カオスが極まったあの状況から、十分後。
取り敢えずもう一度風呂に入って髪と顔を洗ってきた姉妹エルフが、濡れた髪のまま薄いパジャマを着て俺の左前のソファに腰掛けた。
右前のソファにはリリスとビャクが座っており、俺はお誕生日席の位置にある一人掛けソファに身を沈めている。
ちなみに皆んな服は着直したが、ビャクは濡れた下着が嫌だったのか、リリスの入れ知恵によって俺にパンティをよこしてきた。
仕方なく受け取ったが、どうしような。後でおかずにでもしてみるか? 少女のパンツでとか、二十五年の人生で初めての挑戦だぜ。死んだ方が良いかもしれん……。
ともかく、役者は揃った。会議を始めるとしよう。
「チトセ、まず聞きたい。その手の布はなんだ?」
「これはビャクの下着だ」
「…………何故持っている」
「くれたんだ」
「……ん」
「ロリアーナ、なんだその手は?」
「寄越せ。洗っておく」
「駄目だ。これは俺が洗う」
「ロリアーナも欲しいなら、此方の部屋から取ってくると良いぞ?」
「そう言う意味じゃ無い!!」
レールの無い会話に脱線は無い。つまり平常運転。
俺は救いを求めてニルヴァーナへと目を向けるが、何かを諦めた様な、悲しそうな目が返ってきた。
俺は目を閉じた。見たく無いものは見なきゃ良いの精神だ。美人に向けられるあの視線は何かが削れる。
「ふぅ、状況を整理しよう。俺は……半分襲われ、半分望んで流された。すごく興奮して気持ちよかったぁ……」
「ちょっと黙れチトセ。お前の事はこの際どうでも良い。ここで重要なのは、私達四人の動機や感情だ。先ずは言い出しっぺの私から言おう。チトセと過ごした時間、築き上げた関係性、それら全てを加味して私はチトセと共に居たい。そしてニルに負けたく無い。以上だ」
なんかスッゲェ嫌われたのかと思ったけど、そう言うことでは無かったらしい。
額から滲む冷や汗を手に持っていた布で拭う。
「チトセ、ビャクの下着で汗を拭くな」
「おっと失礼」
「次はリリス、お前の気持ちを聞かせろ」
「えっ……今の流すの……? えっとぉ……私はおにーさんと一緒に居るって決めたよ? 相性もバッチリだし。孤独な身の上としては、いつか家族になれたら良いよね〜って思うかな!」
意外と可愛らしい事を考えてくれていたらしい。
リリスはこちらを向いて照れ臭そうに笑っていた。
滲みそうになる視界を手に持っていた布で抑える。
「チトセ、ビャクの下着で涙を拭くな」
「おっと失礼」
「次はビャク。教えてくれ」
「……んむ。凄いなロリアーナは。此方は少し驚いた。……して、此方の気持ちか。チトセ殿と共に居るのはとても楽しく、面白い。故郷に未練は無く、今に胸をときめかせるのみ。チトセ殿には恩義もあり、且つやはりとても好ましい。弱さを自覚し、為せる事のみを為す姿には感銘すら受ける。此方の生はエルフ達と同程度には長い。人間のチトセ殿の一生に付き合うくらい構わないと考える」
まるで俺の生涯に寄り添うかの様な発言に、思わずビャクへと目を向ける。
ビャクの瞳には固い決意が有り、俺の視線に気付いたのか目が合うと、ほんのりと頬を染めた後に顔を逸らされてしまった。でも時折目だけがこちらを向いて視線がぶつかると、少し微笑むのだ。
可愛過ぎて、思わず手に持っていた布を口元に当ててしまう。なんだか少しえっちな匂いがする。
「チトセ……もう何も言わんぞ」
「おう。どこで皆んなにそんなに好かれたのか知らないが、好意をぶつけられて感動しているんだ」
「じゃあ最後にニル」
「私は……まあ、基本ビャクちゃんと一緒かな。命救われてるし、姉さんもお世話になってる。今もこうしてお家に住まわせて貰ってて……チトセ様は良い人だし、良い男性だと思う。でも、もう少し仲良くなる期間はあっても良いと思うよ? 姉さんを焚き付ける為にさっきはあんな事したけど、私はもう少しチトセ様の事を知りたいです。……今はぁ〜…………ちょっとどう見たら良いのか分からないかな?」
