※この作品はR-18です。

青い蕾の誘惑  幼い少女のエロ短編集   作:みなぽん

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アパートの大家の娘 浦瀬花音 中学1年生

浦瀬花音は中学一年生だった。古びた木造アパートの廊下を、今日もスリッパの音を鳴らしながら歩いていく。目指す先は二〇三号室。売れない漫画家、井上純也の部屋だった。

 

「井上先生ー!」

 

ドアを叩くと、中から気の抜けた声が聞こえる。

 

「開いてるぞー」

 

花音は得意げな顔で部屋へ入った。

 

六畳一間の部屋には漫画原稿が散乱し、カップ麺の容器が積み上がっている。相変わらずひどい有様だった。

 

「またこんなに散らかして!」

 

「締め切り前だからなあ……」

 

純也は机に向かったまま振り返らない。

 

二十五歳。夢を追い続ける売れない漫画家。花音から見れば立派な大人なのに、なぜか放っておけない人だった。

 

「今日はね、卵焼き作ってきたの!」

 

タッパーを差し出す。

 

純也は一口食べて苦笑した。

 

「うん。焦げてるな」

 

「えへへ……」

 

「褒めてないぞ」

 

「でも全部食べるでしょ?」

 

「食べる」

 

その返事だけで花音の胸はぽかぽかと温かくなる。

 

学校の友達に話したことはない。自分だけの秘密だった。井上先生は自分の恋人なのだ。もちろん本人は認めていない。けれど花音の中ではそう決まっている。だから漫画が売れなくても応援するし、ご飯だって作る。大人になったら本当に結婚するつもりだった。

 

そんな小さな幸せが、ずっと続くと思っていた。

 

その日の夜までは。

 

居間から聞こえてきたのは、父親と母親の重い声だった。花音は何気なく襖の隙間から覗いた。父親の顔色は真っ青だった。

 

「駄目だった……」

 

掠れた声。

 

「会社、倒産だ」

 

母親が口を押さえる。

 

「そんな……」

 

「借金も残った。アパートも担保に入れてる」

 

花音は意味がよく分からなかった。だが次の言葉だけは理解できた。

 

「このアパートは銀行に取られる」

 

翌日。

 

花音は二〇三号室へ飛び込んだ。

 

「井上先生!」

 

「うおっ、どうした」

 

花音の目は真っ赤だった。昨夜からずっと泣いていたのだ。

 

「アパートなくなっちゃうかもしれない!」

 

「え?」

 

純也の手が止まる。

 

花音は震える声で事情を話した。会社の倒産。借金。差し押さえ。立ち退き。話しながらまた涙が溢れてくる。

 

「私たち、おうちなくなるかもしれない……」

 

その言葉に純也はしばらく黙っていた。

 

窓の外では古びたアパートが夕日に染まっている。壁は剥げているし、雨漏りもする。住人も少ない。世間から見れば価値のない建物かもしれない。けれど純也にとっては違った。初めて漫画家を目指した場所。何度も挫折しながら、それでも夢を諦めなかった場所。そして何より、毎日のように笑顔で訪ねてくる少女がいる場所だった。

 

「なあ、花音」

 

「なに……?」

 

「まだ決まったわけじゃないんだろ」

 

花音は小さく頷く。

 

「だったら最後まで諦めるな」

 

「でも……」

 

「大人ってのはな。意外としぶといんだ」

 

純也は笑った。

 

「俺もまだ漫画家諦めてないしな」

 

花音は涙を拭いた。その笑顔を見ると少しだけ安心できた。

 

だが純也は知らなかった。

 

翌週。出版社から一本の電話がかかってくることを。何年も描き続けてきた作品が編集長の目に留まり、連載候補として最終審査に進むことを。そしてその結果が、この古びたアパートと大家一家の運命を大きく変えることになるのだった。

 

純也の人生は、ある日を境に一変した。

 

編集部から連絡を受けた作品は連載が決まり、単行本化も決定した。さらに映像化企画まで動き始める。気が付けば通帳には、これまで見たこともない金額が振り込まれていた。何年も安いカップ麺で空腹を誤魔化しながら描き続けてきた青年は、ようやく夢を掴んだのだ。

