高身長猫背根暗先輩女子と低身長ワンコ系後輩女子が幼馴染セックスする話 作:凛之介
天気の良い空を眺めながら、窓際の席で静かにお弁当を口に運ぶ。
お昼休み特有の教室の喧騒も、私には関係のない音だ。何故ならその中のたった一つでさえ、私に向けられた声ではないから。
(……テスト勉強、大詰め入れなきゃな)
しかし、万年友達のいない私にとってはそんなの普段通りのことで、それよりも来週から始まる定期考査の方が私は気になっていた。
帰ったらどの科目を勉強しようか、と考えていると、不意に喧騒の中に聞き慣れた声が聞こえた気がした。
「あ、先輩お疲れ様です!」
「小枝ちゃんどうしたの? あぁ、長久手さん?」
「はい!」
ドアの方に目を目を向けると、丁度あーちゃんが教室に入ってくるところだった。迷わず真っ直ぐこちらへ歩いて来るあーちゃんに釣られるように、教室中の視線が私の方へ一斉に向けられる。
「ひっ」
思わず私は俯いて机をじっと見つめる。震える手を握りしめていると、しゃがんだあーちゃんが抱きついてくる。条件反射で抱き返し、顔を上げるとニコニコ顔のあーちゃんと目があった。
「寧々先輩、放課後勉強教えてくれませんか?」
周りの視線などまるで気にしていないようなあっけらかんとした表情を浮かべているあーちゃんに、私は思わず「え?」と返す。い、意味が分からない……。
「べ、勉強なんてお、教えられない……。ててていうか、メッセージで、いいじゃん……」
わざわざ来なくても、と咎めたつもりだが、あーちゃんは素知らぬ顔で、そっと私に耳打ちをした。
「寧々ちゃんの顔、見たくて来ちゃった」
ぞくりと背筋が震え、顔が赤くなるのがわかる。耳を押さえて仰反る私を一瞥してふふと笑ったあーちゃんは、「じゃ、放課後お願いしますね!!」と元気よく教室を飛び出していった。
別学年の教室に来て、よくあんな平然と振る舞えるものだ。あーちゃんは本当にすごい。私とは、大違いだ。
既に誰も私に視線を向けていない教室で、私はあーちゃんの声を思い出しながら、昼食を再開した。
◆
放課後に私たちは正門で落ち合って、同じマンションまで歩いて帰った。エレベーターに乗って同じ階に向かいながら、私は隣を見下ろして尋ねる。
「わ、私の家で、やる?」
「うん。おじさんもおばさんも今日も遅いんでしょ?」
あーちゃんの言うとおり、私の両親は共働きでいつも帰りが遅い。だから小さい頃はよく私があーちゃんの家に預けられていたのだけれど、今は逆にあーちゃんが頻繁に私の家に来るようになっていた。両親がいない時に限っての話だけれど。
私が鍵を開けると、「おじゃましまーす!」と我が家のように颯爽と靴を脱いで洗面所へ駆けていくあーちゃん。その背中を見送りながら、「ただいま」と小さく呟いて先に自室へ向かう。制服を脱いで適当な上下グレーのスウェットに着替えてから洗面所に向かうと、あーちゃんとすれ違った。そして、不満げな目を向けられた。
「ねーそのスウェット可愛くない! 前買ったワンピースとか着てよ!」
「え、部屋で勉強するだけ、だし……」
「やだ! 寧々ちゃんに似合うの選んだんだから着てよ〜!」
抱きついて駄々を捏ねるあーちゃんを撫でながら、私は折れて溜息を吐いた。
「わ、分かったよ……戻ったら、着替える、ね」
その言葉に満足げな顔を見せるあーちゃん。手を洗って部屋に戻り、あーちゃんに背を向けてスウェットからワンピースに着替える。
ワンピース姿の私に、「やっぱり可愛い〜!」と頷いて抱きついてくるあーちゃんを抱き止める。服に無頓着な私によく可愛い服を選んで持ってきてくれるあーちゃんは、なんだかまるでペットのわんちゃんみたいで可愛い。
