翌朝、テントを叩く雨粒の音に目を開ける。
大きめのテントの中では俺と女達が素っ裸で絡み合って眠っており、身体を起こすと誰かの膣の中から息子がぬるっと抜けたのが分かった。
どうやら俺が寝た後もずっと繋がり続けようとした変態が居たようだ。犯人はビャク。ふわもこな九本の尻尾と可愛いお尻の穴と白濁液を漏らす膣口が俺の腰の真上にあったからだ。えっちで素敵だね。
胸の上にはリーンリース。右腕にはロリアーナ。左腕にはクロエが居て……そういえばニルヴァーナが膝枕をしてくれていた気が……。そのニルが居ないな。
俺はこっそりと肉林を抜け出し、服を発掘して着替えたらテントの外に出る。
すると、天幕の下にて焚き火の熾火を掘り出し、新たに枝葉や薪を投入しているニルの姿があった。
「おはようニル。早いんだな」
「おはようございます。私そんなに強く無いので、こう言うところで少しでも姉さん達の力になりたいんです」
昨夜の肉食獣の様なニルは影も形も無く、手際良く焚き火の火を大きくして水の入った鍋を火にかけるとコップを二つ取り出して一つを俺に渡してくれた。
「昨晩の……ハイハーブはきっと強過ぎたんです。だから今度は通常のハーブで試してみましょう?」
「二人で内緒の実験です」と唇に人差し指を立てた可憐な彼女に見惚れながらも、俺の思考は彼女が自分を弱いと評した事について考えていた。
「皆んな、すごい世界で生きてるよな。俺には想像もつかない過酷な世界だ。ニルが弱い? 少しでも役に立ちたい? ……すごいよ、本当に。もう十分過ぎるくらい力になっているのにさ」
「チトセ様に皮肉を言ってる積もりは!?」
「分かってるさ。単純に驚いてんの。……志しの高さとか、その清廉な所に。そんな素敵な人が俺に寄り添おうとしてくれてる事に感動してんの」
一度命を助けたくらいじゃ、割に合わない。きっと俺の事を分不相応と言うのだろう。
薪の爆ぜる音と、葉を叩く雨の音を聞き流し、そして揺らめく火を眺めながら、少し意を決する。……ニルと腹を割って話してみよう。
「ニル」
「……はい」
「命を救った恩なんてもう返せてるからな」
「命を救ってもらった恩なんて、関係無いですよ。今は貴方の人間性が好きなんです。嘘つきなのにみんなに優しくて甘いチトセ様を好ましいと思っているんですよ」
嬉しい。とてもだ。だからこそ、言えていない嘘が多くてすまないとも思う。彼女の嘘つきという言葉が一体どれを指すのか分からないくらい、俺は嘘つきだから。
「俺のスキルな、占いじゃ無い」
「ですよね。多分もっとすごいスキルです」
「俺は、この世界の人間じゃ無い」
「…………納得は出来ます。極端な知識の偏りとかありましたし。ちょっと理解が及ばないですが」
「俺は、リアも、ニルも、リリスもビャクも、好きだ。出来ればずっと一緒に暮らしたい。今更手放したく無いとも思ってる」
「……メリアさんやクロエさんは?」
「客と店と言う立場がある。それを超えるなら……ニル達の許可は必要だと思ってるな」
他の子らはまだ寝てる。盗み聞きもされてないだろう。
「チトセ様は、この世界の人間では無いから私達を受け入れられないんですか?」
「ああ。どうやってここに来たのか分からない。何をされたのかも、何をした結果なのかも分かってない。だから、深い仲になるのが怖い。絆は物理的に断たれるのが一番辛いんだよ」
天涯孤独だから好き放題やれるぜひゃっほーな精神でいられたら良かったが、俺はそうでは無かった。
転移直後は普通に不安だったし、普通に将来を案じた。金があったから幾分冷静だったが……。もう少しチュートリアルな行程は欲しい所だった。
「今度、一緒に教会に行ってみましょう。神様の思し召しかもしれませんし。他には、大図書館。何か似た様な人が過去に居たかもしれません」
「……ありがとう、ニルヴァーナ」
「……私の幸せの為ですから」
お湯が沸いた。鍋を火から外し、ニルがハーブを一本投入する。ゆっくりと薬効が煮出されていく様を二人で眺め、良さそうな所でハーブを取り除く。
「ハーブ茶、どうぞ」
「いただきます」
さっきよりも少しだけ空気が軽く感じる。ニルが俺と肩が触れ合う距離で隣に座ったからか。ハーブの香りに安らいでいるからか。はたまた大自然の中でゆったりと過ごす時間が解放的にさせてくれているのか。