 

アパートの住人たちも皆、自分のことのように喜んでくれた。

 

けれど一人だけ、心から笑えない少女がいた。

 

浦瀬花音だった。

 

連載決定の知らせを聞いた夜、花音は自分の部屋で泣いていた。

 

嬉しい。本当に嬉しい。ずっと応援してきた井上先生の夢が叶ったのだから。

 

それなのに胸が苦しかった。

 

成功した漫画家が、こんな古いアパートに住み続けるはずがない。きっともっと立派なマンションへ引っ越す。そして自分たちはアパートを失う。父の実家へ移ることになる。そうなれば、もう会えなくなる。毎日のように二〇三号室へ通うこともできなくなる。

 

数日後。

 

花音は朝から台所に立っていた。

 

最後になるかもしれない料理を作るためだった。

 

卵焼きは少し焦げた。味噌汁は少し薄かった。けれど彼女なりに一生懸命作った。

 

完成した料理を持って、二〇三号室へ向かう。

 

「井上先生」

 

「おう、花音」

 

純也は以前と変わらない笑顔で迎えてくれた。

 

二人は狭い部屋で向かい合って食事をした。窓から夕日が差し込んでいる。何気ない時間だった。けれど花音には、そのすべてが特別に思えた。

 

「おいしいぞ」

 

「ほんと?」

 

「卵焼きが前より上手くなった」

 

「少し焦げてるよ」

 

「花音の卵焼きはそれでいいんだ」

 

その言葉を聞いた瞬間だった。

 

ぽろり、と涙が落ちた。

 

「花音?」

 

止まらなかった。次から次へと涙が溢れてくる。

 

「ごめんなさい……」

 

声が震える。

 

「私ね……」

 

必死に言葉を続ける。

 

「先生、成功してよかった……」

 

涙が机に落ちた。

 

「でも寂しいの……」

 

純也は何も言わずに聞いていた。

 

「先生は引っ越すよね……」

 

花音は唇を噛む。

 

「私たちもいなくなるし……」

 

そして小さく笑った。

 

「だから今日、お別れ言いに来たの」

 

部屋の中が静かになる。

 

純也はしばらく黙っていた。やがて立ち上がり、本棚から一冊のファイルを持ってくる。

 

「花音」

 

少女が顔を上げる。

 

「俺が漫画家を辞めなかった理由、知ってるか?」

 

首を横に振る。

 

「毎日誰かが応援してくれたからだ」

 

純也は優しく笑った。

 

「連載が決まらなくても、『先生なら絶対売れる』って言ってくれる奴がいた」

 

花音の目が潤む。

 

「だからな」

 

純也は真っ直ぐ彼女を見た。

 

「今回の金で最初にやることは決めてある」

 

「え?」

 

「アパートを買い戻す」

 

花音は言葉を失った。

 

「え……?」

 

「銀行とも弁護士とも話した」

 

純也は照れ臭そうに頭を掻く。

 

「今回もらった報酬、ほとんど全部つぎ込むつもりだ」

 

花音は目を見開いた。

 

「私たちのために……?」

 

「違う」

 

純也は笑った。

 

「俺自身のためだ」

 

窓の外に見える古いアパートを眺める。

 

「ここは俺の人生が始まった場所だからな」

 

そして続けた。

 

「花音がいた場所でもある」

 

少女の目から再び涙が溢れた。

 

「それともう一つ」

 

純也は真面目な顔になる。

 

「今のお前はまだ中学生だ」

 

花音はこくりと頷く。

 

「だから今すぐ返事はいらない」

 

静かな声だった。

 

「でも約束してほしい」

 

「約束……?」

 

純也は少し照れながら笑った。

 

「大人になったら、俺の嫁さんになってくれ」

 

花音の思考が止まった。

 

「え……」

 

「その時、お前が別の誰かを好きになってたら仕方ない。でも、もしその時も俺を好きでいてくれるなら」

 

純也は優しく頭を撫でた。

 

「迎えに行く」

 

夕日が部屋を赤く染める。

 

