プロローグ 陽だまりの罠
学校に行かなくなって一週間が過ぎた頃、私は平日の昼間に自分がどこに所属していない人間であることを、痛いほど自覚するようになっていた。
朝、母が出勤していく玄関のドアが閉まる音。それが合図のように、家の中はシンと静まり返る。テレビの笑い声も、学校のチャイムも、友達の声もここにはない。ただ、時計の針が進む音だけが、無機質に時間を刻んでいた。
最初はそれが心地よかった。誰の目も気にしなくていい、嫌な給食を食べなくていい、体育の着替えで自分の貧相な体を隠さなくていい。けれど、数日もするとその静寂は綿のように重く、私の胸を圧迫し始めた。部屋の隅にうずくまり、膝を抱えていても、不安ばかりが膨らんでいく。
外に出よう。そう思ったのは、むしろその閉塞感から逃げ出したかったからだ。
ランドセルは部屋の隅に追いやったまま、私は小さな財布だけを持って家を出た。平日の午前中の商店街は、どこか欠落している。活気があるのは主婦たちだけで、学生服や制服の姿はない。私はその隙間を、迷子のようにふらふらと歩いていた。
「おや、未唯ちゃん。今日は学校は?」
声をかけられたのは、古い煙草の自動販売機が唸る路地裏だった。振り向くと、近所の酒屋の田所おじさんが、店先のパイプ椅子に腰掛けていた。だぶだぶの作業着を着た、いつも笑っているおじさん。酒を買いに来た母の後ろで、おじさんはいつも飴をくれた。
「……行ってないの」
視線を落として呟くと、おじさんは「ふぅん」と短く息を吐き、追及してこなかった。ただ、日差しを避けるため店の中へと続く薄暗い屋内を顎でしゃくった。
「暑いだろう。お茶でも飲むかい?」
その言葉は、まるで私が期待していた救いのように響いた。学校に行っていない罪悪感を責められない安堵感。優しく手招かれるまま、私はおじさんの家の中へと足を踏み入れた。
酒の匂いと、微かな黴の匂い。外の眩しい光が遮断された薄暗い空間。クーラーの低い駆動音だけが響いている。そこは、世界から切り離された秘密基地のように思えた。
出された冷たい麦茶を飲み干すと、喉の奥に詰まっていた何かが溶けていくようだった。おじさんは向かいの座椅子に座り、私が落ち着くのを待つように、ゆっくりと煙草を燻らせている。煙の向こうのおじさんの目は、いつもと同じ温かい光を湛えているはずなのに、どこか私の内側を探るような深い色をしていることに、私は気づかなかった。
「未唯ちゃんは、えらいね」
ぽつりと、おじさんが言った。
「えらい?」
「ああ。無理して嫌な場所に行かなくてもいいんだよ。ここなら、誰にも邪魔されないからね」
優しい声。染み入るような言葉。学校という巨大な怪物に怯えていた私にとって、それは心地よい魔除けのように思えた。
おじさんは静かに席を立ち、私の隣に腰を下ろした。大きな手が、無造作に私の頭に置かれる。その温かさに、私は無意識に目を細めた。
「おじさんは、未唯ちゃんの味方だよ」
頭を撫でる手が、ゆっくりと首筋へ、そして細い肩へと滑り落ちてくる。その指先が私の肌を掠めるたび、微かな電流が走るような感覚に陥った。不思議な感覚。気持ちいいような、少しだけ怖いような。
「……おじさん」
「なんだい?」
「私、学校、行かなくていいの?」
「行かなくていいよ。ここで、おじさんと一緒にいれば」
その言葉と共に、おじさんの顔が近づいてきた。煙草と薄荷の匂い。私の視界を、おじさんの顔が埋め尽くす。初めて感じる大人の男の圧力。逃げ場のない距離。
「ねぇ、未唯ちゃん。おじさんに、君の大事なところを見せてごらん」
囁かれた言葉は、甘く、そして絶対的な命令のように響いた。
私は、一瞬だけ躊躇った。けれど、この人だけが私の逃げ場を与えてくれたという事実が、抵抗する理由を塗り潰していく。薄暗い部屋の空気は重く、私の意思を鈍らせていた。
言われるがまま、私は立ち上がり、スカートの裾に手をかけた。
ゆっくりと、布地を捲り上げる。白い細い足が露わになり、次に、今日履いてきた白いパンティーが、おじさんの視界に晒される。
熱っぽい息遣い。ニヤリと笑みを浮かべた優しいおじさんの顔が、欲に歪んでいくのを私は見た。獣になる気配。それなのに、私は逃げ出すことができなかった。ただ、スカートを握りしめたまま、おじさんの次の言葉を待っていた。