真横にあるニルのきめの細かい頬に感謝の口付けをし、ハーブ茶を頂く。
……元気になった気がする。
「チトセ様……」
「ニル……ちょっとだけ、そこの木陰で、な?」
「はい……♡」
考察するならこうだ。
昨夜のハイハーブでしっかり回復し切った身体にハーブ茶を取り込んだ事で、さらに過回復が起きて性欲が刺激された。
うん、そう言う事にしておこう。
===
「ちゅっ、ちゅぷっ、ぺろっ♡」
「亀頭だけ、口に含んで舐めて……吸って」
「はぁむっ……くちゅ、じゅる、ずりゅりゅっ♡」
「ニル、そのまま……良いぞ」
木陰に場所を移した俺達が最初にしたのはフェラチオだった。
ニルの小さな口に亀頭を咥えさせて、綺麗な舌に俺の味を刷り込んでいく。
何度も亀頭だけを出し入れするのは音が出過ぎるので、ニルには亀頭を口に含んだら唇を使って静かなフェラチオをする様に教えた。
ニルは飲み込みが早く、それを褒めようと頭を撫でると目を細めて喜んぶ。
「かぷっかぷっ♡ ちゅぱっ……ふふ、可愛いおちんぽさんですね♡」
フェラを一旦やめたニルは、そのまま竿を顔に乗せる様に俺に近寄って、スンスンと鼻を鳴らしては睾丸や竿の根本の方まで丹念に舐りだす。
「えっちな匂い……♡ 最後はビャクちゃんが咥えっぱなしだったから、その匂いかなあ……♡」
前髪に俺の我慢汁と自分の唾液がついてしまうのもお構い無しに、ニルは一心不乱に俺の股間に顔を埋めては至る所を舐めしゃぶった。
ニルとじっくりエッチをする事は少ないのだが、奉仕精神に溢れるが故か、いつも丁寧な前戯をしてくれる。
それどころか、俺が気持ち良くなる様子を見上げては嬉しそうな顔をするんだ。
最後には竿を両手で大切そうに支えて、根本から舌をべっとりとつけたまま一番上まで舐め上げる。
それを右から、左から、裏側からも行って、そして鈴口にキスをする。
「綺麗になりましたけど……ニルの涎でいっぱいになっちゃいましたねぇ♡」
「ニル……もう出したい」
「上が良いですか? それとも下ですか?」
「先ずは上からだ」
俺は今、無性にニルの顔を汚したかった。
彼女の綺麗な顔に聳り立つ肉棒を擦り付ける。するとニルもそれに合わせて唇を当てて、舌を出し、俺を求めてくれている。
その献身に興奮した俺は一気に上がってきた精子をニルの顔目掛けてビュルビュルと放った。
昨晩出しまくったのに、すでに濃い塊となってニルの顔を汚していく俺の精子。ニルの目蓋や長いまつ毛に乗っかり、鼻筋や唇を白く染めていく。
それをニルは躊躇無く舌で舐め取り、指で摘んでは口内へと持っていき、ぐちゅぐちゅと音を立てて味わいながらゴクンと喉を鳴らして嚥下した。
「べぇ〜、美味しく頂いちゃいまひたぁ〜♡」
ニルが伸ばした舌の上に肉棒を乗せる。ニルは舌で亀頭をくすぐるようき舐めながら、自らの下着を脱ぎ去っていた。
「次はこっち、ですよね?」
「もちろんだ」
木の幹に手をつかせ、ニルの剥き出しの尻と性器を自然の中で眺める。
滴る愛液を今度は俺がしゃがんで舐め取り、ニルの太ももから舐め上げ、膣周りには触れずに柔らかく張りのあるシミひとつ無い尻を噛んで揉んで舐め回す。
「汚いですよぉ……♡」
「ニルに汚いところなんて無い。全部愛せる」
「んんっ♡♡」
彼女の膣に鼻と口を埋め、舐めては啜る。膣口に舌を差し込んで中をほぐし、溢れてくる愛液をもっと啜り上げて飲み干していく。
「も、もう良いですからぁ……このままじゃいっちゃいますからぁ♡ もう挿れてぇ……♡」
誘うように尻を振るものだから、もっと虐めてこのままクンニでイかせてやりたくなるが、ここはニルに合わせて挿入するとしようか。
これはイかせ合いじゃ無い。屋外でのインスタントなセックスだ。帰ったらリアと合わせてとことん可愛がるとしよう。
「うあぁぁ……ニルの中、柔らかっ。チンコ包み込まれる〜」
「ふーっ♡ ふーっ♡ は、激しく……しても……んっ、だいじょぶですよぉ♡」
なんの抵抗もなくぬるりと咥え込むニルの膣穴。小さな穴が俺の竿の大きさに広げられているのに不思議とキツさは無く、とにかく優しく撫でられるような独特の心地良さ。
ずっとこのまま繋がっていたくなる最高の性器だ。
が、当人は激しくハメられるのをお望みらしいので、俺はそれに応えるまでっ!
