※この作品はR-18です。

ワルキューレロマンツェIF   作:モブ好き

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スィーリアと新聞部

 

「本日は取材を受けて頂きありがとうございます。スィーリアさんの記事はとても

 人気なので部員一同楽しみにしていました」

 

「ああ、よろしく頼む」

 

学生会室のソファに腰掛けスィーリアと対面するのは新聞部の部長の女性と男子部員たち

『新聞部の部長も女性なんですね』と何気なく話しを振ると

『女性の方が取材を受けて貰い易いので』と笑顔で答えてくれた

 

「皆スィーリアさんに会いたいと煩くて、部員たちの同席を認めて頂き感謝します

 それではお話の方させて頂きたいと思います」

 

そう言って新聞部の部長は手に持ったメモを一度確認し、俺をチラリと見る

 

「彼もスィーリアさんも、学園内では有名人で非常におモテになると生徒たちからの

 取材で確認しています。お互い異性にモテる恋人と言うのは苦労も多いのでは?」

 

下世話な質問ではあるが、そういう下世話な話こそ人は興味を惹かれると言うのは

確かだろう。そんな質問にスィーリアは少し考える素振りを見せ

 

「ふふっ。彼の魅力はジョストだけではなく、その人柄だと気づいて貰えて私としては

 誇らしいよ」

 

「まぁ、取材でも『イケメンで優しい紳士』だと普通科の女子生徒にまで評判でしたし

 だからこそ学園を代表する美女であるスィーリアさんと釣り合うと皆納得している

 事でしょう」

 

二人に面と向かって褒められると流石に少し恥ずかしくなり視線を反らしていると

 

「ですが、取材ではスィーリアさん以外にもとても親しい間柄の女性が複数居ると言う

 話ですが、実際の所どうなんでしょう?」

 

「うっ、それはえっと……」

 

「ああ、それは正解だ」

 

少し答えづらい質問に戸惑っていると、助け船を出すようにスィーリアは肯定した

 

「スィーリアさんも認めると言う事は本当なんですね。所謂ハーレムと言う事だと

 思いますけど、スィーリアさんとしては許容できる事なんでしょうか?」

 

困惑は肯定と受け止められたらしく、俺は思わず苦笑する

部長の後ろに控える新聞部の男子部員たちからは嫉妬と羨望の混ざった視線を向けられる

 

「皆私も知っている相手で、私自身も仲良くさせて貰っている。当人たちで納得している

 関係ならそれで良いと考えているよ」

 

「それは確かに。外野からあれこれ言うのは『負け犬の遠吠え』ですからね」

 

スィーリアを問い詰めていた部長はあっさり納得したように頷く

女性としてスィーリアの考えに共感する所があったのかもしれないけど

変わり身の凄さにずっこけそうになる

 

「そんなモテモテな彼ですけど、男性生徒からの嫉妬も凄いのではないですか?」

 

「それはまぁそういう視線を向けられる事も多いですけど、相手はスィーリアですから

 それも当然だと思います」

 

「ほぅ、器の大きい答えですね」

 

新聞部の記事で色々と紹介されているからか俺も有名人扱いされていて

実際は嫉妬だけでなく羨望も受け、モテるために弟子入りしたいと言う男子生徒も

居る状態だ。まぁ、変な自慢話になってしまうためそんな事まで言う必要はないけれど

 

「それでは次はスィーリアさんについてですけど、スィーリアさんも色々な男性と仲良く

 されているとか……まぁ、取材した所では彼の様に『男女の関係』と言う訳ではないと

 言う事ですけど」

 

そう言って再びこちらをチラリと見る部長に、俺は愛想笑いを返した

 

「そうだね……他の男のチンポを私のマ○コに出し入れする事を『男女の関係』と言うので

 あれば、その取材の通り私のマ○コは彼専用だよ」

 

「ぶふぉっ!?そ、そうでしたか……こ、こほん。誠実に答えて頂きありがとうございます」

 

スィーリアのオブラートに包まない回答に吹き出す部長は少し照れていて

周りの男子部員たちもざわついていた

 

(まぁ、俺もスィーリアのそういう真っすぐな所に驚かされるけど)

 

恋愛強者とでも言うようなその堂々とした態度はお国柄な所もありそうだけど

新聞部の反応を見るとそれだけではないらしい

 

「お答いただいたように、男女の関係ではないにしても恋人としては色々と心配になったり

 するのでは?」

 

スィーリアに圧倒されたからか、新聞部の部長は質問の矛先をこちらに向けてくる

 

「スィーリアは学園以外でも有名人で、社交パーティーに招待される事もよくあります

 その交流と言うのは必要なもので俺個人の意見で曲げて良い物ではないと考えています」

 

「ほぅ、つまり心配はしていないと?噂では美術部部長から依頼を受けてヌードモデルも

 引き受けたとか。美術部には男子部員も居ますし嫌だったのでは?」

 

「スィーリアは会長としてだけでなく、好奇心の強い女性ですからむしろ楽しそうな

 姿を見られて俺も楽しめましたよ。それに俺はスィーリアを信頼していますし

 彼女の恋人と言う自信もあります」

 

「ふふっ、素敵な答えだよ」

 

そんな俺の答えを聞いてスィーリアは満足そうに頷いて笑ってくれた……

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