ニルヴァーナの比較的常識寄りの感性に激しく同意したい。
俺の中の普通では、何ヶ月も会っては話して、探り探り相手の事を知って、身体を許すかどうかすら見極めるものだが……ここは異世界。命の価値が軽いのであれば、命を産む行為も日常に近いのだろう。
性行為への敷居の低さによる恩恵を俺自身享受して堪能しているのだから何も言わないし、何も言えないのだが。
「そうか……三人の気持ちは分かった。では最後にチトセはどうする。お前の意思決定で全てを決めると良い」
「俺は……まだよく分からん。この国の事も、街の事も、引いてはこの世界の事もよく知らない。戦う力は無く、現状稼ぐ手段も稼ぎもそう多く無い。なので俺一人で皆の責任を持てるかと言われたら持てない」
俺は一人ずつの顔を眺めて真面目に答える。
俺は自ら、そんなに良い物件では無いことを明かす。
いつ死ぬかも分からず、いつまた世界を超えるかも分からない。
だからこそ、セフレやら友達やらで関係性を留め置き、それ以上先に進むつもりは微塵も無かった。
だから勇気を振り絞って、最低男の発言を言い放とう。俺の意思をぶっ放そう。
「俺個人の感情で言うなら、全員となあなあの関係で居たい。肉体関係については別に有っても無くても構わない。ただそれだけ。でも、俺に君らの感情を止める権利は無く、俺には君らの行動を止める力も無い。俺の意思で決めるには、俺に力が無さすぎる」
全員の顔がほんのりと沈んだ。
力ある者が出世しやすい異世界事情を見ても当然の帰結だ。
権力や腕力で捩じ伏せられたらどうしようも無い。俺の命は風船くらい軽くて柔いのが現実なんだよ。
「だから、君らの自由にしろ。側に居たきゃ居れば良い。家族になりたきゃなれば良い。死ぬまで付き合うなら勝手に付き合えば良い。俺を好きなだけ見極めて、それから結論を出せば良い。俺に出来るのは、結果的に背負った責任を出来る限り全うする事だけだ」
俺のスタンスは変わらない。受け身になる以外の選択肢が無い。
これまで通り肉欲に程良く流され、理性で仕事をし、時に友と飲んでは肉欲に流されるだけ。
……それに、ここに居る四人を嫌ってる訳が無く、負い目抜きに見れば、寧ろ好いていると言える。
俺の元を離れればそれはそれで皆、幸せになれるだろう。その事実が俺を満足させてくれる。
俺の元に残っても、それはそれで俺は幸せだ。
…………だからなんにせよ俺に損は無い。
そう言う保険を自分に掛けて、線引きをしておくしか、俺には無い。
小心者ここに極まれりだな。
「まとめるぞ。好きにしろ。以上だ。まっ、これでも相談屋だから、相談には幾らでも乗るよ。んじゃお先に部屋戻るわ。用があれば遠慮なく来てくれ」
俺は四人を残して自室へ戻る。
奮発して買った上質なベッドにダイブして、仰向けになって身体を預ける。
「やっちゃったかなぁ。これで離れていくならそん時はお金いっぱい渡しとこうか。えっとぉ、掠め取った金貨が百枚くらいあるから、一人二十枚くらいに分配すれば良いか」
金貨二十枚って言ったら現金換算二千万? こっちの物価で考えても相当楽して生きて行けるはずだ。負い目はあれど、それだけの餞別を用意出来れば十分だろう。
去る者に手を伸ばせる程の余裕は俺には無い。だからすっぱりそこで割り切ろう。
瞑っていた目を開ける。
「チトセ殿」
不意にしたビャクの声。気配は無く、音も無く、目を開けた瞬間に声が聞こえて、天井が見える筈の視界には、ミニスカートへと伸びる脚と、ミニスカートの中の光景。
「エロッ」
