※この作品はR-18です。

青い蕾の誘惑  幼い少女のエロ短編集   作:みなぽん

90 / 91
夏祭りの帰り道 空き家に引き込まれて 櫛田美波 小学五年生

夏祭りの帰り道 空き家に引き込まれて 櫛田美波 小学五年生

 

 

【挿絵表示】

 

 

【挿絵表示】

【挿絵表示】

 

 

 

「美波ちゃん、僕のおちんぽ奴隷にしてあげるよ❤️」

 

耳元で囁かれたその言葉は、まるで毒を含んだ甘い飴のようだった。見知らぬお兄ちゃんの腕の中で、私の細い身体は為す術もなく囚われている。

 

無理矢理に唇を奪われた瞬間、頭が真っ白になった。性的経験のない私にとって、それはあまりにも強烈な侵入だった。彼の舌が私の口内を蹂躙し、息をする間さえ与えてくれない。容赦のないディープキス。逃げ場のない口付け。

 

彼の腕は私の細い身体を抱き潰すように強く抱きしめていた。骨がきしむほどの力強さ。何度も何度も唇を奪い、私の抵抗を封じ込めていく。

 

そして、大きな手が私の敏感な部分に触れた。服の上からでもわかる、明確な意思を持った愛撫。身体がビクンと跳ねる。初めて感じる他人の体温と、弄られる感覚。

 

「んっ……! や、やめ……!」

 

声にならない悲鳴が漏れる。恐怖と羞恥、そして理解できない感覚が混ざり合って、涙が滲んだ。

 

なんで? どうして? 私、何もしてないのに。見知らぬ人に、こんなことされる理由がわからない。

 

怒りよりも先に、圧倒的な恐怖が胸を締め付ける。大人の男性の力に、子供の私が抗うことなんてできない。その無力さが、さらに私を深い絶望へと突き落としていく。

 

「いや……いやぁ……っ」

 

彼のキスと手つきは容赦なく、私の未知の領域を暴き立てていく。服の上からでも、敏感な部分が熱を帯びていくのがわかる。それは私の意思とは関係ない、身体だけの反応。

 

その事実が、たまらなく恥ずかしい。自分の身体なのに、自分の意思とは無関係に反応してしまう。その無防備さが、私の心をさらに粉々に砕いていく。

 

見知らぬお兄ちゃんの瞳が、私を見下ろしている。そこには明確な欲望と、獲物を狙う捕食者の光があった。

 

「美波ちゃん、可愛いね。もっと気持ちよくしてあげるから」

 

その言葉は、私にとって死刑宣告にも等しかった。これから何が起こるのかわからない恐怖と、逃れられない絶望感が、私の小さな身体を震わせる。

私はただ、彼の腕の中で小さく震えることしかできなかった。

「いやっ……! 服、脱がさないで……!」

 

私の悲痛な訴えは、しかし、彼の樂しげな笑い声にかき消された。無慈悲な指先がブラウスのボタンを次々と外していく。まるで包装紙を剥ぐように、手慣れた手つきで。抵抗しようと彼の手を掴んでも、子供の力など蚊の止められたようなものだ。

 

涼しい風が肌に触れたかと思うと、ブラウスが肩から滑り落ちた。次にスカートのファスナーが下ろされる音。「チャッ」という小さな金属音が、私の心臓を鋭く貫いた。布地が足元に落ち、私は薄い下着姿のまま、冷たい空気に晒された。

 

「うっ……あぁ……」

 

庇うように自分の肩を抱きしめると、太ももが恥ずかしさに震えた。白いキャミソールとショーツだけの姿。こんな無防備な姿を、見知らぬ男に凝視されているという事実が、鋭い刃となって私の自尊心を切り裂いていく。

 

「うわぁ、美波ちゃん、細いねぇ。でも、ここはふっくらしてて可愛いよ」

 

彼の視線が、下着からはみ出しそうな胸の膨らみや、薄い布に覆われた秘所をねっとりと舐め回す。その粘着質な視線が肌にへばりついて、鳥肌が立った。

 

「やめて……見ないで……ッ!」

 

顔を背けた私の顎を、彼の大きな手が強引に掴んで固定する。

 

「逃げないの。ちゃんと見せてよ」

 

