※この作品はR-18です。

ゼロラボに閉じ込められたオーリム博士とセックスしまくるやつ。   作:神の筍

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第2話

 

 ゼロラボは複数人で長期間の生活を目的としており、いくつかの居住スペースが存在する。来客用も備えているため総数で言えば十に届かないくらいなのだが、アグリとオーリムは一般研究員用の居住区からさらに奥で生活を敷いていた。オーリムの私室兼研究室とアグリが住めるようベッドなどを持ち込んだ休憩スペースの二部屋である。

 これは隔壁を上げているとはいえ、再びツバサノオウレベルが襲撃をかけてきた場合、迎撃するのは最終手段で隠れてやり過ごすためでもあった。

 

「——ま、待つんだ! アグリっ……んっ♡ キミ、どこに触れて……♡」

 

 そんな二人だけの施設。

 本来オーリム専用のシャワー室で二人の男女が睦み合っていた。当然、その正体はアグリとオーリムであり、一糸纏わぬアグリが同じくオーリムの身を背後から抱き締めていた。

 

「博士、ずいぶんと敏感なんすね。音凄いじゃないですか」

 

 左手は乳房の先を絞るようにして、右手はオーリムの秘部に指が二本入っている。内側をなぞるように指の腹を動かせば透明な液体がみずてっぽうのように吹き出した。

 

「ぉっ、ぉぉっ♡」

 

 アグリは崩れ落ちるオーリムを捕まえ、快感で震える上半身を浴室の壁に押し付ける。まるで彼女が自分から尻を差し出す形であり、本人がそれに気付いたのは挿入される直前だった。

 

「んっ♡ ぅあ♡ おッ、ほぅぅぅぅ……♡」

 

「くそ、とんでもない締まりだなっ」

 

 出産を経験しているからか、それとも最近はデスクワークが続いているためか、あるいは両方か——普段はオレンジ色のズボンで隠れている巨尻をバチンと叩いた。褐色肌のせいで手形は出来ないが適度に硬さと柔らかさを有したその音は十分アグリを楽しませた。

 直前までシャワーを二人で浴びていたからか腰を打ちつけるたびにばちゅんばちゅんと弾音が響き、目と耳と肌感で愉しむ。

 三〇代後半のオーリムの身体は女として衰えるどころかむしろ熟成され、その甘さを堪能するが如く齧られていく。

 

「くひぃっ♡ ぁん♡ あっ、あ、あ、あ、ンンっ、んぅッ♡」

 

 芯の籠ったハスキーボイスはか細く弱り、自身の下腹から齎される情熱によって喉を焦がす。

 利巧にして聡明。

 専門分野では賢者とも仰がれる女は子供を産みながら人の交わりには疎かったのか、アグリにされるがままだった。

 あるいは、

 

「——財団にいた頃は代表も副支部長も結構良いって言ってくれてたんで、博士も喜んでくれたら嬉しいっすね」

 

「んおっ♡ ほぅ、ぁ♡ ひぐぃ〜〜〜っ♡ ……っ、アグリッ、なぜ、こんなことぉほっ♡」

 

 アグリは腰の動きを弱めることなく答える。

 

「お〝っ♡ ぁぁ、んン〝♡ ぉっ♡ ぉっ♡ ぉっ♡ ぉ、はぁぁっっっ♡」

 

「いや、こんなことも何も昨夜博士のほうから誘ってきたんじゃないですか。久しぶりの酒を飲みながら『盛りの歳に不自由な思いをさせてないか?』とか意味分かんないこと言って」

 

 昨夜……と言われ、オーリムは僅かな理性で記憶を遡る。

 

 

 

 

一、

 

 

 

 

 昨日は半年近く設計していた特注のテラスタルルームの完成図が出来上がり、タイムマシンの進捗が大幅に進んだ日だった。当初は一年近く掛かる想定だったものの、嬉しい誤算が起きたのだ。そんなこともあってかオーリムは特別な日——ゼロラボに住み始めてからは計画を達成した日などにしか飲まないワインを飲んだ。自身は嗜む程度で他の研究員用に保管していたものだが、たまの祝日に羽目を外すくらいの余裕はあったのだ。

 

『はははっ! キミも飲みたまえアグリ! 古代に赴けば酒など無いぞ! む、逆に古代から持ってきた果物で酒を造るのもおもしろいかもしれないな!』

 

 緊密な日常を過ごし、自身を律しているからこそオーリムの枷はアルコールによって剥がされ、本来の快活さが表に出ていた。その様子を少しでも他者へ向けることが出来ていれば配偶者を失うことも、部下の研究員が去ることも無かったかもしれない。

