突然生えちゃったヒロインに襲われちゃう話 作:倉橋 奏
放課後の空き教室、押し殺したようなくぐもった嬌声と水音が小さく響き渡る。
「みかみっ♡みかみっ♡」
「かいちょうっ♡」
それだけであれば、神聖な学び舎で人目を偲んで情事に耽る、ふとときだが甘酸っぱい学生カップルのワンシーンだろう。しかし、ここでは些か様相が異なった。
「みかみっ、
いわゆる立ちバックの体位で逸物を挿入し、腰を振っているのは女子生徒。不届き者達の片割れはふたなりだった。
「ぼくもっ♡ぼくもイきそうですっ♡」
女子生徒は男子生徒の媚びるような声に気を良くしてピストンのスピードを上げつつ、男子生徒の逸物にハンカチをあてがった。
「よしっ♡イくぞっ♡いっしょにイくぞっ♡――ううっ♡」
女子生徒の逸物から男子生徒の肛門に白濁液が注ぎ込まれる。男子生徒は身体をびくつかせてハンカチに白濁液を垂れ流した。
―――
初めて会長と交わったあの日。意識を取り戻した会長は、顔を真っ青にして、土下座した。
汗やら涙やらの体液を垂れ流し、震える声で謝罪の言葉を繰り返す会長はあまりに哀れで、ともすればそのまま死んでしまいそうだった。
僕は怒ることも忘れて慰めたが、会長から死相のような雰囲気は消えなかった。だんだん苛立ちや投げやりさが募ってきた僕は慰めセックスを敢行した。勿論僕が受けである。
そうして、強引に寝かせた翌日、病院に担ぎ込んだ。
診断結果は、「原因不明」。勿論対処不能である。
原因不明故にどんな弊害があるか分からず、パイプカットも不可とのことだった。
愕然とした様子の会長に、僕は……
―――
そんな関係がズルズルと続いている。そしていつしか会長の自宅だけでなく、学校でまで性処理をするようになっていた。
「いつもすまないな」
会長が申し訳なさげに声をかけてくる。
普段は明るさを取り戻したが、賢者タイムになるとこの調子である。
この関係もそれなりに続いているのだから、もっと軟派に考えることもできるだろうに、難儀な人である。
「気にしないでください。僕は後始末して行くので、会長は先に生徒会室に向かってください」
「う、うむ」
会長が教室を出ていくのを見送る。
僕は会長と時間差を付けるために、少し空き教室に留まる。
「三上」
背後から声を掛けられた。会長の声ではない。血の気が引いていくのを感じる。
振り向くと、スーツ姿の女性がいた。横島ナルコ。生徒会顧問の教師である。
「こんなところで何してるの?」
横島先生がニヤニヤした笑みを浮かべて問いかけてくる。
「すみません。少し資料整理をしてました。すぐに生徒会室に向かいます」
「資料整理、ね……ここに、こんなものを詰めて、かな?」
「あ♡」
距離を詰められ、ズボンの中にスルリと手を差し込まれる。そして、肛門の中に指を挿入される。イって間もなく敏感なそこに触れられ、思わず甘い声が漏れる。そして、横島先生はクチュクチュとゆっくり小さく指を動かしてから引き抜いた。
「あ♡あ♡あ♡」
「こんな青臭くて濃いのを、ね」
横島先生は見せつけるように、チロリと舌を出して指についた精液を舐めとった。
間違いない。横島先生には一部始終を見られてしまったようだ。
「まさか、君と天草がね。しかも、天草は面白いことになってるみたいだし。……まあ、安心して。別にチクる気は無いわよ」
横島先生は、僕の胸に人差し指を突き立て、下になぞっていく。
「ぼ、僕は何をすれば……」
横島先生の指がお腹のあたりを過ぎる。ぞわぞわした不快とも心地よいとも言える感覚が走る。
「脅す気も無いって。ただ……」
横島先生の指は、そのまま僕のズボンの中にスルリと入り込み、僕の逸物を握り込む。そして、亀頭から漏れ出ていた精液を指で拭い取られ、それを竿全体に塗り込むように弄ばれる。緩い快楽に、思わず声が漏れてしまう。
「うっ……」
「……天草のやつも酷いわよね。自分だけ挿れて、君はところてんで終わりなんだもの」
「そ、それは……」
別に天草会長だけのせいじゃない。僕も、関係を進める勇気が無くて、彼女の性を処理するだけの関係に甘んじていた。
「まあ、なんとなく事情は察せるわ。君も、天草も、ビビりなところがあるから。でもさ……」
横島先生は、僕の逸物を弄ぶのと逆の手で、僕のズボンのチャックを下ろす。
「こんな立派なチンコ。使ってあげないのは可哀想でしょ」
突如外気に曝された僕の逸物は、横島先生から与えられた刺激によって、痛いくらいに勃起していた。