花音は泣きながら笑った。

「お兄ちゃん大好き❤️お願い花音を不安にさせないで、私の気持ちは何年経ったって変わらないよ。でもお兄ちゃんはどんどん有名になって、そしたらもっと綺麗な女の子たちが、お兄ちゃんのそばに寄ってきて、私なんか忘れられちゃうかもしれない。」

花音は純也に抱きつきキスを求める

花音の唇が熱を帯びている。

純也はゆっくりと背中に腕を回した。

「忘れるもんか」

低く呟いた声に、花音の身体がわずかに震える。

「約束するよ」

「……ほんと?」

「キスして!」

純也は花音の小さな体をそっと抱きしめた。腕の中の彼女は驚くほど華奢で、まるで壊れてしまいそうだった。中学生らしい制服の下から、ほのかに石鹸の香りがする。古びたアパートの一室で、二人きりの時間がゆっくりと流れていく。

 

「花音……」

 

純也の声は少し掠れていた。

 

花音は潤んだ瞳で純也を見上げる。その眼差しは幼いながらも、どこか切ないほどの熱を帯びていた。純也は自分の心臓の鼓動が早まるのを感じた。二十五歳の大人として、この感情はきっと抑えるべきものなのだろう。けれどこの少女がくれる無償の応援と、焦げた卵焼きと、毎日の「先生」という声が、自分の何年もの孤独を埋めてくれたのも事実だった。

「お兄ちゃん、花音、もっとお兄ちゃんが欲しいよ」

彼女の手が彼のズボンに伸びた。純也の股間はジーンズの上からわかるほど勃起していた。彼が長らく秘めてきた少女への思いは、彼の体が何よりも雄弁に物語っていた。

花音の小さな手は慣れない手付きで純也のズボンを脱がせると、パンツの上から彼の性器を握った。純也は「うっ……」と声を漏らした。パンツ越しに感じる彼女の体温と柔らかな掌の感触。それは今まで感じたどんな快感よりも強烈だった。

「おい花音、これ以上したら、俺やばいよ。」

彼は思わず腰を引いた。これ以上刺激されると理性が吹き飛んでしまいそうだった。

しかし花音は逃さないというように強く握りしめてきた。

その力加減の甘さが逆に心地よい。

彼女の細い指先が布越しに敏感な部分を擦り上げるたびに全身に電流のような快感が走った。同時に罪悪感にも似た感情が込み上げてくる。

自分はこんな幼い子供に欲情しているのか?

だが同時に確信していたこともある。

自分は間違いなくこの少女を求めているということだ。

「お兄ちゃんも触って!」花音は彼女の小さな胸を彼の手に握らせた。服の上からもわかる。かわいい膨らみ、そして柔らかさ。それが何を意味するか分からないほど愚かではないはずなのに……。

「あぁ……」

「花音のおっぱいどう?気持ちいい?」

花音は喘いだ。「お兄ちゃんもっと強く揉んでいいんだよ!」

彼はゆっくりと手を動かしていく。そのたびに甘い吐息が漏れた。

「あんっ……そこぉ……恥ずかしいぃ!!」

彼女は幼いながら発情していた。その姿を見てさらに興奮してしまう自分が憎かった。でももう止められない。

(もうダメだ……)

純也は我慢の限界を迎えた。ズボンを脱いで下半身裸になる。

花音は目を丸くするが嫌がる素振りはなかった。

それどころか期待に満ちた表情を見せているではないか!?

(なんて可愛いんだろう)

そう思った瞬間理性の糸が切れた。

本能の赴くまま彼女のスカートの中に手を入れパンツ越しに割れ目に触れるとそこは既に湿っていた

「お兄ちゃん❤️」

そのまま上下に動かすと徐々に滑りが良くなってくるのが分かった。

それに比例して少女の呼吸も荒くなっていく。

「お兄ちゃん 花音、変になる、ふぅ〜〜っ♡」

花音の口から甘い声が出るたびにこちらの欲望も高まっていく。

 

 

純也の指が、花音の制服のボタンを一つ一つ外していく。

 

「いいのか……?」

 

花音は真っ赤な顔で頷いた。

 

「お兄ちゃんに触ってほしいの……」

 

