童貞魔女(♂)オーウェンはチンチラ奴隷を嫁にする 作:ケロリビドー
「あ、ああ、ん♡ あたし、オーウェン様の指、だいすきっ……♡ そのトントンするやつっ、すきぃ……♡」
オーウェンは前に覚えたザジの弱点をすぐに探り当てて、トントンと刺激するザジの好きなやり方でそこを可愛がってやる。ざらっとした天井を指の腹でトントンと刺激すると、中がぷっくりと膨らんで指先に彼女の興奮を伝えてきた。
「よしよし、ザジはここが好きだよね……。忘れちゃいないよ。いっぱい気持ちよくなっておくれ……」
足を大きく開いたまま自分の骨ばった指を迎え入れ、シーツの上で身をよじるザジのふわふわの頭を、オーウェンは空いた手で撫でながら、小さい額にそっと繰り返しくちづけを落とした。大人と子供ほど対格差があるので、繋がってしまったらキスするのは無理だな……今のうちにしとくか……と思いながらキスを落としていて、オーウェンは急に恥ずかしくなってきた。
(え? 繋がったら? ぼく、繋がるつもりなの? 繋がるって? 何が? どこで?)
考えながらもザジの足の間に滑り込んでいる指は一本から二本に増えている。どこからこんなに出てくるんだとオーウェンが思うくらい、ザジの静かな匂いのする液体はシーツをぐしょぐしょに濡らすほどに溢れだして、オーウェンの指の挿抜を助けている。
「んうぅ……♡ オーウェン様……♡ ザジ、イきそ……っ♡♡ イっていいっ? だめイくっ……♡」
いつものあけすけで下品な絶頂宣言ではなく、もう耐えられないといった懇願の声がザジから上がった。ほどなく、ビクビクと体を痙攣させながら、ザジはオーウェンの指をきゅうきゅう締め付けながら絶頂に身を任せた。
「~~~~~~~~ッ♡♡♡」
ぶるぶると震えながら、ぎゅっと目を閉じ唇を噛んで快感に耐えるザジの顔は真っ赤になってしまっていて、眼尻からはうっすら涙が滲んでいる。
「……どうしたんだよザジ……痛かったかい? それとも何か嫌だった?」
いつもと違うザジの反応に不安を覚えたオーウェンが一旦指を彼女から抜く。濡れた指に部屋の空気が冷たくて、また中の暖かさが恋しくなったが、ザジを置き去りにするのは嫌だった。
「ま、まって……見ちゃヤ……」
ザジは両手で顔を押さえて、ぷるぷると震えている。ほんとうにどうしたんだよ、やめようか? と起き上がりかけるオーウェンだったが、その二の腕をザジの小さな片手が掴んで止めた。
「こ、これ、なんか、今までのと違いますよ……ね? やってること同じだけど……、奴隷にするやつじゃなくて……ただのスキンシップとも違って……これ、その……」
ザジのもどかしい言葉を途中まで聞いていて、オーウェンも途中で彼女が言わんとしていることがわかり始め、ふたたび毒キノコのカサのように真っ赤になった。
「い、言うなよ。言わなくていいから……」
「これ……恋人とか、およめさんにするやつ……ッ、そういうえっちですよ……ねッ」
「うううっ……言わなくていいって言ったのにぃ……ッ」
ごっこ遊びの延長のような嘘の夫婦が、これから本当の夫婦の営みをしようとしている。気が付かないふりをしていたのに、お互いに気が付いてしまったらもう気が付く前には戻れない。二人とも、もうお互いの顔を見ることができなかった。
ザジは不可抗力で受けた調教であれば経験は豊富だが、それ以外の自由意志での経験は全くないと言ってよかった。そしてオーウェンはそんなザジの誘いで何度か戯れといっていいような変則的な性行為を行っていたとはいえ、自分の意思でちゃんと性器を使った交接を行おうとするのはこれが初めてだ。
(ということは、これってお互い初めての……その……ナニっていうか……)
(やだ~、やだ~、なんか蓮っ葉ぶって今まで誘惑とかしてたのにいざそんなことする必要もなく好かれてるって知ったらなんかもう、恥ずかしいよぉ……)
