制服ディ○ニー女子高生にちゃんと嫌われてから信頼回復してエッチまで持ち込み心も体もじっくりと100%征服していく狼おじさん—実際には無理だけどできるだけ現実的展開の想像して楽しむ男女交互視点脚本小説— 作:河合=大数寄
少し普通の小説とは異なるため、意識的に現実の光景として想像、妄想しながら楽しんでいただけたら嬉しいです。
5話目あたりからだんだんエッチになってきますので、まずはそこまでお付き合いいただけたら嬉しいです。
♀
ショーの光と音に包まれながら、おじさんの声がふっと耳元に落ちてくる。
(……え、なに今の……)
一瞬、思考が止まる。
みさきと三人での空気に慣れていたぶん、不意の二人きりの提案が胸の奥に波紋のように広がる。
(みさきに内緒で……? え、どういう意味? なんか、ちょっとドキドキする……)
夜のパークのきらめき、腕に伝わる温もり、耳元の声……全部が混ざって、普段よりずっと大人っぽい世界に引き込まれた気分になる。
「……それって、どこ行くんですか?」
ショーの音に紛れそうな小さな声で、でも少しだけ冗談めかして返す。
(ちょっとだけ、危ない予感もするけど……でも、こんな特別扱いって悪くないかも)
ちらっとみさきを横目で見ながら、心の中で少しだけ背伸びをした自分を感じていた。
♂
みさきに気づかれないように、話を続ける。
「〇〇ちゃんが行きたいところでいいよ。話するだけでも楽しいだろうし……」
♀
(……え、本気なのかな……)
ショーのきらめきの中、耳元で囁かれた言葉が頭の中で何度も反響する。
その優しさと、みさきに内緒というスリルが混ざって、胸の奥が熱くなる。
(でも……みさきに隠れて二人って、さすがにちょっと……)
ほんの一瞬だけ、誘いに乗ってみたい衝動がよぎるけど、すぐに美咲の顔や、今日の楽しい空気が脳裏をかすめる。
(もし美咲にバレたら、絶対イヤな思いさせちゃうよね……)
(……でも、今までにないくらいドキドキしてる)
(ディ○ニーで遊んだ夜に二人きりなんて、普通できない体験かも……)
ショーの光の中で、何度も何度も心の中で天秤にかける。
(思い出も大事、友情も大事、でも……今日は、自分のやってみたいも、大事にしたいかも……)
「……うん、ちょっとだけなら……いいですよ」
ショーの音に紛れそうな小さな声で、でもはっきりとそう返す。
(特別扱いのドキドキも、この高揚感も、全部今日だけの宝物にしてみたい)
腕に残る温もりを感じながら、ほんの少しだけ罪悪感と、新しい期待が胸に広がっていく。
♂
(悩んでる、よね……そりゃそうだよね…………どうかな……あとはもう可能性を信じるだけかな……)
返事を待ちつつも焦らせたくもなく、ショーの方を向いていた。
耳に可愛い声が届いた。
ちゃんと意思を伝える返事。
「本当? ありがとう……じゃあショーが終わったら帰りながら、こっそり話そう」
嬉しい気持ちで、腕に〇〇の体温を感じながらショーのクライマックスを楽しんだ。
♀
(……あ、ちゃんと受け入れてくれた)
ショーの光が一層まぶしくなって、音楽もクライマックスに近づく。
おじさんの「ありがとう」という小さな声が、腕を伝ってじんわりと心に響く。
(こんな風に特別に扱われるの、なんか不思議な気分……でも、悪くない)
ショーの間、みさきと一緒に手を上げたり、時々おじさんの方をちらっと見たり。
(ちょっとだけ、罪悪感もあるけど……今日は自分の気持ちも大事にしていいよね)
最後の花火が夜空に広がり、パーク全体が一気に明るくなる。
「わぁ……」
みさきと顔を見合わせて笑いながら、胸の奥は新しいドキドキでいっぱいになっていた。
(このあと、どんな会話になるんだろう……ちょっとだけ、楽しみ)
♂
ショーが終わり、三人で会話しながら歩いて、人の流れとともにパークから出る。
舞○駅へと向かうモノレールを待っている間、〇〇に、
『二人と別れたあと、駅の外で待ってるから、何か理由をつけてみさきちゃんと別れて戻ってきてね』
『例えば、親が親戚の家に行ってて、〇〇ちゃんも来るように言われた、とか』
とスマホのメモを見せて伝え、微笑んで目配せする。
♀
(……本当に、二人だけの秘密なんだ)
一瞬だけ美咲の横顔を見る。
罪悪感とスリルと、これから始まる何か新しい冒険の予感が胸の奥でせめぎ合う。
(どうしよう、断るなら今しかないけど……もう、ここまできたら……)
小さくうなずく。
モノレールがホームに滑り込む。
美咲と並んで立ちながら、頭の中では別れの理由をいくつもシミュレーションしている自分がいた。
♂
舞○駅の近くに着いて、二人に笑顔を向けながら、