ビャクの下着は俺の手の中。つまりスカートの中はノーパン。丸出しの縦筋が見えていた。
しかしビャクは意に介した様子は無く、語り始める。
「此方は面白い事が好きです。此方は退屈が嫌いです。チトセ殿と居るのは楽しくて、此方の胸はときめきます。祀られていた此方に平然と接してくれる皆がとても好きです。チトセ殿に撫でられるのが好きです。チトセ殿の心を動かすのが好きです。だから……此方は、此方の思うままにここに来ました」
「……そっか」
「はい。そこで“ご相談”です、チトセ殿。此方はチトセ殿に手放したく無いと思われる存在になりとう御座います。どうか、ご教授ください」
俺の頭を抱え込む様に座り込んだビャク。
ビャクの逆さまの顔には、やはり覚悟があった。
窓から差し込む月明かりがビャクを照らし出す。白い髪が月光を反射し、赤い瞳が爛々と輝く。
それはまるでビャクの意思の強さが、その輝きが目に見えるかの様だった。
「俺はエッチが好きだ。ビャクの身体にも興奮出来るくらい見境は無い方だからな」
「えっち、をすれば良いのですか?」
「一つの答えと言える。ビャクは分かっているだろう? 俺は異世界から来た人間だ。俺からすればここは全てが異質で、ここの住人に深く入れ込むには時間も縁も絆も足りていない。俺はこっちに来てからずっと精神が宙ぶらりんなんだよ」
地に足つけた考えが出来ない。表面的な付き合いなら取り繕える。でも、入れ込めない……いや、入れ込むのが怖い。
一度入れ込んでしまえば戻れなくなりそうだし、いつまた世界を去るかも分からない。失うことは恐ろしい。積み上げた全てが損なわれるのは、軽い絶望に匹敵する。
「ヴェルダンディーナでも足りないのでしょうか」
「足りないな。と言うか不向きだ。ヴェルダンディーナさんは、俺の精神安定剤。損なえない存在だからこそ、絶対に越えられない一線がある」
「つまり、唐突に出会い、成り行きで共に在る此方には可能性があるのですね」
ビャクは馬鹿では無い。ビャクは幼く無い。ビャクは子どもじゃない。
だからこそ、欲望がある。執着がある。好き嫌いが有り、好きな物を手元に置きたいと思う。
ビャクの口が弧を描く。目が細められ、小さな手が俺の頬をなぞり、徐々に顔が降りてくる。
「では先ず身体を結びましょう。そしてゆっくりと心を結びましょう。此方はチトセ殿“を”好いています。だから、此方はチトセ殿“に”好いてほしい。逃しませんよ? 此方を何度でも味わってくださいませ。此方の事を好いてしまうまで……ふふっ♡」
見た目からは考えられない妖艶な表情を浮かべたビャクは、当然の様に唇を俺の顔へと押し付けていく。
額に、目蓋に、鼻筋に、頬に、唇に。
「チトセ殿……♡ チトセ殿ぉ♡ ちゅっ、ちゅっ、ちゅぅっ♡」
「ビャク? どうして俺が好きなんだ? どこに惚れた?」
「此方をただの子どもの様に見る所です。その癖、性対象ではあって、力で及ばない事を理解しているのに雑に扱う事に躊躇が無い。面白いです。興味深いです。力ある九尾の此方に恐れず畏れないチトセ殿は、特別なのです♡」
どこまでも、らしいビャクの思考に納得する。俺もまたビャクを面白いと思う。
その思考を読んだのか、ビャクは嬉しそうに笑む。ついでに舌を絡ませろ、と考えてみる。
「んべぇ〜……ぺろっ、れろれろ、れぇろれぇろ♡」
少し恥ずかしそうに舌を出すと、俺が軽く開けていた口内へとビャクの小さな舌が入り込んでくると、恐る恐る舌を触れ合わせ、舐め合い、絡め合っていく。
他心通の使い方絶対間違えてる。でもめっちゃ良い。面白い。エロい。ビャクのことをどんどん好きになる。
「むぅ、好き好き言わないでくださいませ……。照れてしまいます……」
「望んでるんじゃなかったか?」