 ディストピアに思えつつも、オーリムにとってのユートピア内でその矛先は唯一の共同生活者——アグリに向かった。

 

『時々、地上に戻りたいと思うことがある。残してきた息子が何をしているのか……ただ、顔を見ればここに帰って来れない気がしてね』

 

 など、

 

『タイムマシンの完成は間近だ。問題は起動後、戻ってくるための機構を対象者と同じように古代に転送出来るのか不明な点だ。テラスタルを用いて古代に転移するのだから、当然現代に戻るのもテラスタルが必要だ。その場合ワタシが考えたテラスタルルームでは帰還用タイムマシンもスタート合図に反応して起動に反応する可能性がある。そうなった場合、古代に着いたワタシたちが持っているのはエネルギーの無くなった空っぽのテラスタルだ。それを防ぐにはテラスタルの照射を完全に内外抑える材質のケースを——』

 

 など、

 

『ワタシたちが一つの選択をするとき、その解を導き出すために三十以上の選択を無意識下で行っているらしい。ワタシとキミはタイムマシンの開発という記録上前人未到の域に挑戦しているわけだが、その行動には一体いくつの選択肢があったと思う?』

 

 など、

 

『バーネット博士からキミを紹介されたとき、雇って良かったとつくづく思う。リーグから派遣されるトレーナーでは建前上純粋なテラスタル研究で活動しているワタシの本当の目的を明かせないからね。キミのようにエリアゼロを危な気なく闊歩でき、心の内を語れる存在がワタシには必要だった』

 

 アグリはそれが夫にあたるのではないかと思ったが、壮絶な言い争いの末、出て行ったところを直で見ているので口には出さなかった。ただ、家族ではなくビジネスライクの関係だからこそ、話せる内容もあるというのは理解出来た。

 オーリムは好き勝手に語り、ようやく尽きたのか今度はアグリのことを尋ね始めた。

 どこの生まれなのか、どこで育ったのか、エーテル財団に所属する前は何をしていたのか——経歴は説明されているためおよそ知っていたが、不意に気になったのだ。

 

『キミは今までに付き合った人間はいないのか?』

 

『付き合った人間はいないっすね。親密になった女性は何人かいましたけど』

 

『ははっ、キミの顔はそう悪くはない。バトルの腕も十分だ。タイムマシンが完成すればどこかのジムトレーナーかジムリーダー……リーグトレーナーにでもなって家族を作るのも良いかもしれないな』

 

『気が向いたらっすねぇ』

 

『……ふむ。思えばキミは男として盛りの歳だ。ワタシもキミくらいのときに子を宿し、息子を産んだ。少し待っていてくれ。良いものを持って来よう』

 

 酒を煽り、缶詰をつまみながらアグリはオーリムを見送った。

 そこから十分ほど、今さら成人本でも持ってくるのかと思ったが、戻ってきたオーリムの手に握られたモノを見て吹き出した。

 

『なっ、何持ってきてんすか!』

 

 銀色の袋に入った、薄く丸い跡の浮かぶモノ。それが十五個繋がっている。

 

『コンドームだ。ゼロラボに携わる人員は男女問わず、自然とそういう関係になる者たちもいたはずだ。そういったとき、望まぬ妊娠を防ぐためにも必要な備蓄品だ』

 

『で、なんでそれを今渡すんすか?』

 

『性処理をするときに使うんじゃないのか? 避妊だけではなく飛散も防げる。効率的だろう?』

 

『そういうときに効率なんか考えないっすよ』

 

 自然と性の話題に移る。アグリもオーリムも二人暮らしになってから長いので羞恥など無いに等しかった。

 

『性行為は子を授かるためのものだ。快楽を目的にするなど非効率過ぎる。その時間があるならば、研究室に篭っていたほうがマシだろう』

 

『まぁ……そういう考えもあるんじゃないんすかね?』

 

『妙に含んだ言だな。むろん、ワタシとて愛を表現する手段の一つとして理解しているが、時間の使い方や疲労、体調管理を考えたとき、やはりデメリットが大き過ぎる』

 

『よくそれで子供作りましたね』

 

『性愛と家族愛は別だ。結婚し、子供を授かってからワタシの人生は充実している。夫とは意見を違えたが……それでもいつかペパーと共に古代へ赴き、見たこともないような自然、ポケモン、星そのものを堪能したい』

 

 母親は子供のことを想っているが、電波も届かない深淵の底——本人に伝わることはない。アグリのポケモンに乗って上層の観測ユニットに行けば通じる箇所もあるがオーリムはそれを断った。

 口では帰って来れないと言うが、その選択を選ぶとき、家族と研究の二択が無いと言えるのだろうか?