純也はゆっくりと花音のブラウスを脱がせた。露わになる白い肌。まだ幼さの残る鎖骨のライン。淡いピンクの下着に包まれた小さな膨らみ。

 

「綺麗だ……」

 

思わず漏れた言葉に、花音は恥ずかしそうに身を捩った。

 

純也は彼女の肩にそっとキスを落とす。花音の身体がびくりと震えた。そのまま首筋へ、鎖骨へと唇を這わせていく。

 

「あっ……」

 

花音の口から甘い吐息が漏れた。

 

純也は片手を彼女の背中に回し、ブラのホックを外した。露わになる小さな胸の頂きを見つめる。

 

「恥ずかしいよぉ……」

 

花音が両腕で隠そうとするのを、純也は優しく制した。

 

「見せて……綺麗だよ、花音」

 

「でも……」

 

花音の腕が下ろされた瞬間、純也はその小さな蕾に唇を寄せた。

 

「あんっ!」

 

花音の背中が弓なりに反る。純也の舌が優しく転がすように動くたび、彼女の身体は甘く震えた。

 

「お兄ちゃん……なにか、変な感じ……」

 

指先で反対側の頂きをそっと撫でると、花音はシーツをぎゅっと掴んだ。

 

純也の手は彼女のスカートへと伸びる。ウエストのボタンを外し、ゆっくりと下ろしていく。露わになる太もも。まだ細く、触れれば折れてしまいそうなほど繊細なライン。

 

「怖くないか?」

 

純也が尋ねると、花音は潤んだ瞳で首を振った。

 

「お兄ちゃんだから……怖くないの」

 

その言葉が純也の心を熱くする。

 

彼は花音の最後の一枚に手をかけた。小さな花柄のショーツ。それをゆっくりと下ろしていく。

 

「あ……」

 

花音の秘められた場所が露わになる。薄く産毛の生えた、まだ幼い割れ目。

 

「お兄ちゃんに見られてる……」

 

花音は恥ずかしさで消え入りそうな声を出した。

 

「綺麗だよ、花音。全部綺麗だ」

 

純也はそう囁きながら、指先でそっとその割れ目に触れた。すでに十分に濡れている。

 

「もう濡れてる……」

 

「だって、お兄ちゃんのこと考えたら……」

 

花音は真っ赤になりながら告げた。

 

純也の胸に熱いものが込み上げる。長い間、誰にも愛されず、漫画だけを支えに生きてきた自分の人生に、こんなにも真っ直ぐな愛をくれる少女が現れるなんて。

 

「花音……」

 

純也は彼女の額にキスをした。

 

「俺も、ずっとお前のことが好きだった」

 

花音の目に涙が浮かぶ。

 

「ほんと……?」

 

「ああ。毎日来てくれるのが、どんなに嬉しかったか。でもお前はまだ子供だから、ずっと自分の気持ちに蓋をしてた」

 

純也は苦笑する。

 

「かっこ悪いだろ?」

 

花音は激しく首を振った。

 

「ううん。嬉しい……すごく嬉しいよ、お兄ちゃん」

 

「んっ……あぁ……」

 

純也の唇が花音の内側の太ももに触れる。柔らかな肌の感触。少女の甘い匂いが彼を誘惑する。

 

「お兄ちゃん……そこ……」

 

花音の声は震えていた。期待と羞恥が入り混じったような。

 

「リラックスして。気持ちよくしてやるから」

 

純也はそう囁くと、花音の足を少し開かせ、その中心に顔を埋めた。

 

「ひゃっ!?」

 

舌先が花弁に触れた瞬間、花音の腰が跳ねた。

 

「あっ、あっ……だめぇ……」

 

言葉とは裏腹に、花音の身体は快楽を貪っていた。純也の舌は優しく、しかし確信に満ちた動きで花音の割れ目を上下になぞる。濡れた粘膜が舌に絡みつき、愛液が口の中に広がった。

 

「んっ……はぁ……おにいちゃ……ん…」

 

花音の声が甘く濁っていく。純也は舌先を少し硬くして、敏感な突起を転がすように愛撫した。

 

「あんっ!そこっ……変になるっ……!」

 

