スィーリアと学生会活動を通して一緒に過ごした放課後は、そのまま二人学生会室に残って
他愛の無い雑談をして過ごしている事も多い。それは多忙なスィーリアに合わせてと言う
理由で、他の学生会メンバーも気を使って二人きりにさせてくれていたりする
窓から差し込む光も落ちて来た部屋の中で二人ソファに座り、今日の活動について
語り合っていると
「やっほーお二人さん」
そんなゆったりした雰囲気を吹き飛ばすような明るい声で部屋に入って来たのは
恋人の一人でもあるノエルだった
「はぁ~、二人でイチャイチャしちゃって。私も混ぜて貰うわよ」
そう言ってノエルは俺の隣へと腰を下ろすといつものように腕を絡ませてくる
明るく社交的な性格のノエルは人との距離も近く恋人になる前から……何なら
初対面の男相手でもこれくらいは当たり前だ
わざとらしく巨乳を押しつけてくるノエルはスィーリアを挑発するように見ると
スィーリアも軽く笑みを返し、真似るように空いた腕へと自身の腕を絡ませてくる
学年の違う二人だけど『色々と』気の合う所もあるらしく
今の様に遊ばれるのもいつもの事だ
「……動きづらいな」
「学園を代表する美少女二人に腕を組まれてるんだから良いでしょ、もっと鼻の下でも
伸ばしたらどう?」
男としてはあまりデレデレしている所を見せるのは格好付かないと言う思いから
口をついて出た言葉に、ノエルはジト目で拗ねる
学園では友人たちから「ハーレムなんて王様だなぁ」と言われたりするけど
彼女たちは皆しっかり者と言う事もあり、実際はこうしてからかわれたりする有様だ
制服の上からでも分かる巨乳を両腕に押し付けられ、近くで美人二人に見つめられる
状況と言うのは恋人関係と言えど気恥ずかしく思わず頬を指でかく
「ふふっ、一対一なら強くても多数相手だと君も形無しだね」
ノエルにからかわれ照れている俺を見てスィーリアはクスリと笑うと
さらに胸を押しつけて来る
「まぁ、スィーリア達にされれば男は皆こうなりますよ。もちろん嫌ではないですけど」
「素直じゃないわねぇ、まぁそれは良いとして」
実際に行った事はないけどキャバクラで接待でもされているような状況の中
ノエルはスマホを取り出すと俺やスィーリアに見せてくる
「ほらこれ、ちょっと前に話してたモデルの仕事やってきたんだけど、綺麗でしょ?」
画面に表示されているのはノエルのSNSアカウントで
モデルの仕事をしてきたという文章にウエディングドレスを着たノエルの写真を添えて
投稿されていた
「ほぅ、良いカメラマンだ」
そう言って写真の出来に感心しているスィーリアとは反対に俺はノエルの着ている
ウディングドレス、もっと言えばドレスからはみ出しそう……いや、ちょっと
はみ出している巨乳の谷間に視線を吸い寄せられていた
俺はSNSについては疎いため詳しくは分からないけど、いつだったかノエルのSNS
フォロワー数を聞いた美桜が『フォロワー数じゅうまんにん!?』と驚いていたのは
覚えている。単純に言えばそれだけの人たちにこの写真を見られていると言う事だ
「でしょ~?皆より先にウエディングドレス着させて貰ったわよ
ただ用意してあったドレス、胸のサイズは合わなくて何度かぽろりしちゃったけど
あ、それとこっちは男性モデルと一緒に撮影した奴ね」
そう言ってスマホをスライドさせると、今度はタキシードを着て爽やかな笑みを浮かべる
男性モデルと腕を組んでいる姿。良い雰囲気で一緒に並んでいるとより結婚式を
イメージさせる
「モデルと言うだけあって、ノエルと並んでも見劣りしないな」
「でしょ?上手にエスコートして貰ったわよ」
俺の言葉に胸をさらに押し付け、意味ありげな視線を向けるノエルはスマホを操作すると
また別の写真を画面に表示させた
「これはSNSには上げてない奴、綺麗に写真を撮ってくれたカメラマンさんとの
ツーショット」
語尾に音符でも付きそうな上機嫌さでニヤついた笑みを見せるノエルに苦笑しつつ
スィーリアと再び写真を見てみる。先ほどの写真で相手役をしていた男性と
入れ替わるように今度は冴えない中年男性と腕を組んでいる姿はまるで
間違い探しの様だけど、中年男性に胸を押しつけて抱きつく様子は明らかに先ほどよりも
親しそうで歳の差婚とでも言うような雰囲気を感じさせる
ただ、スィーリアやノエルは普段から男たちと仲良くしているだけあってこう言った男を
手玉に取るのは容易く皆勘違いしてしまう流れはいつも通りで、写真に写るカメラマンも
例に漏れず、まるで自分の妻とでも言いたそうな決め顔でノエルの腰を抱いている姿は
滑稽にも見える
「ふむ……勉強になるな」
「どうかしら、もうスィーリアに教える事なんて無いと思うけど」
「いや、そんな事は無い。いつもいい影響を貰っているよ」
ノエルと男の写真を真剣な様子で見るスィーリア
学年はスィーリアの方が上だが、こういう遊びはノエルの方が先輩と言う事もあり
不思議な師弟関係を二人は作っている
「スィーリアも『こういう遊び』に慣れて来たと思うから、そろそろコラボも
したいのよねぇ」
「ふふっ、コラボとは楽しそうだ。何か考えでも?」
「ええ、お勧めスポットを紹介するわ」
二人でコラボをする計画を話している間もノエルとカメラマンの写真を見ていると
『後で送ってあげるからね』とノエルに笑われ、ノエルは再びスマホを操作して
別の写真を表示させる
「これは学園内で撮影された物だけど、仲良くなった男子から貰った写真よ」
写真はスカートを捲り上げパンチラを晒しているスィーリアの写真で
どうやら二人で学園内の見回り中にしている露出を撮影したものらしい
「こっそり見てるだけだと思ってましたけど、皆記念に撮影してたんですね」
「ふふっ、光栄だ」
「まったく、自分の庭だからって派手にやってるわね。こういうパンチラ、学園の裏で
沢山出回ってるわよ。楽しそうで羨ましいわね」
されている事は盗撮だけどスィーリアもノエルも楽しそうで
「写真を提供してくれた男子も毎日オナネタにしてるって話してたわ
学園中の男子からオナペットにされてるなんて、きっと彼氏も大喜びね」
「ああ、そうだと私も嬉しいよ」
そう言って二人同時にこっちを見てくる
「……二人にはとても楽しませて貰ってるよ、嫌でなければ今後も一緒に楽しめたら嬉しい」
「もちろん、彼氏を喜ばせるのは恋人として当然よね」
「ふふっ、私も同じ気持ちだ」
スィーリアとノエルは視線を交し合い、いたずらっぽく微笑むと両サイドから
優しく頬にキスをしてくる。そんな二人を抱き寄せお返しとばかりに巨乳を揉んで返せば
今度は両耳を甘く噛まれ、舐められ、甘い吐息を返してくれる
そうして下校のチャイムの鳴るまで、学生会室でまったりといちゃつく事にした……