 

『ひとまずこれは渡しておこう。どうせワタシには必要ないものだ。場合によっては防水効果も見込める。外を歩くキミのほうが持っておくべき物だろう』

 

『あぁ、はい。まぁ貰っときますよ』

 

 微妙な表情を浮かべながらアグリはオーリムを見る。

 また博士が変なことをしている、という視線だったがオーリムはそう受け取らず、少し冗談めかして言った。

 

『おや? はははっ! 残念ながらワタシが相手をすることは不可能だ。キミとはひと回り離れているし、そういう対象にはならないだろう?』

 

『……』

 

 アグリは酒で陽気になったオーリムの足の先から頭の頂を見る。

 顔貌は野生味のある麗人。褐色肌のスタイルは溢れそうな胸に叩き甲斐のありそうな尻だ。彼女はひと回りも離れていると言ったが、その要素すらも雄の鎌首をもたげさせるにはちょうど良かった。

 

『……試してみますか』

 

『……?』

 

 

 

 

 

二、

 

 

 

 

 

「あっ、あっ♡ はげしっ♡ ぃっ♡ ぃい〜〜〜っ♡ んむぅっ!? んぢゅ♡ ぢゅるっ♡ ぢゅぷるぅ、ちゅ、ちゅぱぁ♡ へ〝ぇ〝ぁ〝っ♡ ぉっ、ぉっ、ぉっ、ぉっ♡」

 

「どうすか? 思い出しましたか?」

 

 アグリは乱暴に唇を奪ったあと、行き先を失ったオーリムの舌を指先で摘んだ。

 

「いきなり博士が避妊具とか出してくるんで、てっきり誘ってるのかと思いましたよ。オレも割と自制効くほうなんすけど、さすがにそんなもの持って言われるとっ」

 

「ぉっほ、ぉぉぉ〜♡ ちっ、ちが、ぅんっ♡ そ、そんなつもりぃ、ぁ〝ん〝♡ なっ、ィィっ♡」

 

「お互いの勘違いかもしんないすけど一回ヤっちゃったもんは仕方ないんで。あ、一回じゃなくて昨日から数えたら五回くらい? とりあえず——」

 

 アグリは背後からオーリムを羽交締めにし、逃げられないよう壁に押し付ける。そして、

 

射精()すもん射精()さないと辛いんで、終わらせますね」

 

 身長もそこそこあるオーリムが爪先立ちになるほど激しく腰を動かし始めた。

 

「お〝っお〝♡ ぉっ♡  んンっ〝♡ んぁぁっ〝♡ ぁぁぁっ〝♡ ぁ、あぐりぃっ♡」

 

「はいっ、博士ッ」

 

「あぐりっ♡ ぁうっ♡ ぅひぃ♡ ひぃ、ぁ〝っ♡ ぁっ、ぁっ、ぉ、ンっ、あぐっ、あぐり〜〜〜っ」

 

「そう、何度も呼ばなくてもっ、分かってますよ。すぐ、射精()します、からっ」

 

「ちっ、ちがっ……ぁっ♡ く、くるっ♡ おくからっ……くるぅ♡ ィっ、ぃ……ぐゥっっっ♡」

 

「博士っ、射精()る!」

 

「ぉ、ぉ〝ぉ〝ぉ〝お〝お〝お〝っ♡ はっ、ぁぁぁ〝〜〜〜っ♡♡♡」

 

 オーリムが痙攣し、ずるずると崩れ落ちていく。

 アグリは射精の達成感に酔いしれているのか抱き止めず、ずるりと抜けた肉竿が露わになる。

 ピンク色のコンドームに包まれているが、上から見てもなお紫色雁高の一級品。長さはオーリムの顔、太さは腕ほどあった。

 ダマになったコンドームが溢れないように抜くと背中を向けて膝をつくオーリムの肩に乗せた。

 

「あっ♡ ぁっ……♡ ふ、ふぅ……♡ ふぅっ、ふぅっ♡ ……」

 

「半日抱いてるのにこの量出るとか、博士の身体やばいっすね。あ、ちょっと拭かせてもらいますね」

 

 そう言ってアグリはオーリムの長髪を持ち、自身のモノに巻き付ける。拭うのではなく、もはや扱いている。

 浴室にいるのだから、シャワーを浴びれば良いということには気付いていない。

 

