感染者全員パワー系ロ◯ビッ◯になるウイルスが蔓延した世界 作:亞北ニゲル
あと今回短めですが、内容はなるべく濃くなるよう努めました
「うぇっ...ひっ、ぐす....」
未だ寒さの残る夜の通りを、子供が一人さまよっている
かわいそうな少年は何も理解していない。
いつものように学校に行き、
欠席した友達の名前を掲示板に書き、
宿題の多さにちょっぴり憂鬱な気分になりつつも
明日の体育にはサッカーの試合がある楽しみに胸をときめかせながら通学路を歩くごく普通の男の子だった。
しかしある日突然、父親はこわい服を着た大人に病院に連れて行かれ、毎日お見舞いに向かっていたはずの母親もいつの間にか家に帰らなくなった。
テレビをつけても楽しい番組は一つも無い。
難しい顔をした大人が難しいことを喋ってばかり。
なぜ一人にならなければいけなかったのか。
なぜいつまでも両親は帰ってこないのか。
誰も答えてくれなかった。
*
とうとう食料も底をつき、こらえきれない寂しさから逃げるように家を出た。
誰もいない夜の街へと
「おなかすいたぁ」「かえってきてよぉ」
「パパぁ」
「ママぁ」
「──
答えるものはいない
ただ一人を除いては
「 ぉ ───う」
「...え?」
誰かいる。
暗い上に遠いので良く見えないが、月明かりはそこにいる誰かを確かに照らしている
「─!あのっ、ごめんなさい!たすけてください!」
賢い子なのだろう
このような状況にあってなお礼儀正しくあろうとしている
怪しまれてはいけない
助けてもらえなければ死んでしまうかもしれない
「 ぁ゛ 、 あ゛ぅ ぇ 」
「えっ、ぁ」
だが悲しいかな 少年が掴んだのは希望などではなく
最悪の悪夢への片道切符であった
べキッ
ドゴッ
「──あ゛ っがああ゛あ゛っ!?」
ビリィッ
直後 今まで感じたことのない痛み それが何なのか知る間もなく乱暴に地面に叩きつけられ 服を破かれ むき出しの下半身にのしかかられる
「ぁ あ゛ む 」
じゅっぶじゅっぶじゅっぶぢゅぞぞぞぞぞっっ
少女の形を象るナニカは自らへし折った手首を離さないまま彼を押さえつけ乱暴に肉棒をしゃぶる
即座に感染 かつて無いほど勃起したモノを尋常でない快楽が襲い
彼の初めては これ以上無いほど屈辱的に奪われた
「い゛だい゛い゛だい゛い゛だあ゛あ゛あ゛!!!」
「ん んん゛ ゛ ク ゛ ゥ゛ 」
ぐぽぐぽぢゅるるるっ、ぢゅぅううううっ、
まるで地獄から響くような叫びも、誰の耳にも届かない。
いずれ麻痺が全身に回り声を出すことも敵わなくなる。だからというわけでは無いが、化物もまた容赦無く口淫を続ける。
*
既に町の住民の殆どは感染したか隔離されている。何が起きようと救う者も加わる者も居ない。
つまり、少なくともこの少年は何十体もの化物に心身を壊し尽くされながら息絶えることはない。
長く永く続く子ども同士のお弄びにしかなり得ないのだ。
全身が毛ほども動かなくなってしばらくして、ようやく体位を変え、次の”お遊戯”が始まる。
既に少年の目に生気は無く、背中が浸かるほどの白濁に身を沈めているが、彼の境遇を哀れむ必要は全く無い。
化物に襲われた人間の中では、彼は最も幸せな者の一人だろうから。
愚かな人間が因果応報されるのは好きですが、
ただのいい子がとびっきりひどい目にあうのはもっと好きです。