「じゃあこの辺でお別れかな? 二人とも、今日はほんとにありがとね、すごく楽しかったよ。連絡先交換しとく?」
二人と連絡先を交換する。
持っていた二人の荷物も返して。
「オッケーだね。じゃあ、ここで。二人とも気をつけて帰ってね。またね〜」
手を振って、駅に向かうであろう二人のことを笑顔で見送る。
〇〇には軽く頷きを見せる。
♀
(あ、もう本当にバイバイの空気……)
荷物を受け取って、「今日はありがと!」と明るく手を振る。
美咲も「また遊ぼうねー!」と笑顔。
心臓をどくどくさせながら、美咲と一緒に駅の改札へ向かう。
でも、改札を抜ける直前にふと足を止める。
「ごめん美咲、親から急に連絡来てさ……ちょっと親戚の家寄らなきゃいけなくなったみたい」
できるだけ自然に、事前に考えていた理由を口にする。
美咲が「えー、まじ? わかった。気をつけて行ってね!」とあっさり受け入れてくれて、ほっとする。
(……本当に、やるんだ。秘密の時間)
美咲と別れたあと、少しだけ遠回りして駅の外へ。
夜風と人混みのざわめきの中、おじさんの待つ場所へと歩き出す。
(このドキドキも、ちょっとした罪悪感も、全部今日しか味わえない気がする)
スマホを握りしめて、胸の高鳴りを抑えられないまま、夜の冒険に一歩踏み出した。
♂
二人の姿は人混みで見えなくなる。
別れた場所の柵のそばで、〇〇が戻ってくるのを待っている。
♀
駅の外に出ると、夜風が少し冷たくて現実に引き戻される。
(……本当に来ちゃった)
スマホを握る手がじんわり汗ばんで、さっきまでとは違う種類の緊張が全身を包む。
だけど、心の奥は不思議と軽やかで、まるで新しいステージに上がったみたいな高揚感。
明かりの少ない駅前の柵のそばに立つおじさんの姿を見つける。
胸の鼓動が跳ねる。
「……お待たせしました」
そっと近づいていき、小さな声で言う。
口元には自然と笑顔が浮かんでいた。
(ここからどんな夜になるのかな……)
ほんの一瞬だけ、誰にも言えない秘密を共有するスリルとワクワクに身を委ねてみることにした。
♂
(ふふ……ちゃんと戻ってきてくれた……もちろん、絶対戻ってきてくれるとは思ってたけど……)
こちらに歩いてくる〇〇の姿を見つけて、にっこり微笑む。
「全然。大丈夫だった?」
〇〇の笑顔を見て、秘密の共有を感じる。
自然と柵に手をかけ、夜の景色を眺めながら……
「……どうしようかなって考えてたんだけど……」
「静かなところで話したいなって思うし、〇〇ちゃんのこと楽しませてあげたいし……」
「絶対〇〇ちゃん楽しいんじゃないかなって思うから……ここに行かない……?」
そう言って、スマホをそっと差し出し画面を見せる。
それは、ディ○ニーの公式ホテルの部屋の写真で。
♀
(……えっ、ホテル? ディ○ニーの……)
スマホの画面に映るきらびやかな部屋。
現実離れした世界が、目の前に現れたみたいで息をのむ。
(こんなとこ、普段ならなかなか行けない……)
胸がさらに高鳴る。
けれど同時に、現実感のない緊張や不安もどっと押し寄せてくる。
「…………」
「……本当に、行っていいんですか?」
自分でも驚くほど小さな声で問い返す。
けれど、目は画面から離せない。
(危ないことされたらどうしよう、とか、明日になったらすごく後悔するかも、とか……いろんなことがぐるぐる頭を巡るけど……)
でも今は、それ以上に素直な気持ちのままにやってみたいという気持ちが勝っていた。
「……うん、行ってみたいです」
ほんの少し震えた声で、でもしっかりとそう答える。
(このスリルも、不安も、全部丸ごと飲み込んだら、どんな自分になれるんだろう)
夜風に吹かれながら、もう一度だけ、鼓動の高鳴りを確かめるように深呼吸した。
少々短いかもしれませんが、ここまでとなります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
お時間とスクロールの手間をいただき、すみません。
少しでも想像して楽しんでいただけていたら、嬉しく思います。
お気軽に評価、感想、ここすき、お気に入りなどご自由にいただけると嬉しいです。
それでは、またぜひともよろしくお願いします。
最後に、1分くらい遠くを見ながらぼーっとして、目と頭を休めてくださいね。
# おすすめ閲覧設定
フォント設定:575 : モリサワ BIZ UD明朝
文字サイズ:お好みですがデフォルトより少し大きめがおすすめです
行間:お好みですがデフォルトより少し広めがおすすめです
背景:#000000
文字:#ffa0c8
リンク:#ffa0c8
訪問済み:#c8648c
# 追記
お気に入りに登録していただきありがとうございます!
とても嬉しいです。