「今日から一緒のベッド寝て、起きるんでよろしくお願いします。博士のベッドってシングルですよね? このあと研究員用の寝室からセミダブルのベッドをフレームごと持ってくるんで。他に何か必要なものあればついでに言ってください」

 

「……っ、ぅ♡ ぁ……♡」

 

「てか、博士の髪気持ち良いっすね。あ、やべ——また射精()るっ」

 

 どびゅるるるぅ、とオーリムの横顔が白く染まった。

 

 

 

 

 

三、

 

 

 

 

 

 その日からオーリムの生活は変わった。

 正確にはオーリムとアグリの生活が変わったのだ。

 今までは両者とも食事の時間か、研究が佳境に乗れば会わない日もあったにも関わらず、毎日顔を合わせるようになった。いや、肌を合わせるようになったのだ。

 朝、オーリムが目覚めると殆ど先に起床しているアグリがキスをして迎える。そのまま身体を弄られ、気付けば腕をハンドルのように持たれて後背位で犯されていた。その後、二人でシャワーを浴びながら二発目。

 昼はいつも通り研究を進め、恐る恐るいつもの昼食場所に向かうがそこでは普通に食事と会話を楽しむ。

 そして、夕食。オーリムはアグリと咀嚼したものを食べ合わせるというアブノーマルなプレイも経験させられていた。そのまま会議室で衣服を脱がされ一発。駅弁の状態で浴室に連れて行かれまた一発。興が乗ったときはさらに一発追加される。そこからオーリムがダウンするまで全身を貪られ、三発ほど。

 退廃と呼ぶに相応しい時間が流れていた。

 

「んぼっ♡ んぼぅ♡ んぼっ、んぼっ♡ んぶるぅ♡ んぶっ♡ んぶっ♡ んぼっ♡」

 

「あー、博士。気持ち良いです」

 

 何も無かったはずの昼食時はアグリではなく、オーリムから申し出た奉仕行動によって淫猥な時間と化した。

 パイプ椅子に座るアグリの脚の間に座り、オーリムは長く太い肉竿を咥えている。さすがに全ては無理だが時として喉にすら挿れて味わっていた。

 

「むじゅるっ♡ ぢゅる、ちゅぱっ♡ ンぐぅっ、ぐっ〜〜〜♡ ぅぅ〝♡ んぼぉっ♡ んぼぅ♡」

 

「ホント、上手くなりましたよね。最初頼んだとき、非効率過ぎるって言ってた人と違い過ぎますよ」

 

「ンっっっ♡ ぐっ♡ んむぅぅぅ♡ ……っ、へぉ〝っ♡ ……はぁっ、はぁ……は、ふぅ……どうだ、気持ち良いか?」

 

「最高です……でも、珍しいっすね。博士から誘ってくるなんて」

 

「ワタシが誘うも何もその前にアグリが触れてくるだろう?」

 

「いや、まぁ、そうなんですけど」

 

「それと、こうしてワタシがキミと睦み合っているのは——パフォーマンスの上昇が見られたからだ」

 

「パフォーマンス?」

 

「ああ。はや三ヶ月経つがここ最近の進捗具合は凄まじい。以前はキミと話している時間以外の殆どをタイムマシンの完成計画に用いていたが、単純作業はともかく、最も重要な着想時間が大幅に減った。恐らく脳内活動に何らかの影響があったのだろう」

 

「はぁ……ま、オレは博士に雇われてる人間ですから、どう使ってもらってもかまわないすよ」

 

 アグリは肉竿の根本を持ち、オーリムの頬をぺたぺたと叩いた。

 

「……仮にも雇い主にする行動ではないだろう。咎めるつもりもないが……んぢゅるぅぅっ♡ じゅるっ、じゅ、じゅっ♡ じゅぞぞぞっ♡」

 

「手で握って……そうです」

 

「んぶるぅ♡ んぶっ♡ んぶぶっ♡ んむっ♡」

 

「このまま上下して、顔も。目線はこっちで」

 

「んぼぉっ♡ ぉぼ♡ んむ〝♡ んっ♡ んっ♡ んっ♡ ンぐぅっ♡ んむるぅッ♡ んぼぅ♡」

 

「頭掴みますね…………——射精()ますッ」

 

「んぼっ♡ んぶっ♡ んぶ♡ んぶぅっ♡ んぶ♡んじゅるっ♡ んじゅっ♡ んじゅ♡ ン〝ッ♡ ぐっ、ぷぅ♡ 〜〜〜っっっ、ん、く、ぅ♡ ……ン……んく、んく、んくっ……♡」

