2023年7月。父隼人43歳、母綾42歳、長女愛菜21歳大学4年生、次女さくら18歳大学1年生、三女結絆6歳小学1年生。結絆が小学校に入学して3か月が経った。男の子のお友達も女の子のお友達もたくさんでき、毎日楽しそうに過ごしていた。僕の自宅にも、何人か仲の良い友達が時々遊びに来るようになった。特に男の子は「健斗くん」、女の子は「果歩ちゃん」と仲がいいらしい。
そんなある日、綾に担任の村松先生から電話がかかってきた。村松先生は25歳の若さでとても美人で、児童に人気の先生だった。「あの、結絆ちゃんについてちょっとご相談したいことがあるんですが……大変申し上げにくいのですが、他の児童の保護者からクレームが多く入っていまして……」。その電話の言葉に、僕たちは胸騒ぎを覚えた。来週の火曜日の放課後、僕と綾は学校に呼び出しを食らった。
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火曜日。僕と綾は、学校に出向いた。応接室には、担任の村松先生と校長先生がすでに座っていた。挨拶もそこそこに、村松先生が話し始めた。「結絆ちゃんが、少し困ったことを他の児童に話していまして……。『赤ちゃんはどうやったらできるか知ってる?』とか、『男の子のおちんちんがどう』とか、『女の子にはおちんちんがなくて穴がある』とか、そんなことを言っているんです。言われた児童が自宅に帰って、そのことを保護者に話したみたいで、少し問題になっているんです。性教育は重要だとは思うのですが、学校にクレームがかなり来ておりまして。そこで、ご両親が結絆ちゃんにどのような性教育をされているのか、お伺いしたく、本日お越しいただきました」。
僕と綾は驚きを隠せず、「申し訳ありません。全く知りませんでした。結絆には自宅でよく聞いてみます」と答えるのが精一杯だった。そう言って僕たちは学校を後にした。
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その一件以来、以前はよく自宅に遊びに来ていた健斗くんと果歩ちゃんが、ぱったりと来なくなった。愛菜とさくらにも相談してみたが、明確な結論は出なかった。
ある夜、家族5人の夕食が済んだ後、僕たちは結絆に直接話を聞いてみることにした。
綾「結絆、最近、学校で何か困ってることない?」
結絆「何にもないよ」と、無邪気な返事。
綾「学校の先生に聞いたんだけど、お友達に男の子や女の子の大事な部分の話をしているの?」
結絆「うん、おちんちんやオマンコのこと?」と、結絆は平然と答えた。
愛菜が優しく諭すように言った。「オマンコはあんまりいい言葉じゃないよ、結絆」。
「えー、オマンコだめなの? お友達で言ってる子いるよ」と結絆。
綾「駄目じゃないけど、嫌に思う子もいるから、結絆は言わないほうがいいと思うよ」。
結絆「うん、おまたって言うね」と素直に頷いた。
しかし、結絆の言葉はさらに続いた。
「じゃあ、セックスってなに? 赤ちゃんは、男の子のおちんちんを女の子の穴に入れると生まれるんでしょ? 『せいし』とか『らんし』とか」。
「どこで知ったの!?」僕と綾は、あまりのことに目を丸くして驚いた。結絆はもう話に飽きてしまったようで、「もう眠いから寝るね」と言って寝室に向かってしまった。
「どこでセックスとか精子、卵子なんて言葉を覚えたんだろう?」僕は不思議に思った。その時、さくらが「もしかして……」と言って、綾の手元を見た。
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さくらが綾に言った。「ママのスマホ見せて」。
綾が「スマホ? スマホが何かある?」と尋ねながらさくらに手渡した。さくらが綾のスマホを手にとると、「やっぱり……」とうなずいた。さくらの周りにみんなが集まり、スマホを覗き込むと、スマホの検索履歴に「赤ちゃんはどうやったら生まれるの」「セックス」「精子」「卵子」「オマンコ」「エクスタシー」「フェラチオ」などの言葉がびっしりと入力されていた。
「なに!? これー!!」と綾が悲鳴のように叫んだ。
「たぶん、結絆だと思う。最近よくママのスマホいじってるよね」とさくら。
「でも、結絆に文字入力とかフリック入力できるとは思えないんだけど」と愛菜が疑問を呈した。 「音声入力だよ。最近ママ、音声入力で検索してるでしょ? しかも、ご丁寧に音声で答えてくれるから、たぶん結絆、それを見て真似したんだよ」と、さくらが推理を披露した。この事態に、どう対処すれば良いのか。家族全員が困惑の表情を浮かべた。
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2023年7月。父隼人43歳、母綾42歳、長女愛菜21歳大学4年生、次女さくら18歳大学1年生、三女結絆6歳小学1年生。夏休みが始まる前に、僕たちは再び結絆と向き合い、話し合った。 綾「結絆、最近ママのスマホ見てる?」。
結絆「うん、遊んでる」。
綾「スマホは色々な人と話せちゃうから、使う時はママと一緒に使おうね」。
結絆「うん、分かった」と素直に頷いた。
愛菜「男の子や女の子の体のことはとても大事だけど、お友達にはそれぞれのお友達のパパやママが教えてくれるから、結絆は心配いらないよ」。
さくら「小学校2年生になったら、学校で赤ちゃんのことは教えてくれるから、それまで待とうね」。
結絆「うん、分かった」と、再び素直な返事。
綾「オマンコは女の子の大事な部分を表す言葉だけど、やっぱり『おまた』って言おうね。嫌に思う人もいるからね」。
結絆「うん、おまたって言うね」。
これで何とか軌道修正できたか不安だったが、今回の件にひるむことなく、結絆にはきちんと性教育をしていきたいと改めて思った。嬉しいことに、夏休み中には健斗くんと果歩ちゃんが再び遊びに来るようになった。
松原隼人:1980年5月12日生まれ 1998年7月5日(18歳2か月)初体験 システムエンジニア 月収40-50万円 身長175cm
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松原 綾:1981年7月5日生まれ 1998年7月5日(17歳)初体験 桑都八王子東高校新体操部キャプテン イラストレーター ペンネーム
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松原
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松原さくら:2004年11月10日生まれ(次女)K大学医学部1年 新体操部 産婦人科医志望 身長155cm Bカップ 2020年3月(15歳)ファーストキス 2022年8月レイプ未遂被害 2023年6月(大学1年)から慎吾と交際
____________________________________________松原
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松原忠晴:1950年8月31日生まれ 2006年7月7日死去(55歳) 隼人と綾の父
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松原清美:1952年3月10日生まれ 2006年6月15日死去(54歳) 隼人と綾の母
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小川
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小川真一郎:1961年生まれ 結翔の父 区議会議員 子供の教育問題に取り組む文教委員 巨根
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小川由美子:1964年生まれ 結翔の母 専業主婦 フラワーアレンジメント教室を開いている
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杉浦慎吾:2003年生まれ K大学医学部2年 さくらの小論文の家庭教師 2023年6月(大学2年)からさくらと交際
____________________________________________田島
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吉田有紗:1964年生まれ 弁護士 K女子中学校高校出身 K女子高校同窓会長
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高畑みずき:1964年生まれ K女子高校養護教諭
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島田弥生:2023年当時40歳前後 産婦人科医師(A病院勤務) K大学医学部産婦人科所属
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____________________________________________鈴木
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山田美咲:綾の桑都八王子東高校の同級生 新体操部副キャプテン ケーキ作りが趣味
____________________________________________水野さん:2020年当時30歳くらい 綾のイラスト担当敏腕編集者