花音はシーツを強く握りしめ、背中を反らせる。

頭の中が真っ白になっていく感覚。これが何なのか分からないけれど、止めてほしくないという本能的な欲求が彼女を支配していく。

 

「お兄ちゃん……お兄ちゃん……っ!」

 

純也は舌の動きを速めた。同時に指先をそっと秘口に添える。拒絶はない。むしろ、自ら求めるように花音の腰が揺れた。

 

指を少しだけ中に滑り込ませながら、舌で突起を吸い上げる。

 

「ああっ!ああっ!あっ……あぁぁぁっ!!」

 

花音の身体が大きく弓なりに反り返った。痙攣するような波が下腹から全身へと駆け抜けていく。

 

「いくっ……いくぅっ……!んあぁぁぁっ!!」

 

悲鳴にも似た甘い絶叫が部屋に響き渡る。花音の秘部から大量の愛液が溢れ出し、純也の顔を濡らした。

 

ビクビクと震える花音の身体。純也は唇を離し、荒い息をつく彼女の額にそっとキスを落とした。

 

「花音……」

 

「はぁ……はぁ……おにい……ちゃん……」

 

花音は涙目で純也を見上げる。達したばかりの顔は紅潮し、恍惚とした表情を浮かべていた。

 

「すごい……なんか、飛んじゃった……」

 

花音は夢見心地で呟いた。

 

「気持ちよかったか?」

 

「うん……すごく……」

 

花音は恥ずかしそうに微笑み、純也の首に腕を回した。

「大好き……お兄ちゃん…お願い 花音をお兄ちゃんの女にして…」

 

花音の言葉に、純也の心臓が大きく跳ねた。

 

「花音……本気か?」

 

花音は潤んだ瞳で純也を見つめ、こくりと頷いた。

 

「花音、ずっとお兄ちゃんのことが好きだったの。お兄ちゃん以外の人なんて考えられない。だから……」

 

彼女の手が純也の熱く昂ぶったものにそっと触れる。

 

「お兄ちゃんの一番になりたいの」

 

純也はしばらく花音の瞳を見つめていたが、やがて静かに頷いた。

 

 

「痛いかもしれないぞ」

 

「平気……お兄ちゃんなら」

 

純也は花音の体をそっとシーツに横たえ、彼女の上に覆いかぶさった。自分の昂ぶりを彼女の入り口にあてがう。先端に触れただけで、そこは熱く濡れそぼっていた。

 

「いくぞ……」

 

花音はぎゅっと目を閉じた。

 

純也は腰をゆっくりと進めていく。しかし、その先端が少し入ったところで、花音の顔が歪んだ。

 

「痛っ……!」

 

「大丈夫か?」

 

「だいじょうぶ……ちょっとだけ……お兄ちゃん、続けて……」

 

花音は必死に痛みに耐えながら微笑んだ。その健気な姿に純也の胸は締め付けられる。

 

「力抜いて。ゆっくり息をして」

 

純也は優しく声をかけながら、少しずつ腰を進めていく。やがて破瓜を迎える瞬間、花音は小さく悲鳴をあげ、純也の背中に爪を立てた。

 

「あっ……!うぅ……」

 

花音の目から涙がこぼれた。

 

純也は動きを止め、花音の涙をそっと舐めとった。

 

「よく頑張ったな。偉いぞ、花音」

 

「お兄ちゃん……花音、ちゃんとお兄ちゃんの女の子になれた?」

 

花音は涙を浮かべながらも、微笑んだ。

 

「ああ。花音は俺の、一番大切な女の子だ」

 

純也はそう囁くと、花音が痛みに慣れるのを待ってから、ゆっくりと腰を動かし始めた。最初は浅く、少しずつ。次第に花音の口からは痛みではなく、甘い吐息が漏れ始める。

 

「あっ……あっ……お兄ちゃん……なんか、さっきと違う……」

 

花音の声が甘く蕩けていく。純也もまた、花音の狹く温かい体内の感覚に、理性を保つのがやっとだった。

 

「花音……動くぞ」

 

純也の動きが徐々に速くなる。古いアパートの部屋に、二人の荒い息遣いと肌がぶつかる音が小さく響く。

 