それはそれとして、私は鞄から勉強道具を取り出し、ローテーブルに並べてカーペットに腰を下ろした。
「べ、勉強する、ん、だよね?」
そう声をかけながら振り返る。そこには、私のベッドでごろごろ寝転がって漫画を読んでいるあーちゃんの姿。漫画は私の本棚から勝手に取ったやつだ。
あーちゃんは漫画から顔を逸らさずに、「ん〜、あとでやる!」と答えると、漫画の内容にけらけらと笑う。
やっぱり、いつもこうだ。私は溜息を吐いてローテーブルに向き直して、勉強を始めた。あーちゃんは放課後に勉強なんかする気ないのに、たまにこうしてテスト期間に私の部屋に押しかける。テスト期間は極力遊ばずに勉強に集中している私に、部屋に上げてもらうために勉強を教えてなどと口実を作って。
ともかく、私は集中してノートと問題集に向き直る。私はあーちゃんとは違うのだから、真面目に勉強をしなければ。
勉強に集中していると、不意に後ろからぎゅっと抱きつかれた。首を回して振り返ると、あーちゃんにほっぺにキスをされる。
「べ、勉強する気、出たの?」
私の問いかけに、あーちゃんは笑顔で首を横に振った。そして、
「寧々ちゃん、えっちしよ?」
そう囁いて、頬擦りをされる。
「て、テスト期間、だから……一緒に、勉強、しよ?」
頭を撫でながら勉強を促すと、唇を突き出して不満げな顔をされてしまう。
「私と勉強どっちが大事なの〜?」
「あ、あーちゃんだけど……勉強、しないと」
「……ふーん。じゃあ寧々ちゃんだけしてていいよ」
諦めたのか、背中から体温が離れていく。寂しさもありつつ安堵していると、ベッドに倒れ込む音と共に、愉快そうな声色が聞こえた。
「私一人でしてるから」
◆
私はローテーブルに向かって勉強に集中する。否、集中しようと必死に頑張っていた。
カリカリとペンを走らせる音に混じって、水音と喘ぎ声が背後から聞こえてくる。私のベッドで、あーちゃんが一人でしているのだ。
時折ギシギシとベッドが軋む音も混じって、それに合わせて嬌声のボリュームも上がっている。
音しか聞こえない状態のせいで、逆にその情景を想像してしまう。いけないと分かっているのに、次第にペンの動きは止まっていった。
あーちゃんが、私のベッドで、私の後ろで、オナニーをしている。
その時、
「寧々ちゃん……しよぉ?」
喘ぎ声混じりの、艶やかな声に、誘われた。
私はペンを置いて、振り返りベッドに上がる。
いつも私が使っている枕を抱きしめている乱れた制服姿のあーちゃんの傍らに座り、膝にそっと手を置いた。
あーちゃんの潤んだ瞳と目が合い、私は微笑んだ。
「四つん這い、なろっか」
言われた通りにもぞもぞと体を捻って四つん這いになったあーちゃんの秘部に手を沿わせる。
そこはもう愛液でぐちょぐちょで、少し指を持ち上げると糸を引いていた。
「ひ、一人で触って、とろとろ、なっちゃったの?」
寧々ちゃんは枕をぎゅっと抱きしめて、耳を真っ赤にして答える。
「だって、ここ全部寧々ちゃんの匂いなんだもん……」
本当に、あーちゃんは……可愛すぎる。突き出されたお尻を掴み、もう片手の指をあーちゃんの
真っ赤な耳をそっと撫でながら「声、いっぱい、だ、出していいよ」と囁いて指の動きを早めた。ぐちょぐちょと音がなるくらい
「あ"〜〜〜〜、あ"、奥、きもぢいっ……!」
「奥、ぐりぐり、す、好きだもんね」
「ずぎ……寧々ちゃんの指っ好きっ!」
そんな素直におねだりされると、こちらも我慢できない。時折叩く場所を変えながら、絶えず
「も、もう……勉強しなきゃなのに、邪魔するなんて、あーちゃん、わ、悪い子……」