「だからこそに御座います……れろんっ、れろぉ〜……あむっちゅぅっ♡」
今、俺の“目”には、暖色系のオーラと桃色のオーラが映っている。ビャクから漂う感情の色だ。
そして、俺へと伸びる縁の線が徐々に太く濃くなっていく。
今回はさらに、ビャクの過去が垣間見えた。
どこかの山奥、その集落。狐獣人が多く集まる場所。その最も高い位置にあるお社の中で退屈そうに座っているビャクの姿。
瞳が据わり、欠伸を噛み殺し、空を眺めては眠る。
供物と祈りを捧げられ、畏れと共に祀られる。
暇な時には神通力の天眼通にて遠方を見通し、こっそり神足通にてちょっとだけ山を降りて木の実を摘む。
そんな日々を忌々しく思っているビャクの姿が映った。
「素晴らしいお目目です。他者の過去も見えるのですね」
「過去を見てる俺の心を読んだのか。無法だな」
「此方の事を少しは知って頂けましたか?」
「昔からちっちゃくてめちゃくちゃ可愛いかったって事は分かった」
「ふふっ、そういうところが好きなのです♡」
ビャクは徐々にキスの位置を下げて行き、俺のシャツのボタンを外しながら、首や胸元にキスの雨を降らせていく。
俺の身体を辿って行くビャクは、徐々に身体を前進させ、俺のへそ辺りに着いた頃。俺の口元に、ビャクから新たに溢れ出した愛液が滴った。
眼前にある小ぶりなお尻を掴み、ぷにぷにとした穢れなき性器へと口をつけ舐る。
「ひやぁぁ♡」
舌先で恥丘を分け入り、ビャクの大事な場所を舌で舐め上げる。
ヒクヒクと動き出す膣。連動して収縮する菊の門。
やってはいけない事をしている気がするが、問題は無い。その背徳感を楽しんで、ビャクの性器へかぶりつく。
恥丘に吸い付き、谷間を舌でくすぐり、下品な音を立ててビャクを責め立てる。
「あ、あぁ、あっあぁぁ♡ そんな所まで、舐っていただける……んふぅ♡ なんてぇ♡ 此方は嬉しい……んっ♡ ですっ♡」
舐め取り、吸い取り、それでも溢れ出す愛液を飲み干す。
その度にビャクの幼なげな声が奏でる喘ぎ声は、俺の息子を屹立させる。
だがビャクの身長では俺にクンニをされながらフェラをする事は出来ない。それでもビャクは手を伸ばして、俺のクンニを受け入れながら、俺の肉棒を小さな手で慈しみ始めた。
「おちんちんさん♡ 良い子、良い子ぉ♡ よしよし、なでなでぇ♡」
ビャクの手はとても柔らかくて気持ち良い。それがまるで子をあやす様に俺の竿や亀頭を撫で回してくる。
「よぉーし、よぉーし♡ ぺろぺろ出来ないので、いっぱい撫で撫でしてあげますからねぇ♡」
声も動きも、その思いも含めて興奮する。勃起し過ぎて痛いくらいだ。
興奮に任せてビャクの膣へと再度吸い付き、舌を膣口に差し込み、内側から広げるようになぞり上げる。
これからするのであれば、少しでも緩めておくべきだ。舌で解しておこう。
「んんんっ、んはぁ♡ 舌が、入ってきましたぁ……。あうぅ、力入らない……」
「そのまま脱力して、快感に身を任せるんだ」
「ふぁい、仰せのままにぃぃ♡」
俺の言う事をよく聞くビャクはちゃんと脱力し、俺の舌を受け入れ始める。
立派に雌の匂いをさせる膣穴へと舌を入れ込み、撫でては押し広げ、ビャクの弱点っぽい膣の入り口周辺をぐりぐりと舐めてやる。
「あっ、あはぁ……あぁっぁぁ♡ そりぇ、らめぇ♡ なにか、なにかっきましゅぅ♡」
べったりと俺に身を預け、俺の身体の上で倒れ伏すビャクは、そのまま一度大きく身体を跳ねさせる。
「お゛っっっ♡♡」
俺の差し込んでいた舌を痛いくらいに挟み込むほど膣内が収縮し、その後緩やかに力みが抜けて緩んでいくと、膣口がくぱくぱと物欲しそうに喋っていた。
今のうちだと判断し、速やかにビャクをベッドへ寝かせると、正常位の体勢に移る。