「さぁ未唯ちゃん、おじさんに君の大事なところを見せてごらん。」薄暗いおじさんの家の中で私はスカートをたくしあげる。細い足と白いパンティーを近所の酒屋のおじさんの前に晒した。
熱い息遣い、興奮した目、優しいおじさんの獣になる気配。おじさんは私のパンティーの上から触りながら匂いを嗅ぐ。
「ああいい匂いだよ未唯ちゃん。おじさんもう我慢できないよ」
おじさんは私のパンティーを下ろす。そして私のワレメに顔を突っ込んだ。「ひゃう!!」突然のことで変な声が出る。
おじさんは夢中になって私のアソコに舌を這わせる。「はぅ!?うくぅ、ああ!ひぃやぁ!」
「未唯ちゃんのおまんこは美味しいね。未唯ちゃんのお汁もすごくおいしいよ。もっと飲ませてごらん」そう言ってさらに激しく舐め回してくる。
「いやぁ……!ダメぇ……汚いですぅ……」
涙目で首を振る私を無視しておじさんは執拗に責め立てる。溢れる蜜液を一滴残らず啜り取りながら陰核へも容赦なく刺激を与えていく。
「ああああっ!!そこぉ……弱いんですぅ……」
あまりの快感に腰が砕けてしまいそうになり必死に耐えていると今度は指先を使って膣内まで侵入してきた。グチュリという音と共に異物感が広がるがそれ以上に強い快楽が襲ってくる。
「ふむぅ……ここはどうかな?」
肉壁越しに押し当てられる圧迫感に全身が痙攣してしまう。初めて経験する未知の世界に戸惑いつつも身体は正直だった。どんどん高まっていく性感に頭が真っ白になり何も考えられなくなる。
「お願いしますぅ……許してくださいぃ……」
懇願する声にも耳を貸さず一心不乱におじさんは愛撫を続けた。そして遂には限界を迎える時が来た。
「イクゥウウッ!!!!」
絶頂を迎えた瞬間大量の愛液が吹き出し床一面に飛び散った。放心状態となった私の姿を見て満足げなおじさんはニヤリと笑みを浮かべた。
「どうだい未唯ちゃん?気持ちよかったかい?」
おじさんは優しく私の割れ目を触り、未熟な乳首にしゃぶりついてくる。
「あうぅぅ・・・」
甘い吐息を漏らしながらされるがままになる私。
「ああ、未唯ちゃんの乳首はピンク色で可愛いね。おじさんがたっぷり可愛がってあげようね」
おじさんは私の小さな胸の先端を舌先でチロチロと舐めながら、もう片方は指の腹で優しく円を描くようにマッサージする。
「あっ……あぁ……そこ、気持ちいいです」
思わず声が漏れてしまう。最初はくすぐったかったのに、だんだんと気持ちよくなってきて、身体中がぽかぽかしてきた。
「未唯ちゃん、乳首だけで感じちゃうんだね。ほら、こっちも舐めてあげる」
おじさんは交互に左右の乳首を口に含み、時々軽く歯を立てたり、強く吸い上げたりする。その度に私の身体はビクンと跳ねて、またアソコがまた熱くなってきた。
「もっとしてください……」
気がつくと、そんなおねだりをしている自分がいた。
そして、小さな手はおじさんが大きく勃起したおちんちんを掴む。
布越しに感じるビクビクと脈打つ男の剛直
おじさんはゆっくりとズボンを脱ぎ捨てた。ぶるんと揺れながら現れたそれは、今まで見たこともないような禍々しい形をしていた。赤黒く腫れ上がり、脈打ちながら天井に向かってそそり立っている。
「これが……おじさんの……?」
息が詰まりそうだった。怖い。こんな巨大なものを受け入れることが出来るとは到底思えない。自分の小さくて狭い入口を思い描くと、その落差に眩暈がした。
「大丈夫だよ未唯ちゃん。優しくしてあげるから。まずは見てごらん」
おじさんの低い囁きが耳元で響く。恐怖で足が竦むのに、なぜか目が逸らせない。
「うぅ……」
喉の奥で呻きながら、私はその屹立を見つめた。熱を持った肉の塊が呼吸に合わせて微かに上下している。先端からは透明な雫が滲み出して糸を引いているのが分かった。それが何なのかは知っているけれど、実際に目の当たりにするとあまりにも生々しくて息苦しさを感じるほどだった。
でも同時に――妙な高揚感があった。
さっきまでおじさんに舐め回されていた部分がまたじわりと湿り気を取り戻し始めている。
あんなものを挿入されたらきっと痛くて苦しいだけだろうと思いながらも、同時に何か言い知れぬ予感めいたものを感じていたのだ。
「こんなの……無理……」