そっけない宿屋のベッドの上で、二人の男女がお互いに顔を覆って全裸で赤面している。そんな状態なのにオーウェンの陰茎は湯気が出そうに怒張しているし、ザジの秘裂もほかほかに暖まっている。あとはそれが出会うだけ。
オーウェンは片手で顔を押さえたまま、先ほど一旦置いておいたスライムスキンに手を伸ばした。
「ザジ……ちゃんと着けた……だから、これを使い終わるまでぼくは止まらない。いいんだね?」
薄青い素材に覆われたオーウェンの屹立が、大きさに見合った重量と温度でザジの奴隷の刺青の上にぴたんと乗る。ザジはあらためてその大きさにおののいてひゅっと喉を鳴らすが、顔を覆っていた手を降ろして、おずおずとその肉塊に手を伸ばした。
「……挿れて、オーウェン様♡」
「ンッぐううううううッ~~~~~~~~~~!!!!!」
ズガンどころではない、上半身ごと持っていくような衝撃がオーウェンの胸を撃ち抜いた。
ザジのやさしい肩を大きな両手でがっしりと掴み、オーウェンは元気に上を向いた亀頭をぷちゅっとザジの合わせ目に押し当て、そのまま中に突き入れ、押し込んでいく。熱くきつい隙間を割り進んで行く温度と感触に、うなじの毛がチリチリと逆立つのを感じた。
(うううううううッ♡ 後ろの穴と違うッ!! もっとみっしり締め付けてきて……これがザジのッ……)
「ふああぁっ♡ ンああぁあッ♡ は、はいっ、ちゃッ……たッ……」
肩を押さえている両腕を、ザジの小さな手が縋るように掴んでいる。オーウェンは沸き上がる愛しさに爆発寸前だったが、どちらのものかもわからないどくんどくんという脈動が繋がり合った場所から響いてくるのをしっかりと感じていた。
「ザジ、動くね……」
「んああ、動いて……ッ♡」
ゆっくり、ゆっくりと引き抜いて、また奥まで押し進める。こんな小さい体のどこにこんなうすらでかいモノが入る場所があるんだと驚くばかりだが、そんなどうでもいいことは押し寄せる快感がそのまま波のようにさらっていってしまう。
とちゅん♡ とちゅん♡ とちゅん♡ とちゅんっ……♡
がっつきすぎないように、ザジの体を気遣いながら、オーウェンはその最奥を繰り返し先端で打った。
「あ♡ あ♡ あ♡ あ♡」
穿たれる衝撃に絞り出されるように、ザジの断続的な嬌声が聞こえてくる。見下ろす顔は蕩けて、可愛くて、愛しくて、そしてとてもいやらしかった。
「ザジ…、ザジっ……!!」
オーウェンがザジを呼ぶ声はだんだんと切羽詰まったものに変わっていく。おずおずと優しかった腰使いも、だんだんと早く、力強い動きになってきていた。
どちゅっ♡ どちゅっ♡ どちゅっ♡ どちゅっ……♡
「あ゛ぁッ♡ ふやッ♡ んあ゛ッ♡ ヒア゛……♡」
「お゛ッ♡ おお゛ッ♡ ぐ、おおッ♡ オ゛♡」
ザジの声も、どんどん腹の奥から出る声に変わっていく。二人は今日初めて、本当の心を伴った交わり合いを知ろうとしている。それを知ってしまったらもう、がっちり魂が結びついて離れないんじゃないだろうかとどちらともなく思った。
オーウェンの大きな体がザジの小さな体を折り曲げ、押しつぶすように腰を打ち付ける。ザジの狭い膣内を自分の陰茎が擦り上げるたびに、腰の骨が全部抜けてしまうのではないかと錯覚するほどのビリビリする快感が背骨を伝って脳天へ登り抜けて行って、オーウェンは吠えるような声を漏らしてしまう。
「す、好きだザジ、ぼくはきみが好きッ……♡」
「あ、あたしもッ……♡ あたしもオーウェン様が好きなのッ♡」
「き、気持ちいい、頭が馬鹿になりそうだッ……」
「あたしも馬鹿になっちゃうッ♡ もうなっちゃおッ? 二人で馬鹿になっちゃお? きっと大いなる何とかも許してくれるよッ馬鹿でもッ♡」
「ううあアッ!! 馬鹿ッ! そんなに締めたらッ!!! 出るッ!!!」
ぼびゅ♡ びゅるる♡ どくどくッ♡ びゅー……ッ♡♡
「んああああああーッ♡♡♡」
「ア゛♡ んおあああ……♡♡♡」
二人の水分で柔らかさを取り戻していたスライムの皮はザジの胎内で大きく膨らみ、オーウェンの熱い迸りをしっかりと受け止めた。