そう言うと、彼は私の背後から抱き込むようにして、大きな掌をキャミソールの中に滑り込ませてきた。

 

「ひゃうっ……!」

 

素肌に直接触れられた瞬間、電流が走ったみたいに身体が跳ねた。ごつごつとした男の指先が、柔らかい胸の頂を探り当てる。

 

「ここ、硬くなってるね。敏感なんだ」

 

「ち、違う……っ! そうじゃなくて……!」

 

指先で軽く摘まれ、捻られる。まだ誰にも触れられたことのない場所。自分でも触れるのを恥ずかしがっていた場所を、こんな見知らぬ男に弄ばれている。屈辱で目の奥が熱くなる。悔しくて、情けなくて、涙がこぼれそうだった。

 

一方の手は、ショーツの上から私の股間を撫で回す。布地越しでも、その指の熱さと形がはっきりとわかる。

 

「ここも、ちょっと湿ってるね? 僕のこと、嫌いじゃないんでしょ?」

 

「ふざけないで……! 気持ち悪い……ッ!」

 

吐き気がするほどの嫌悪感。彼の息遣い、汗の匂い、力任せな愛撫。すべてが生理的に受け付けない。突き飛ばして逃げ出したい。でも、身体は言うことを聞かない。

 

それどころか――。

 

「あっ……んぅ……ッ」

 

ショーツの生地を押し込むように、指が割れ目をなぞった瞬間、甘い痺れのようなものが下半身を駆け抜けた。胸への愛撫と重なって、身体の芯がじわじわと熱を帯びていく。

 

(嘘……どうして……?)

 

私の意思とは裏腹に、秘所が濡れそぼっていくのがわかった。ショーツの布が湿り気を帯びて、肌に張り付く不快な感触。

なのに、指が擦れるたびに、背筋がゾクゾクと震えるような快感が湧き上がってくる。

 

「ほら、ちゃんと感じてる。すごい濡れてるよ、美波ちゃん」

 

耳元で囁かれ、耳の裏を舌でなぞられると、膝から力が抜けそうになった。

 

「あぁ……いや……っ、きたな……い……ッ!」

 

言葉とは裏腹に、私の口からは甘い吐息が漏れてしまう。心は激しく拒絶しているのに、身体は快楽に染められていこうとしている。こんな屈辱的な状況で、こんな嫌悪すべき男の手で、身体が反応してしまうなんて。

自分の身体なのに、自分のものじゃないみたいだ。心の拒絶と身体の快楽の狹間で引き裂かれながら、私はただ無力に、彼の愛撫に翻弄されるしかなかった。

「いやぁっ! それだけは……!」

 

最後の砦だった下着に手をかけられた瞬間、私は必死に身をよじった。しかし彼は楽しそうに笑いながら、私の細い腕を頭上でひとまとめに拘束する。

 

「ダメだよ、美波ちゃん。全部見せてもらわないとね」

 

キャミソールがビリッと音を立てて引き裂かれ、露わになった小さな胸の膨らみが、冷たい空気の中で震えた。まだ発育途中の淡い色の蕾が、恐怖と羞恥で硬く尖っていく。

 

「やめて……お願い……見ないで……」

 

懇願する私を無視して、彼の指は最後の一枚である白いショーツのゴムに引っ掛けられた。ゆっくりと、じらすように下ろされていく。

 

「あっ……!」

 

恥毛の生え揃わない、まだ幼さの残る秘所が露わになる。ショーツが足首まで下ろされ、完全に取り去られた時、私は生まれたままの姿で彼の前に晒されていた。

 

「綺麗だね、美波ちゃん。ピンク色で、すごく可愛いよ」

 

舐め回すような視線が、私の全身を這い回る。胸の先端、くびれた腰、太ももの付け根、そして誰にも見せたことのない一番恥ずかしい場所まで。

 

(見られてる……全部、見られてる……)

 

視姦されるという行為が、これほどまでに屈辱的だとは知らなかった。彼の視線が肌に突き刺さるたび、全身が総毛立つ。なのに、その視線から逃れられない自分がいる。

 

「いやぁ……もう、やめて……」

 

涙が溢れ、頬を伝って落ちていく。両手で顔を覆って、せめて彼の視線から逃れようとした。しかし、その手もすぐに引き剥がされる。

 

