高身長猫背根暗先輩女子と低身長ワンコ系後輩女子が幼馴染セックスする話 作:凛之介
「ん〜、今日はいっぱい周るぞ〜!」
降り注ぐ日差しに晒されながら、私は浮かれた気分を全身で表すように大きく体を伸ばした。
今日は念願の休日。テスト期間も終わったことだしと、私は寧々ちゃんを連れて繁華街に遊びに来ていた。いつも真っ直ぐ甘やかしてくれる寧々ちゃんは、テスト期間だけ勉強を優先して私に構ってくれないから、やっと終わってくれて本当に良かった。
当の本人はあまりテストの手応えが感じられなかったらしく、がっくりと肩を落として溜息まで吐いている。
「もう、デート中に溜息なんて吐かないでよ〜」
唇を尖らせながら腕に抱きつく力を強めると、寧々ちゃんがはっと顔を覚まして申し訳なさそうに眉を下げた。
「ご、ごめんね、あーちゃん。今日は、ど、どこ、行こっか」
「ん〜取り敢えず色々周ってお買い物しよ!」
こくりと頷く寧々ちゃんの腕を引いて、私はうきうきで繁華街をあちこち歩き始める。
突然の自画自賛にはなるけれど、私は顔が広い。とても。
数度会話しただけで大抵の人と仲良くなれるため、まだ入学から一年足らずで同学年から先輩まで、多くの友達、知り合いがいる。それも
こうして休日に高校近くの繁華街を歩いているだけで、あちこちから顔見知りが声をかけてくる。
「あ、杏奈〜やっほ〜!」
「小枝ちゃんじゃん、お買い物?」
「あっ、小枝さん! 暇なら……あっ、ホゴシャも一緒か……」
本音を言えば寧々ちゃんとのデート中に邪魔されたくないけれど、ここで無下にしては交友関係が崩れかねないので、勿論全部反応して手を振替したり二言三言返す。
その様子を、寧々ちゃんは誇らしそうな、それでいて寂しそうな微妙な顔をして見下ろしていた。
そして、何度目かのタイミングで寧々ちゃんがぽつりと呟く。
「あーちゃんは、す、すごいね……」
なんだか落ち込んだようなその声音に、寧々ちゃんの顔を見上げると目が合う。へにゃりといつもの自信無さげな笑顔を浮かべている寧々ちゃんの腕にぎゅうと抱きつき、首を横に振って答える。
「別にすごいことはないよ」
「でも、友達多いし……わ、私と違って、勉強も、できるし……」
不意に、寧々ちゃんの体がドンと揺れる。どうやら通りすがりのおじさんとぶつかったらしく、しかめっ面のおじさんは大きく舌打ちをしてさっさと過ぎ去って行った。
ただでさえ猫背の背中が、さらに丸くなる。カタカタと小さく震える寧々ちゃんの手を優しくとって、私は安心させるようにそっと囁いた。
「ね、カラオケでも行こっか。二人きりになれるとこ」
◆
飛び込みだったけれど、予約なしでも二時間ならと部屋に案内してもらえた。道中のドリンクバーで飲み物を淹れ、指定された部屋番号に入る。
「えっと、あーちゃん、歌う?」
ここに来るまでにいくらか落ち着いたのか、寧々ちゃんの震えはほぼ収まっているようだった。私は首を横に振りながら、先に座った寧々ちゃんの膝に向かい合うようにして乗っかる。
そして、甘えるように抱きついてキスをした。
「んぅ、んむ、ちゅっ、ぷは」
舌を滑り込ませると、次第に寧々ちゃんの方からしっかり抱きしめ、舌を絡ませて濃厚なキスを返してくれる。寧々ちゃんの長い舌で絡め取られるのがたまらなく気持ちよくて、私は大好きだった。
脳みそが蕩けそうになるのをぐっと堪えて、私は寧々ちゃんの顔を見上げて口を開く。
「元気、出た?」
寧々ちゃんがこくりと頷くと、私はもう一度キスをする。
「んっ、私は友達多いけど、でも一番好きなのは寧々ちゃんだよ。だから落ち込まないでよ」
