最強スーパーヒロインの正体が、クラスのクールで真面目な委員長で、夜な夜なチン媚び腰振りダンスをしている爆乳淫乱牝ペットなのを知っているのは俺だけ。 作:ユリイカ
人払いを済ませた保健室に、五人の人影があった。腕を組んで不満顔の凛と咲、ニヤニヤと笑うこもり、彼女たちに睨まれている唯。そして、一歩引いたところからそれを眺める繋である。
「いったいどういうことですか」
「なんでヴィランがノコノコ来てるんだよ」
突如、転校生として現れたヴィラン、ファントムバットこと岩室こもり。繋でさえ把握していなかった展開に、彼女を連れてきた唯が詰問されていた。
凛たちにとってはまさしく青天の霹靂である。恨みを込めたパンチでノックアウトさせ、シェルターに身柄を引き渡したはずの敵が、能天気に姿を現したのだから。
答えようによっては、と力むスーパーヒロインたちに、唯は身体の危機を感じながら事情を説明し始める。
「ファントムバットを拘束した後、鼎先生によって尋問が行われたんですぅ。その結果、この子はかなり強力な獣血を持っている一方でぇ、その発散方法が分からずヴィランになっていたんですぅ。だからぁ、シェルターの保護下に置いてぇ、今後は新戦力としてぇ……」
「信用できるわけないでしょう。私、この子に監禁されてたんですよ!」
「平気で騙し討ちしてくるような奴だぞ。ふん縛って海に沈めた方がいいだろ」
なんとか穏便にことを運ぼうとする唯に対し、凛たちは敵意を剥き出しにしている。だが、あまりにも過激な発言は、受け入れることもできない。とにかく冷静に、と呼びかけながら、唯は続けた。
「こもりさんの獣血はかなり扱いが難しくてぇ。特に変身能力は凛さんやミローネさんにもなれますから……。無理に拘束するよりは、協力関係を築いた方良いという支部長判断でぇ」
私は悪くないんです、と唯は泣きそうな顔で言う。
ファントムバットの変身能力は、その幅も分からない。たとえ枷をしたとして、小さな昆虫になったとされたら、それも易々と抜けられるだろう。
そもそもシェルターは獣血保有者を保護することが本来の使命である。たとえヴィランであったとしても、足を洗うのであれば歓迎する。
「納得いかねぇなぁ」
「ふっふっふ。わたしも20.235を楽しみたいしね♡ ここで満足させてくれるなら、わざわざ町を破壊したりなんかしないもん」
「シャーーーッ!」
色を帯びた目を繋の股間に向けるこもり。それを遮るように、髪を逆立てた凛が立ちはだかる。
「そ、れ、に♡ わたし、もう繋くんとエッチもしてるんだよね」
「なっ……!? ま、まさか……」
繋と交わるということ。その意味するところを、凛や咲が知らないはずもない。
瞳孔を開いて振り返る二人に、繋は首を横に振った。
「コイツとは契約してない。ただでさえ一人増えて大変なんだぞ」
「ああ?」
ハンドラーに求められるのは、獣血保有者に付き合えるだけの精力だ。凛だけでもギリギリで、咲が加わり命の危機すら感じている繋が、三人目を迎える気など毛頭ない。
しかし彼が不用意に口走った言葉が、咲を反応させた。
「あたしはお前にどうしてもって頼まれたから契約してやったんだぞ。分かってるのか?」
「それとこれとは話が……」
「別だとは言わせねぇぞ。それより、まだ礼を受け取ってないんだが?」
「うっ」
地雷を踏み抜いたのは、繋の方であった。
こもりの登場でうやむやになっていたが、そもそも今日は凛と咲に
「そ、それじゃあわたしはこの辺りでぇ……」
「あっ!? ちょ、待て唯!」
目敏く隙を見つけた教師は脱兎の如く駆け出し、保健室には発情した雌たちとその飼い主だけが取り残される。
「わたしの事はお構いなく♡ あとでゆーっくり、楽しませてもらうから♡」
「ふんっ。繋君のことは渡しませんよ!」
壁際に寄り、見物の態勢に入るこもり。それをひと睨みしたのち、凛が繋に迫った。その反対からも挟み込むように咲が寄りかかる。
二人の柔らかな胸が繋の腕を包み、ふにゃりと形を崩す。鼻腔に淫臭がたちあがり、繋は否応なく反応してしまう。ズボンを突き破るような立ち上がりに、凛も咲も艶美な笑みを浮かべる。
「ヤンキー女が加わったのも業腹ですが、まあ許しましょう。二人で繋君を満足させれば、あの蝙蝠女は用無しです」
「勝手に仕切るんじゃねぇよ。ま、コイツを他の奴に渡すつもりなんてないけど」
「お、お前ら勝手に――うおっ!?」
抗おうとする繋だが、言うことを聞かない猫と犬は力強く押し倒す。保健室のベッドが軋み、三人分の体重に悲鳴をあげた。
仰向けになった繋に覆い被さるように、二匹の雌が迫る。ブラウスのボタンを外し、少女らしい下着姿となった凛と、アダルティな下着を見せつける咲。より一層濃くなった雌の臭い。
垂れ下がった大きな果実が、ブラジャーが外されると共に盛大に揺れる。深い谷間に、繋も思わず視線を誘導される。
「さあ、繋君♡ いっぱいご褒美くださいね♡」
「あたしが満足するまで、ヘタレるんじゃないぞ♡」
獰猛な肉食獣のような笑みを浮かべて、美少女二人が顔を近づける。プルプルとした肉厚な唇が迫る。生暖かい唾液と共に顔中を舐められ、吸い付かれ、赤い跡を付けられる。
まるでマーキングのようだ。
誰が、誰の所有者であるのか。それを示すかのように。