 

「ぁ〜、博士。飲み込み早いですね。財団にいた頃、代表ももう少し時間かかりましたよ」

 

「ン……はぁ♡ ……キミが良いと言うまで口の中に残しておけということか?」

 

「ああ、いや。そっちじゃなくて技量的にって意味です。見せてもらうときは飲むなって言うんで」

 

「……そうか」

 

 

 

 

 

四、

 

 

 

 

 

「……何でまた代表の話とか聞きたいんですか?」

 

「少なくともこういう関係になってしまったのだ。より円滑に進めるため過去の遍歴を知り、今後に活かす必要がある」

 

「じゃあオレが博士に聞いても?」

 

「キミは白画用紙を見て芸術を語るタイプなのか? 散々ワタシの身体を弄んだのだから、どういう経験をしてきたことくらい容易く想像出来るだろう?」

 

 オーリムとアグリは長時間入れるよう少しぬるめの湯に入っていた。

 

「遍歴ってほど大層なものじゃないですけど、最初は副支部長だったんですよ。自分が彼女の研究室に行ったとき、一人で慰めてるところを見ちゃって」

 

 アグリの上にオーリムが座るような形だ。

 

「それで、まぁそういう関係になって……そしたら代表も偶然来て、裸になってるところを見られたんですよね。当時、副支部長は既に副支部長でしたし、自分も財団に所属する筆頭トレーナーだったんでその場は代表だけの心内に留めてもらって」

 

「……んっ♡」

 

 息を漏らす。

 アグリが左胸を鷲掴みにしたからだ。

 

「それから半年後くらいですね。時空間研究の一部が頓挫して、元々癇癪持ちだった代表はそれは酷いもので」

 

 アグリの脳裏には喚き散らし、物を投げる代表の姿が未だ鮮明に残っている。プライベートルームにまで入れる財団員は限られていたため、彼と副支部長が諌めようとした。しかし、それでも気に食わなかった彼女は当て付けに二人の関係を詰問した。

 

「何をとち狂ったのか目の前でヤれって言い始めまして……おっ」

 

 オーリムが股下から突き出る肉竿を掴んだ。緩やかに扱き始める。

 

「男に見られるならともかく、女なら良いかってことでそのまま代表が普段使ってるベッドでヤらせてもらって……で、満足したのか退室するよう言われて三〇分弱くらいですかね? オレだけ代表に呼ばれたら性欲解消に付き合えだの何だの……無茶振りに付き合わされるのは結構あったんで、仕返しのつもりでたっぷり抱き潰してやってんですよ」

 

 丸一日とは比喩で使われることが多い。しかし、その日アグリは副支部長に代表が二、三日動けなくなることを事前連絡し、本当に丸一日抱いた。

 朝昼晩、風呂から排泄まで全部繋がり続け、鬱憤を晴らしたのだ。

 

「そこからオレのにどハマりしちゃったみたいで隙があれば呼ばれてたんすけど、途中で副支部長とか信頼出来る財団職員の女とか呼んで一緒にヤったり。護衛役で視察先に着いて行ったのに一日見回って残りの二日はホテルに篭ったり……よく考えたらとんでもない生活でしたね」

 

 そこから財団はある少女によって裏側の部分が瓦解していき、代表はウルトラビーストに操られていたことが判明する。アグリは支部長に命令され、他のトレーナーを抑えていたためその様子は見ていない。

 財団の立て直しのため支部長が代表代理に、副支部長が支部長に昇格したりと色々あったがアグリはそこで離脱。バーネット博士の下で働き、今の博士と出会った。

 

「ワタシが聞いても奇特な遍歴だな」

 

「いや、代表や博士に比べると全然でしょ……片や別空間を求めて、片や別の時間軸を求めて……」

 

「往々にして人は未知を求めるものだ。経緯はともかく、ワタシも彼女も——うむぅっ、んちゅ♡ ちゅ、ぢゅるるぅ♡ ちゅぷ、ちゅぱぁ♡」

 

「小難しい話はここまでにして、ベッド行きますか」

 

「……かまわないが」

 

「いや、やっぱここで一発。腰上げてもらって良いですか?」

 

 オーリムは言われるがまま腰を上げる。

 アグリは竿先を調整し、遠慮せず挿入した。

 

「ん〝ぉ〝っおおおっ♡ あ〝っ♡ おっ〝♡ ぉぉン♡ ぁっ♡ ぁっ♡ ぁっ♡ はげしっ♡ くぅ、ふぅっ〜〜〜♡」 

 

 

 

 

 

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