掠れた声で呟くとおじさんは微笑んで言った。
「最初はみんなそうだよ。でも心配しないで
「いくよ、未唯ちゃん」
おじさんの重い身体が覆いかぶさり、熱い先端が濡れた割れ目に押し当てられる。その圧倒的な熱量と硬さに、びくんと身体が跳ねた。
「いやっ……待って……!」
拒絶の声は届かず、太い楔がゆっくりと窄まりをこじ開けていく。想像を絶する圧迫感。肉壁が限界まで押し広げられ、焼け付くような痛みが走る。
「あぐっ……!うぅ……っ!」
目尻から涙がこぼれ落ちる。硬くて太い異物が、私の未熟な体の中に無理やり入り込んでくる感覚。処女膜が弾ける鋭い痛みに息が止まりそうになった。
「痛い……痛いよぉ……!壊れちゃう……!」
「我慢してね未唯ちゃん。すぐに気持ちよくなるから」
おじさんは私の涙を舌先で拭い取りながら、容赦なく腰を進める。ズブズブと肉壁をかき分け、最奥まで貫かれた瞬間、肺の中の空気がすべて押し出された。
「ああっ……!!」
裂けるような感覚。内臓を直接掴まれているような重苦しい圧迫感。しかし、痛みの奥底で、私の体はその侵略者を逃がすまいとするかのようにきつく締め付けていた。
「うぅ……すごいよ未唯ちゃん。すごくきつい……」
おじさんの苦悶に満ちた声が耳元で聞こえる。私の中でおじさんのものがドクンドクンと脈打っている。その熱さと硬さが、子宮の奥底まで直接響いてくる。
怖くて逃げ出したかったはずなのに、全身が包み込まれるような奇妙な安心感と、底知れぬ充足感が胸の奥で渦巻き始めていた。私の一番深い場所が、おじさんの形に無理やり作り変えられていく。その不可逆な感覚に恐怖しながらも、背徳的な悦びが顔を歪める。
「動くよ」
おじさんの腰が引かれ、再び突き上げられる。
「あぐぅっ!!」
激しい衝撃に視界が白む。容赦ないストロークのたびに、痛みと快楽の境界が暧昧になっていく。内部のひだが異物を飲み込むたびに擦られ、痺れるような甘い感覚が背骨を駆け上がる。
「いやぁ……!なんか……変…!変になっちゃうぅ……!」
抵抗する余力もなく、されるがままに揺さぶられる。おじさんは私の足を大きく開かせ、深く、強く、突き上げ続けた。
「あ……あ……」
規則的に刻まれる律動に翻弄され、未唯はただ喘ぐことしかできなかった。結合部からは破瓜の血が混ざり合い、抽送のたびに卑猥な水音が寝室に響いている。痛みはまだ消えない。それでも、それを凌駕するほどの強烈な刺激が神経を焼き焦がしていた。
「すごい締め付けだ……未唯ちゃんの中は最高だよ……」
おじさんは汗ばんだ額を拭いもせず、ひたすらに腰を打ちつけ続ける。巨躯が小柄な少女の華奢な肢体を押し潰しそうな勢いで覆い被さり、その動きに抗う術はない。揺れる乳房を鷲掴みにされると、敏感になった乳首が固い掌に挟まれて新たな火花を散らした。
「ひあっ……! そこ触らないでぇ……!」
拒否しようとした唇はすぐに塞がれ、分厚い舌が強引に潜り込んでくる。唾液を絡め取られ、口腔さえ支配される錯覚。窒息しそうなほどの接吻の中で酸素を求めれば求めるほど、下半身からの鮮烈な快楽波動が脳髄を叩き起こす。
「んっ……ぷはぁ……! だめぇ……おかしくなっちゃ……」
言葉の最後は嬌声に変わった。最奥を穿たれた瞬間、灼熱の槍が花芯を貫き通し、脳内で閃光が炸裂する。視界がホワイトアウトして星屑が舞い散った。
(また……イッちゃってる……)
自分の意志ではもう止められない。
絶頂の波に飲み込まれるたびに、少女の浅い理性の堤防は決壊していく。幼い瞳は虚ろに天井を彷徨い、焦点を結べないまま口元から透明な糸を引いた。未唯は無意識のうちに、必死に爪先を伸ばしておじさんの腰に足を絡めていた。自分から迎え入れるようなその体勢の変化を、おじさんは見逃さなかった。
「おや、いい反応だね未唯ちゃん。もうおじさんのおちんぽが気持ちいいのかい?」
耳元に吹き込まれる甘い毒。否定したくても声が出ない。快感に浸された子宮は、まるで主人の慈悲を乞うように収縮を繰り返していた。太い男根が肉の道を通り抜ける感触に、今では得も言われぬ恍惚を覚え始めている。未知の性感の坩堝の中で、彼女の貞操観念はかつてないほど脆くもろく崩壊していく。一度開いてしまった快楽の扉は、決して閉じることはないのだ。