「あんっ!あんっ!おにいちゃんっ!花音、また変になるっ……!」

 

「俺も……もう……」

 

「一緒がいい!お兄ちゃんと一緒がいいの!」

 

花音が脚を純也の腰に絡める。その動きに導かれるように、純也は最奥まで自分を埋め込んだ。そして。

 

「花音っ!」

 

「お兄ちゃんっ!」

 

同時に絶頂を迎えた二人。純也の熱い迸りを胎内に感じながら、花音は強く純也を抱きしめた。全身が痙攣するほどの快感に、意識が白く弾ける。

 

しばらくして、純也は花音から身体を離すと、そっと彼女を抱きしめた。

 

「痛かったか?」

 

花音は首を横に振り、純也の胸に顔を埋めた。

 

「ちょっとだけ……でも嬉しい。花音、本当にお兄ちゃんの女の子になれたんだね」

 

純也は花音の髪を優しく撫でながら、もう一度誓った。

 

「待ってるからな。大人になるまで」

 

 

「そしたら必ず、迎えに行く」

 

花音は泣きそうな笑顔で、何度も頷いた。

 

「約束だよ。お兄ちゃん」

 

「ああ、約束だ」

 

窓の外では、古びたアパートを夕日が包み込んでいた。その部屋には小さな少女の純粋な愛と、大人の男の真摯な誓いが満ちていた。そしてこのアパートは、これからもずっと彼らの大切な場所であり続ける。

二人の愛が始まった、かけがえのない場所として。

 

⭐️エピローグ

それから五年が経った。

 

古びたアパートは今も変わらずそこにあった。ただし持ち主は浦瀬から井上に変わっている。壁は塗り替えられ、雨漏りも直された。住人も少し増えた。

 

二〇三号室は今も純也の仕事部屋として使われている。人気漫画家になっても、彼はここを離れなかった。ここが自分の原点だからだと笑う。

 

「お兄ちゃーん!」

 

声とともに、軽やかな足音が廊下を渡ってくる。

 

ドアを開けると、そこには十九歳になった花音が立っていた。高校の制服はもうない。かわりにシンプルなワンピースを着て、左手の薬指には小さな指輪が輝いている。

 

「卵焼き、また少し焦げちゃった」

 

花音は照れ笑いしながらタッパーを差し出した。

 

「いいんだ。花音の卵焼きはそれでいいんだよ」

 

純也が受け取ると、花音は嬉しそうに彼の隣に座る。

 

「ねえ、知ってる?このあいだ隣の奥さんに言われたの。『井上先生は奥さんに甘すぎる』って」

 

「甘くて結構だろ」

 

純也は卵焼きを口に運びながら笑う。

 

「俺は世界で一番可愛い女房に毎日飯を作ってもらえる男なんだからな」

 

花音は顔を真っ赤にして純也の肩に頭を預けた。

 

「お兄ちゃん、あの時約束してくれてありがとう」

 

「どの約束だ?」

 

「アパートを残してくれたこと。それから……」

 

花音は顔を上げ、純也の目をまっすぐに見つめる。

 

「大人になるまで待っててくれたこと」

 

純也は優しく花音の頭を撫でた。

 

「待った甲斐があったよ」

 

窓の外では、変わらぬ夕日がアパートを赤く染めている。

 

二人の新しい部屋は少しだけ広い一〇一号室だ。けれど今もこうして、仕事が終わるとこの二〇三号室で向かい合う。漫画原稿に囲まれた、思い出の詰まったこの部屋で。

 

「明日も卵焼き作ってきていい?」

 

「ああ。でもたまには違うものも食いたいな」

 

「えー、何がいい?」

 

「そうだな……焦げてない卵焼き」

 

「むー!わざとだもん!」

 

花音が頬を膨らませる。そんな仕草さえ愛おしくて、純也は思わず笑った。

 

「冗談だ。花音の卵焼きが一番うまい」

 

「ほんと?」

 

「本当だ。世界一だ」

 

花音は嬉しそうに微笑み、純也の肩によりかかった。

 

 

満月が古びたアパートを銀色に染める夜だった。

 