「隠しちゃダメ。ちゃんと僕の目に焼き付けさせて」

 

彼は私の身体を床に押し倒すと、両膝を掴んで強引に開かせた。

 

「いやぁぁっ! やめて! そんな……!」

 

必死に脚を閉じようとするが、大人の力には敵わない。恥ずかしい部分が、嫌というほどさらけ出される。脚を大きく開かされた格好で、私の一番秘めた場所が、彼の眼前に晒されてしまった。

 

「すごい……もう溢れてるね。ここ、ひくひくしてるよ」

 

「見ないで……言わないで……いやぁ……っ!」

 

彼の視線が、私の秘裂に注がれている。恥ずかしさで死にそうなのに、そこは先ほどの愛撫のせいで、蜜を滲ませて濡れ光っていた。自分の身体なのに、自分を裏切るその反応が、さらに私を羞恥のどん底に突き落とす。

 

(お願い……もう許して……これ以上は……)

 

心の中で何度も叫んでも、彼はにやりと笑うだけで、その視線はますます私の最も敏感な部分に集中していく。

 

「これから、もっと気持ちいいことしてあげるね」

その言葉に、私はただ泣きじゃくることしかできなかった。大きく開かされた脚の間で、ひくつく秘所が、次の行為を予感して無意識に震えていた。

 

「いやっ、そこ……顔を近づけないで……!」

 

強制開脚された脚の間に、彼の顔がゆっくりと近づいてくる。熱い吐息が、濡れてひくつく秘所にかかっただけで、背筋がゾクッと震えた。

 

「いい匂い。いただきます」

 

逃げようと腰を浮かせた瞬間、彼の腕が太ももをガッチリとホールドした。そして、生暖かく濡れた感触が、一番敏感な突起に触れた。

 

「あひっ……!?」

 

電気が走ったような衝撃に、変な声が出た。彼の舌が、割れ目を下から上へと丁寧に舐め上げる。ザラついた舌の表面が、粘膜を擦る生々しい感触。

 

「や、やめ……っ! 汚い……そこ、汚いのに……っ!」

 

自分でも排泄に使うような場所。そんな汚れた場所を、彼が口に含んで舐め回しているという事実が、たまらなく屈辱的だった。吐き気がするほど嫌なのに、身体の芯が熱く疼いて仕方がない。

 

「んっ……ちゅぱっ……れろっ……」

 

水音が響く。彼が私の蜜をすすり、音を立てて吸い付くたびに、子宮がキュンと収縮するような感覚に襲われる。

 

「あぁっ……んぅ……っ! そこ……変に……ならな……いっ……!」

 

クリトリスを唇で包み込まれ、舌先で転がされる。優しくも容赦のない刺激に、頭が真っ白になっていく。脚を閉じたくても、彼の頭を挟み込むことしかできず、逆に彼をさらに深く招き入れてしまうような格好になる。

 

その間も、彼の大きな手は私の胸を好き放題に弄んでいた。

 

「ほら、ここもポチッと立ってるよ。気持ちいいんだね」

 

指先で乳首を挟み、コリコリと捏ね回される。さっきまで舐められて硬くなった蕾は、彼の指の動きに合わせて痛いほどに尖っていく。

 

「ち、違う……気持ちよくなんか……あぁっ!」

 

乳首を強く摘まれた瞬間、腰がビクンと跳ねた。下の口への刺激と、上の乳首への刺激が同時に襲いかかってくる。

 

「んっ……あぁ……いやぁ……ッ!」

 

目から涙が溢れ、視界が滲む。こんな見知らぬ男に、一番恥ずかしい場所を舐められ、胸を弄ばれている。屈辱で死にたいのに、口からは甘い喘ぎ声が止まらない。

 

「はぁっ……あっ……んっ……! やめ……て…もっと……っ!」

 

『もっと』なんて言っていない。言いたいのは『やめて』なのに。快楽が喉の奥を痺れさせ、言葉を狂わせてしまう。

 

彼の舌が秘裂の中に侵入してきた。

 

「あぐっ……! はぁぁ……っ! 中……舐めないで……おかしく……なっちゃう……!」

 