私がそう励ますと、寧々ちゃんは少し戸惑ったような表情を浮かべたけれど、すぐに柔らかな微笑みを浮かべてくれた。
「う、うん。ありがと、あーちゃん」
「それに、さ」
寧々ちゃんの手を取って、それを私の胸へ押し当てた。
「私がえっちなことおねだりするのも、寧々ちゃんだけ、だよ」
その囁きに、寧々ちゃんの目の奥が妖しく私をじっと捉えた。
Tシャツの裾から差し込まれた手がブラを押し上げ、親指が滑り込んでくる。
◆
扉の前を往来する、他の利用者の足音、話し声。
「んっ、ふっ」
微かに聞こえる、廊下に漏れ出た歌声。
「んんっ、ぁんっ」
それらを耳にしながら、私は寧々ちゃんに乳首を押しつぶされ、転がされていた。
喘ぎ声が我慢できずに口から漏れるけれど、寧々ちゃんの舌に絡め取られてしまう。ずっと、ずっとキスをされている。舌先を擦り合わせ、絡め合わせ、唇をちろりと舐められ、それらを延々繰り返す。
乳首ばかりをずっといじられて、すっかり私の下腹部は疼いて愛液を垂れ流していた。しかし下を触ってとおねだりしようにも、寧々ちゃんに唇を奪われ続けていてはしゃべることも叶わない。
寧々ちゃんは、分かっているのだ。私が焦れているのも、おねだりしたいのも、全部分かった上で、口を塞いでいる。
焦らされていると分かると、それはそれで興奮してしまうのが、私の悪いところだ。
くりくりと乳首を刺激され、舌を絡め取られる。それだけで、私の腰はすでにガクガクと揺れ動いてしまっていた。
上半身からの快感が、電撃のように背筋を抜けて下腹部に集まっていく。絶頂が近いのも、寧々ちゃんに簡単に察せられてしまっていた。
「んっ、ちゅっ、ぷはっ」
漸く唇が離れ、私ははぁはぁと肩で息をする。
自分でも顔が蕩けているのが分かった。身体が熱くて、頭の中がぐるぐるしている。
何かを待っているような寧々ちゃんの目を真っ直ぐ見つめて、私は乱れた息の中から漸く声を振り絞って、おねだりをした。
「おねがい、下も……おまんこも、触ってぇ」
私がおねだりすれば、いつも「よくできました」って褒めて、気持ちよくしてくれる。だから恥ずかしくても、ちゃんとおねだりした。
だけど、
「え、えへへ……だめ」
「……へ?」
えっちの最中に寧々ちゃんに否定されたのは、これが初めてだった。
◆
◆
◆
「……っ、……ぁっ」
「ちゅ、ぢゅる、ん、んふ、あーちゃん、と、とんじゃいそう、だね」
寧々ちゃんの笑顔が視界に映った。何か、言っている。思考が覚束なくて、私は理解を諦めた。
視界の端がチカチカと白く光っている。もう思考回路がめちゃくちゃで、口から漏れるのは最早聞き取れもしない喘ぎ声だけ。
だらしなく開いた口の端から垂れる唾液を零さないように、寧々ちゃんの唇が私の唇を激しく啄んでいる。
もうパンツの中は愛液でぐちょぐちょでとっくに水没しており、垂れた愛液が私の太ももを伝って脚を濡らしている。軽く触れられただけで絶頂に達してしまいそうだけれど、私の体は宙に浮いているせいで寧々ちゃんの太ももに擦り付けることは叶わない。
寧々ちゃんが私の脇腹を掴んで持ち上げているからだ。掴んでいるその親指で、乳首だけを今もなお弄られ続けている。もう抵抗も懇願もできない私を、寧々ちゃんはお構いなしに攻め続けた。
「ふ、ふふ、かわいい、よ。あーちゃん」
乳首がじんじんする。直接くりくり指の腹で刺激されて、脳みそにまで電撃が走るような快感に腰が震える。
「もう、むりそ……? えへへ、じゃあ、さわったげる、ね」
「……へ?」
はっと意識が戻ったのも束の間、いきなり身体を下された。