一〇一号室の寝室。かつて中学生だった少女は、今や十九歳の若妻になっていた。しかしその肢体は、彼が覚えているあの頃とほとんど変わっていない。

 

「やっぱり……まだ小さいままだよね……」

 

花音はバスローブの前を少し開き、自分の胸元を見下ろして恥ずかしそうに呟いた。小さな膨らみは淡い桃色の頂きとともに、五年経っても少女のままだった。

 

「何言ってるんだ」

 

純也はベッドに腰掛ける花音の前に膝をつくと、その細い腰に手を回した。

 

「花音は花音だ。俺が一番愛してる女だ」

 

「でも……同期の子たちはみんなもっと大きくて……」

 

「そんなの関係ない」

 

純也はローブの紐をほどきながら、花音の鎖骨に唇を落とす。彼女の身体が微かに震えた。

 

「あっ……」

 

「花音のここも、ここも……全部好きだ」

 

指先が露わになった小さな胸の頂きに触れる。途端に花音の口から甘い吐息が漏れた。

 

「お兄ちゃんの手……あったかい……」

 

純也はゆっくりとその小さな蕾を指の腹で転がす。幼い胸は彼の掌にすっぽりと収まり、その感触は昔のままだった。だがそこから漏れる声は、もう少女のものではない。

 

「んっ……あぁ……」

 

花音は純也の首に腕を回し、自ら胸を押し付けるように身体を寄せた。

 

「お兄ちゃん……もっと……」

 

「欲しがりになったな」

 

純也は笑いながら、舌先で片方の頂きをなぞった。

 

「ひゃぁんっ!」

 

花音の背中が弓なりに反る。小さな胸の感度は五年前より遥かに高まっていた。純也が吸い上げるたび、彼女の内腿がすり合わさる。

 

「んあっ……あっ……お兄ちゃん、そこばっかり……」

 

「嫌か?」

 

「嫌じゃない……もっとしてほしいの……」

 

花音は潤んだ瞳で純也を見つめた。その瞳にはもう、あの頃の幼い躊躇いはない。

 

純也は花音の身体をそっとベッドに横たえる。月明かりに照らされた白い肌。華奢な鎖骨。小さな胸。細い腰。全てが彼の記憶の中の少女のままだ。しかしその目に宿る熱は、まぎれもなく彼を愛する女のものだった。

 

「綺麗だ、花音」

 

「恥ずかしいよ……そんなに見つめないで……」

 

花音が腕で顔を隠す。純也はその腕をそっと外し、指を絡ませた。

 

「隠すな。全部見せてくれ」

 

「……お兄ちゃんのえっち」

 

花音は真っ赤になりながらも、素直に身体を開いた。

 

純也はその細い身体に唇を這わせていく。首筋、鎖骨、胸の谷間、へそ、そして下腹部へ。

 

「あっ……もう、そこ……」

 

花音の声が甘く震える。純也の手が最後の一枚、小さなレースのショーツにかかった。

 

「濡れてるな」

 

布越しでもわかるほど、そこは熱く湿っていた。

 

「だって……今日はちゃんとお兄ちゃんとできるって思ったら……その……」

 

花音は恥ずかしそうに視線を逸らす。純也の胸に愛しさが込み上げた。

 

ショーツを脱がせると、そこには薄い産毛に覆われた、彼の記憶にあるままの秘部があった。しかしほんのりと赤く充血し、とろりと愛液が溢れている様子は、もう子供のものではない。

 

「綺麗だよ」

 

純也はそう呟くと、顔を埋めた。

 

「あぁっ!」

 

舌が秘裂をなぞる。その感触に花音の腰が跳ねた。

 

「おにいちゃん……っ」

 

純也の舌はゆっくりと、しかし確実に花音の敏感な場所を攻めていく。割れ目を上下に舐め上げ、時折敏感な突起を吸い上げる。

 

「あっ!あっ!そこ……っ!」

 

花音の手が純也の髪をぐしゃぐしゃと掴む。脚が震え、甘い声が途切れなく漏れ続ける。

 

「お兄ちゃん……だめ……イッちゃ……あぁっ!」

 