腸壁をなぞるような生々しい感触。内側から掻き回されるような、今まで味わったことのない感覚に恐怖した。自分が壊れてしまうような、狂ってしまうような恐怖。

 

「いやぁ……いやぁぁっ……! 来る……何かが……っ!」

 

お腹の底に熱い塊が溜まっていく。拒絶する心とは裏腹に、身体は彼の与える快楽を貪るように疼き始めていた。

拒否も悲鳴も、甘い吐息に変わっていく。その事実が、私を一番深く傷つけていた。

「いやっ……そこには……入れないで……! お願い……!」

 

彼が顔を上げ、濡れた唇をニヤリと歪めた時、私は彼が何をしようとしているのか悟った。太ももを押し広げ、彼が自分のズボンを下ろすと、怒張した男のモノが露わになる。子供の私にはあまりにも大きく、異様に見えた。

 

「大丈夫、すぐに気持ちよくなるから」

 

「無理っ! 入るわけないよ! 破れちゃう……! 助けて……誰か……!」

 

彼は私の脚の間に腰を進め、先端を濡れた秘口に押し当てた。ビクビクと脈打つ熱が、私の一番奥を脅かす。

 

「いくよ、美波ちゃん。僕のものになれ」

 

「いやぁぁぁぁっ!!!」

 

ズリュッという生々しい感覚と共に、彼が腰を押し込んだ。

 

「あぎゃぁぁぁっ!!!」

 

裂けるような激痛が走り、喉が張り裂れんばかりの叫び声が漏れた。異物が内側を無理やりこじ開け、容赦なく侵入してくる感覚。身体が真っ二つに引き裂かれるような恐怖と痛みに、目の前が真っ白になった。

 

「痛いっ! 痛いよぉ……! 抜いて……! お願い、抜いてぇっ!」

 

私は泣き叫び、彼の胸板を弱い力で叩いた。解放を懇願する声は、痛みと恐怖で震え上がっていた。早くこの苦痛から逃れたい。この男から離れたい。それだけが、私の心を埋め尽くしていた。

 

「最初だけだよ。ほら、奥まで入った」

 

彼は私の懇願を無視し、根元まで埋め込んだ。内臓を押し上げられるような圧迫感。息ができないほどの違和感に、涙がとめどなく溢れ落ちた。

 

そして、彼の腰が動き出した。

 

「あっ……あぐっ……! んっ……あぁっ……!」

 

ゆっくりと、しかし確実に、彼が私の中でピストン運動を始める。引く時に内壁を擦られ、突く時に奥底を殴られる。痛みが走るたびに、身体は跳ね、声にならない悲鳴が漏れた。

 

「やめて……もう……許して……! 出て……出てよぉ……!」

 

どれだけ叫んでも、どれほど懇願しても、彼の動きは止まらない。むしろ、私の抵抗を楽しむかのように、速度を増していく。

 

「あっ! あっ! あっ! あぁっ!」

 

激しいピストンに、身体がベッドの上で揺さぶられる。痛みだけだと思っていたのに、次第に摩擦から別の感覚が湧き上がってきた。

 

(嘘……また、あの変な感じが……)

 

内壁を擦られるたびに、痺れるような甘い感覚が痛みを侵食していく。身の内に男のものを咥え込んでいるという事実に、身体が熱く疼き始めた。

 

「いやぁ……気持ちよく……ない……はず……なのに……っ!」

 

口では否定しても、秘所はきゅうきゅうと彼を締め付け、甘い蜜を滴らせていた。心が拒絶すればするほど、身体が快楽を貪るように反応してしまう。その矛盾が、私を狂わせる。

 

「あぁ……もう……無理……っ」

 

次第に、力が抜けていった。

叩いていた腕が力なく彼の胸に垂れ下がり、涙で濡れた顔を横に背けることしかできなくなる。

 

(どうせ……逃げられない……)

 

彼の激しい動きに翻弄されるまま、全身が揺さぶられる。痛みも、快楽も、羞恥も、すべてが混ざり合って、心が麻痺していくようだった。

 

「あっ……あぁ……んっ……」

 

叫び声はいつの間にか、甘い喘ぎへと変わっていた。激しいピストンのリズムに合わせて、私の心は悲鳴を上げながらも、身体は彼に馴染んでいく。

 

(もう……どうにでも……なれ……)