「嫌だったら抵抗してね」
横島先生は、妖艶に微笑んで、僕の逸物に口付けする。そして、一息に咥えこんだ。
「んちゅっ。じゅるっ、じゅるるっ」
舌が独立した生き物のように、這い回り、舐め回し、吸われる。
暴力的なまでの快感に、思わず声を上げそうになるのを必死に押し殺す。
「んぐっ、あ……」
「んむっ。れろっ……ふふっ。必死に声を我慢しなくても大丈夫よ……じゅるっ。鍵は掛けておいたからね……じゅるるっ」
「んぐっ……むっ……」
横島先生は甘く囁くが、前例があるだけにバレる恐怖が勝つ。決して声を出すまいと唇を噛みしめる。
すると、横島先生は悪戯げに微笑んで舐め方を変えてくる。
「じゅるっ……強情な子だね……じゅるるっ。オラッ、声出せっ……じゅじゅっ……出せっ出しちゃえっ……じゅっ、ずぞっ、ずぞぞぞぞっ」
執拗なカリ首への攻めと激しい吸引を繰り返される。僕の弱点がカリ首だなんて、自分でも知らなかった事実がバレてしまったらしい。
飽和していく快楽に、訳が分からなくなり、唇を噛みしめながら、いやいやと子供のように首を振る。
それでも横島先生はやめてくれない。むしろますます調子づき、やがて……
「んぐっ……んっ、んっ……ん゛お゛っ♡お゛♡お゛♡お゛♡」
思考が快楽に塗りつぶされる。耐えきれず、一言目を出してからは、もう駄目だった。堰を切ったように汚い声が自分から流れ出ていく。
「んむっ……イイ声で啼けるじゃない。じゅるっ……ほらほら、その調子よっ」
「お゛♡お゛♡お゛っ♡」
気持ちいい。それしか考えられずにいるうちに、精液が上がってくる感覚が出てきた。久方ぶりに感じる特大の射精感である。
もはや、後先考えず眼前の女の口に精液を注ぎ込みたいという思考一色になり、無意識に腰が動きはじめる。
「お゛♡お゛♡お゛♡お゛っ♡イグっ♡イグっ♡」
「――まあ、待って」
突然、横島先生が僕の逸物から口を離して根元を掴む。
取り上げられた快楽。堰き止められた射精感。もどかしさで頭が沸騰しそうになる。
「な、なんでぇ……い、いかせてぇ……いかせてよぉ……」
「そんな切な気な顔しないで。お預け解禁の一発目が、口じゃ寂しいでしょ」
横島先生は、自分のベルトを解き、後ろを向く。
「せっかくだから、前よりこっちよね。ほら、準備万端よ」
ズボンを下ろし、パンツをずらす。そして、露わになった肉付きの良いお尻を拡げてアナルを見せつけてくる。
僕は、一も二もなく飛び付いてアナルに逸物をねじ込む。
横島先生のアナルは、柔らかくほぐれており、温かく、ニュルニュルと潤滑液で濡れていて、挿入時の刺激だけでイってしまいそうなほどに気持ちいい。
「せんせぇ♡いいっ♡きもちいいっ♡」
「そうそう。ほら、手はこっちよ」
両手を掴まれて先生のお腹側から服の中に誘い込まれる。そしてそのまま、胸に誘導される。
先生の胸は張りがありながらも柔らかく、魔性の魅力に揉むのをやめられない。
上半身が抱きつく形になった。先生の首筋に顔を埋めると、汗と甘さの混じった匂いが鼻腔をくすぐり脳を蕩かす。
抱きつき、可動域が大きく狭まってしまったが、僕はそのまま不格好ながらも必死にヘコヘコと腰を動かす。
「くくっ。そんなに気持ちいいの。ほら、私も手伝ってあげるから、ガンバレガンバレ」
横島先生が腰をグラインドさせる。僕の拙い腰の動きとは比べ物にならない快楽が押し寄せる。
「んぐっ♡いいっ♡いいっ♡」
「いいぞいいぞ。その調子よ」
グラインドと合わさり、腰を少し動かすだけでも強い快楽が襲いかかってくる。それに呑まれて腰が止まりそうになると、横島先生が頑張れ頑張れと囃したててくる。
茹だりきった頭で腰を動かしてくると、一際強い射精感が、駆け上ってきた。
「おっ。イきそうなのね。いいわよ。遠慮せずにたくさんナカに出して」
逸物が横島先生のナカでビクリと大きく跳ねて、尿道が拡がっていく。
「い゛っ♡いきまっ♡イグぅっ……♡」
尿道が焦げそうなほどの熱く茹だった精液がなみなみと注がれていく。横島先生はアナルをキツキツと締めて搾り取っていく。
「ふぅっ♡ふうっ♡」
「いっぱい出したわね。偉い偉い。……でも、まだこれで終わりじゃないわよね? 金玉空になるまで出しちゃえっ!」
「――っっ♡♡♡」
横島先生の挑発的な笑みに、一息ついた逸物が再度燃え上がる。理性は既に蕩けきっている。僕は再び快楽を貪るべく腰を動かし始める。