「ん゛ッ♡ んお♡ あ゛ッ♡ 声、出ちゃ……♡ んぐっ、ん゛、奥、おぐぅ゛♡ しゅきぃ♡ チトっ、セっ、様のぉ♡ ちんぽすきぃッ♡」
「俺もニルと! ニルのまんこが! 大好きだぞ!」
「好き……すきぃ♡ 幸せえ゛ぇ゛♡ なからししてぇ♡ 子宮、お口開けましゅからぁ♡」
隠れてこっそりなんて最早忘れて、俺達は激しく肉をぶつけながら愛を囁き、愛をぶつける。
性欲処理では無く、孕ませる為の、孕む為のセックスとなって、ニルの子宮口がパクパクと亀頭を咥えては引っ付いてくるのがわかる。
千里眼でしっかりと透視し、ニルの媚び媚び子宮を視認しながら、亀頭で押し潰してしっかり狙いすまし……一気にピストンの速度を上げて快感のままに射精する。
背筋を上がってくる快感と、視界がチカチカするほどの深い絶頂。
しかし子宮口にはしっかりとハメこんでおり、俺の睾丸から迫り上がる大量の精子がニルの子宮内へと溜まっていくのが見えている。
そしてその感覚こそがニルにとっても最高の興奮材料なのか、彼女もまた大きな声を上げながら深く長い絶頂を迎えていた。
「お゛っ〜〜〜♡♡ あったかいのイくっ♡ あぁぁぁぁぁ♡♡」
この征服感は非常にメンタルに悪い。俺の、俺だけの女にしたくなってしまう。
ニルを後ろから抱きしめ、追撃に乳首をつねる。
「ア゛ッ♡ それらめぇぇぇぇ!! イグッ、イッッグ♡ 乳首イギまずっ♡♡ んおぉ♡」
さらにエルフ耳を甘噛みしてやれば。
「んんんんんんッ♡♡ あ゛あ゛あぁぁぁぁぁ♡ ちとしぇしゃまぁぁぁぁ♡♡」
絶頂する度に膣を締めるのでさらに俺の射精が長引き、それによってニルの絶頂も延長される。射精されてイって、乳首でイって、耳を噛まれてイって。
本当に可愛いなコイツ。もっと刷り込む。俺の精液塗り込む。ニルの膣内で栓をしながら俺の遺伝子を彼女の内部に何度も擦りつけて刻みこむ。
そうしている間に勃起が回復し、そのまま二回戦三回戦と続いて行き、俺達が落ち着いてテントの方へと戻る頃には四人が少し呆れた顔で俺達を見ていた。
「ニル……流石に声がでかいぞ」
「……いやぁ……言わないでぇぇ……」
「おにーさん、絶対ニルの事いじめたでしょ? 乳首とお耳セットで犯したよね?」
「だって可愛くて。俺の女にしたいなーって。昂っちゃった……」
「クロエ、これは割と此方達の日常なので、気にしなくて良い」
「……激しーのが好きなんだな。意外だ」
「いやあぁぁぁぁぁ……!!」
青姦で大声エッチが思った以上の羞恥心を刺激したらしく、ニルは一人テントへと駆け込んで布団に包まってしまった。
俺はもう開き直ったのでノーダメージだが、乙女心は難しい。
そして人のえっちの音を聞いて興奮したらしい四人を鎮める為に、俺はゴールデンフィンガーを唸らせるのだった。