 

抵抗する気力が、完全に消え失せた。彼に蹂躙されるがまま、身体を開いて委ねるしかなかった。プライドも、意思も、すべてを奪い去られ、私はただの肉の器として、彼の欲望を受け止めることしかできなくなっていた。

 

「あぁ……あぁっ……! なにか……来る……っ!」

 

彼のピストンが、狂ったように速くなる。子宮を殴打するような激しい突き上げに、私の身体は痙攣するように波打った。逃げ場のない快楽の波が、私の小さな身体を飲み込んでいく。

 

「くっ……出すよ……美波ちゃんの中に……っ!」

 

「え……? 中……? ダメ! 出さな……いやぁぁっ!!」

 

拒絶する間もなく、彼が最奥まで深々と突き入れた。そして、ドクッ、ドクッという脈動と共に、大量の熱が子宮の奥に注ぎ込まれた。

 

「あぁぁ……熱い……! 出てる……中に……いっぱい……ッ!」

 

生々しい感触が、お腹の中を満たしていく。男の欲望の全てが、私の未成熟な身体に注ぎ込まれた。熱さと重さに、吐き気がするような屈辱感と、どうしようもない絶望が胸を塞ぐ。

 

彼は荒い息を吐きながら、果てた後もしばらくそのまま動かず、ドロドロになった精液を子宮に押し込んでいた。やがて、満足げにペニスを引き抜く。

 

「ぷちゅっ」

 

粘着質な音と共に、彼のモノが抜かれた瞬間、どろりとした白濁液が私の秘裂から溢れ出した。

 

「あっ……あぁ……出てくる……」

 

シーツに白いシミが広がる。自分のお腹の中に、見知らぬ男の精液が溜まっているという事実。幼い私にはあまりにも残酷な現実に、涙も枯れ果てていた。

 

その時、電子音が鳴った。

 

「チッ、チッ、チッ」

 

彼がスマートフォンを取り出し、私にカメラを向けている。

 

「やめて……撮らないで……!」

 

「いい記念になるでしょ。ほら、脚閉じないで」

 

彼は私の脚を再び開かせ、溢れた精液で汚れた秘部をスマホのレンズに収めようとする。羞恥心が甦り、顔を背け、シーツを握りしめるしかなかった。

 

「うわぁ、すごいことになってるね。美波ちゃん、僕の精子たっぷり受け取ったね」

 

「いやぁ……もう……許して……」

 

涙で歪んだ顔も、精液にまみれた下半身も、すべて記録される。二度と他人に見せたくない、残したくない姿が、データとして永遠に残ってしまう恐怖。

 

「はい、チーズ」

 

フラッシュが焚かれ、無慈悲なシャッター音が響いた。私はただ、屈辱に震えることしかできない。

 

しばらく撮影を楽しむと、彼はスマホをポケットにしまい、ズボンを履き始めた。

 

「じゃあ、僕はそろそろ行くね」

 

あっりとした口調だった。まるで、遊び疲れた玩具を置くかのように。

 

「え……?」

 

彼は何事もなかったかのように、身支度を整え、髪を直している。その態度のあまりの軽さに、言葉が出ない。

 

「楽しかったよ、美波ちゃん。また遊ぼうね」

 

「あ……う…」

 

彼は私に背を向け、部屋を出て行こうとした。

 

「まっ……待って……!」

 

私の口から無意識に声が出た。呼び止めた自分自身に驚いた。彼を呼び止めたところで、どうなるわけでもないのに。ただ、このまま一人、汚された身体で取り残されるのが怖かったのかもしれない。

 

しかし、彼は振り返りもせず、ドアを開けて外へ出て行った。バタン、と扉が閉まる音が、私の心臓を冷たく打ち据えた。

 

静寂が戻った部屋で、私はシーツの上で呆然としていた。足の間からはまだ白濁液がとろとろと溢れ出し、太ももを伝ってシーツを汚していく。

 

身体の痛みと、心の穴。

 

「うっ……うぅぅ……」

 

声を押し殺して、私は泣いた。誰もいない部屋で、見知らぬ男に蹂躙された身体を抱きしめ、小さく丸まって泣き続けた。薄暗い部屋に、私の嗚咽だけが虚しく響いていた。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。