる。
彼女はことあるごとに俺の胸元を見つめたり匂いを吸ったりしてくる。胸になにか気になるものでも付いてるのかと思ったが、特に異常はない。
「んっ……」
絶頂の余韻なのか、何もしていないのに彼女の肩が小刻みに震える。この子の体がこんなに敏感だなんて思わなかった。むしろ感度は薄いほうだとばかり思っていたので、この反応はまったくの予想外だ。
美玖を抱く腕に力が入る。細い体を抱き締めていると、庇護欲のようなものが刺激される。こうやって女の子を、それも裸の子をハグするのが初めてだからかもしれない。
弱々しく胸元にしがみついてくる彼女に、猛烈な愛おしさがこみ上げてくる。
やばい。また抱きたくなってきた。
「美玖……」
耳元でささやくと、彼女がピクンと顔を震わせた。
俺は美玖のなめらかなお腹を撫でながら、ゆっくりと内股のほうへと手を滑らせていく。
指先が、ぬるっとした秘部に触れた。
「あッ……」
くいっと指を折り曲げて濡れ窟に差し入れると、膣内がきゅうっとすぼまった。奥のざらざらした部分を中指でこすり、親指でクリトリスをいじる。
「んんっ、はぁっ……」
彼女の体を縮こませ、その振動で湯面が波立った。「あっあっ」と可愛らしい喘ぎ声を聞いていると、もっと鳴かせたくなってしまう。
「美玖さん、立って」
彼女の体を持ち上げると、俺はまたも後背位でペニスを挿入した。
「あっ、あぅっ……ッ」
股間を打ち据えた衝撃で美玖が前に倒れそうになったので、二の腕をつかんで支える。腕を後ろに引っ張るような体勢で、バチュと奥をうがった。
「あっ、ぅ、あッ……んっ、んっんっんっんッ……」
激しいピストンで浴槽が大きく波打ち、縁からお湯があふれていく。バチュバチュと水気を含んだ抽送音が響き、脳内がぼうっと痺れていく心地がした。
「美玖、美玖っ、孕んで」
それは心の底からの声だった。
言葉にした瞬間、精巣がぐぐっと精子を送り出していくのを感じる。強烈な射精衝動が上ってきて、俺は思いきり腰を打ち付けた。
「あぁっ、んうぅっ——ッ、ぅ……っ」
美玖が声にならない声を喉から絞り出す。
ぎゅうっと締まった膣奥へ、肉棒から精液が吸い上げられていく。ビュー、ビューと尿道を通過する気持ちよさで全身が恍惚とする。
(また……さっきより気持ちいい……)
美玖はこの日おそらく四度目の絶頂を、俺は三度目となる射精を果たした。
◇
チャプ、とお湯の音が静かな浴室に響く。
俺も美玖も体をぐったりとさせながら、はー、はーと熱い息を吐いていた。
小窓を見上げると、外はもうすっかり暗くなっている。お湯も心なしかぬるい。
俺は二時間くらい彼女を抱き続けていたようだ。その事実にはっとする。いくらなんでもヤりすぎだ。
「ご、ごめん、のぼせたよね。つい夢中になっちゃって」
すると美玖はため息をついてボソッとつぶやいた。
「もぉ……予定あったのに」
「ふ、風呂上がったらすぐタクシー呼ぶよ!」
「いい……今日おじさんち、泊まってくから」
(えっ)
「ほんと!?」
「……喜びすぎでしょ」
「いやだって、ほんとに泊まってくれるの? 予定あるんでしょ」
「べつに、猫のストラップ、買おうと思ってただけだから……この前いいの見つけて」
「え、そうなんだ! なんだそっか~……」
「そんな安心する?」
「安心するよ~、てっきりデートかなんかだと思ったからさ」
「……おじさんも、デートとかしたいの」
「そ、そりゃしたいよ! 美玖さんとデートできたらすごい嬉しい」
「ふうん……」
再び浴室が静寂に包まれる。だけどぜんぜん気まずくない。むしろ幸せな気持ちで胸がいっぱいになる。
こんなに気持ちのいいお風呂は生まれて初めてだ。
「だけどほんと嬉しいなぁ……美玖さんうちに泊まってくれるなんて。それに今日美玖さん何度もイってくれてたし」
「イったのかな、私……」
「え、イってたよね!? ほら中がきゅうってなってたし……」
「そうなんだ……私、セックスでイったことなかったから」
「へ、へぇ~」
(マジか、じゃあ俺が初イキの相手……!)