「だっ、だめだめだめ!」
寧々ちゃんの太ももが秘部に当たり、ぷちゅんと水音を立てる。それだけで、全身にびりびりと快感が走って意識が飛びかける。
息を吐く間もなく、スカートが捲られてパンツの中に寧々ちゃんの手がするりと入り込んできた。
「むりっ、だめ、今だめっ、んあぁ、んんんん!!!」
私の言葉など聞こえないかのように、長い指は私の膣内に挿入され、ぐちゅぐちゅと卑しい音を立てて膣内をかき混ぜてくる。
「ん"っ、ぃくっ!!」
ぷしっと勢いよく潮を吹いてしまった。いや、もうとっくに何度も吹いている。
「ふふ、ぱ、パンツ、ぐちょぐちょ……気持ち、いいね」
「寧々ちゃっ、もっ、おわり……」
必死で抱きついて懇願する。どうかもう勘弁してほしい。腰のカクつきも表情筋の緩みも、もう自分では制御できない。
寧々ちゃんは数秒悩んだように黙っていたけれど、私の耳元で小さく笑ってから、意地悪に呟いた。
「じゃ、じゃあ。最後、ね」
「ちょ、まっ」
制止を遮るように、長い指が私の膣内の奥をぐりっと刺激した。膣内が締まり、愛液が吹き出すのが分かる。もう、限界だった。
「だっ、無理っいぐいぐいぐっっっ!!!」
ここがカラオケだということも忘れて、私はみっともなく喘ぎ散らかして絶頂を迎えた。蓄積した快感が押し寄せ、その衝撃で何度も潮吹きを繰り返してしまう。
ガクガクと震える私は寧々ちゃんにしがみついて、この長い長い絶頂が終わるのを、喘ぎながら必死で耐えていた。
◆
暫くして漸く落ち着いた私は、寧々ちゃんにぎゅうと抱きしめられていた。申し訳なさが表情に余すことなく表れている寧々ちゃんが、今にも泣きそうな顔で謝罪してくる。
「い、いっぱい意地悪して、ご、ごめんね」
「うーん、どうしよっかなぁ〜」
わざとらしく唸っていると、めそめそと涙目の寧々ちゃんにさらに強く抱きしめられた。肩に顔を埋めて啜り泣く寧々ちゃんの頭を「よしよし」と撫でながら、私の口角は自然と上がってしまう。
私に嫌われたらきっと寧々ちゃんは生きていけないだろうな。でも、そんなことは一生あり得ないから大丈夫だよ、寧々ちゃん。
私は知っている。小さい頃の寧々ちゃんはこんなに弱気じゃなかった、内気じゃなかったことを。
私は知っている。友達が多かった私と比較されて、活発だった私と比較されて、肉親から呆れられていたことを。
私は知っている。私が寧々ちゃんより良い成績を取ると、私たちを知る周囲の人々が寧々ちゃんを嘲笑していたことを。
私は知っている。ずっと一緒にいる年下の私の方が優れているからと、周りが寧々ちゃんを卑下していることを。
私は知っている。私と比較され続けて、年々寧々ちゃんの気弱さと猫背が酷くなっていっていることも。私の存在自体がコンプレックスなことも。それでも寧々ちゃんには私しか居ないから、私から離れられないことも。私というコンプレックスの根源がえっちな事を求めてくることに、優越感を感じていることも。
私は、全部知っている。
だから、私は勉強も頑張って良い成績をとるし、社交的で、犬っぽい人懐っこい性格で、友達をたくさん作る。
そうして、ずっと寧々ちゃんの傍にいるのだ。私と一緒にいる限り、寧々ちゃんは周りから私と比較されて卑下され続けるだろう。
そしたらいつもみたいに、励まして、えっちなことをして、二人で愛し合うのだ。
そうすれば、この世で一番大好きで大切な寧々ちゃんを、私の手元に置いておけるから。
「大丈夫、ずっと大好きだよ、寧々ちゃん」
だから、一生惨めでいてね。
私は愛を込めて、その額に唇を落とした。