ビャクに撫で撫でされて勃起し切った亀頭を亀頭よりもずっと小さな膣口へと当て、ゆっくりと押し込んでいく。
絶頂の余韻で脱力しているビャクの細っこい足を抑え込み、キツキツの膣内を肉棒で掻き分け押しのけ侵入して行く。
処女膜らしき引っ掛かりはあったものの、一瞬で通り過ぎており、ビャクが痛がる様子もまた無い。
俺の肉棒の形が浮き出る薄いお腹で進捗を確認。どこまで入るのかと押し込んで行くが、最終的には全て咥え込み、へそまで肉棒の膨らみが辿り着いてしまっていた。
ともあれ、ビャクと繋がる事が出来た。
当の本人はまだ放心中だが、俺の息子も想定外のキツさと膣の感触に射精を絶賛我慢中なので都合が良かった。
ビャクが目覚めるまで、俺はビャクと繋がったままじっと耐える。
「ふえっ……くるしぃ……。チトセ殿……?」
「ビャク、起きたか。痛くは無いか?」
「痛みは無いです……でもお腹いっぱいで苦しくて……あえ? チトセ殿……? 入ってます?」
ビャクがぽっこりと浮き上がったお腹を撫でる。その感触が肉棒に伝わり、俺の我慢は限界を超えた。
びゅー、びゅー、びゅるるっ。
動かす事も無く、ビャクの中で果てる。絶対に子宮に届いているだろう精子。寝起きに似た状態のビャクに唐突な中出し。快感以外に感じる物が無かった。
「おっ?? えあっ?? あつっ、あつあつがびゅーって……へあ?」
「すまん、出た」
俺はゆっくりと腰を引き、ビャクに分かるように肉棒を抜いて行く。
俺の股間にあるものが、ずるりずるりとビャクの小さな穴から抜き出されて行く様は、驚愕ものだろう。
小さくきつい膣肉をカリで引っ掻き抉られる感覚はあるのか、ビャクの身体だけは反応して膣が幾度も締まる。
「ほら、わかるか? ビャクの中に入ってたんだ。エッチ、したんだよ」
「此方と、チトセ殿が繋がった……♡」
実感をもっと与えてやる為に、勃起したままの肉棒を再度押し込む。
「んおぉぉ……♡ これが、エッチぃ♡」
「悪いがビャク、もう一回良いか? 熱いのびゅーってしたい」
「あぁ……はい♡ どうぞ、此方を堪能してくださいませ♡」
多分これは九尾の身体が丈夫なんだ。身体スペックが飛び抜けて高いビャクだからこそ、直ぐに大人の俺のモノを受け入れ、快感を感じる事が出来ている。
俺はビャクに全てを挿し込むと、そのままビャクとキスをする。
愛を与える事はまだ出来ないが、せめて愛情表現の場では愛してやりたい。そんな想いのキスではあるが……。
ビャクの頭の後ろへ手を回して、優しくキス。手も繋いで全身で繋がる。
加えて、九本の尾が動き出し、俺の身体に纏わりつき出す。胴体や手足に触れては撫でてきて、甘えているのが嫌と言うほど伝わる。
ビャクの瞳はこれ以上無いくらいに潤み蕩けており、膣がどんどん蠢いて締まりだす。
締まった膣内でこちらが動くと、お互いに走る強烈な快感に悶える。
「悪い、また出そうだ……」
「此方も、何かきてしまいそう♡」
「じゃあ、二人で一緒に行くぞ、ビャク!」
ビャクは何度も細かく頷くと、離れてしまった唇をせがむように口を突き出す。
俺はその口へと望み通りに吸い付いてやり、口も手も性器でも繋がりながら、膣奥をこつこつと細かく前後して突いて、互いの快感を高めにいく。
ビャクは尻尾だけでなく、足まで俺の腰に回してくる。
中以外は許さないと言わんばかりのボディランゲージに一気に射精感が高まって、ビャクと目を強く合わせる。
小さな身体に覆い被さり、九本の尾と細い足に絡み付かれ、腰を細かく前後させながら、俺とビャクは共に果てる。
「んっ、んふー♡ んちゅっんちゅう♡ んっ、んんっ♡」
キスしながら喘ぎ、喜び、もっと抱きついてくるビャクを俺も抱きしめ、互いの絶頂が終わるその時まで、俺たちは抱き合っていた。