衝撃の事実に思わずガッツポーズをしそうになった。
元カレのイケメンくんに対して初めて優越感が湧いてくる。彼ではイかせられなかった美玖を、俺が気持ちよくさせたんだ。
(でも不思議だな……あんなに何度も絶頂してたのに、これまでイったことがなかったなんて)
俺と偶然にも体の相性がマッチしたのだろうか。だったら嬉しいが……まあ考えても分からないや。
「ていうかさ、美玖さんってほんと猫好きなんだね」
「……おじさんもでしょ?」
「あ、ああうん、もちろんっ」
「……だよね」
ふっと彼女の横顔が微笑んだ。それがあまりに可愛すぎて、俺はぎゅうっと美玖の体を抱き締める。
「んッ……」
彼女の体がビクンと震えた気がした。
◇
二人で体を拭き、お互いバスタオルを巻いてリビングに戻る。
室内は真っ暗だった。窓の外に街灯の明かりが煌めいて見える。
「はー、涼しいね」
クーラーを付けたまま浴室に向かったので、リビングはかなり冷えていた。火照り切った体にはちょうどいい。
「水飲むよね」
「うん、飲む」
キッチンの電気を点けて冷蔵庫を開ける。
ミネラルウォーターのペットボトルを渡すと、二人とも半分くらいまで一気に飲んだ。
まだ赤みのさしている彼女の顔にドキリとする。火照りが冷めきってないのだろう。
「少し座って休憩しようか」
そう言ってソファーに向かうと、後からついてきた美玖がトンと胸を押してきた。思わず体勢を崩してソファーに尻もちをつく。
「え、美玖さ……」
彼女は俺の正面に立つと、前かがみで顔を近づけてくる。バスタオルがはだけ、下を向いたおっぱいがぷるんとまろび出た。
ピンク色の乳首がさっきと同じくらい尖り立っている。熱を孕んだ瞳にじっと見つめられ、心をきゅっと鷲掴みにされる。
「せっかく泊まるんで……しっかりしきたりこなして」
「へ?」
眉をハの字にして、少し恥ずかしそうな表情の美玖がさらに迫ってくる。
「子ども作れば、本家も納得するんだし」
(な、なんだ……?)