そう文句を言いながら指を動かしていると、こちらに顔を向けて、涙目であーちゃんが口を開いた。
「悪い子だから、お仕置きして?」
お尻をさらに突き出して、左右に小さく揺らしながらお仕置きをおねだり。普段の明るく社交性のあるあーちゃんが、私にだけはこんな姿を見せてくれる。
それが、長久手寧々子という人間の唯一の取り柄だ。
お尻を掴んでいた手を離し、そのまま振り下ろした。
パチン! と軽快な音が鳴ると同時に、あーちゃんの
「お、お尻ぺんぺんされて、
締まった状態で指を動かすと、より一層反応がいい。あーちゃんのM気質なところも可愛くて大好きだ。
愛液がとめどなく溢れ、私の指を伝ってベッドに垂れ落ちた。
ぐちゅぐちゅ、パンパンと、いやらしい音が私の寝室に響いている。
あーちゃんが、息を切らして懇願してきた。
「無理っ、もういくっ、奥ほしいっ……」
私は勉強を遮られたこともあって、いつもよりも加虐心が芽生えて抑えられない。お尻を一度叩き、優しく囁いた。
「も、もっと、ちゃんと、おねだり、して?」
また耳がかぁと赤くなったあーちゃんは、震える声で、おねだりをしてくれた。
「お、おまんこの奥、寧々ちゃんの指で、ぐりぐり掻き回してください……っ」
「よ、よくできました」
お望み通り、子宮口までまた指を突っ込む。そして少し上側をトントン叩くと、あーちゃんはいよいよ限界そうに腰を振るわせた。
「あっ、もっむり、いくいく、寧々ちゃん、好き、いくぅっっっ!!」
お尻を突き上がり、愛液が勢いよく噴き出した。イッてる間、指がぎゅうっと強く締め付けられる。
ようやく緩んだ
「ね、寧々ちゃん……好き」
ごろんと転がって仰向けになったあーちゃんが、紅潮した頬を緩めて呟いた。
◆
服の乱れを直したり、濡れたシーツを拭いて一息ついていたら、玄関の方からガチャリと音がした。
「あ、おばさん帰ってきた。私そろそろ帰るね!」
鞄を掴み、部屋を出て行こうとするあーちゃん。ふと何か思い出したように立ち止まって、こちらへ戻ってくる。そして、
「また明日ね、寧々ちゃん」
私の頬にキスをして、今度こそ部屋を出ていった。
「おばさんお帰りなさい! お邪魔しました!」
「あら杏奈ちゃん来てたの。また遊びにおいでね」
「はーい!」
廊下から聞こえてくる会話をぼおっと聞きながら、私は勉強道具に向かい合う。集中力は、とっくのとうに切れていた。
お母さんに呼ばれ、リビングでご飯を食べる。お父さんは少し遅くなるらしい。二人で向かい合ってご飯を食べていると、お母さんが訊いてきた。
「杏奈ちゃん。相変わらず良い子ね。今日は一緒に勉強してたの?」
「うん……勉強、教えてほしいって言われたから」
自虐混じりに、あーちゃんの口実を使う。お母さんは、不思議そうに首を傾げた。
「教えてほしいって……杏奈ちゃん、寧々子より全然成績いいじゃない」
分かっている。分かっている、そんなことは。
だからあーちゃんはテスト期間でも余裕そうだし、勉強もそんなにしない。私は全然成績が良くないからテスト勉強を頑張らなきゃいけないのに、いつもこうして勉強の邪魔をされる。
「……ほんとにね」
笑って誤魔化して、私は「ご馳走様」と席を立った。
部屋に戻って、ベッドにごろんと横になる。
結局、勉強が全く進んでいない。少しでも進めなきゃいけない。
私は、あーちゃんと違うのだから。凡人は、頑張るしかないのだから。
寝返りを打った。シーツに鼻が触れる。ベッドに、あーちゃんの匂いが染み込んでいる。
勉強しなきゃ、いけないのに。
下腹部が疼いて仕方がない。
私は唇を噛み締めて、それでも、性欲に負けて、下着の中に手を差し込んだ。