舌がぬめる音と花音の嬌声が部屋に響く。純也は指を一本、ゆっくりと彼女の中に差し入れた。

 

「ひゃんっ!」

 

狹い内部は熱く、指を締め付けるように蠢いている。純也は舌で突起を愛撫しながら、指をゆっくりと動かした。

 

「あっあっあっ!やだやだ、おかしくな……あぁぁっ!!」

 

花音の身体が大きく仰け反り、内壁が激しく痙攣した。達した瞬間、彼女の秘部から愛液が溢れ出し、純也の手を濡らす。

 

「はぁ……はぁ……お兄ちゃん……」

 

花音は涙目で純也を見上げる。その顔は快楽に蕩けきっていた。

 

「気持ちよかったか?」

 

「うん……でも……」

 

花音は純也のまだ硬く昂ぶったものに手を伸ばした。

 

「お兄ちゃんのが欲しいの……」

 

小さな手で包み込むように握り、花音は恥ずかしそうに言った。

 

「花音の中に入れて……」

 

純也の理性が吹き飛びそうになる。彼は花音の脚をそっと開かせ、自分の昂ぶりを彼女の入り口にあてがった。

 

「いくぞ」

 

「うん……きて……お兄ちゃん……」

 

純也は腰をゆっくりと沈めていく。まだ狹い彼女の内部を、少しずつ押し広げながら。

 

「あぁっ……お兄ちゃん……大きい……」

 

花音はシーツを握りしめながら、必死に純也を受け入れていく。

 

「苦しいか?」

 

「ううん……花音、嬉しいの……お兄ちゃんが花音の中にいる……」

 

花音の目から一筋の涙がこぼれた。それは痛みではなく、幸福の涙だった。

 

「花音……」

 

純也が最奥まで自分を収めると、花音は震える声で囁いた。

 

「動いていいよ……花音のこと、いっぱい感じて……」

 

純也はゆっくりと腰を動かし始める。古いアパートに、二人の吐息と肌がぶつかる音が小さく響いた。

 

「あっ……あっ……お兄ちゃん……すごい……花音の中、いっぱい……」

 

花音は純也の首に腕を回し、小さな胸を彼の胸板に押し付ける。その可愛らしい仕草に純也はさらに興奮した。

 

「花音……好きだ……」

 

「あぁっ!そこ……そこ当たると……あぁんっ!」

 

純也の動きが徐々に速くなる。華奢な花音の身体が、彼の突き上げるたびに揺れた。

 

「お兄ちゃん……花音、またイッちゃう……」

 

「俺も……もう……」

 

「一緒に……一緒にイきたいの!!」

 

花音が脚を純也の腰に強く絡める。そのまま彼女の内壁がぎゅうっと締まった。

 

「イクッ……あぁぁっ!!」

 

花音の身体が大きく跳ねる。その締め付けに導かれるように、純也も最奥で熱い迸りを放った。

 

「花音っ!」

 

「あぁぁぁ……お兄ちゃんの……花音の中にいっぱい……」

 

胎内に広がる熱を感じながら、花音は涙を流して微笑んだ。

 

純也はしばらく花音の中に留まったまま、荒い息を整えた。そしてそっと身を離すと、汗ばんだ花音の額にキスをした。

 

「愛してる、花音」

 

「花音も……お兄ちゃんのこと、世界中で一番大好き」

 

花音は純也の胸に顔を埋め、幸せそうに目を閉じた。

 

窓の外では、満月が変わらぬ優しい光で、古いアパートとその中の愛し合う二人を照らしていた。

 

「ねえ、お兄ちゃん」

 

「ん?」

 

「明日も卵焼き、作ってあげるね」

 

「楽しみにしてる」

 

「少し焦げちゃうかもだけど」

 

「それでいい。花音の卵焼きが、俺には一番うまいんだ」

 

花音は嬉しそうに笑い、純也の胸にさらに深くもぐりこんだ。

 

小さな胸も、幼い肢体も、焦げた卵焼きも、全てが彼らの愛の形だった。

 

誰にも真似できない、二人だけの幸せの形が、今夜もこのアパートで優しく息づいている。

 

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