互いの鼻先が触れ合い、彼女が目を閉じる。そして——。
「んむっ……」
ありえないほど柔らかい唇が重なった。
ちゅ、と音がして下唇を挟まれる。はむはむと頬張るような唇の動きに、頭の後ろがぼうっとする。
(柔らかい……これ、美玖さんから俺にキス、キスしてる……)
脳がそれを理解した瞬間、全身がゾクゾクと歓喜した。
生まれて初めてのキス。それもディープキスを、美玖がしてくれるなんて。
「んっ、ぇぁ」
(舌、美玖さんのほうから、絡めて……やばい、舌が熱くてとろけそうだ。キスってこんなに気持ちいいのか)
くちゅくちゅと舌同士が音を立てる。求めるように絡ませてくる彼女の舌を、俺もぎこちなく舐め返す。
許嫁としての義務的なものではない。これはまるで恋人同士がするような本気のキスだ。
ねっとりとした舌に促されるように、俺のペニスがタオルの下で膨れ上がっていく。
「んちゅ、れぁ……」
唇の密着が離れ、絡み合った舌が解かれていく。舌先同士に唾液の糸が引き、つーっと垂れた。
股間以外のすべての力が抜けてしまった俺に構うことなく、美玖がソファーの下にしゃがんだ。俺のバスタオルをどかし、ギンギンに勃起した肉棒をつかむ。
その手の感触だけで腰が浮きそうになる。
「うあっ、美玖さんなにを……」
「おじさんの、まだ硬くなるんだ……すごいね」
れろ、と彼女の舌がペニスの先端を舐めた。
(うっ……これ、まさか……フェラチオ!? 美玖さんが、俺に)
衝撃的な光景に固まっていると、美玖がれろれろと亀頭の裏側に舌を這わせてくる。
「く、うわ……」
彼女が瞳を潤ませ、興奮したような表情で俺のペニスを舐めている。裏筋にぬるっとした刺激が走り、さらにチンポが硬くなっていく。
「ん……ぁ」
ついに美玖は俺の肉棒を咥えだした。ジュル、ジュポと音を立てて舐めしゃぶっている。
美少女ギャルにフェラをされているという背徳的な光景に、空っぽになったはずの精巣がぐつぐつと活動を始めた。
(やばい、これはやばいっ……気持ちよすぎて、イきそう)
「ん、んっ、ん……ふっ…」
口内で吸引しながら頭を振ってしごいてくる彼女に、いよいよ射精感が高まってくる。
すると美玖は男性器から口を離し、おもむろに立ち上がった。
「ん……元気になってきた。おじさんは休んでていーよ、私が動くから」
「えっ」
彼女がソファーの上に両膝を乗せ、俺の股間にまたがってくる。片手を俺の肩に置き、もう片方の手で俺の肉棒をつかんで位置を調整しているようだ。ちょうど美玖の膣に亀頭の先端が当たるように。
(これ、美玖さんのほうから、騎乗位……!)
ジュプ、ジュププ……とペニスが彼女の中に飲み込まれていく。
「あっ、んんっ……ッ」
挿入しただけで美玖が喘ぎ声を上げた。肉竿が埋まるにつれビクビクと体を震わせ、彼女の中を快感が突き抜けていったのが分かる。
「うッ、くぅっ……」
ヌブッと根元まで挿入され、彼女のお尻が俺の股間に乗っかる。美玖の体重でペニスが奥の奥まで挿し込まれ、亀頭の先がぐっと膣奥を押し上げたのが分かった。
「んあ゛ぁっ——ッ」
彼女が叫ぶような嬌声を上げた。眉尻が下がり、泣きそうな顔で性感を受け止めている。その歪んだ表情がとんでもなく色っぽい。
「おく、深い……んうぅっ——」
またもイったのだろう。彼女が悶えるように体を揺らし、目の前でたわわに実った乳房が上下する。
「美玖さんっ……これ、やばいッ……」
そう言葉を絞り出すのでやっとだった。彼女の名器に咥えこまれ、呼吸が止まるほど気持ちがいい。
やがて美玖は太ももにぐっと力を込めると、ゆっくりとバウンドし始めた。パンパンと肌と肌のぶつかり合う音がし始め、すぐに肉と肉のぶつかる音へと変わっていく。
「んっ、ちゅぅっ……れぁ、ぇぁ」
うめき声が出そうになったが彼女の口に塞がれる。さっきよりも濃厚に舌が絡み合い、ぐちゅぐちゅと唾液のかき混ざる音が脳内に響く。
(美玖さんの中、さっきよりぎゅうぎゅう締め付けてくる…くそ、こんなの我慢できるわけっ……)
俺はたまらず股間を押し上げた。ビクンと彼女が体をのけぞらせ、豊乳がたぷんと浮かんで落ちる。
再びバチュンと腰を突き上げると、美玖の顎が天井を向いた。
「はああッ、ああっ——」
ゆらりとこちらに倒れ込んできたので、俺は姿勢を直して彼女を受け止めた。対面座位に似た格好で、そのまま奥を突き続ける。
「あっ、だめッ……そんなに突き上げたら」
必死にしがみついてくる美玖をぎゅうっと抱き締め返し、ズンズンと腰を動かす。
「あッ、ああ゛んっ……!」
全身が密着するこの体位が気持ちいいのか、彼女が俺の耳元でひたすらに喘ぐ。
甘美な嬌声で鼓膜が震え、頭が蕩けてしまいそうだ。
「んあぁっ、ひッ、んあ゛ぁっ——ッ」
肌も膣中も摩擦でこすれて熱い。密着した体から汗が噴き出し、二人とも汗だくのままセックスを続ける。
「美玖さん、もうっ、イッぐ イくっ……!」
ドクンと快感の塊が尻奥から上ってきて、鈴口からビュルっと吐き出されていく。濃い精液を膣奥に注入した瞬間、美玖がぎゅうと抱きついてきた。
「ああぁっ、はあぁぁっ――――ッッ!」
絶叫のような喘ぎ声を上げながら彼女が肉棒を締め付けてくる。根元をきゅうっと絞られ、残り汁までが吸引されていく。
「うぐっ、ぁぁ……!」
口から涎れが垂れるほどの快楽に気を失いそうになった。精巣が狂ったポンプのように快感の源を美玖へ送り出そうとしている。何度も何度も射精しているような気持ちよさに頭の中が塗り潰されていく。
耳元で「ぁっぁっ」と嬌声を漏らしている美玖が愛おしい。
俺たちはビクビクと痙攣しながら、しばらく互いを抱き締め合っていた。
◇
ハァ、ハァと互いの乾いた吐息が混ざり合う。
美玖は俺の肩に顎を乗せ、体は脱力しきっていた。頬を紅潮させて目もうつろだ。時おり肩を震わせているから、今も絶頂の余韻に襲われているのだろう。
今が何時かは分からない。ただ外の雰囲気から察するに夜の8時くらいにはなっていそうだ。
俺たちは4時間ものあいだ、ひたすら中出しセックスをしていたことになる。俺は四度も彼女の中に精を放ち、美玖のほうはもう何度イったのか分からない。
ふと、脱力した彼女の体がさらに重くなった。
「み、美玖さん、大丈夫っ……? 激しくしすぎたね……」
力を振り絞ってソファーから体をどかし、美玖をそこに横たわせる。仰向けになり、荒い呼吸のたびに上下する巨乳がエロい。
すると彼女は顔を真っ赤にしたまま、片腕で目元を隠した。
「……ライス」
「え?」
声が小さすぎてうまく聞き取れない。顔を近づけると、彼女は片腕をどかしてもう一度つぶやいた。
「オムライス……明日の朝食べるから」
「あ、うん……とりあえずベッドで休む?」
「……おじさんが連れてってよ、許嫁でしょ……」
なぜか恥ずかしそうに俺から目を逸らしている。どのポイントが恥ずかしかったのだろう。
オムライスを食べられないほど疲弊していることか、それともイきすぎて一人ではベッドまで歩けないことなのか。
どちらにせよ、めちゃくちゃ可愛いことには変わりない。
「わ、わかりました」
俺はなぜか、執事のような口調で返事をしてしまうのだった。
ここまでお読みいただき有り難うございます! ひとまずの一区切りです。
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大量書き下ろし(3万字)が追加されておりますので、こちらもぜひ楽しんで頂ければ幸いです。
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【活動報告】でも書きましたが、幸運なことに書き下ろし追加での書籍化という機会に恵まれ、ノクターンに連載しつつ、書籍版もほぼ同時期に発売するということが叶いました。
これもひとえに、いつも読んで、応援していただいている皆さまのおかげです。本当に有難うございます。可能であればこの続きもノクタに掲載できればなと思っておりますので、引き続きダウナーギャルを応援いただければ幸いです…!